21. ジャッカルの日
《ネタバレ》 緻密に計画を立て、遂行するジャッカルに、仕事人として共感を覚えるが、無実の関係者を無残にも殺していく姿勢に、次第に心が離れていくようなうまい組み立てと感じた。最後は悪人にふさわしく派手に銃殺。 [地上波(字幕)] 6点(2019-06-29 19:37:33) |
22. シンプル・プラン
《ネタバレ》 ツッコミどころが多すぎてこういうのはちょっと苦手。 あんな簡単な場所に落ちた飛行機が見つからない、という事にはじまり、ひとつひとつの事件が不思議と未解決で終わってしまう。 使えないカネのために友達や兄弟も殺してしまった、という虚しさが、後味を悪いものにしている。この映画の狙いはそこにある、といえばそうなのかもしれないが。 [地上波(吹替)] 5点(2019-01-01 23:03:26) |
23. ジョン・ウィック
《ネタバレ》 並外れて強い殺し屋ではあるが、決して不死身ではなく、撃たれもするしナイフで刺されれば怪我をする。むしろ、弱い肉体を傷つけられても、敵に立ち向かい信念を遂行する精神力の強さが強調されている。 ナイフでのボスとの最後の格闘シーンで、わざと腹を刺させてナイフを奪うところが良かった。 また、仕事禁止の聖域と、金貨による支払いシステムという世界観は面白い。 考えてみればこの世のほとんどの決まりごとは、人間が考え出した幻想であり、我々が勝手に守っているにすぎない。 世の中のくだらない習慣や、つまらない権威へのアンチテーゼなのかもしれない。 [DVD(字幕)] 6点(2018-11-17 21:52:42) |
24. 十二人の怒れる男(1957)
金をかけずに、部屋の中だけで完結した面白い映画を作ることができている。 スタントなし、CGなし(笑) 陪審員同士知り合ってはいけないルールなのか、名前を呼び合わない=登場人物の名前を覚える必要がないのも、視聴者にやさしい。 文句なしに10点! [DVD(字幕)] 10点(2018-10-28 16:49:20) |
25. 地獄のコマンド
シュワちゃんやセガールおじさんと違い、チャックさんはそんなに強そうには見えないが、その普通さがかえって良かった。 テロリストが暴動を起こし、無敵のマット・ハンターが収拾。民間人を巻き込みドンパチやるわけだが血なまぐさい表現はなく、安心して見られる。 ヒスパニック系の若者が撃たれるシーンでは、多民族国家アメリカが抱える人種問題は、そういえばいまだ解決していないなぁ、と真面目なことを考えてしまった。 今のアクション映画から見れば学芸会レベルであろうが、当時としてはよく出来ていたのでは。 ところで、大きな扇風機がついたあのボート、ちょっと乗ってみたい。(あのあたりは蚊がすごいだろうなぁ) [地上波(吹替)] 6点(2018-08-12 15:07:36) |
26. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 セリフがなんとなく棒読み?と思ったが、後半慣れた。 ゴジラ=原発というメッセージが非常に強く伝わってきた。 最後の尻尾に絡みついた屍のような造詣が、現実にも残っている後味の悪さ、不気味さ、不安、といった我々日本人の心の一部を現しているように思える。 [地上波(邦画)] 6点(2018-02-27 11:39:33) |
27. ショーシャンクの空に
良い意味で裏切られ、驚きの結末。 途中までは単なる「良い人」の人生なのかな、と思いきや・・・ 多くの方々が高得点をつけるのもうなずける。 [DVD(字幕)] 8点(2018-01-01 17:15:06) |
28. 仁義なき戦い
《ネタバレ》 親分はやっぱり悪者だったか。 それにだまされてなみだする菅原文太かわいい。 [地上波(邦画)] 6点(2017-03-05 02:50:32) |
29. シベリア超特急
お正月で時間ができたのでやっと見ました! とはいえ、やはり人生の時間を損したようなキガスるのは、皆さんと同じで・・・ [インターネット(字幕)] 0点(2017-01-03 23:56:03) |
30. シックス・センス
《ネタバレ》 久々にDVDを借りて鑑賞。4,5回目か。 もちろんストーリーはわかっていたが、再度見てみると、多くのヒントがばらまかれている。 注意して見ていれば、それらはなんとなくの違和感ではなく、点が線になって見えてくるはず。 たとえば、ブルース・ウィリスは主人公以外とは言葉を「かわさない」。一方的にしゃべるだけである。 また、ドアノブに映る主人公の後ろにはブルース・ウィリスがいるはずであるが、写り込まない、といった細かい芸もある。 いずれにせよ、観客も「自分が幽霊である」ことに気づかず、「あれ、おかしいな」程度で済ませ、ラストを迎えてしまう。 考えてみれば世の中にも、後から言われれば沢山の伏線があったにもかかわらず、気付かずに見過ごしてしまうことは多い。 日頃から推理力、洞察力、観察力といったものをしっかり動員させておかねば、と変に気合が入ってしまった。 [DVD(字幕)] 7点(2016-03-27 17:16:04) |
31. 死刑台のエレベーター(2010)
《ネタバレ》 リメイクだったことを知らずに観たが、なかなか楽しめた。原作を先に観るべきであった・・・ [DVD(邦画)] 5点(2011-12-25 01:08:40) |
32. 下妻物語
《ネタバレ》 一言でいえば退屈。茨城、暴走族といったキーワードをもっと引立たせる工夫が欲しかった。でなければ30分ドラマで十分の内容であろう。登場人物が多めだが中途半端。お笑いも中途半端で、見ていて若干苦痛だった。 [DVD(邦画)] 3点(2009-01-07 08:03:29) |