41. キラーコンドーム
なんかもう、避妊具じゃなくて去勢具だよね、これ…。 3点(2004-06-28 15:08:58)(笑:1票) |
42. ギブリーズ episode 2
《ネタバレ》 うひゃーーー評価低いのねぇこれ。ま、猫の恩返しと一緒に見た人の気持ちも判らなくも無いけど、僕はそれなりに面白かったですよ。カレーのエピソードとか、宇宙までぶっ飛ぶ辛さってどんなのか一回体験してみたいし、初恋のエピソードも、あの木造の校舎がなんとも古きよき時代の“淡い思い出”感を出していていいと思うなぁ。でも、「つづく」ってどこまで続くんだろう…? 6点(2004-06-23 19:00:11) |
43. キャッスル・フリーク
ゴードンとコムズって、なんかいつもつるんでるような気がするんですが…大ゲテモノ大会をやらかした初監督作品の「ZOMBIO/死霊のしたたり」よりは大人しめで、「ドールズ」のようなオカルトみたいな作りで、魔女のような老婆が蝋燭を持って薄気味悪い地下に降りていくところで、ゴードンにしては、ちゃんとホラーに取り組んでるな、と思ったものの、その後いきなり怪物の姿(というか正体)が映し出されたときは「あぁ、やっぱり真面目なものを期待した俺が馬鹿だった…」と思ってしまいました。せっかく設定とかは良かったのに、ちょっと怪物(ジョルジョっていう名前)を出すタイミングに失敗してると思います。それと、実はこれもラヴクラフトが原作(ほんの少しだけらしい)なんだそうですが、死霊のしたたりといいフロム・ビヨンドといいこの人って本当にラヴクラフトが好きなんですね(笑) 5点(2004-06-20 03:05:08) |
44. 君がいた夏
《ネタバレ》 野球への情熱、光り輝く未来、初体験、肉親の死、そして憧れの人の死…これこそ青春って感じですよ。決して全てが幸せではないにしろ、それでも色あせることなく光り輝いてたあの頃。一度は挫折した野球を、憧れの人の死によって(弔いという気持ちと彼女の意志を受け継いで)再びはじめるところがいい。これは僕が今まで見てきた中で最高位の青春映画です。 8点(2004-05-30 16:27:55)(良:1票) |
45. キル・ビル Vol.2
《ネタバレ》 先ずはじめに断っておきますが、これは断じて“名作”というものではありません。監督であるタランティーノがこよなく愛する作品を片っ端から寄せ集め、彼好みの味付けをしているのですから。そのため、ストーリーや設定は散漫であり、まとまりとしてはイマイチな感じを受けます。しかし、これはそれでいいんです。彼個人が好きな作品を自分の料理として出しているのだからはなっから設定どうのこうのと真面目に作ってるわけがないんです。自己満足映画と言われるかもしれないけど、満足しない映画を見せられるよりはずっとマシってモンです。で、今回はその娯楽映画タランティーノ風味第2弾。先ず驚くのが、先の方々も書いているが前作とはまるで雰囲気が違うってこと。前作が破天荒なアクション満載だったのに対し今回はサブタイトルの示すとおり前作では描ききれなかった各登場人物の描写が主体。しかし、やはりタラちゃん。ちゃんと前作同様、観客の求める映像は心得ておられる。似非仙人、パイ・メイの荒修行やエル・ドライバーとの死闘。そして最後のターゲット、ビルとの(言葉、刀)対決。あぁやってくれる。特にエルとの死闘は音楽を極力排し、彼女たちの体術のみで激しさを伝えるという手法はやはり素晴らしい。それにビルとの決着もそれ以前の言葉のやり取りからのすばやい刀対決、そして北斗十字斬…もとい五点掌爆心拳での止め、そして全てを受け入れたかのように自ら“死出の旅”へと発つビルにはこれぞ男の生き様!というものを感じる。残念ながらこれ1本で見た場合、やや力不足ではある。しかしvol1とセットで初めて本当の姿を現すキル・ビル。何度も言うが、これは決して良い作品ではない。しかし、娯楽映画としてみた場合、これほど遊び心、熱意を感じる映画も少ない。点数は1本の作品としては8点。しかし一連の作品としては文句なく10点である。最後に、エンド・クレジットが始っても決して席を立たず、きちんと“最後”まで見てネ(笑) 8点(2004-04-24 20:59:32) |
46. ギルバート・グレイプ
《ネタバレ》 少し前にある御方から「ギルバート見てないのってモグリだよ」なんて言われてしまったのでさり気な~く見てみる事にしました(笑)さすがにアクションやアドベンチャー等といった娯楽映画ではないため見方によってはかなり退屈な映画なんですが、それでも人間ドラマだけで2時間も人を惹きつける手法は本当に素晴らしいです。養う家族がいるために今まで自分を殺してきた主人公がある女性と出会うことで自分の在り方を考える、そしてそれが原因で家族はすれ違いの毎日、やっとの思いで分かり合えたと思ったら、重荷でもありながら最愛の人との死別…しかしそれらは決して物悲しいものではなく、全編を織り成す柔らかな旋律や雄大な自然、感傷的な情景などが重なり合ってとても暖かで、また爽やかなものになっています。普段はあまり好きではない ディカプリオも今回は好感が持てました。 8点(2004-04-21 18:54:33) |
47. キャッツ&ドッグス
『あなたは猫派?それとも犬派?』ぶっちゃけ猫派ですが、犬も好きです。そうなのかぁ。古代エジプトではバテスト女神とかが人間を支配してたのかぁいや、新しい解釈をありがとうございます(笑)彼らは我々の知らないところで本当に最終戦争を(彼らなりに)繰り広げてるのかもしれませんね(笑)犬が正義で猫が悪って設定はどーだかなーとも思いましたけど、それでもどちらも憎めない。犬は主人想いの面で憎めないし、猫は猫でワルだけどどこか愛嬌があって憎めない。特に猫族の総帥、ミスター・ティンクルズが。そうですねぇ、この二種族の対立にはあえて中立という立場を取らせて頂きます。 6点(2004-02-15 20:13:54) |
48. 禁じられた遊び(1952)
子供なりに死というものを理解するためにお墓を作ってる事が大人からしてみればいけない=禁じられた遊びって云うのが深い。お墓に立てるための十字架をミシェルにねだるポレットはなんかわがままな都会っ子って感じで少し共感というか感情移入できませんでしたけど、ラストにそのミシェルからも引き離され一人で「ミシェル!」といいながら駆けて行く姿には少し感傷的な気分になりました。 7点(2004-02-12 19:36:00) |
49. キング・オブ・キングス(1961)
同題材の【ナザレのイエス】での圧倒的な長丁場を体験した後(製作年はこちらが先)での3時間弱というのは物凄く短く感じる。ま、向うは6時間強もある大長編なので当然といえば当然なのだけど、そのせいなのか、いささかこの作品には説得力が欠けるような気がする。物語上比較的重要でない部分はオーソン・ウェルズのナレーションによってすぐに次のシーンに飛ぶが、やはりマリアがイエスを授かるまでの奇跡やイエスがペテロを弟子にするシーン、ユダが裏切りに対して苦悩を覚えるシーン、そしてペテロが3度“イエスを知らない”というシーンの経過をもう少し細かく撮って欲しかったし、ロバート・パウエルのイエスに慣れてるせいかどうもジェフリー・ハンターのイエスがしっくり来ない(というかトム・クルーズに見える…)のもイタイ。ま、元々が違う監督の作品だし比べてもしょうがないし、この作品も同年代に作られた史劇スペクタクルと比べても水準点は超えてると思います。 6点(2004-01-21 01:53:41) |
50. KYOKO
幼い頃にダンスを教わったGIを訪ねにアメリカへ渡り、そこで数々の人と出会うヒューマンストーリー。軽快なラテン音楽が作品の雰囲気をより引き立てているし、軽薄な人や人情深い人など、登場人物も様々で、人との出会いによって主人公も少しずつ変わっていく様子がとても良い。 6点(2003-12-26 02:30:41) |
51. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 うはぁー!来たー!タランティーノ久々の新作ぅ!!とは言ったものの、実際の目的はただ栗山千明嬢久々の映画ということで期待していただけだったりしたのだが、が、が!段々と作品の全貌が明らかになるにつれて、これって…おもしれぇんじゃないの?という期待が増幅され、公開初日、早速映画館に足を運んだら、予想通り、面白い!ストーリーは根幹に1本ぶち抜いてあるだけで、設定などは殆どむちゃくちゃ、何を隠そう、これはタランティーノが、カンフー、ウェスタン、時代劇、ヤクザ、アニメ、スプラッタと、映画のあらゆる要素…というよりはタラちゃんの個人的に大好きな要素を全部ぶち込んで作ったオタク映画。流血シーンは思わず笑ってしまった。なぜかというと、惨殺マニアの狂喜の笑いではなく、日本刀などでぶった切って血がブシーブシーとありえないくらい飛び散るからだ。まるで新世紀版ブレインデッドである。いやいや、それだけじゃない、この映画の面白いことは。まず、映像を縁取る音楽。往年の作品からの抜粋も多い本作だが、音の使い方が非常にうまいし、完全に作品の色に染まっている。そして、なんと言っても主人公たちがカッコいい!そして戦闘がカッコいい!主演のユマ・サーマンはブルース・リーもどきの上下黄色のトラックスーツを身にまとい戦いに挑む。青いバックに数人のシルエットが浮かび、その暗闇の中行われる戦闘はどこか幻想的だ。対するルーシー・リューも日本刀。雪が深々と降り続け、静かでどこか神秘的な雰囲気を漂わせている日本庭園、音といえば空を流れる風の音だけ、そこに対局する2人のサムライ…と、突然静寂を破りぶつかり合う刃と刃。アクションシークエンスは近年のどの映画にも負けず鮮やかであり、剣術もカッコいい。挙句千明嬢はチャン・コーハンみたいな鉄球(ゴーゴーボールといいます)ぶん回してるし、どっからか鼻歌聞こえてきそうだぜ~フ~ンフフ~ンフ~ンフ~ン♪欧米では、色々叩かれているみたいだが、この映画は近年に感じることの出来ない映画への情熱が感じられる。R指定になってるだけあり、内容は確かに少し過激だが、なんてことは無い。残酷というよりむしろコミカルなので冷静に考えればいいし、それ以上にこの映画には沢山の魅力が詰まっている。点数は、久々に心から躍動を覚えたという点で9点。 [映画館(字幕)] 9点(2003-10-26 04:47:55)(良:2票) |
52. ギャング・オブ・ニューヨーク
南北戦争の時期にニューヨークを支配してたギャングと、以前そのボスに父親を殺された男が復讐するっていうお話でござんすな。金がかかってる分、町並などはうまく再現されてますけど、いい映画か?ときかれれば、内容がギャング同士の抗争を描いたもんなんで、残酷なシーンやエロいシーンもあったりと万人には薦められないですな。それに3時間近くある映画なんで、長い映画に慣れてない人にも少しつらいかも。 5点(2003-09-24 02:38:24) |
53. キス・オブ・ザ・ドラゴン
ストーリーはあるようでほとんど無いようなものなので、その分アクションに重点をおいて見られる。そのアクションも、最近の作品のようにワイヤーで誤魔化しているようなものではなく、ジェット・リーの体を張った格闘戦が見られるので久々に骨のあるものを見た気がする。印象に残るシーンとしては、胴着を着た警官たちと戦うシーンと、黒幕の側近の部下たちと戦うシーンが一番見ごたえがある。(彼らはもっと早くに気づくべきだった。そう、本家本元にかなうはずは無いんだよ…) 6点(2003-09-19 02:03:04)(良:1票) |
54. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
《ネタバレ》 タイトルが“出来るもんなら捕まえてみやがれ!!”という時点ですでにイカしてます。この作品も、“逃亡者”と同じく実在したフランク・アバグネイルJrという詐欺師のお話。どうせ映画だから・・・なんて思ってたらびっくり!これがなんと全部実話というからすごいですよ。一時は世界を股にかけた詐欺師が、あれやこれやでFBIの特殊捜査官になっちゃうんだから、まさに事実は小説より奇なり。しかし、ここまで彼が成功(ある意味で)したのも、もって生まれたその才能のなせる技(2ヶ月じっくり勉強しただけで司法試験に受かっちゃうんだからこれまた驚き!)作品としては少々長めな方だけど、その中にも、主人公と敵役の刑事とのやり取りや攻防戦などがぎっしり詰まってるんで見ごたえは十分だと思います。 7点(2003-09-19 01:26:05) |
55. 禁断の惑星
《ネタバレ》 昔観たときは退屈な映画だなぁと思いましたが、考え違い。ちゃんと観直してみるととってもサスペンスフルな作品でした。 宇宙船の造詣が今の洗練されたものから比べるとちゃちに見えますし、小道具などもレトロ感ばりばりですが、イドの怪物が宇宙船内に侵入する際の視覚効果や惑星内の造形などはしっかりとした作りでとても見ごたえあり、更には怪物の正体、及び異星人の計画の全容が明らかになっていく過程はとてもスリリングな展開で見入ってしまいました。 独特のBGM効果も相まって、今でも充分に楽しめる作品だと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2003-07-31 01:19:45)(良:1票) |
56. キャリー2
テレキネシスの破壊力と残虐性はよりいっそうパワー・アップしてるけど、ストーリー性は一段と薄っぺらいものになった。前作のような独特の雰囲気や深いストーリー性は見事に消え失せ、ただのバカなティーン・エイジャーの学園モノに成り下がってしまった。とりあえず、前作の生き残りのスーが出てくるけど、全体からしてみればそれほどプラスになるものじゃないし、第一、題名と内容がそんなに深く繋がってない・・・残念ながら前作を超えることは無理かと。確かに主人公の女の子は前作と違ってクールでたくましいけど、あれで16歳というのはちょっと無理があるし、何よりあの髪型だとどうしてもシガニー・ウィ―バーに見えてしまう・・・ 3点(2003-07-07 16:21:37) |
57. キャリー(1976)
エクソシスト、オーメンと並んでオカルトの最高傑作だと思いますが、この3本の中でどれが良いかと言われればはやはりこの作品が1番好きですね。狂信的な母親の圧倒間などは見ていて本当にゾクゾクするし、ラストでの、ナイフで十字を切る時のあの顔!あの表情は、“ミザリー”のキャシー・ベイツよりも怖いと思います。プロムのシーンの、画面を2分割した映像は凄く斬新だと思うし、ラストのシーンも、大体予想が付くけれども、やはりこの作品が先駆け的なものであるため、ちっとも使い古した感じがしません。全編を通して、やはりキャリーが可哀相だと思いました。近寄りがたいとはいっても、ブスではない(と言うより結構可愛い)ので余計にそう思いました。色々な意味で心に残る名作です。 9点(2003-07-01 18:26:56)(良:1票) |
58. 銀河鉄道の夜(1985)
小学生だった時に親戚のおじさんに薦められてみました。所々によく意味のわからないものが出てきたりしますが、それでもこの作品は凄く心に残ったし、面白いと思った。主人公たちが猫、ということもあるんだけど、夜の草原に突然現れる銀河鉄道や、その車内の造り、各駅の情景などが凄く幻想的です。車内の静けさも恐怖心ではなく、凄く落ち着いた、穏やかなものなので、そこがまた良いと思います。 8点(2003-06-28 15:00:11) |
59. 菊次郎の夏
ある夏の(ちょっと悲しい)楽しい思い出という、凄くほのぼのとした気分で見れました。所々に“北野風”な感じが良く出てました。そして、ラスト、「菊次郎だよ、ばかやろう」のセリフ、そして“Summer”が、見終わった時にとても和やかな気分にしてくれました。やはり日本映画はこういうヒューマンドラマ系の映画が最高ですね。 8点(2003-05-18 16:05:51) |
60. キャプテン・スーパーマーケット
1作目がオールタイム・ベストである僕にとって、続編というのはあまり気分のいいものではなかった。というのも、作品というのは(一部の例外除く)殆どの場合、続編(又はリメイク)になって前作の質を下げまくるからだ。しかしこれは正当な続編である事を放棄し、新たに始った新シリーズとしてコメディ路線に切り替えたところが素晴らしいです。見るからに今の特撮(CG等)と比べれば技術はチープですけどそれ以上にこの作品からは熱意が伝わってきます。そういえば前々から気になってたんだけど…アッシュの義手ってどういう仕組みで動いてんだ!? 9点(2003-02-21 23:50:50) |