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53羽の孔雀さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 245
性別 男性
自己紹介  映画史や映像技術には全く詳しくないので、単純に面白いと感じた度合いで点数をつけさせていただきます。
 よろしくお願いします。

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1.  グリーンマイル 《ネタバレ》 
合わず。序盤から中盤は面白い。しかしジョンを連れ出したシーンあたりから全く納得できず、加速度的に面白さが萎んでしまった。 そのプラスとマイナスの中間をとった点数とさせていただきます。 何か深い解釈の仕方がありそうだが、初見ではわからなかったのでシンプルに思ったことを書きます。  上映時間約3時間のうちちょうど1時間くらいで突然ファンタジーが入り込むが、それ自体は全然受け入れられた。それまでの1時間が普通にドラマ的でありファンタジー要素など無くても面白そうな映画だなと思ったため、突然のファンタジー要素には「あー始まった」ではなく「この設定をどう活かすんだろう」という興味の方が強く、そのためその時点で面白さが萎むということはなかった。  しかし後半、ジョンを連れ出して所長の奥さんを回復させるあたりから「おいおい」という展開が続き、全く納得できないまま見終わってしまった。  ジョン・コーフィは作中字幕の表現を借りれば「自然」「神の奇跡」ですが、まあ当然そんなものはいないわけで、ジョンは何かを体現している存在であるにしても、普通に英語を喋り普通に物を食べる普通の人間であり、その結果「普通の人間に特殊能力が備わっている」と見えてしまうわけです。  で、他人の痛み?を吸って自分に溜める、それだけなら本人が苦しいだけなので「偉いな」「いい人だな」もっと言えば「ご自由にどうぞ」と思うわけですが、それを吐き出して他人に植え付けるというのは、それがまさに殺人やん、と思ってしまうわけです。 近距離にいる善人と思われる人物ならいくら救っても良いしなんなら感謝もされるが、近距離にいる悪人と思われる人物には精神病を煩わせ、結果人を殺させても良しとするのか。仕方がなかったとするのか。周りは涙を流すのか。全く納得できません。  本人は「自分でもわからない」と言っていましたが、明らかに意志をもって行動をしているので全く説得力が無い。 自分の意志でパーシーの首根っこを掴み、悪を注入し、結果廃人にし、人を殺させた。自分の中で完結する能力ならまだしも、他人にマイナスを付与することができる能力。傲慢甚だしく、こんな危険分子は処刑して正解だっただろ、とさえ思えた。  ジョンは冤罪で、ただただ自然で愛があるだけの存在、なのに人間の愚かさ故に処刑されてしまった、のだったのならそれは悲しいとなりますが、普通に意志を持ってパーシーという人間を壊し人を殺させているため、それはもう殺人やろ。同情の余地なし。と思ってしまいました。  登場人物たちがジョンをどう思いどう行動するかは勝手ですが、納得できるかと言ったら全くできない。そんな作品でした。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-11-04 22:25:49)
2.  グッドフェローズ 《ネタバレ》 
 「実話に基づく」という前提で視聴、かつその前提で感想を書きます。  少年の頃からギャング、ないしマフィアの世界で生きた男の人生録、といった本作ですが、正直に思ったこととして、結局主人公の言う「普通の人」「つまらない人」と同じやん、ということです。なんなら対価が命な分だけマイナスまである。  まあ「いや、だからそういうことを描きたいんだよ」と言われたらそれまでですが、それほどにマフィアの世界に魅力を感じなかった。   マフィアの世界に生きているからゴリゴリに金が入り優雅な生活が送れる。なるほど。で、その先は?となると、結局「家庭を持って落ち着け」「家族が大事」「家庭と仕事」「妻と愛人」「朝から晩まで仕事」「警察にしょっぴかれたらヤバい」「仕事を行うチームにも無能な奴がいる」「明らかなミスを犯しても仲間だから守ろうとする」   これ、全部そこらへんで四六時中よく聞く普通のことですよね。  マフィアに身を置こうが「一般」に身を置こうが結局同じと。じゃあ「死ぬ」というリスクを負っている分だけマイナスやん、と思ってしまいました。   グッドフェローズとは「良い奴ら」的な意味ということはなんとなく把握していましたが、一体どこが良い奴らだったのだろうか。  結局全員自分の身が一番大事で自分のためになる周囲の人間とつるんでるだけであり、それはもはや友達ですらなく「仕事上の仲間」と見えてしまった。  てっきり自分の不利益になっても感情的結びつきの強さが普通以上のためそれに沿って行動する、といった話かと思ったらそんなことはなく、世間一般の普通の感覚の舞台をマフィアの世界にしただけ、と見えてしまった。   仲間内を「家族」と言うが、それは「そこから外れたら死ぬから」という理由があるからそう言わざるを得ないだけ。  誰かが結婚した、子供が生まれた、昇進した、その他諸々のいちいちのイベントでパーティが開かれ祝い金を持って半ば強制参加。  本作では描かれていないが「ダルいんだけど」と思っている者も当然いるはずで、職場の飲み会には参加するのが当たり前、という古代の常識と何が違うのかと思わされてしまった。   ここまでの感想は酷いものですが、約2時間半の作品にもかかわらず退屈はせず普通に最後まで見れた、展開的にやりすぎ感も入り込めなさも無かった、といった映画的な面白さから7点とさせていただきます。
[DVD(字幕)] 7点(2023-09-23 03:50:36)
3.  クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ 《ネタバレ》 
中々に面白かった。が、なんというかもったいねえw ▸アニメとはいえさすがに子供だけで宇宙船操縦すんのは無理やろw ⇒ まあ隣にいたシリリが教えたんでしょう、で一応納得できる。 ▸大人に戻るくだり ⇒ 子供っぽかったシリリが大人になる、その内面的なシリリの成長によってスクスクパワーが使えるようになる・・・という展開もアリだった気がする。まあわざと周囲を子供にしてスクスクパワーを使わせる、というのも頭脳プレー的要素があって良いとは思うが、それだったらスクスクパワーは親父のみ使える、もしくは大人にならないと使えない、という設定でも良かった気がする。シリリがスクスクパワーを使えないのは生まれつき、と思っていたが実は・・・と思ったがマジで生まれつきだったんかいw ▸ラストシーン ⇒ ED突入時、それで終わるんかい!?・・・いやそんなわけないよね、と思い、案の定後日談があったが、そこで迎えに来るのは母親ではなく親父であってほしかった。そしてシリリも嬉しそうに戻る的な。なんだかんだ言って家族愛がある、的な。親父が強がって横向きながら「帰るぞ、シリリ」って言ってる画が想像できるし、道中で親父は悪逆非道な男ではないという描写があったため、シリリがしんのすけから影響を受けたように、シリリの親父がひろしから影響を受けた、って描写でも良かったと思う。 ▸「戦争でもサービス残業でもすればいい」 ⇒ ワロタ。確かに同じレベルの罪だな、うん。  大人より子供が良い、クソみたいなことすんのは常に大人だ、というのはまあ確かにわかる。しかしではなぜそうなってしまうのかというと、その本質は「結局皆自分が一番大事」ってことだと思うんだよね。子供は、自分が一番大事・自分の得する行動を、と思っても、子供故に実行力が伴わない。だから現実に実行できないだけで、大人になれば影響範囲の差はあれど、ある程度実行力が伴うから、結果としてそうなる、的な。利他的に生きれる人間なんていねー、だからこそ利他的に生きられる人は正しい正しくないは置いといて、凄いと思うね。
[DVD(邦画)] 6点(2019-01-27 19:53:46)
4.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 《ネタバレ》 
 親父は家族の愛で強くなる、しかしだからといって親父も図に乗るんではなく他人の気持ちを考えろよ、という映画でした。  みさえとロボとーちゃんがすれ違う一瞬のカットと、最後の腕相撲シーンは良かった。笑いで言えば、五木ひろし(コロッケ?)はさすがに草。若い子にはわかんねーだろそれw  しかし物足りなさを感じてしまうのは、今回の舞台や敵、洗脳された勢の影響範囲など、それぞれの規模が小さかったから、もしくは今作には思い出補正が無いから、そんなところかなーと思った。ただし、決してつまらなくはなかった。
[DVD(邦画)] 6点(2019-01-25 15:38:10)
5.  クロッシング(2009) 《ネタバレ》 
「単純な善悪じゃない」「より善か より悪か」  冒頭のこの台詞に、本作の描かれ方や、描きたかったことの全てが集約されています。一般人、ないし平常・平均・あるいはプラスマイナスを綺麗に相殺した状態を50、善を100、悪を0とするならば、100の人間も0の人間もいない、人は常に50を中心値として、40~60、ないし51~49の間を行き来する存在だ、善と悪両方を持つ存在だ、というのが本作の主張かと思います。単純な善悪じゃないというのは100か0では表せないという意味であり、より善か より悪かというのは、51(善寄り)と49(悪寄り)のどちらに転ぶかによって運命が変わる、という意味ではないかと推測します。現に、本作では100の存在として表された神にいちゃもんつけながらも、なんだかんだ神つまり完全な善=100を求める姿が描かれていたり、三者三様の主人公は始めはダメなところもマトモなところもあるプラスマイナス相殺の50でありながらも、最終的に49の悪側に堕ちた者は死に、51の善側に歩んだ者は生きるという描写がなされていました。ここで面白いのは、「結果としてどう行動したか」によって主人公3人の運命が分岐しているところで、言い換えれば、考えてるだけじゃ意味がなく、善に向かう行動をすることが大切なんだ、と言っているように見えます。  3人の主人公を並行して描きながらも結局3人が物理的に交錯せず、一方で3人とも似たような状況に陥るというラストシーンですが、それは「他人の影響を受けずとも誰もが皆同じだ」ということと、「同じ状況に出くわしたとしてもその時にどう行動するかで運命は変わる」という、まさに基本的には50で、その上で51と49のどっちに転ぶか、という本作の主題が表されていたのではないかと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2015-08-08 14:27:10)
6.  グローリー 《ネタバレ》 
西部劇ではお馴染みの南北戦争ですが、内部も内部、最前線のしかも黒人部隊を描いているというのが驚き。  黒人といえば南部で、被差別側で、白人は敵!という描かれ方がマジョリティなもんだから、北軍(白人)の掲げる自由に依り、誇りをもって一丸となって南軍と戦う黒人、という描かれ方は衝撃で、また、よくよく考えば確かにそういう人たちだっているよな、と納得もしました。  現代でいうところの「管理職の辛さ」を味わいまくるショー大佐ですが、部下からの信頼は絶大。それはひとえにレッテルに囚われずに黒人であろうと一人の人間として平等に接したというのが全てでしょう。黒人であろうと白人であろうと悪い奴は悪い、というのが焼き討ちシーンを筆頭に示されていました。  あまりにも素直すぎる黒人たちや結局アメリカ賛美の映画っぽい描かれ方には多少なり違和感もありますが、純粋に個の尊厳を扱った人間ドラマとして、良い作品だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2015-04-05 03:18:07)
7.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 《ネタバレ》 
子どもの成長物語+才能を持つ者にしかできないことをやりなさい論。そして優秀なメンター達が影で支える。さながら少年漫画のような作品だな~というのが見ながらにして思った感想です。が、テーマ的に仕方ないのですが、線を越えるまでが長すぎる・・・しかもただの子どもじゃなくて見た目大人っぽいもんだから、数々の言動にどうしてもイラッときてしまう。さらに別に好きにさせとけば良いじゃん、と思ってしまうのは、自分がまだ子どもだからなのでしょう。もしいつか私が子どもの成長を見届けた親になる時が来たら、きっと今とは違って見える。そんな作品なのでしょう。
[DVD(字幕)] 5点(2015-02-17 23:43:28)
8.  クイック&デッド 《ネタバレ》 
【良かった点】 ・一騎打ちのトーナメントという発想 ・女ガンマンという特徴を上手く使った感情の揺れっぷりの表現 ・ボスのクズっぷり ・ライターでフェイクをかけるシーン ・各キャラの銃の腕の魅せ方  【悪かった点】 ・キレイすぎる主人公 ・無駄なズーム連発 ・適当なトーナメントの省略 ・撃ってもゾンビの如く復活してくる皆さん ・勝った!と思ったら負けているお馴染みの演出 ・死んだ!と思ったらインクというお馴染みの演出 ・公衆の面前でルールに従い堂々と立ち向かう殺し屋、しかも負ける ・銃弾が向かってきたことを確認した上で叫び声を上げる余裕を見せるボス ・からのダイナミック回転  ・・・全体的に、良かった点を全て帳消しにした上にマイナスにしてくる演出が致命的でした。
[DVD(字幕)] 4点(2014-04-19 23:59:48)
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