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21.  スーパーマン(1978)
スーパーマンと言えば誰が何と言おうと、クリストファー・リーブである。それは男はつらいよの寅さんこと車寅次郎と言えば渥美清である。というのと何だか似ているような気がします。素顔をさらけ出すヒーローに多少なりの違和感を覚えつつもそれでもスーパーマンというヒーロー像を作りだした功績は賞賛に値いするのではないでしょうか!この映画が無ければ、生まれていなかったら、昨今のアメリカンコミック系のSFアクションが沢山、作られるようなことはないだろうし、そういう意味でもこの映画の価値は高い。スーパーマンと呼ばれることを選び、最後までみんなのヒーローであり続けたクリストファー・リーブ!その道を選んだ役者としての、いや、役者というより一人の人間としての男としての生き様のかっこ良さは永遠のヒーローの名に相応しい。
[DVD(字幕)] 7点(2009-06-26 21:06:42)(良:2票)
22.  砂の女 《ネタバレ》 
怖い。何とも恐ろしい映画であると共に話としても本当に怖い。まるで砂そのものが人間のように生命というもの、魂とでも言うべき方が良いかもしれない?生きているようにさえ思えるほどのあの砂の恐ろしいことといったらない。昆虫採集が趣味で偶々鳥取の砂丘へとやって来た男が体験する地獄のような日々、蟻地獄のような世界から何とかして脱出しようとするが、出来ない。いや、一旦は成功したものの、村人に騙され再び地獄のような生活へと戻される。人間は一人では生きていけない。何とかして自分だけでも助かろうとしても砂がそれを許さない。自分の前へと大きく立ちはだかる凄まじいほどの砂、そして、そんな砂同様に自分の前に立ちはだかる一人の女の存在がそれを許そうとしない。この映画は何とも不条理極まりない世界を描くと同時に自分だけは自由であると思ってる人への物凄い強烈なまでの問いかけ、自由だと思ってる人にも自由なんてものはちょっとした事で失ってしまう。どこでどうなるか人間の運命なんてものは解らないと言ってるように思えてならない。岡田英二演じる男が何故、一度は成功した脱走なのにまたあの地獄の生活へと戻ってしまったのだろうか?それは岸田今日子演じる女の存在があればこそであり、その存在の大きさと生きる為に砂をかいてはかいては生き延べようとする姿こそ人間本来の姿を知ったからこそ最後は自分も砂の女(岸田今日子)と同じく砂の男であろうとする。それは何も人生の諦めなんかではなく愛した女の為に自らも砂の男へとなる決心とも言える決断であり、全てを受け入れた瞬間だったのではないだろうか?
[ビデオ(邦画)] 8点(2009-02-14 12:10:57)
23.  ストレンジャー・ザン・パラダイス 《ネタバレ》 
ジム・ジャームシュ監督、この監督は空気を読む。それは人間的温かさ、何てことのないやりとり、会話の中に何気ない人間的魅力というものを描くことが上手い。切り返しのない固定されたカメラワーク、まるでスケッチのような風景、絵画とでも言うべきこの映像美、モノクロの美しい映像、会話と会話の間に途切れるあの黒い画面構成の瞬間の彼ら(彼女ら)の会話、やりとりを想像する楽しさというものがこの映画にはある。この映画のあの三人、ちょっとした下らないことで喧嘩もするし、お金があれば直ぐ競馬につぎ込む。そんな彼らの姿を見ると人間の本質のようなものを感じずにはいられない。やってることは馬鹿かもしれないけど、そんな彼らが私は好きだ。画面全体を支配する何とも乾いた空気、殺風景な感じの中に見られる何気ないやりとり、会話、噛み合わないことで彼らは人間として何かを得ようとしているに違いない。噛み合わない会話、すれ違い、正しくそれこそ青春!この映画は紛れもなく青春映画である。血も涙も一切出ない青春の一頁!どこまでも馬鹿だけど、そんな馬鹿な男、二人を見守るエバの彼女の何とも無愛想だけど、優しき人間的魅力も心に残る。三人が揃って同じ映画を見ているシーンでのポップコーンの食べ方も同じサングラスをかけるシーン、私はこの映画の中でもこの二つのシーンが好きである。ラストの主人公がアメリカから弾き出される所の皮肉の利き方もこの映画の面白さの一つであり、人生なんて皮肉なものさとまるで監督自身が言っているようにも感じられずにはいられない。
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-10-22 21:06:18)
24.  スタア誕生(1954)
映画界という大きなビジネス、華やかな世界とは裏腹にどこか悲劇の要素が強く出ていて考えさせられる。映画を通して、人々の心にいつまでも残るジュディ・ガーランドの演技と歌声はどんなに時が経とうがけして失われることはない。この映画の中でもジュディ・ガーランドが見事な歌声を聞かせてくれてます。ジュディ・ガーランド自身が酒に溺れ、一度MGMを解雇されているだけにこの映画の中でも酒に溺れ、苦しむノーマンに対しての深い愛情、何かまるでジュディ・ガーランドの人生そのものとリンクしている。楽しい場面も多いけど、ただ楽しいだけの内容でなく、悲しいドラマとして、色々考えさせられる作品として、これもまたジュディ・ガーラントという女優を知るには持ってこいの作品であると言って間違いないでしょう!
[DVD(字幕)] 7点(2007-05-09 22:10:40)
25.  素浪人罷通る
伊藤大輔監督の戦後最初の作品てことらしいけど、出てきそうで、ちっとも出てこない阪妻、出てきたあ!と思ったらその後の話の展開の速さといい、移動カメラによる撮影、時代劇でありながらも刀を抜かない主人公、こんなんで良いのか?これじゃちっとも面白くないよって思っていたら、やはりそこは一味も二味も違う。画面に阪東妻三郎が出てくると一瞬にして、只ならぬ雰囲気とオーラが感じられるのだ。その辺りがいかにも阪東妻三郎て感じで、今の日本映画の俳優とは大きな違いだ!阪東妻三郎の表情と台詞回しの凄さときたら特に最後は凄い。あの顔つき、本当に凄いです。阪東妻三郎の出てくるまでが長いのが不満ではあるけれど、なかなか見応えのある作品にになっていて楽しむことは出来た。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-29 16:25:33)
26.  素晴らしい風船旅行
何だか最近、寝不足気味で身体全体、とてもだるい。そんな時こそこういう映画を観るに限るなあ!「赤い風船」と同じ監督さんの映画だけあって、心温かい雰囲気が十分に伝わってまいります。気球に乗って空を飛ぶ少年、その描き方にしてもいかにもフランス映画て感じの温かさです。フランス映画、特に昔のフランス映画を観ていると、何だか癒されます。癒し系の映画を求めている人、普段、仕事とかで疲れきっている多くの社会人にオススメのこれもまた味わい深い1本です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-28 23:16:40)
27.  スペンサーの山
スペンサーの山と呼ばれているワイオアミングに大きく立ちはだかる美しい山、大自然、そこで繰り広げられる人間ドラマの秀作です。作品全体の雰囲気は何だかジョン・フォード監督の作品のような感じのする内容で、アメリカ映画が良かった頃の作品というのが観ての感想です。この映画、何よりも主演の二人が素晴らしい!特にモーリン・オハラの美しさ、家族の為に一生懸命なモーリン・オハラ演じる妻、家族への思いやりがしみじみと伝わってきます。それにしてもこの作品で映し出される大自然、それを捉えたショットの美しさはそれだけでも十分、観るに値すると思います。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-04 18:37:52)
28.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
この世に産まれてきた以上、自分を思ってくれる人がいる。大切だと思ってくれる人がいて、そういう人の為にどんなことがあっても生きよう!人生は辛いことも多いけど、楽しいことも多いと思わせてくれる力がこの映画にはある。信じる者は絶対に救われるんだ!天使の存在なんて信じるか信じないかは人それぞれだが、私は信じたい。そして、この映画を観て一人でも多くの世の人が自殺することを考え直して止めることを祈りたい。そういう願いをこの映画を撮ったフランク・キャプラ監督は全人類に映画という大きな武器を持って訴えようとしたに違いない。正しく人生の素晴らしさ、タイトル通りの「素晴らしき哉、人生!」そんなヒューマニズム溢れる名作中の名作!文句なしの満点です。
[DVD(字幕)] 10点(2005-12-23 22:39:15)(良:3票)
29.  洲崎パラダイス 赤信号 《ネタバレ》 
川島雄三監督が描くこの世界、どうしようもなく駄目な男とそんな駄目男を愛して病まない1人の女、橋の向こうのパラダイス!冒頭、駄目男演じる三橋達也と哀れな女を演じる新珠三千代の二人を映すシーンの何とも言いがたい余韻、そこから終りまで二人の人間ドラマと、そこに関わる人達、全てが愛しくてたまらない。三橋達也の駄目ぷりの素晴らしさ、新珠三千代の掴み所のない女としての哀しさ、いつの間にかそんな二人を応援せずにはいられなくなってしまう不思議な魅力に取り付かれ、観れば観る程、この作品がどんどん好きになっていく。二人が手を取り合い、去っていくラストも凄い余韻の残し方、あのラストシーンに込められた二人の幸せを願う。願っているような川島雄三監督の演出の凄さ、素晴らしさ、やはりこの監督、ただ者ではない。もしかしたら、これこそ川島雄三監督のベストなんじゃないかと思ってしまうぐらいだ!川島雄三信者として、川島雄三作品に順位を付けるなんてことは到底、無理だ!最初は9点にしたけど、この作品、観れば観るほどに愛しくなる作品として、満点に変更致します。最後にもう少しだけ付け加えるとして、芦川いづみよ!この映画でもとにかく可愛くてたまらん!芦川いづみファンなら必見です。あっ!書き忘れていたけど、出てくるだけで怪しい。そして、面白い日本映画史に残る名脇役小沢昭一の蕎麦屋の出前持ちもこれまた良い。とにかく全てにおいて、愛しい。愛しい。そんな作品です。
[DVD(邦画)] 10点(2005-11-04 22:14:41)(良:4票)
30.  姿三四郎(1943)
ご存知、黒澤明監督のデビュー作ですが、既にこの作品からして巨匠の名に相応しい力強い演出が所々見られます。大胆に格調された試合のシーンといい殺気漂う右京ヶ原での死闘での迫力ある映像、とても監督デビュー作品とは思えないものがあります。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-19 18:46:53)
31.  スケアクロウ 《ネタバレ》 
まずはこの映画の冒頭、2人の男、ジーン・ハックマンとアル・パチーノが初めて出会うシーンからして、何か良いなあ!と思わずにはいらません。アル・パチーノは最近の映画よりも断然、この頃の方が良いし、好きです。そしてジーン・ハックマンにしてもこれまた良い味をかもし出していて見応え十分です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-08 22:46:12)
32.  スウィングガールズ 《ネタバレ》 
スウィングするぞ!この作品はそれだけです。つまり面白い、つまらないと意見が分かれるのは観ていてこのノリに付いていけるか?それとも合わないか?の二つだけだと思います。このノリに付いていけた私はこの映画の彼女達のように観ていてウキウキ、心踊り、そして、音楽にリズムに乗って楽しく観ることが出来た。全くジャズなんて興味もなく、知らなかった彼女達がジャズに目覚めると共に音楽の楽しさ、学ぶことの楽しさを知り、最後は皆で力いっぱいの気持ちを込めてコンクールに出る。人生はやっぱり楽しく生きたい。楽しくなくては人生つまらない。この映画は人生の楽しさをジャズという音楽によって体験することの喜び、素晴らしさを描いた映画として、私は大いに評価したい。正しく「いぐねえ」「いぐねえ」とそんな気持ちになることが出来た。
[映画館(邦画)] 9点(2005-08-29 22:21:55)
33.  スピード(1994)
タイトル通りスピード感たっぷりで面白かったけど、どっかで見た設定なのとキアヌ・リーブスに魅力が感じられないのはマイナスです。
[映画館(字幕)] 7点(2005-08-07 21:15:34)
34.  スモーク(1995)
何だか小津監督の映画でも観ているような感覚になるそんな作品です。一つ一つのエピソード、そこに流れる空気、人間模様、観ていてとても気持ちの良い何とも温かくて優しい気持ちにしてくれるそんな映画です。人と人との結びつき、心の交流を温かく覆ったこの映画、私は大好きです。
[DVD(字幕)] 9点(2005-07-23 20:33:55)(良:1票)
35.  砂の器 《ネタバレ》 
松本清張原作の推理小説を映画化した作品は多くあるけど、その中でも特に素晴らしい完成度の高さと言える作品です。この作品がこれだけ素晴らしい作品になっているのはまずは何と言っても橋本忍と山田洋次の二人の脚色がお見事なことが挙げられる。原作では単なる殺人犯としか思えなかった和賀英良について、この映画では原作では同情出来なかったものの、同情出来る人物として描かれている点を挙げなくてはならないと思う。そんな和賀英良の少年時代の父親、実の父である本浦千代吉との思い出を素晴らしい音楽と素晴らしい風景を混ぜて描くことで、更に見応えのある作品に仕上げている。これは推理小説であるけれど、親と子の家族の物語として一流の映画である。これだけの素晴らしい映画を作り上げた野村芳太郎監督の演出の素晴らしさと俳優の演技も素晴らしい。文句なしの名作として、何度も何度も繰り返し観たくなる作品です。最後に加えるとしてこれだけは絶対に譲れない。言っておかないと気がすまない事!それは和賀英良は誰が何と言おうと加藤剛、加藤剛以外はあり得ない。加藤剛以外の和賀英良など認めません。中居正広など問題外だ。加藤剛さん、大岡越前の貴方も私は好きです。丹波哲郎、緒形拳、更に少しの出番しかないのに一度観たら絶対に忘れられない印象を残す渥美清に皆もう亡くなられてしまいました。加藤剛さんの御冥福を祈りつつ、また繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し観てしまいました。 2018年7月10日更新
[DVD(字幕)] 10点(2005-07-12 21:52:17)(良:2票)
36.  スミス都へ行く
ジェームズ・スチュワートの正義感溢れる演技といかにもフランク・キャップラ的な世界、これぞ正しく今の政治家どもに見せたいそんな作品です。単なるお堅いだけの政治ドラマではなく、コメディタッチな雰囲気に仕上げ、観る者を飽きさせない映画に仕上げたフランク・キャップラ監督はさすがです。
[地上波(字幕)] 8点(2005-07-03 18:01:50)
37.  スティング
テレビ、ビデオでそしてDVDでともう何度観たか分らないぐらい観てるけど全く飽きない作品です。何しろ脚本の素晴らしさ、面白さは過去のアメリカ映画の中でも上位に入るぐらい上手いし、良い!二転三転のどんでん返しに、最後の最後まで息が抜けないと言いますか、眼が離せません。主演のポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの息の合った騙しぷりが最高です。2人のかっこいい俳優にアッパレ!音楽も活きでお洒落だし、物語といいとにかく素晴らしいほど面白く、こういう映画、今はもう撮れないのかなあ?と思えるほどの傑作中の傑作です。この映画観るとその度に、映画はやっぱり脚本命だなあ!と思います。
[DVD(字幕)] 10点(2005-06-18 16:51:23)
38.  スクール・オブ・ロック
ロックへの愛情、情熱、漲るパワーにとにかく圧倒させられるのと面白いのなんのって。ジャック・ブラックはこの映画一本で私の中で忘れられなくなりました。ここまで弾けてくれれば言うことなしです。何かに対して燃やす愛、それが他人から見たら変人扱いされても自分の好きなもの、好きなことをやりとげる主人公とそれに共感する生徒達とのやりとりも素晴らしく、出来ることなら映画館で見たかった。
[DVD(字幕)] 9点(2005-06-09 21:43:31)
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