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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4673
性別 男性
年齢 41歳

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1.  ジュラシック・パーク
いまだに覚えてるんですよ。これ映画館に見に行った日のこと。1993年の7月17日、公開の日に行ったんですよ。まだ少年だった僕は、恐竜が大好きで、そんでもって映画も大好きで、それでこの映画をものすごく心待ちにしていたのね。子供達二人が車の中で、ティラノサウルスに教われるシーン。心臓飛び出るかと思うぐらい凄かった。音楽も最高だしね。あれほどの映画体験はいまだにないなぁ。たぶんもう二度とないかもしれない。それから4年後の「ロスト・ワールド」を見に行ったとき、映画を見ている最中に、自分があの4年前の時と比べて、子供心、わくわくする気持ちみたいなものが明らかになくなって、理性的になっているのに気づいた。そのとき、なんだか少し悲しくなったけど、でも逆に考えれば、それだけ多感な時にあんな経験ができたことは幸せだったなって。だから大人になった自分は、そんな子供心があった自分を今でも覚えていられるのはそのとき出会った映画のおかげなんですよね。いつまでも覚えていたいです。
10点(2001-07-19 10:28:49)(良:5票)
2.  ジャージー・ボーイズ 《ネタバレ》 
いや~、イーストウッド監督、またまた傑作を作っちゃいましたね。フォーシーズンズって正直知らなかったのですが、シェリーとかは聴いたことありますよ~。いやほんと、すごい歌声ですものね。天性の才能って、こういう方を言うのでしょう。心に残るシーンはいくつもありますが、例えば初めてボブが自曲を披露し、フランキーが歌い初め他の二人も演奏に入ってるあのシーンね。フォーシーズンズのサウンドの始まり、なんかすごく感動的よね。それから中盤。フランキーはとっても義理堅いね。トミーの借金を全部肩代わりして、必死にドサ回りみたいなことするんだもん。家庭と向き合う時間も削って働いて、やっと返済したと思ったら娘さんが他界しちゃうだなんて、、、。それでボブが持ってきた曲が「君の瞳に恋してる」ですよ。もぅ~、胸が、目頭が熱くなりましたよ。この曲、有名だけど、本作を見てからはまた違った感覚で聞くようになりますね。こんなバックグラウンドがあったとは。素晴らしい作品です。元々は舞台で演じられている俳優さんたちを、そのままその役柄で映画に持っていったんですね。主役のジョン・ロイド・ヤングはじめ皆さんとてもいい演技でした。ギャングのボス役のクリストファー・ウォーケンはさすが大御所です。これ以上ないぐらいのはまり役でしたね。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-02-14 22:19:16)
3.  シージャック(2012) 《ネタバレ》 
私はハリウッド映画ばかり観てる人間ですから(笑)、 レンタル屋さんでこの作品を見かけた時、 手に汗握るサスペンス&海賊との銃撃戦みたいな そういう展開があるのかと思って観たのですが、 その予想は良い意味で裏切られました。 派手さは無いですが、とてもリアルな描写で 深く入り込んで鑑賞出来ましたね。 海賊といっても、時には釣りとかして 和気あいあいになったり、通訳の人は割と 理性的だったりして、それがまたリアルで良い。 そして社内で交渉のプロを交えながら海賊と 繰り広げる交渉劇もまた凄くリアル。 あ、現実世界で起こる海賊との交渉もこんな 感じなんだろうな~って思わせます。 普段は落ち着いた責任感ある社長さん。 それ故、激高したり、一人席を外して 考え込んだりしてる描写は人間味を感じ共感させられる。  船内にいたコックが主人公ではありますが、 船員たちを救い出そうとする社長さんもまた ある意味主人公の一人みたいなものです。  そしてあのラスト。いや~、やられました。 ズシリときましたよ。家族と出会っても、 喜びの表情一つ見せないコック。でもあの展開って、 実際にありえそうですもんね。 ハリウッドスタイルとは真逆だけど、 本作はとことんまで現実の出来事に忠実な 作りに思え、だからこそ登場人物全てに共感が出来る。 傑作だと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2013-05-07 23:29:57)
4.  新幹線大爆破 《ネタバレ》 
これぞまさしくエンターテイメント!犯人の方々のバック・ストーリーが重く、深く、それでいて人情味があって、感情移入せざずには入られません。この犯人の動機付けがもし描かれていなかったら、ただのアクション映画として厚みも無く、犯人達に共感の念を持つ事はなかったでしょう。この動機付けがあるからこそ、被害者を出さずに計画が成功してほしい、と応援する気にもなり、その結果ハラハラドキドキ感が得られるんだろうと思います。アクションシーンが無駄に凄いし、なにより高倉さんと宇津井さんの演技がもう素晴らしいのなんの。乗客の反応がちょっと馬鹿すぎるかなと言う気もしますが、そこはご愛嬌。なにせ30年以上前の作品ですし、実際の新幹線を使ってのアクションシーンは難しいのでしょう、ときおり出てくるミニチュアが興ざめなんですけど、そのへんが-1点かな。ああいうの見ると、この面白さそのままに今の技術で誰かフルリメイクしてくれないかな、と思ったりするんですけど、たぶん脚本も変わって現代風に薄っぺらいものになっちゃっうんだろうな、、、、。ただ一つ、喫茶店の火事はちょっと突然すぎるよね(笑)。でもあんな無理矢理な設定も、ありえなさを面白さが凌駕してるんでOK。飛び去る飛行機のジェット音、そして銃声!のラストは圧巻であります。
[DVD(邦画)] 9点(2007-08-02 00:50:16)
5.  十二人の怒れる男(1957)
ほんとすばらしいよ。見ながら終始感心しきりでした。僕もこんな面白い脚本が書きたい。密室での、人間の葛藤、そういった点では、これと「CUBE」ぐらいしか僕は知りません。
9点(2002-09-20 22:15:31)
6.  7月4日に生まれて
まず映像がとてつもなく凝ってる。その色合いの対比の美しさは、僕にオリバーストーンという人がただの男性原理な人間ではなく、美的センスも持ち合わせていることを教えてくれた。ムーンリバーが流れてびしょぬれで踊るシーン、そして次のシーンではすさまじい戦争、太陽をバックに倒れ落ちる仲間。スゴイ、スゴイねぇ。主人公の葛藤がものすごく伝わってきた。一体戦争とは何なのか?その戦争が残したものは、、、。
9点(2002-07-03 19:03:56)
7.  地獄の黙示録 特別完全版
長い。とんでもなく長い。追加されたシーンの中で、個人的に印象に残ったのは、踊り子が男たちの前で踊ってるシーン。それにしても牛の輪切りはまぶたに焼き付いて離れなかったよ、、、、
9点(2002-02-12 19:21:01)
8.  地獄の黙示録
インパクトがとてつもなく強烈。あれだけ長いのに飽きずに観ることができた。観終わった後にすごくシーンシーンが残ります。これは力作と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。コッポラ監督の執念がすごい。本当にラストは地獄でした。人間の狂気をことさら描いていると思います。
9点(2001-10-29 23:56:28)
9.  白雪姫
全ての長編アニメはこれからはじまったのです。この動き、色、すばらしい!まさに芸術!ほんと、すばらしいよ。
9点(2001-10-15 13:04:57)
10.  JAWS/ジョーズ
やっぱり思うんですけど、この映画見てると、観客はいつの間にかあの3人と一緒に自分も船に乗ってるんですよね。それで一緒に檻の中に入って、一緒に襲われて、一緒に銃で撃つっていう、、、。船と言う閉鎖感の上で、共に体験するスリル。スピルバーグって人はアイデンティフィケーションを作り出すのが本当にうまいと思う。
9点(2001-07-19 10:30:18)(良:1票)
11.  幸福の黄色いハンカチ
泣いた泣いた泣いた泣いた
9点(2001-07-09 13:35:57)
12.  ジャングル・ブック(2016) 《ネタバレ》 
いやほんと、映像のクオリティに度肝を抜かれました。 え?この動物って実写?なんて思ったりもしたけど、実写の動物はいないそうな。 全てCGで、こんなにも動きがナチャラルに表現できるようになったんだと、技術の進歩に感心いたしました。 映画の可能性がまた一皮むけた気がして、これから表現できる世界はまだまだ広がるな、とも思ったり。 動物たちが全てCGということは、ほとんどのカットにCGが使われてるわけで、 作ってる人たち大変やろうなと。監督さん、「アイアンマン」の人ですね。いやほんと、すごい技量ですわ。 ストーリーも一切無駄がなく、見事です。子供達はみんな飽きることなく楽しめる内容です。 でっかいボスザルが突然歌い出す展開だけはずっこけましたが(笑)、流麗なアクションも楽しめました。 主役の新人男の子も文句なし。8点つけちゃいます。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-01-08 22:54:08)
13.  白い家の少女 《ネタバレ》 
これは面白かったです。まずなんといっても、ジョディ・フォスターの魅力に尽きる。少女らしいチャーミングさと、なんともいえない冷めた目つきからくるミステリアスな雰囲気。芯の強さ、孤独と悲しさ、それらを表現する上で、彼女以外にこの役を務められる子役は考えつかないですね。もう本当に見事。そして、サスペンスの中のこのラブストーリー。これがまた魅力的。リンとマリオの、子供っぽいいたずらのシーンから見舞いにいった時に泣きながら心境を吐露するシーンまで、その全てが微笑ましく、そしてぐっときちゃいます。やってることは人殺しとその幇助なんだけど、観客はこの二人を応援せずにはいられない。犯罪を応援するのは現実にはいけないことだけど、そこを乗り越えてしまえるのが映画の凄さ面白さですよね。そして、ストーリー運びが実に巧い。全てのシーンが印象深くて記憶に残るんですよね。おばちゃんが地下室の扉に頭ぶつけて死ぬシーン、飼ってたハムスターが息子に殺されるシーン。ほとんどずっと家の中だけで起きているから印象深いというのもあるのかもしれませんが、なにより「意外性」の積み重ねがあると思うんですよね。父親はいないと観客は理解した上で、2階から父親が降りてくる(実際はマリオ)シーン、それから、無事にやり過ごした後でおもむろにリンが全裸になりマリオとことの続きをするシーン、このへんの唐突さ、意外性は素晴らしいですね。そして地下室の扉がバタンバタンと開くホラー的な展開に、そこから登場したのが変装した息子という。どのシーンもまるで往年のヒッチコック映画みたいなサスペンス要素を思わせるんだけど、そういう要素にさらに少年少女の純粋な恋愛という魅力ある要素が加わり、そしてジョディ・フォスターの役者としての溢れる魅力で全てがまとめられているという、とにかく面白い、見事な一本だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-03 00:16:57)(良:1票)
14.  シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ 《ネタバレ》 
これは面白かったですねぇ。嫌味も下品もなく、終始気持ちのよい笑いに楽しまされました。調理場の匂いだけで調理した食材を言い当てる超人さにまず爆笑。老人ホームの調理場3人組とのやりとりに心がほっこり、アレクサンドルとジャッキーとの漫才的やりとりにニンマリ。恋人への一途な愛にジンワリ。でも一番面白かったシーンは、やはりヘンテコな日本夫婦に変装してレストランに潜り込むシーンですね。ほんと笑い死にするかと思った。分子料理それ自体をユーモラスに取り上げているのもまた笑える。唯一不満なのは、恋人やオーナーが怒る展開が怒りすぎ&唐突だなと感じたのですが、それ以外は文句無しです。誰にでも勧められる、見事なコメディ傑作です。
[DVD(字幕)] 8点(2014-01-17 00:27:28)(良:2票)
15.  ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 
タラちゃん、また傑作作っちゃいましたね。本作の素晴らしい点、まぁこれは他のタラちゃん作品にも共通して言えることですが、切れ味が良いんですよね。静と動。最初の、馬車の上についてる歯のモニュメント。ふにゃ~んふにゃ~んて動くの凄い笑えるんですけど、そこからいきなり銃で人を撃ち吹っ飛ばすわけですね。勢いよく飛び散る、直線的な血しぶき。この、ふにゃんふにゃんとバシューン!の対比。メリハリがたまらんのです。のんびりとアホな会話が続いての、目の覚めるような早さの銃撃とダイナマイト爆発。エリーゼのためにに続いての、あのバイオレンス。ショットガンぶっぱなしての、笑っちゃうようなまでの人の吹っ飛びよう。緩急の付け方。台詞や音楽の格好よさ。全てが本当に楽しい。Dr.キング・シュルツのキャラクター、僕も気に入りました。紳士的なツワモノというのでしょうか、ある種無敵キャラって感じなんですけど、そんな彼も我慢出来ずムッシュ・キャンディを殺しちゃって、次の瞬間銃撃で勢い良く吹っ飛ばされるだなんて。観る人が次の展開を予想する暇もなく、ただただ意外性の娯楽の境地に一瞬で引き込むという、そういう感覚なんですよね。だから面白い。タラちゃんの次回作もまた期待します。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-14 14:07:08)
16.  幸せへのキセキ 《ネタバレ》 
とっても素敵な作品ですね~。素直に感動しちゃいました。ジーンとくるシーンはたくさんあります。ベンジャミンが、他界した妻のフォトを見ながら過去を懐かしみ涙するシーン、「20秒の勇気」で、ディランが女の子に告白するシーン、誰もこないなと思っていたら、入り口を倒木が塞いでいて、その向こうにはたくさんのお客さん達が待っているシーン、そしてラストの、妻と初めて出会ったときのことを、子供達に話すシーン。人生の素晴らしさを教えてくれる、とても爽やかな映画でした。「20秒の勇気」の話もそうだし、どうして動物園を買ったりなんかしたの?という質問や一目惚れした見ず知らずの女性に声をかけていいのかという自問に「いけないの?(Why not ?)」ていうシンプルな答えで返す。これがもうたまらないですね。見る人に、勇気を与えてくれるというか。人生色々と困難や辛いことがあるけれど、立ち止まってても仕方がないよって、背中を優しく押してくれるような、そんな作品。動物園の開園前日は雨で当日どうなるか心配だったけど、オープン日は快晴で、多くの人がやってきて、子供達のあげる凧が快晴の空に舞っている。それは言って見れば、ベンジャミンの人生そのものの比喩でもある。人生には雨のときもあるけれど、ちょっとだけの勇気や冒険が、空模様を大きく変える。そこに理屈なんて必要ないさ。 
[DVD(吹替)] 8点(2012-11-18 01:37:28)(良:1票)
17.  情婦 《ネタバレ》 
人から勧められてレンタルして観ました。いや~、凄く面白かったですね。法廷ものでは、「十二人の怒れる男」が傑作として有名ですが、本作もそれと肩を並べるぐらいの見事な出来映えです。監督のビリー・ワイルダーは、喜劇の名人として有名で、本作もおっちゃん弁護士と看護婦のやりとりなどがまさにワイルダー的で観ていて面白い。観ているこちらとしても、レナードを無実を信じ、彼に肩入れをする。圧倒的不利な状況で、一人の女から電話が~クリスティーネの嘘が暴かれる~の流れもなかなかですが、なんといってもそこからのどんでん返しの鮮やかさですよ。クリスティーネは酷い女なのではなく、夫を愛していたからこそ演技をして彼を助けようとしたんだという、この「転換」が良いですよね。刺し殺しちゃうところまでがちょっと急展開だったけども、ああしなきゃレナードが逃げ切っちゃうからしょうがないか。いずれにせよ、素晴らしい古典だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-22 23:53:20)
18.  真実の行方 《ネタバレ》 
リチャード・ギアとエドワード・ノートンは、本作が二人のキャリアの中で最高の演技をしていたように思います。特にエドワード・ノートンは本作が初主演作だというから驚き。この作品は、ノートンの演技に全てがかかってると言っても過言ではないぐらい重要な役柄で、そしてその二面性、多重人格者を装っていた男という難しい役を見事に演じ切っていました。この演技があまりに凄すぎるせいか、その後の彼の役柄は悪いキャラばかりになっちゃってるけど、本当は凄く良い人らしいですよ。あ、そんなことはともかくとして、法廷ものとしては本当に見事で素晴らしい脚本だと思います。アーロンの爽やかな笑顔のせいで、観客は彼の無実を信じ、マーティンを応援する。どこかに真犯人がいるのではないかという謎解きからはじまり、実は多重人格で殺人はもう一人の人格ロイが起こしたものだという驚きの展開。そしてラストのどんでん返しと、最後まで目が釘づけでしたね。「アーロンだけだったんじゃなくて、アーロンがいなかったんだよ」ていう最後の台詞がたまらないです。「人間は基本的に善だと思っている」と語り、彼の無実を信じて取り組んだマーティンは、その心故に裏切られてしまう。なんとも不条理で悲しい物語です。ものすごくバッドエンディング。だけど気持ちは決して暗くなりません。見事な演技、素晴らしい脚本、人の奥深さに酔いしれて、大きな充実感を得る事が出来ました。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-21 23:09:24)
19.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
監督が三池崇史だから、ポップなノリの時代劇なのかと思って観てみたら、これがどっこいもの凄く正統派。喋りも現代風でなく当時の言葉で喋っている感じだし、ロウソクの灯りだけで照らされたような室内の薄暗いライティングなど、日本家屋を実に美しく撮っていて本物らしさがよく出ていたなと思います。そんなわけで、三池さんの気合入った意欲作なんだなと察して真面目に見てたんですけど、山に生きる男、木賀小弥太はまさに三池映画らしい人物という感じで、棒で殴りつけてもへっちゃらだったりと、彼はユーモアを担当する役でしたね。特に岸辺さんをほるシーンは爆笑ものでした(笑)。もし、映画館で見てたら、手を口にあてて必死で笑いこらえてたと思うけど、家でのDVD鑑賞なんで遠慮なく笑かしてもらいましたわ。序盤でのエグいシーンの数々は確かに凄い。斉韶がいかに極悪非道な男かをこれでもかと見せつけ、そして終盤の一騎打ちへと続くので観客としてはいやがおうにも13人に肩入れします。もちろん、200人対13人なので、チャンバラメインでやるとどうしても13人が超人ぷりの強さになって戦い方のワンパターンさや非現実さを指摘する人も多いかと思います。ただ、あの気合の入りよう、そしてバッサバッサと切りまくることの爽快感が十二分に味わえたので、個人的には大満足です。それにしても、あれだけの傷を負ってたのに最後になって復活してくる山の男はさすがに不死身すぎるやろ!(笑)
[DVD(邦画)] 8点(2011-07-28 21:44:26)(良:1票)
20.  幸せのちから 《ネタバレ》 
ありゃ!?随分と評価が低い、、、、。個人的には凄くいい映画だと思いました。いやまぁ、確かに次から次へとよくないことが起こって、かわいそうすぎる展開に嫌悪感を抱く人の気持ちはよくわかりますが、ああいうのがまさに貧しさから抜け出せない負のスパイラルとでも申しましょうか、ある種の現実の一端ではないかという気もするんです。それでまたよくない出来事の一つ一つが実に共感出来る。あ~、そういうことってあるよね~みたいに、相づち打ちながら観てたのでより一層主人公に感情移入してしまいましたね。それと、「どういう風に成功したのか」を示すサクセスストーリーを期待した人は肩すかしを食らうかもしれないけど、この作品はそういうサクセスストーリーが見せたいのではなくて、誰しもが経験するような人生の困難を皆で分かち合う事でより強く生きていこうという、そういう慰めタイプの作品だと思うんで、最初からそういう作品だと思って観てた僕にはドンピシャでした。
[地上波(吹替)] 8点(2009-04-03 21:00:20)(良:1票)
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