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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2008
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
鑑賞後十数年たってしばしば思い出すのは、仮釈放後のレッドのエピソード。アンディの脱獄成功だけでこの話が終わっていたら、もしかしたら「うまくいきすぎだよなあ」という感慨を今頃抱いていたかもしれない。けれどレッドの抱えた、属するコミュニティーの無い孤独や寂寥感がひりひりとリアルで、だから彼の救済が成ったことでこの作品は普遍的な感動を獲得したんじゃないかな。青く輝く海は忘れがたいラストシーンですし。
[映画館(字幕)] 10点(2011-08-07 20:40:27)(良:2票)
2.  処刑人 《ネタバレ》 
シリアス寄りのクライム・ムービーと思って観始めたんですよ。見目スタイリッシュな兄弟、クラシックを聴きながら現場を検分するクセ強そうなFBI、マフィアが殺られてこれは血で血を洗う惨劇に発展するのだろうな、おっかないな・・・と。 いや、シリアス目線を捨てたのはどのあたりだったかな。デフォーが床を共にした相手(男)に「このオカマ野郎」(!!)と言い放ったトコだったかな。ここで点になったわたしの目はその後ずーっと点々のままでした。 わりかしすぐ殺られる悪役マフィア、キレいまいちのアクションシーン、主人公兄弟二人の狂気度の低さ等、バイオレンス分野最高峰のタランティーノレベルには及ばない。及ばないものの、怪方向へ振り切れたW・デフォーの貢献もあって、おやなかなか良いんじゃないかこの映画、と私的評価はうなぎ上りに。 デフォー、凄いもん。どんどん加速度増しの怪演だもん。仕草も表情もどんどんと。セルフパロディまでかますのかあ、そこがピークかと思いきや血も凍る女装ときたもんだ。参りました。 正直デフォーが凄すぎて兄弟側の主張「悪への社会的制裁」の是非についてはけっこうどうでも良くなっちゃった。 Pコートの着こなし方のお手本とW・デフォーの最高の仕事が観られる、わたしにはコレはそんな映画です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-03-09 17:58:27)
3.  シリアル・ママ 《ネタバレ》 
これ、DVDにやっとなってくれたんだー!久々ママと再会。20年も前に、“でんぢゃらすじーさん”の精神が確立されていたのですねえ。なんせ殺られてしまうことに理の通った原因はほぼゼロ。がっつりと中年贅肉のついたK・ターナーが嬉しそうに嫌がらせ電話をする姿は戦慄のひとこと。でも、生活してると「あー死ねばいいのに」と殺意のわく相手が複数は存在するストレス社会に耐えるワタクシたちに成り代わり、ママがばっさばっさと“許されざる者”(ママ規範による)を成敗してくれるのだ。観てるこっちもついつい悪ノリ、「いいぞーママ!」などと思っちゃうのが我ながら怖い。注意点としては実話がベースだなんて思っちゃうと楽しめない。これはあくまでウォーターズオリジナルの、諧謔に満ち満ちた暴走コメディなのだ。
[DVD(字幕)] 8点(2013-09-01 23:22:11)
4.  JFK
『誰か』が疑問を呈さなければ、ケネディ暗殺は共産主義者オズワルドの単独犯行だと、歴史に迷い無く刻まれたのかと思うとなんか空恐ろしい。登場人物である地方検事長をはじめ、“真実”を追究するために声をあげ、巨大な権力相手にひるまず闘った人たちのその姿勢に敬意を表する。もちろん、O・ストーンにも。
[映画館(字幕)] 8点(2012-09-26 01:06:43)
5.  シャイン 《ネタバレ》 
全く前知識なしに観たから、主人公が心を患っているとは知らなかった。いやあ、J・ラッシュが鬼気迫るというか、凄いんだけれども、青年期を演じたノア・テイラーの繊細な情感も良いと思います。才能のある人に特有のひ弱そうな、もろくて危うい感じにどきどきします。スケベ心がちょくちょく顔を出す中年以降のジェフリーより、ノア君の方が好き。パンツ忘れないようにね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-28 01:09:26)
6.  シャンドライの恋 《ネタバレ》 
怪しい贈り物と、こぼれ落ちるピアノの音。ぽろぽろぽろぽろ・・。加えて濃密な映像と螺旋階段に悪酔いしそうになった、中盤までは。あー、シャンドライはきっとこのヘンな男のせいでノイローゼになるに違いない、と思った私はとんだ青二才だった。ストーカーだと思っていたのが純度の高い愛に百八十度転換したそのときの衝撃たるや、もう・・。なんだか身動きがとれないラストも忘れ難い。
[映画館(字幕)] 8点(2012-02-05 16:10:01)(良:2票)
7.  シックス・センス
肉体派のイメージが強いB・ウィリスが、隅々までひんやりとした画面に意外とはまっておおー、と思いました。子供が心に抱く恐怖心が切なく、すっかり感情移入。ホラー要素もやりすぎず、親子の苦悩を最後にすくい上げてくれたのは嬉しかった。ラストは腰が抜けるほど驚いたんですが。これ気がついたひとっているの??と興奮したものの、けっこうたくさんの方がわかってたみたいで・・ありゃ。
[地上波(吹替)] 8点(2011-09-22 13:20:33)
8.  真実の行方
殺人事件と真犯人探しのミステリー、さらに法廷劇の要素もあって濃い脚本ではあります。描くことが多いわりにはちゃんと整理されてテンポの良い展開も見易い。面白かった、と思います。 だけどこんなに手をかけているわりに、この映画猟奇系ジャンルの「羊」や「セブン」ほどの格を獲得していない(個人の感想)のは、妙に軽い喉ごしだからでしょうか。そしてその”軽さ”の責任はほぼR・ギアにあるような。ローラ・リニーの肩に力入りすぎの演技もちょっとどうかなと思うけど、とにかくギアが敏腕弁護士に見えないのがつらい。女と見ると目じりを下げてべたべたしたがる。これではいつものリチャード・ギアじゃないか。こうへらへらされては事件の深刻さが三割減してしまいます。 E・ノートンとF・マクドーマンドのキャスティングはそのままに、検察と弁護側の二人を別キャストで撮り直してはいかがでしょうか。どちらも男性でいいと思う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-06 17:15:51)
9.  シェフとギャルソン、リストランテの夜 《ネタバレ》 
アメリカで一旗上げようと意気込んでレストランを開業したイタリア人兄弟。商売の厳しさをいやというほど味わわされます。味音痴のアメリカ人に本場イタリアンを拒否され、このへんは昔日本の商社マンが醤油をかの地に売り込むのに苦労した話なんかも思い出されます。 話は苦い終わり方をするのですけど、さほど悲愴感が漂わないのは楽天的で暗くなり過ぎないイタリアン気質な兄弟のキャラがちゃんと描けているからでしょうか。天才肌の兄は頑固だけど好きな女性の前では中学生レベルの要領悪さが微笑ましいですし、経営者の弟は借金を頼みに行った地元顔役の女をちゃっかり寝取ったりしている。しかも二股(!!) 披露される料理の数々も美麗で見事です。フレンチとはまた違った、家庭的でボリュームのある暖かさ。兄弟の奮闘記とキュイジーヌムービーが合わさったような、印象に残る作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-28 17:42:06)
10.  シャロウ・グレイブ 《ネタバレ》 
まあなんて感じの悪い三人でしょう。「何こいつら」と客に思わせる監督の狙いは何だろう。感情を移入させず、完全に傍観させるためかな。監督自身、突き放した視線で描いてるし。 冒頭のルームメイト探しからもわかる通り、性根の良くない三人であるので根が自分勝手な者同士、真の友情なんて育つはずもない。それにしても、こうもむき出しになるとは。おそろしや。さっさと三等分しとけば良かったものを。 会計士くんの奇行を幕開けに徐々にひずみの入る三者の関係、そもそも男2人に女1人というのが友達バランスを取るのに絶妙に難しい配置なんですよね。危うい危うい。女が美女ではない、というキャスティングもバランス重視のためでしょう。欲のために瓦解してしまうわけですが。 オチが意外でした。あ、そうなるの?と単純に驚いた。ダニー・ボイルって人はなかなか皮肉屋なのねと思ったデビュー作。独特な味わいで個性的です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-08 00:16:17)
11.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
やっぱり、肩入れしたくなるのはB・B・ソーントン演じる冴えない兄貴。自分でも負け人生を自覚していて、良心のとがめにふらふら優柔不断で危なっかしいねえ。ああ、こんなのが仲間にいたらうまく行きっこないぞう、と予想できちゃう。その弟夫婦、一見、世間的にはまっとうなこの人たちがかなりの曲者。けっこうな小ずるさを正論で糊塗するハンクも嫌いだけど、欲に遠慮の無い鬼嫁ブリジットが怖い。ことごとく裏目に出る彼女の計画ったら冷血だわー怖いわー。ついにはヨメよりはるかに小心の主人公、札束焼却にて証拠隠滅。しかしヨメとの溝はもはや埋め難く残ったであろう。手に入らなくとも大金とは人生を狂わせるものなのね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-08 00:30:37)(良:1票)
12.  真実の瞬間(1991)
アメリカ映画が時折見せる、反省と自戒のこもった作品。自国の黒歴史をきちんと残しておこうというその姿勢、やはり思想の自由が保全された国として米国はチャンピオンだろうな。過去にはその自由が怪しくなった時代があったぞという、一個人としてはどうにも戦いようの無い怖い話。勝ち目が無くとも、個人の内なる尊厳を守るべく生きがいを引き換えに闘うデニーロの姿は眩しかった。生命すら失った文化人も多数いたと聞くと、どうしても一人の映画監督が頭をよぎる。今はいろんな意見があるようだけど、彼のしたことをもっと後の歴史はどう評するのだろう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-02 00:32:48)
13.  ジュラシック・パーク
よくできたアミューズメントパークに行って来たような楽しかった感。ディズニーランドの子供だましには辟易だけど、これならば。
[映画館(字幕)] 7点(2012-01-24 12:09:21)
14.  シティ・オブ・ジョイ
インド映画は熱量が半端じゃなくて、この映画でもインド熱にあてられて倒れそうになった。いかにも西欧的に自己の内面に悩む主人公も、圧倒的なインド人の生のパワーに押し流された格好。娘に美しいサリーを買ってやるためにチンピラ相手に血を流す父親。愚かだけど泣けてくる。良い台詞も多かった。「地面に這いつくばっていると、立てなくなるぞ」
[映画館(字幕)] 7点(2011-12-12 00:22:12)
15.  ジェイコブス・ラダー(1990) 《ネタバレ》 
ネタバレ! ちょっと前の作品になるんですね。やっぱりある種の映画は封切り当時に観ておく方が吉だなあと思いました。後発作品がもっと洗練されていくので、そっちを先に観てから先発作に触れると「なあんだ」と不当な評価をされがち。 本作も高評価ゆえ期待度が高すぎて「えっ なあんだ」となってしまった。全体の99%が夢でした、とは今では反則にも感じる・・。わたしは真面目に考えながら鑑賞してたんですよ、どこの部分が現実でどこが妄想なのか。あまりに読みを覆してゆくので、これ納得のいくラストになるのかしらと不安になったくらい。 今際の際に脳内にあった軍への不信とか末息子への想いとか、ちょっといいなと思ってた郵便局の娘とかがミックスされたジェイコブス氏の夢を見せられただけかあ。 オチでずっこけはしたけど、つまんなくはなかったですけどね。カルキン君はすごく愛らしいし。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-02-17 23:28:17)
16.  シティ・スリッカーズ 《ネタバレ》 
日々疲れている皆さんへ送る魂のリフレッシュムービー。 下ネタがあるわけではないですが、女子より男子の方に刺さるかもです。カウボーイの人生観だとか野球への偏愛とかがメンズ向き(笑) 老カウボーイの薫陶を受け、命からがらの目にも遭う。予定外のハプニング下に置かれて心の奥底をさらけ出す友人。心をリセットするためには荒療治が必要なこともあるのかも。 息を吹き返した3人のおじさんたちに良かったねえこれからも頑張ろうと声をかけたくなるような、そして遅れてきた青春の息吹もちょっと感じる作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-21 23:23:12)
17.  13F 《ネタバレ》 
仮想世界の構築に成功したと思い込んでいた自らが仮想世界の人物だった、というプロットは連環モノの高度SFですし‶アイデンティティの喪失と再構築”という難解な命題すらはらんでいて、事と次第によってはどえらい傑作になったかもしれません。 でも本作はきわめてライトな仕上がり。というか、中盤までの盛り上がりで話の面白いトコは終了してしまいました。 せっかく過去世界まで行ったのにやってることが買春と殺人。「現実の」世界から来た本家の女は夫が殺人者だとカミングアウト。姿も見せないそいつから逃げ惑う後半はありがちなB級サスペンスで萎えます。 電子の集合体に意志があるのか否か、という議論はハナからする気もないという姿勢ですがいやー、でもそこわりと引っかかっちゃったんですけどね私は。意志があるならあるで、そこんとこの描写がも少し丁寧にあっても良かったんでは。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-19 23:15:01)
18.  12人の優しい日本人 《ネタバレ》 
名作「十二人の怒れる男」を日本人バージョンでやったらどうなるか。全般のトーンをコメディ調にアレンジして、陪審員一人一人を‶いかにも”日本人として描写。この辺がね、上手いですよねやっぱり。米国人と違ってディベート慣れしていない日本人ですから、初対面同士で議論しろと言われてももじもじして意見の出ない人の方が多い。本作でも自らはっきり自分の意見を語る人って3人しかいなかった。でも冒頭の飲み物オーダーをまとめるくだりに見るように、「作業」ならば自発的にせっせと取りまとめる人って、どんな会合でも必ずいるんですよね日本人。うーん上手い。 オリジナルでは「早く帰りたがる人」は野球の試合を見に行きたいと主張していたのですが、本作では「仕事に戻りたいから」となっています。ここもね、公的な責務の場で「巨人戦を見たいから」と言っちゃう日本人は考えづらいもんね。(「阪神戦を見たいから」はいるかもしれない) 中盤までだんまりを決め込んでいた豊川が場を仕切り出してからは、がぜんテンポが良くなりました。 事件状況の推理や証言のあやふやさを見出してゆく展開はオリジナルに沿っていますが、米国版に比べて一件一件の精度が低いのは残念でした。ピザの件しかり、料理の美味い居酒屋だから酔っていないのでは、という理屈もしかり。やっぱり「ジンジャーエール」→「死んじゃえ」は無理だと思うな。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-18 23:24:09)
19.  ジャッキー・ブラウン 《ネタバレ》 
つまんなくはないけど、タランティーノ作品ならばもう少しキレのある展開を期待してしまうところ。現状パム・グリアーもそれほど光り輝いているという印象でもないし。ロバート・フォスターは普通のおじさん過ぎるし、デ・ニーロもまたなんでこんなに冴えない役を。S・L・ジャクソンひとり気を吐いてあごから一本伸びた編みこみヒゲも凶悪に、人殺してます。映画全体的に淡白です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-11 00:25:33)
20.  17歳のカルテ
アンジーの出世作にして今のとこ最高作なんじゃないかな。これほど彼女が“やってのけた”作品てあるかしら。野良猫みたいな強い警戒心を瞳にぎらぎらさせてその場の空気をぱっと支配しちゃう存在感。ゲームのスーパーヒロインみたいな役でイメージが固定されてしまうのはほんと勿体ない。ウィノナが食われてしまってるなあ。アンジーがはまり過ぎなので分が悪いんだけどね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-04 01:27:45)
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