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鉄腕麗人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2594
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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81.  スパイダー パニック!
大作映画監督であると同時にB級映画監督でもあるローランド・エミリッヒならではのB級テイストへのこだわりが存分に味わえるモンスター映画だった。半端のない巨大グモの大量発生&強襲はB級モンスター映画ファンにはたまらないものだったに違いない。
[ビデオ(字幕)] 6点(2004-01-30 15:50:51)
82.  ストーカー(2002)
まずい邦題に惑わされがちだが、今作は決して“ストーカー”を描いた映画ではないと思う。現像所に持ってこられる家族写真に自分の理想と人生を被せる主人公の行為は明らかに異常であるが、今作で描かれるものは、その哀しい男のやるせない生き様と犯罪である。世の中のすべての人は、この男になりえるのかもしれない。中盤の展開がややかったるく、テンポの悪さは気になったが、非凡な映像センスには驚いた。
[映画館(字幕)] 6点(2004-01-30 14:42:13)(良:1票)
83.  スリーピー・ホロウ
ティム・バートンならではのアニメチックな世界観は秀逸で、ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチの配役も絶妙であったが、いかんせんストーリーが軽薄すぎた。映像世界の完成度は極めて高かっただけにそれに伴うストーリー性を用意してほしかった。
6点(2003-11-29 13:34:59)
84.  スフィア
スフィアという未知物に対して精神的なアプローチは、非常に興味深く、映画的な面白さに溢れていたと思う。ただ細部がいまひとつ徹底されていないことが、テーマのわりに地味な印象の映画になってしまった要因ではないかと思う。3人のスター俳優のキャラクターや全体的なストーリーは独創的で良かっただけに、ディティールのきめ細かさの無さが惜しいところだ。
[映画館(字幕)] 6点(2003-11-08 23:48:38)
85.  スーパーの女
今や日本に何千件とあるスーパーの日常に目をつけ、それを1本の映画に仕上げてしまう伊丹監督の力量は流石である。「マルサの女」や「ミンボーの女」などと比べると、舞台が舞台だけに目に見えるほどの毒々しさはないが、身近なものだからこそ迫るブラックユーモアは秀逸だった。ラストには爽快感もあり、面白い映画に仕上がっている。
[地上波(邦画)] 6点(2003-10-28 10:45:40)
86.  スーパーマンII/冒険篇
宇宙で追放された極悪トリオが地球にやってきてしまうなどアメリカン・コミックらしい展開が楽しめた。そのほかにも娯楽的要素が高い展開が多く、エンターテイメントの名にふさわしい映画に仕上がっていた。
[地上波(吹替)] 6点(2003-10-06 18:18:46)
87.  スパイダーヘッド
イントロダクションと映画世界への導入はとても良かった。 孤島に建設されている近代美術館のような刑務所施設の出で立ち、無機質な室内空間、そしてクリス・ヘムズワースの渇いた笑顔。 敢えて、意識的にポップに仕立てられたオープニングクレジットは、逆説的にこの映画世界の不穏さを雄弁に物語っており、興味をそそられた。  「とても面白そうな映画」 それは、Netflixオリジナル映画の一つの特徴となりつつある。  もちろん、映画の予告編やあらすじを見せて、「面白そう!」と感じさせることは極めて大切なことだ。 特に、映画に限らず、これだけありとあらゆる娯楽コンテンツが溢れ返っている現代社会においては、何を置いても、「再生ボタンをクリックさせる」というユーザーアクションの創出以上に重要なことなどないのかもしれない。 “面白そう”なオリジナル作品が常にラインナップされる以上、映画ファンの一人として、“そこ”から離れることはなかなか難しい。  が、結果的には、面白そうな映画で、実際面白い部分もあったけれど、ガツンと心に残り続ける作品に仕上がっていることが少ない。というのが、Netflixオリジナル映画の実態だ。  本作も、前述の通り、非常に興味をそそる映画世界を構築していたのだけれど、最終的な印象としては、極めて薄っぺらく感じた。 結局は、ストーリーが“ありきたり”の範疇を出ておらず、話が進むにつれて尻つぼみになっていった。 この手のストーリー展開にリアリティなんて求めても仕方ないことだし、近未来を舞台にしたディストピア設定なのだから、もっと振り切った展開を見せるべきだったろうと思う。  “ソー”からの「脳筋」イメージ脱却を図るクリス・ヘムズワースは、大いに屈折した製薬会社の人間を怪演していたと思うし、今年は「トップガン マーヴェリック」の記憶がまだまだ鮮烈なマイルズ・テラーも印象的な雰囲気を醸し出していたとは思う。 ただ、それぞれのキャラクター性も今ひとつ踏み込みきれぬままストーリーが収束していくので、何とも中途半端な人間描写に留まってしまっている。  それこそ、本作の監督は「トップガン マーヴェリック」のジョセフ・コシンスキーなわけで。 同じ監督、同じキャストであっても、何か要素が異なれば、映画的なエネルギーはここまで差が出てしまうということ。 詰まるところ、それが「トップガン」でトム・クルーズがエゴイスティックに拘り抜いたことであり、Netflixに限らず配信作品に何か物足りなさを感じてしまう要因なのではないかと思える。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-09-17 22:15:05)
88.  スーサイド・スクワッド
トレーラーの段階では、今年随一の期待値を生んだ映画だったけれど………。結論から言うと、“マーゴット・ロビーがサイコーなだけの映画”だった。 マーゴット・ロビーが扮する“ハーレイ・クイン”の存在が無かったとしたら、年間ワースト級の駄作とこき下ろしていたところだろう。 逆に言うと、“ハーレイ・クイン”という新たなポップアイコンを誕生させたことだけで、今作の存在価値は充分にあると思える。 “ジョーカー”を愛し、崇拝する絶対的な狂気性の中で、笑い、怒り、泣き、激情のまま縦横無尽に暴れまわる彼女の存在感そのものに「虜」になってしまうことは請け合いで、陳腐な映画の本筋に反して、彼女の存在感のみが常にエンターテイメント性に溢れていた。 トレーラーの段階で、この映画に対する最大の目的は「彼女」だったので、想定通りの満足感は得られたと言っていい。  だからこそ、この映画、もっと愛すべき映画になり得た可能性は充分にあったと思う。 まあ何と言っても、ストーリーがチープでメタメタ過ぎる。気鋭のデヴィッド・エアーが監督・脚本を務めながら、どうしてこれほどまで薄っぺらい映画に仕上がってしまったのか、正直理解に苦しむ。 悪党集団を主人公にした過去の成功作はいくらでもあろうし、デヴィッド・エアー自身の過去作においても正義と悪の境界をテーマにした秀作が幾つもあるのだから、今作においてももっと巧い描き方が出来たはずだ。  今作に登場する“悪党”たちは、基本的にはただの“いいヤツ”として描かれ、悪党集団であることの意味や面白みがまったく描かれていなかった。 そもそもアメコミ世界のヴィランズを主人公に据えた作品なのだから、もっと漫画的に、彼らに相応しい“悪ノリ”を繰り広げて然るべきだったと思う。 ハーレイ・クインはもとより、ジャレッド・レトが精力的に演じたジョーカーも、「ダークナイト」のヒース・レジャー版とはまた異なった“ピエロ像”を魅力的に醸し出すことが出来ていただけに、チープなストーリーテリングの中で“極悪カップル”が浮いているように見え、大変勿体なかった。 ウィル・スミスが演じたデッドショットは、この映画においてはまったく存在価値がなく、どう転んでも“いいヤツ”にしか見えないこのスター俳優の役づくりとキャスティングにも問題があったと思う。  と、駄作点はツッコみだすと枚挙にいとまがない作品である。 “あの大富豪”もメインキャストにクレジットされていないわりに、序盤からちょこちょこ出過ぎである。 どうしても比較の対象になるが、“トニー・スターク”ならば、もっと“狡猾”にもったいぶってエンドクレジット後のシークエンスのみにドヤ顔で登場したことだろう。 そのあたり、相変わらず“マーベル”に比べて“DC”の愚鈍さと稚拙さが目についた。“ジャスティス・リーグ”への展望はまだまだ薄暗い……。   とはいえ、何度も言うが、マーゴット・ロビーの“ハーレイ・クイン”はサイコーである。 彼女を観るためだけに、僕はこの映画をまた観るだろう。続編やスピンオフ作品があるなら期待したい。  “ノーマル生活”の描写の方がよっぽど「悪女」に見えたマーゴット・ロビーの今後の活躍にも大いに期待したい。
[映画館(字幕)] 5点(2016-09-22 00:58:10)(良:1票)
89.  ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
三谷幸喜。この小心者の人気脚本家は、与えられた潤沢な製作費と大衆の反応を気にするあまり、“コメディ”の面白さそのものを見失っているように思えてならない。  まずはっきり言ってしまうと、この映画に稀代のコメディ作家が織りなす“ストーリー”の面白味として特筆すべきものは何もない。 三谷幸喜が、その役割を果たせた要素は、無意味に豪華なキャストを揃えたことくらいだ。彼の実績が、単独で映画の主演を務められる俳優たちを幾人も集め、別に彼らにその役を演じさせる必要の無い端役を演じさせている。 豪華なカメオ出演に彩られて、ストーリーが面白いのであればもちろん問題はない。でも、そうではないので、やはり問題視せざるを得ない。  殺人事件裁判の証人に落ち武者の幽霊を立たせるという荒唐無稽な設定自体に文句が言いたいのではない。 そこから始まるストーリーテリングが、あまりに論理性に欠け、陳腐だ。 “下らない”要素を論理的に積み重ね、物語に面白味に長けた説得力を持たせることが、三谷幸喜という脚本家の魅力だったはずだ。 舞台設定の雰囲気と、キャストの豪華さのみに頼り、ストーリーそのものの面白さが無かったことが残念でならない。  と、つらつらと酷評を綴ったが、それでもこの映画は観客をスクリーンに惹き付ける“要素”を持っている。 それは、主演女優の愛らしさだ。深津絵里が魅力的で仕方が無い。 昨年の「悪人」で見せた薄幸のささくれた表現からひっくり返ったような可愛らしいパフォーマンスに対して、頬のゆるみを止められなかった。  主演女優の存在感が、ぎりぎりのところでこの映画の娯楽性を繋ぎ止め、盛り上げていた。そんな気がする。
[映画館(邦画)] 5点(2011-11-06 20:10:52)(良:2票)
90.  スティーブン・キング/ランゴリアーズ<TVM>
テレビ映画なので、全編通して映像的なクオリティは低いが、スティーブン・キングの斬新な原作によるストーリー展開はさすがに見応えがあった。時限と思想を超越するそのストーリーはとても興味深かった。あまりに陳腐なランゴリアーズのCGには笑ってしまうが、作品としての説得力はあった。
[地上波(吹替)] 5点(2004-02-06 19:38:10)
91.  スコア
ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートンにマーロン・ブランド。この組み合わせで期待しないわけにもいかず劇場まで足を運んだが、映画としては盛り上がりと完成度に欠けるという感じを拭えない。ひとりひとりの演技は当然ながら巧いが、ストーリーがあまりにチープなため演技が浮いた印象を受ける。この程度の脚本でなぜこのキャストが実現したか不思議である。
5点(2003-12-24 01:19:34)
92.  スネーク・アイズ(1998)
冒頭の長回しなどのカメラワークには、さすがブライアン・デ・パルマと言わせるレベルの高さが見られたが、映画全体の出来としては何とも言いがたいものが残った。ストーリーを完全に理解しきれていないのかもしれないが、結局何が起こったかということが最終的に見えてこなかった。伏線につぐ伏線に対するラストの答えの意味も分からなかったので、もう一度見直したいと思う。
[映画館(字幕)] 5点(2003-11-18 13:59:02)
93.  推定無罪
全体的に地味な仕上がりだったので強い印象はないが、ラストの意外性は興味深かった。ストーリー的には秀逸なサスペンスが軸なので、描き方にもう少し工夫があれば、もっと良い映画になっていたかもしれない。「推定無罪」という邦題はサスペンスフルなインパクトがあり良いと思う。
[地上波(吹替)] 5点(2003-10-22 14:43:59)
94.  スニーカーズ
派手さはなく印象は薄いんだけど、観た段階では楽しめた記憶がある。特技を持った個性的面々が集まって成し遂げるこの展開は好きなので、もう一度見たい。
[ビデオ(字幕)] 5点(2003-09-29 13:48:40)
95.  スタンド・バイ・ミー
多くの人が好む映画らしいけど、個人的にはそれほど名作的な感じは受けなかった。いまひとつ登場人物に感情移入ができずに終わってしまう感がある。
5点(2003-09-28 00:02:32)
96.  スターゲイト
壮大なSFロマンの要素は所々に見え隠れ(?)するので、楽観的に見れば楽しく観れると思う。そこまで細部まで要求できるレベルの映画ではないように思うので、楽しく観れればそれで良しではないかと。
[地上波(吹替)] 5点(2003-09-28 00:00:09)
97.  スター・トレック/イントゥ・ダークネス 《ネタバレ》 
過去のシリーズ作をまったく観ていなかった僕を「ちょっと“トレッキー”の入り口に立ってみようかな」と思わせた2009年の前作の出来映えは、娯楽映画としても、SF映画としても素晴らしかった。 その新シリーズの満を持しての続編に対しては、ブロックバスター映画の公開が重なる今夏においても随一の「期待」をしていた。ためらうことなく、無い袖を振ってIMAX3D版で鑑賞。  後進惑星でのミッションを描いたプロローグから映像的な迫力は、当然の如く抜群で、序盤から予定通りの高揚感に包まれた。 が、しかし、結論から言ってしまえば、その後のメインの展開に、高揚感を更に加速させる爆発力が残念ながら備わっていなかった。  各種イントロダクションに主人公以上の露出で登場していたベネディクト・カンバーバッチ演じる悪役が、想定通りに登場し、殆ど想定通りの悪役ぶりを披露する。 英国BBCのテレビドラマ「SHERLOCK」のファンなので、カンバーバッチの抜擢は嬉しく、存在感のあるパフォーマンスをしてはいたが、如何せんキャラクター造形が凡庸過ぎた。 対峙する主人公はじめエンタープライズ号の面々の活躍も、極めて予定調和に終始し、アッと驚くことがまるでなかった。  ストーリーがベタであっても、描き方によって目新しい娯楽性に導き出すことはいくらでも可能だと思うし、特にこの製作スタッフであれば実現できたはずだけれど、前作に対してあまりに手際が悪く、“工夫”のないストーリー展開が残念。  ストーリーの稚拙さが目立つと、画的な見せ場の印象も極めて低くなってくる。 各アクションシーンの見せ方にしても、宇宙船をはじめとするギミックにしても、どうも目新しさがなかったように思える。 偉大なスペースオペラシリーズの一作として、ラストのバトルが地球上での“追いかけっこ”からの“殴り合い”では、どうしたってアガらない。  ハードルを上げ過ぎてしまっていた部分は確かにあり、これだけ酷評寄りのコメントを並べた上でも、充分なクオリティーを備えたエンターテイメント大作であることは間違いないと思うけれど、前作以上の「衝撃」を期待していしまった以上、結果的に欲求不満が溜まってしまったことは否めない。  「スター・ウォーズ」とのまさかの掛け持ちで忙しかろうが何だろうが、J・J・エイブラムスには次作も責任を持って監督してもらい、反撃の一撃を食らわしてほしいものだ。
[映画館(字幕)] 4点(2013-08-24 17:43:07)
98.  スノーホワイト(2012)
このところのシャーリーズ・セロンは、“役選び”がとてもうまい。作品自体の善し悪しは別にして。 「ヤング・アダルト」しかり、「プロメテウス」しかり、そしてこの「スノーホワイト」しかり。  アカデミー賞を受賞した「モンスター」以降、与えられた役においてとことんまで“汚れられる”ということが、この美しい女優の最大の強みだろう。 類稀な美貌と表裏一体の「劣化」を伴うキャラクターを演じることにおいて、今彼女以上の適性を持ったスター女優はいまい。  そんなわけで、今作におけるシャーリーズ・セロンの“魔女役”はまさにハマり役だった。 何やら暗い過去を抱えつつ、他人の若さと美を吸い尽くし、残虐非道な悪役を貫き通す様は、彼女のクールな美貌に相応しい。 そして、正義に敗れ文字通り仮面が崩壊する様の恐ろしさも、彼女だからこそ成立した表現だったと思う。  と、悪役でありながら今作において殆ど主役扱いのアカデミー賞女優のパフォーマンスは賞賛に値するけれど、正直この映画の見所はただそれだけと言っていい。  映画全編通して映像に一定のクオリティーは備わっているものの、すべてのシーンが他作の使い回しのように見え、オリジナリティーがことごとく無かった。 もし、「ロード・オブ・ザ・リング」や「もののけ姫」などの作品がこの世に無いのならば、手放しで感嘆できるのだろうけれど、もちろんそうでない以上生じるのはチープな二番煎じ感のみだ。 それなりにレベルの高いスタッフは揃っているのだろうが、そこに「作家性」が皆無だったことが致命的だったのだと思う。  この映画の本来の主人公スノーホワイト即ち白雪姫は、彼女を守るべく倒れていった数々の“屍”の上に立ち、“統べるもの”へと成長していく……という風に描こうとはしている。 世界一有名な御伽話をベースにして仕立て上げられたダークファンタジーのその方向性自体は良かったと思う。 が、それも充分な尺のわりには酷く中途半端で、主人公の成長自体を描ことが出来ていないので、作品としての深みを生むには至っていない。  そして個人的に何よりもこの映画のマイナス要因となったのは、予告編で映し出されてたいくつかの印象的なカットが本編には無かったこと。 映画のプロモーションにおいてはしばしば見受けられることではあるが、どういう事情があるにしても観客に対してはあまりにアンフェアだ。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-03-03 15:42:42)
99.  スチームボーイ STEAM BOY
アニメーションの完成度は緻密さと迫力が兼ね合い申し分は無い。しかしそんなことは、アニメ映画において世界のトップを走る日本アニメ界の現状と、その頂点の一角を牛耳る大友克洋であるならある意味“当然”越えるべきハードルであると思う。これはもちろん、宮崎駿にも押井守にも言えることだ。それでは、観客が求めるものは何なのか?そう、それは結局のところ“物語の面白さ”という至極単純なポイントに尽きる。「ハウルの動く城」にも「イノセント」にも感じ続けていたことだが、進化し尽くした日本アニメは、その創造の核たるべき“アニメの面白さ”を見失っているような気がする。
[DVD(字幕)] 4点(2005-05-28 17:56:59)
100.  スリ(2000)
中年スリ師の生き様を渋く描く異色作。人間ドラマとして濃密さはあったが、映画的にはやや盛り上がりに欠ける。主人公の原田芳雄の演技と存在感は見事だったが、とりまくキャラクターの人物描写に物足りなさが残った。
[ビデオ(邦画)] 4点(2004-01-19 19:13:48)
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