1. グッバイ、レーニン!
これはドイツの歴史を通して、1つの家族愛を描いた作品。息子が自分のためを想ってついた嘘なら私も「素晴らしいわ」と言って喜ぶと思う。たとえ真実を知っていたとしても。ピクルスの瓶を必死に探すエピソードや、西側の難民の受け入れを始めたなんて嘘のニュースを作ってしまうのが面白かった。ベルリンの壁によって引き離された家族の、悲しくも心温まるお話。父と母が最後に会話するシーンを、もう少し観たかったなと思った。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-20 08:17:30) |
2. クライマーズ・ハイ(2008)
横山秀夫の原作を読んでいないと分かりにくい部分もあるかもしれないが、北関東新聞社内の映像化はかなり良い。映画全体としての出来もかなり良い。2秒も経たないうちに目まぐるしく変わるアングルは、現場の臨場感をひしひしと伝えてくれた。編集技術だけでなく、俳優陣もすばらしかった。中でも座敷席での悠木と等々力のやりとりには脱帽だった。ただ、どうしても、ラストシーンの違和感だけは否めなかった。残念だが、2時間半の枠にはおさまり切らなかったのであろう。原作を読み切ったあとの爽快感が味わえなかったこと・安西の存在が原作と異なる扱いであることで-2点とさせて頂く。しかし、スクリーンに居た悠木はまぎれもなく私の頭の中にあった“悠木和雄”そのものだった。 [試写会(字幕)] 8点(2008-05-27 22:59:54) |
3. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 結果的に言うと、ミスマッチ。1stデーに¥1000で観たものの、お金を返してほしい級の映画でした。ハンディカムの撮影で“一般人”目線のスリル感溢れるホラブルな映像が新しい!なんて謳ってはいるものの、主人公達はもはや一般人とはかけ離れた体力。上空200メートルはあろう高さを飛んでいたヘリが墜落しても生きているなんて…。好き・嫌いの別れる映画のようですが、ここの評価の高さにもビックリしました。自分の兄ちゃんが橋で死んで、あの危機的状況でも「彼女を助けに行く!」って言い張る主人公にもハナから興ざめだった私にとって、現在2008年のワースト映画です。 [映画館(字幕)] 2点(2008-05-13 11:40:05) |
4. クラッシュ(2004)
てっきり「ブロークバックマウンテン」かと思いきや、驚きのアカデミー作品賞受賞。それぞれのエピソードを割と自然に繋げているけれど…どのエピソードもとりわけすごいとも思えず不完全燃焼。悪くない、といった風。人種間にまつわる問題(特に黒人と白人)を描いたものなら「ドライビング・MISS・デイジー」のほうが良作◎だなあとついつい思ってしまった。こんな比較、反則かしら? [映画館(字幕)] 6点(2006-03-22 22:06:27) |
5. クローサー(2002)
《ネタバレ》 美しくしなやかに舞う白装束(死語?)女3人♪アジア映画って何かと色彩で“美”の感覚を刺激してくれる。エッ、姉ちゃん殺さなくても…て感じだけど、そこはやはりお国柄でしょーか?中国史は復讐・殺戮・下克上の嵐!冷酷残忍、人を人とも思わないかのような武将の登場する時代は、日本の歴史が何とも薄っぺらく感じてしまうほどに読みごたえズッシリ。非常ーっに血縁を重んじる国なのでしょう。肝心のアクションは何だか地味~な印象。雑誌か何かでアジア版チャリエン、なんて紹介されていたけれど、嘘つきもいいところ!もっと華やかさが欲しい。 5点(2004-09-18 22:07:14) |
6. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード
しんちゃんおきまりのお下劣ネタにはヒネリもキレも、ヤラレタ感もちょっと無くって。私的には物足りなかったなぁ。でもでも、焼肉の描写には何か製作側の熱いモノを感じられたので、+-0で採点! 5点(2004-03-28 22:26:48) |
7. グッドフェローズ
《ネタバレ》 “ギャングに憧れていた…”とか“この生活はやめられない”なんて言いながら、自分が窮地に追い込まれるやいなや、結局彼は仲間を裏切る道を選んだのですね。デ・ニーロ素敵。どんな役やっててもウマイと思いますが、ギャングは格別似合いすぎる。そして、耳に残るのはレイラの後奏。曲として聴いた時は、なんて長い後奏なんだー!なんて思ったりしてたんですが、こうして映画のBGMで聴くとすごく魅力的。雰囲気を盛り上げてくれます。…実は、ギャング映画を観たのは初めて。他に対比できるギャング映画を観ていないので、とりあえず今はこの点数にしておきます。 7点(2004-03-09 21:59:36) |
8. クリント・イーストウッド アウト・オブ・シャドー
『真昼の決闘』の有名なワンシーンが盛り込まれていたり…西部劇を愛している俳優さんなんですね。生い立ちなんかも紹介されていて、私の知らなかった若い彼の姿を見ることが出来て、ホントもう魅力満載でした♪ 7点(2004-03-03 21:33:08) |
9. クリスティーナの好きなコト
ストレートにズキューンと胸に来るアホさ、大胆さに参った参った。もうキャメロン・ディアスにシリアスな役は期待出来ないね?可愛すぎ!ハマりすぎ!ヤバい! 8点(2004-01-17 23:46:20) |
10. クイック&デッド
ラストまで観ないと全く面白くないし、ありきたりのオチも残念。もっと面白くなったのでは…?というしっくりこない出来。『ロミオとジュリエット』では嫌いなディカプリオも今作での生意気っぷりは可愛かった~♪けれども、ヒロインを演じたシャロン・ストーンにもラッセル・クロウの無様な役柄にも魅力を感じられなかった私には、映画に引き込まれるという感覚はありませんでした。 5点(2003-12-22 10:50:02) |
11. グッドナイト・ムーン
エド・ハリスに魅かれて観た。(めずらしく彼の印象の薄い映画だったけど…。)単調ではあるがゆっくりと丁寧な描写で展開され、観ていてとても心地のいい作品。離婚にはじまる家族の数々の問題が、妻、子供、夫、そして愛人の色々な立場の視点から描かれているのがすごく良かった。ジュリア・ロバーツの嫌われっぷりもハマっていて、彼女の持ち味がよく出ているんじゃないかと思った。この作品のジュリア・ロバーツは好きかも知れない。それぞれの役で皆演技に個性が表れている点も見ごたえあり。中でも母役のスーザン・サランドンの熱演は特に素晴らしい。久々にいい映画を観たなぁと思えた。 8点(2003-11-12 23:58:14) |
12. グリーンマイル
いい話はやっぱり原作のままのほうが良いですね。原作を読んで各人がそれぞれに想像出来るのがいいんだと思う。映画にしてしまうと安っぽいおとぎ話になってしまったという感じ。コーフィーの処刑のシーンは悲しかった。それだけかな? 4点(2003-08-08 14:43:23) |
13. クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア
前作に比べるとやっぱり落ちますね…。アリーヤが亡くなったせいもあるんだろうけど残念です。女王アカーシャは目覚めてからあっけなく死んじゃったし。スチュワート・タウンゼントは美しい。でもロックとレスタトの持つ雰囲気がいまいちかみ合わなくてなんだか不自然。マリウスの存在も希薄。他の出演者も“美しい”と形容できるものではありません。予告を見て期待していただけにやっぱり残念です。 2点(2003-08-03 16:06:58) |
14. クリムゾン・リバー
惨殺死体が発見されるシーンからはじまるというつかみは良かったし、途中まではとてもいい感じに展開していった。とにかくあのオチが残念だ。でも刑事役のジャンレノはやっぱり渋くてかっこイイ♪ 5点(2003-07-16 18:01:00) |
15. クレイマー、クレイマー
今回2度めの鑑賞。映画を観始めた頃スグに観たのが大間違いで…6点とかつけてます汗。結婚したい、なんて思っていなかったし。メリル演じる母親の勝手な態度にイライラしてちっともいい映画だなんて思わなかったけれど、今回見て気づかされる。紙切れでつながる関係と、お腹を痛めて結ばれた絆ってちょっと違うのかもしれない。「きっと、結婚したってあなたのほんとうの気持なんか結局分からないまま死んでゆくんだよ」って言われたことがある。恋とか愛とか言ったって残念だけれど互いにすべてをわかりあうなんて、到底むずかしい。他人ってそんなものだ。わたしにとって自分の子供とか赤ちゃんとか本当に未知なるものでしかないのだけれど、彼or彼女とは何かフシギな絆を持てるのかなあ、と思ったり思わなかったり。わたしもオトナになったんだなあ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2003-04-15 22:21:54) |
16. グッドモーニング,ベトナム
ロビンのDJ役、合ってたと思います。映画自体にあまり魅力は感じなかったけれど、ロビンの演技は自然な感じで良かったと思いますよ。かなりの悪評もあるけれど、そこまで叩かなくてもいいんじゃ…? 7点(2003-01-30 05:56:14) |
17. グラディエーター
これを見てラッセル・クロウがとても好きになった。ハマリ役ですね。ホアキン・フェニックスもいい味だしてた。戦闘のシーンも見ごたえがあったし、映像、音楽ともにバッチリの作品。 9点(2002-11-16 23:46:48) |