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クリムゾン・キングさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1655
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

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21.  キートンの鍛冶屋 《ネタバレ》 
キートンがひたすら馬や車を汚したり壊したりする展開に終始ニヤリとさせられます。 派手な作品を期待するとあまりそうでもないのでちょっと期待外れですが、風船浮かせて車を支える、とか、追いかけっこの最中に車がどんどん犠牲になっていく、とかはなかなか面白かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2021-07-30 01:10:05)
22.  キートンの大列車追跡 《ネタバレ》 
「セブン・チャンス」と立て続けに観ましたが、あちらが恋愛要素込みのコメディだったのに対しこちらはアクション巨編といった感じ。 列車の車輪部分にしょんぼりしながら座っている序盤から愛しい彼女を手に入れて流れ作業で敬礼をしていくラストの対比も面白かったですが、列車を使ったアクション部分は今見ても見応え充分でした。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-07-29 02:14:37)
23.  キートンのセブン・チャンス 《ネタバレ》 
ストーリー展開とか設定とか、そういう細かいこと気にせずひたすら観ていて楽しい作品。 前半は花嫁を探すために手あたり次第声をかけその都度笑われる展開にクスッときて、後半の花嫁候補数百人との怒涛の追いかけっこはまさに手に汗握る展開。 人間というよりもはやスラップスティック・アニメをみているようなその動きは本当バスター・キートンという人はどんな体してるんだ?と思ってしまうほど。 そしてラストのハッピーエンドでとても明るい気持ちで映画を観終えることができるので、とても充実した作品だと思いました。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-07-29 02:10:29)
24.  キングコング対ゴジラ 《ネタバレ》 
キングコングの顔が本家に比べてかなりブサイクというのがものすごく気になる所ですが、これはアメリカからの指示だそうで、ならばもう仕方ないと諦めるしかないです。 ただ、キングコングもゴジラも単体で出てる時はかっこいいのに何故か2人が戦い始めるとコミカルというか可愛く見えてしまいました。 特に、はじめて2人が戦う時にゴジラの熱線を見て「ちょっとビーム撃てるとか反則じゃない!?」みたいなコングの顔や、いちいちやり返して「やーいやーい」と両手をパタパタさせるゴジラのなんとも可愛いこと(笑) とか思ってるといきなり尻尾攻撃だったり蹴りだったり、背負い投げなどとやたらすごい技を出してきたり。どうやら↓の方も仰ってる通りスーツアクターの人がそっち系の人で、やたら見応えがあるのも頷けます。 特撮についても、ミニチュアやコマ送り、合成などふんだんに使われており、今のCGのような滑らかさはないにしろどれも見応え十分。最後の城の破壊シーンなどは流石と言った感じです。 人間のドラマパートが今の視点から見ると「笑いの視点」が違うこともあってちょっと乗れない部分もありますが、2大怪獣のドリームマッチを純粋に楽しむ映画としては十分だと思います。 ラストは決着がつかず不完全燃焼ですが、いくら怪獣王といえども怪獣の元祖を軽んじるわけにはいかないのでこれはこれでアリ。 点数ですが、一部の人間パートがいらないかなーと思ったのと、二度目の対決までの流れがもう少し自然な流れだったらなーと思った点、それからコングの顔がやっぱり似てないなーと思ってしまったので、6点ということで。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-07-02 01:37:04)
25.  恐怖ノ白魔人 《ネタバレ》 
みんな大好き「恐怖ノ」色シリーズ作品。って、そんなわけないのですが、例によって例のごとく無理やり関連付けた似非シリーズ。 のっけからの残虐描写で掴みはOK。あとは終盤まで劣化版「スタンド・バイ・ミー」というか「イット」に「サランドラ」を混ぜたような作品。 雰囲気やスコアはなかなかいいのですが、途中、いい所で場面が切り替わってしまうフラストレーションや「少年たちの証言の信ぴょう性を失わせるため」だけに挿入されたような納屋放火の場面はちょっといらないかなと思ったり。 ただ、前半と後半の暴虐の数々はなかなか気合入っているのと、中盤の、携帯電話の場面、そして「隣にいたのは夫じゃなかった!?」の場面など、ところどころで良い味を出している描写が数か所あったので、今回は6点ということで。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-06-25 19:32:36)
26.  ギニー・ピッグ 悪魔の実験 《ネタバレ》 
日本の特殊メイクも世界に引けを取らない、ということ“のみ”を実証する作品。 残虐度では2作目にあたる「血肉の華」に一歩譲るが、本作は直接的な人体破壊描写とともに間接的な描写、精神的にくる描写が多いので、より陰惨度が高い。 しかも、ストーリーは皆無。ただ野郎三人がただひたすら女性を精神的肉体的にいたぶるだけなので、夢も希望も救いも、伝いテーマなんかももちろんない。 また、画像がチープで、設定上キャスト・スタッフの表記もないので、それがまたいかがわしさを倍増させ、まるで本物のような不気味さを醸し出している。 近年だと仏映画の「マーターズ」が、ここ数年の作品群のなかでもトップの陰惨度を誇っているが、本作はさらにその上を行っている。 疑似スナッフ作品としてはとても良くできている作品。
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-11-13 18:33:01)
27.  奇跡のシンフォニー 《ネタバレ》 
ん、初めてギター触ったのに、オーバーネックとかエイトフィンガーとかできるのか。どんだけ才能に恵まれてるんだ。  この手の映画には重要な素材なはずのBGMがなんかパッとしないぞ?  最終的にジュリアートに入学。いろんな音を採譜するばかりかオケ用の譜面も書いちゃうのか。 そうかこれはスティーヴ・ヴァイの伝記映画なんだな?(違う)  ミュージシャン受けするように改名しろって?エヴァン・ヘイレンでいんじゃね?
[映画館(字幕)] 5点(2008-07-13 00:48:57)
28.  機動戦士ガンダムII 哀・戦士編 《ネタバレ》 
国際線の機内にて鑑賞。  ガンダムをちゃんと見るのはこれが初めてです。って、なぜ今まで見ることのなかった物を見る気になったかと云えば、06年のストーンズ来日コンサート時のオープニング・アクターでリッチーコッツェンが哀戦士を歌ったんで興味を持った、ってのが理由です。  ですんで、僕の中ではいつ哀戦士が流れるかとワクワクしていた、という状況でした。  ま、その話は置いといて、哀戦士、というサブタイトルだけあり、死んでいく人々のエピソード、特に兄弟たちを養うためにスパイ活動をする姉ちゃんやランバ・ラルの最期など、考えさせられるあるいは切なくさせるエピソードが結構ありましたが、全体を見るとどうもテンポが悪く、消化不良な感じを受けました。  まあ、3部作の中間作品だけを見ればこんな感想になっても仕方ないのかもしれないのですが…。
[DVD(邦画)] 5点(2008-03-14 03:05:26)
29.  気狂いピエロ 《ネタバレ》 
こういう作品を見ていると、つくづ映画っていうのは表現方法の自由な媒体なんだなと感じます。 時として鮮烈な色彩になったり、脈略があるようでいてその実ないのではないかと感じさせるような映像が挿入されたり、哲学的なのだけどよく考えるとどーでもいいようなことを論議していたり、展開がどんどん変わっていき、一見破綻しているようにも見るけれども、良く見ると不思議と作品の雰囲気は壊れていなかったり…。 まあ、要は冒頭の台詞がそのまま作品の概要を伝えているわけだけれど、さすがにこの類は人を選ぶ作品ではないかと思います。 しかし、一度慣れれば、不思議と最後まで見ることができると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2007-04-29 04:18:52)
30.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 
ジャクソンは「キング・コング」を見て映画監督になろうと決心したそうで、「本当かいな?ネタ作りじゃねぇの?」と考えてみれば、かの「ブレインデッド」にスカル島は登場してくるわけで、しかも最後はキング・コングのような巨大モンスターが出てくるわけで、あぁこの人って本当に「キング・コング」好きだったのね~と納得した次第であります。ストーリーの方は、オリジナルの方がエンターテイメントに特化して極力無駄な話を端折ったのに対し本作は物凄く丁寧に描かれ、コングとアンとジャックの奇妙な三角関係がより判りやすくなってます。その他では、とにかく夕空がキレイ(笑)。船上での場面や、スカル島での場面など夕焼けの空が物凄くキレイでした。しかし、ストーリー部分は良いのだけれどもこの作品の本当の売りであるコングについては、正直なところそれほど感動はしませんでした。確かに滑らかに動いて、表情もリアルで、三体のT-REXと闘うシーンやラストの有名なエンパイア・ステート・ビル上でウホーウホーやるシーンは迫力ありますが、やはり“そこに存在している”という感覚がどうしても薄いように思いました。その他、恐竜との追いかけっこや変な虫との格闘も確かに見ごたえがあるのですが、少々くどいんじゃないか、と思いました。確かに面白く飽きない作品ではありますが、やはり、もう少し短くできたのではないかと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2006-01-22 04:31:20)
31.  キング・コング(1933)
公開当時この作品を見た人々はそれは度肝を抜かれた事だろう。今でこそCGが主流となって、より滑らかに、そしてリアルに表現できるのかもしれないけど、例えば木につかまってる人を恐竜がでかい口を開けて食べようとする場面や、T-REXとコングの闘いや、コングが奥から手前の方に歩いてくる場面など、実際の人形を動かして撮影しているからこその“存在感”というか、妙なリアリティがある。ストップ・モーションの動きがどんなにぎこちなくてチープに見えようが、やっぱりこのリアリティだけは、CGには出せないと思う。ストーリーの方も長すぎず短すぎずちょうど良いし、何よりもコングの最期の表情が、物悲しそうでなんともいえない。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-22 04:02:13)
32.  キャビン・フィーバー(2002) 《ネタバレ》 
題名を見た時点で「なんだかちっとやべぇ雰囲気の映画だなぁ」と思い、しかし“ホラー映画の未来”だとか何とか言うコピーがつけられていたので、半信半疑で見てみましたが…題名どおり、よく判らん映画でした。あの病気の正体とか、別にそんなもんはわかんなくてもいいんですけど、何故に「パンケーキ!パンケーキ!」と叫びながら少年は飛び蹴りをかましてくるのか、あのラストは一体なんだったのか等々…。流石に、感染者がいきなり血をブシーブシーと噴出して絶命するのはこのご時世によく作ってくれたなぁとも思いますが、物語そっちのけでそう云うところに力を注がれても見てるこっちは困るのですが…。やるならやるでもう少しコメディに走るとか、違う方面に持っていってからやってください。
[DVD(字幕)] 4点(2005-10-31 02:32:12)
33.  キャットウーマン 《ネタバレ》 
ラジー賞総なめの作品ということですが、何人かの皆さんが仰っているように僕もそれほど酷い作品ではないと思います。CGやアクションはもう既に他の作品でいやというほど見せられているようなものですが、普通に見る分にはなかなか見ごたえがあると思いますし、ストーリーも変に複雑なものではなく単純な展開なので比較的誰でも楽しめる作りをしていると思います。ラストのシャロン・ストーンとの戦いは、片っ方は超人ではないので迫力に欠けるというのが欠点ですが、まあ綺麗なので良しとしましょう(笑)。決して手放しに褒められる作品ではありませんが、それでもなかなか面白いと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-23 01:17:22)
34.  キンダガートン・コップ 《ネタバレ》 
不死身のターミネーターにも恐れるものがある、、、それは子ども!最初はシュワちゃんが子ども相手にもっと悪戦苦闘するのかと思いきや、案外あっさりと順応してしまって少しガッカリしましたが、その後も思った以上に面白かったです。しかし犯人の目的が子どもを取り戻すって言うのにはちょっとポカ~ンとしてしまいました(笑)。しかし、改めてこの年代の子どもは恐ろしいものですね。劇中のとおり、ある意味犯罪者より凶悪なのかも…(笑)。
[DVD(字幕)] 7点(2005-06-23 00:17:20)
35.  CUBE IQ
ワタクシはこういう作品を好き好んで見る性質なので、憤慨はしませんでした。面白さは別にしてプロットだけで見れば、ストーリーなんて殆どなかった「CUBE」よりはストーリーが存在してますから、まあいいほうでしょう。しかし、やはり穴はあります。主人公含む大学の級友(いじめっ子)や教授のやってることが小学生レベル。その時点で既に終わってます(笑)。まあ、それほど“すんげぇ駄作”という訳ではなかったので、この辺が妥当かと思います。
5点(2005-03-20 23:01:52)
36.  キング・アーサー(2004)
これで“2004年度伝説物超大作トリロジ―”を制覇した事になります。まず、簡潔な感想からですが、終始「自由だ自由だ~」と言っているあたりから、どうしても「ブレイブ・ハート」の劣化コピーのような感想が浮かんできます。ストーリー展開も普通ですし尺も短いですし、その点については“歴史劇”としての“重み”は感じられず、どうも薄っぺらい物に感じられます。えー、色々言いたい放題酷評してるようですが、実はこれ、結構好きです。順位で言うと「トロイ」より上で「アレキサンダー」より下、といった感じです。先ほど、ストーリー展開も普通で~…と言いましたが、普通とはいえちゃんとした見せ場もありますし、結構飽きない作りになっていると思います。次に、役者の方ですが、確かに全員パッとしないような感じで誰が誰だか判らん、といった感じなんですが、個人的には、それが返って“目立ちすぎる”奴がいなく、アーサーと円卓の騎士のバランスが良く取れていて、大作映画にありがちな“オレ様映画”になるのを一歩のところで引き止めていると思います。そして、この手の映画に付き物の戦闘シーンですが、地味です。他に比べると確かに地味です。しかし、まるで「真・三国○双」ものように一人で突っ込んでいってウシャ~ウシャ~斬り殺す描写よりも、弓などで遠くから狙撃して徐々に頭数を減らし、炎などで敵の勢力を分断していくという戦法の方が、遥かに理にかなっていると思います。僕はアーサー王伝説は「誰がやっても抜けなかった聖剣エクスカリバーを簡単に引っこ抜いて~…」というようなあっているかもわからない程度の知識なので、本当のところはどうだったのか、なんてことは判りませんが、普通の娯楽大作としては見易く面白い作りをしている作品だと思います。
7点(2005-03-20 22:41:08)
37.  ギャラクシー・クエスト
良いですね~こういうの。真面目にギャグをやるって類、好きですよ。テレビ番組の俳優たちが本物の宇宙戦争に巻き込まれるっていう破天荒なストーリーとか、「あなた方を手本にしてみました」とかいってセットや小道具を本当に実用化しちゃってるところとかね。かと思えば少し感傷的なシーンなんかもあったりととっても面白い映画です。結構マイナーだけど、シガニー・ウィーバーとかアラン・リックマン、サム・ロックウェルなんかも出てて意外に濃いキャラ選択だなぁなんて思ったりしました。
8点(2004-11-08 04:39:18)
38.  CUBE2 《ネタバレ》 
前作のような、次の部屋(キューブ)に移動する時の緊張感がまるで無かったり、大して謎解きも無かったりと、前作の良い所は見事に消えうせてしまったけど、結果的にはなかなかな出来をしていると思う。特に今回目を見張るのが、前作にも増して難解になったキューブの構造。前作はまだ3次元の立方体だったのに対し今回は4次元立方体(超立方体)つまり時間と空間が入り乱れた構造になっているところ。重力の向きが全く異なったり、時間の流れが違ったり、果ては平行宇宙(パラレル・ワールド)までの概念が存在したりと、正に某映画の宣伝文句「驚異の超立体ホラーシステム、キュービック・ショック」である。しかし、本作が前作に及んでいない点はやはり、脱出後の無駄なストーリーを用意してしまった事である。ここに来て今まで積み上げてきたものがすべて崩れ去っていく感じである。こういう描き方をするなら、観客全員が納得するストーリーを用意するか、最初から描かないで欲しいものである。
6点(2004-07-05 19:26:04)
39.  CUBE 《ネタバレ》 
その昔、アルジェント&バーヴァ(息子)の師弟コンビが放った某映画で「驚異の超立体ホラーシステム、キュービック・ショック接近!」という宣伝がなされていたが、その文句はこの作品に使われるべき代物だと思う。キューブに閉じ込めた人々がどうやってそこに来たのか、何故キューブが存在するのか、そして、脱出した後のエピローグをすべて廃し、全てがキューブの中でのみ展開するというものが斬新。しかも全く無名の役者を配することで一体誰が生き残るかが最後までわからず、また隣の部屋(キューブ)に移動する際のトラップの有無を確かめるための謎解き、回避、そして徐々に崩れていく人間関係などと最後まで飽きずに一気に見れてしまう。しかし最大の勝因はやはり、何故キューブが存在しているのかという理由が全く描かれていない事。このため登場人物たちの不条理な運命がより一層強められている。ここはそのまま彼らと共にこの不条理な世界を体験する以外ないのだけれど、あえて解釈を加えるとしたら、劇中に少しばかり登場する軍、又はそれに類する機関の陰謀か、又は我々の理解を超えた大きな“存在”が彼らにキューブを作らせ、また彼らを使い所謂“ゲーム”をしているか。どちらにしても、今までのパニックとは一味違った作品という事は確かだ。
7点(2004-07-05 19:14:12)
40.  吸血鬼ノスフェラトゥ(1922)
今を去ること約80年前に、既に吸血鬼映画、いや恐怖映画の決定版的作品が登場していたという事実に先ず驚かされる。冒頭のこけおどしの音響を使わずに白い文字で映し出させるタイトルにはこれからの出来事を予想させるような恐怖感を煽る効果があるし、いきなり手や顔が飛び出してくるような演出ではなく暗闇の中、白い顔、ギョロリとした眼、長く伸びた爪を持った怪物が淡々と歩み寄るという心理的恐怖を増幅させる演出で、見る者を恐怖の世界へと引きずり込むその演出の素晴らしさ。今の映画に登場する、恐怖の帝王としての威厳を捨て、宙を飛びよくわからん格好をして神に背く事もやめた似非吸血鬼と違い、真に恐怖を植え付け、闇を支配する邪悪の王としての吸血鬼を描いた正に正統派。恐怖映画とはかくあるべきというお手本を見せられた作品であった。
8点(2004-06-30 21:05:36)
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