1. ジーザス・クライスト・スーパースター
ジーザスを神の子ではなくただの人間として描いているところが好きです。悩み傷つき神を疑い、そして神のために死ぬ。ユダもまた同じ。それらを見事に描き上げた、今から見ると思わず引いてしまうほどの70年代パワーにただ脱帽するのみ。 10点(2001-09-16 16:57:34) |
2. 十二人の怒れる男(1957)
高校1年の時に何故か学校で見せられた。吹き替え版だったけど、夢中になったのってこれ以外にはあまり無いなあ。リメイク版は見てませんがそんなに駄目なんですか?まあ、えてしてそういうもんでしょうけど。 9点(2000-09-08 11:20:24) |
3. シザーハンズ
感情移入しすぎて途中から見るの辛いっす。何度も泣いちまうし。ちなみに、科学者に感情移入して泣くのは周りでは私だけらしい。 9点(2000-09-08 11:16:20) |
4. CQ
予告編で感じる「良さ」が本編で実感できることは少ないが、この作品は期待を裏切らない。B級な味わいを残しつつ、観るものを引き込む深みがある。ラストもいい雰囲気。 8点(2003-01-03 15:53:45) |
5. 春香伝(2000)
国唱文化財趙相賢のパンソリの素晴らしさが映画の完成度を格段に高めている。時代劇(特に遠山の金さんや水戸黄門)好きにもミュージカル好きにもウケそうやな。 8点(2001-04-08 21:14:43) |
6. 17歳のカルテ
アンジェリーナ・ジョリーに尽きる。すごすぎ。ジャック・ニコルソンの次ぐらいに精神病院が似合うな。 8点(2000-10-13 11:32:35) |
7. 死ぬまでにしたい10のこと
リストアップしていく内容が再婚相手など重要事項から、髪やら爪やらどうでも良さそうなことまで雑多なところに好感が持てます。優先順位はあるにせよ、どの項目も彼女の中では等価値であったように思えますね。旦那さんが凄くいい人だから、浮気はどうかなとも感じるけれど、これまで育児と仕事に追いまくられて、それで23歳で死んじゃうとしたら1回くらいその気になっても仕方がないでしょう。選んだ男性も決して悪い人ではないし。さらに隣にいい人が引っ越してくるし、最後の最後で人の縁には恵まれましたね。あえて、ご都合主義とは言いません。こういうもんだと思います。人生ってのは。 7点(2004-03-28 22:05:08)(良:1票) |
8. シーキャット
「風が吹くとき」の同時上映として1回、さらにもう1回何かの前座として観た。2回とも市民会館だったような気がする。冷戦下で作られた反戦映画の一本であるが、子供にも分かりやすい題材を選んである。と言うか、その当時小学生だった私でも理解できた。人間に捨てられた猫が海に流され、ラッコに育てられるという「ほのぼの漫画」のようなストーリー。でも、重いテーマ。テロとの戦いが声高に叫ばれる今日、こういう映画をずらっと並べて上映する映画館ってどこかにないかな。 7点(2003-11-24 17:54:38) |
9. シックス・センス
オチで「なるほど!」と手を打った。そう言われれば、思い当たる節がチラホラと散りばめられてたと気付く。ラスト近くまでずっと面白くなかったのが、あのオチで全篇面白かったように思えてくる。いやぁ、いいアイディアだ。ホラーかと思わせてその実ほとんど怖くないのも助かった。しかし、幽霊の設定に無理(というより矛盾)がある気がするのでちょっと減点。 7点(2003-11-24 17:30:42) |
10. 人生は、時々晴れ
生活苦を絵に描いたような風貌、言動。嗚呼、ティモシー・スポール。彼の持つ「おっさんのリアリティ」はあまりにも見事すぎる。名台詞も多い。地味で陰気だけど、そんなどん底でも挫けそうで挫けない辺りがイギリスなのかな。アメリカだったら2人や3人自殺してそうだ。 7点(2003-07-14 21:58:45)(良:1票) |
11. シカゴ(2002)
ミュージカル好きなので、不自然さなど微塵も感じなかった(まあ、どんな作品でもだが)。やっぱり、もともとがいいからどういじっても面白くなるのだ。刑務所でのタンゴと腹話術、あとミスターセロファンが特に良い。それはさておき、ダニー・エルフマンの曲はどこで使われてたの?エンディング? 7点(2003-06-06 21:52:27) |
12. ジョンQ-最後の決断-
冒頭の車、1台目を抜いた辺りから事故るのが見え見え。事故るぞ~事故るぞ~どかん。本部長、クズ振りがあまりに紋切り型。こんな悪役は不要ではないのか。以上2点が減点対象。それ以外は良かったかな。 7点(2003-03-16 14:27:37) |
13. 地獄の黙示録 特別完全版
例の“王国”に着くまでの部分は凄い。特にキルゴア中佐のイカレっぷりには言葉も出ない。オリジナルを観てないので比較は出来ないが、追加されたというシーンも良かった。でも、カーツ大佐が何がしたかったのか良く分からん。あんなおっさんには、誰もついて行かんと思うけどなあ。 7点(2002-03-10 15:17:18) |
14. 小説家を見つけたら
師弟関係の描き方が上手い。最初はグッド・ウィル・ハンティングに似てるかなとも思ったが、少し趣が違って面白かった。しかし、マット・デイモンがあんなチョイ役でねえ・・・。 7点(2001-04-01 20:12:02) |
15. ジーンズ/世界は2人のために
いい意味でも悪い意味でも、マサラ映画って全部同じ味付けだな。世界中で踊り狂う、ってそんなもんインドの中だけにしとけっちゅーねん。 6点(2003-11-05 21:22:22) |
16. シベリア超特急3
だんだん良くなる、のは門徒の太鼓であるが、シベ超もまた同じであるらしい。1よりは2、2よりは3と確実に成長している。映画の完成度が上がり落ち着いて来た反面、かつてのめちゃくちゃな破壊力が失われてきた感は否めない。その点だけは残念だが、マイク水野が現在日本で唯一の“成長し続け、何をしでかすか分からない”映画監督であることに最早疑問の余地は無い。次回作、次々回作にも期待大。あと10本作れば今回逃したベネチア(出品しようとしただけだったか?)もいけるのではなかろうか。 6点(2003-03-16 14:09:25) |
17. 至福のとき
待ち待ったチャン・イーモウの新作!と意気込んで観たのはいいものの、「アレ?」な出来。チャオと仲間はあまりにバレバレな嘘ばかりつくので必要以上に愚かしく見えるし、見合い相手もあまりにも性格が悪すぎる。寓話的というより、幼稚な設定だと思う。なんだか、観ていて少し気分が悪くなった。 6点(2003-02-16 21:07:57) |
18. 少林サッカー
CGは笑かすために使ってこそ、はじめて意味がある。香港の人はそれが分かってるらしい。ギャグは苦笑どまり、売り物のアクションはやや引くが、無意味にCGを垂れ流すハリウッドに比べりゃ遥かに面白い。 6点(2002-08-12 22:05:53) |
19. シッピング・ニュース
結構期待して観たせいか、なんか少し物足りない。原作を読んでいないということもあるが、色々なところが説明不足のように思える。しかし、主演のケビン・スペイシーをはじめ芸達者なキャストが揃っているので退屈はしない。島の風景や海の色を切り取る空撮も素敵。 6点(2002-06-22 22:19:42) |
20. ショコラ(2000)
典型的な御伽噺。めでたしめでたし。でもチョコはあまり美味そうに見えなかったな。それにしても、最後にちょっとだけ出てきたカンガルーは、娘の空想だと思ってたから不思議だった。 6点(2001-09-08 11:22:12) |