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1.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
出典が誤りでしたらお詫びしますが、映画評論家の町山智浩氏をして「アメリカ全国民が観ている国民映画」と評する本作。 私は映画ファンを自認し意識して映画館に足を運ぶ様になり実に38年になりますが、 恥ずかしながら2022/12/29に初めての鑑賞と相成りました。  結論、「名作」です。 自信を持って10点満点献上致します。  満点の理由は色々と有りますが、やはり何と言ってもジェームス・スチュアート演じるジョージ・ベイリーが本当に何処にでも居そうな良い人で有ると言う事。 それも聖人君子では決して無く、ささやかな夢を抱いて健気に日々を頑張り、不満が有るとアルコールの力を借りて愚痴を言う普通の人。 即ち彼は鑑賞する側である私達と同じで、劇中で繰り拡げられる幾つかのエピソード含め感情移入する対象としてこれ以上の主人公は居ないのでは無いかと思えるくらい。 サラリーマンで宮仕えし20年ほど経過して家庭を持った立場の人は他人事とは思えない筈。 私、映画を観ながら「果たして自分が同じ様な窮地に陥った時にどれだけの人が自分を助けてくれるだろうか、 否、偽善では無く助けてくれる様な人達との繋がりを築けているのだろうか?」と自問自答し切なくなりました。 彼を支える家族、特に奥様の描写も素晴らしく結婚式当日のディナーの描写で私は泣いてしまいましたよ。  もう一つの側面としては、本作が後の映画作品に与える影響が如何に強い物であるかを理解出来た事も大きい。 「どこかで観た事ある様なシーン」のオリジナルは本作だったのか!?と思う事多数。  映画を鑑賞する側だけでなく、後の数多の映像作家に与えた影響も計り知れない本作。 素晴らしい作品だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2023-01-10 18:02:49)
2.  スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 《ネタバレ》 
劇場公開最初の週末を経た今の段階で本サイトにレビューを挙げている方は、 やはり筋金入りのファンの方が多いのだなと思いました。 表現の仕方に違いは有れど、心の琴線に触れる名シーンは皆さん同じな様です。  私が言いたい事は先達の皆さんが殆ど書かれています。 繰り返しになってしまうのが大変心苦しいのですが、幾つか箇条書きにて・・・  ・「倒す」では無く「赦す」と言う事。素晴らしい。 ・本作は旧々三部作、旧二部作の忘れ物を取りに行く作品。  私は途中からずっとウルウルしてましたが、二代目が三代目MJを救うシーン、  そして一代目が三代目を自らの行動を以って諭すシーンで完全に涙腺崩壊しました。 ・"The Great Power has Great Responsibility" その代償として三代目は叔母の庇護の下では無く、  一代目・二代目と同様に一人で悪と戦う道を選ぶ。 完全なHappy Endでは無くほろ苦い幕の引き方がとにかく良い。  高校卒業資格検定の参考書の描写でまたしても涙腺崩壊。  私は、絶対にもう一度、より逞しくなった三代目の姿を観る事が出来ると信じています。   蛇足 そして、近い将来一体誰が実写版マイルス・モラレスを演じるのか・・・ あ~楽しみだ!
[映画館(字幕)] 10点(2022-01-10 10:37:42)
3.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 
10点満点は大甘のご祝儀として。 シリーズ史上最悪のつまらなさだった前作から、力技多発ながらよくぞここまで纏めきったと思う。 JJご苦労様。 私がレビューしたかった事は他の皆様が殆どUPされているので、重複感満載なれど以下にてレビューします。  1.ハックス将軍、憐れ也。 前作まではファースト・オーダーの二大巨頭をカイロ・レンと張っていた筈ながら、数多の失敗が影響したのか本作では中間管理職の様な扱いに。 言いたい事も言えずスパイまでしていたのに最期はあっけなく射殺って・・・ 新3部作で最も存在がコントの様な方でした。  2.まさかのウェッジ・アンティリーズ登場 銀河一の戦闘機乗り、コレリアンの生ける伝説。久々にお会いできました。  3.A-Wingファイター、大活躍 個人的にSTAR WARSの世界で最もカッコいい戦闘機だと思ってます。  4.反則のラストシーン ジェダイとシスにバランスをもたらしたのがパルパティーンの孫で有っても私は構いません。 エピソード4初見時、そう私は小学校5年生でした。 「スカイウォーカー」の意味を辞書で引き、「なんていい名前なんだ!」と感動しました。 この名前がこれからも受け継いでいかれるなら私には文句はありません。  ここはエピソード3「シスの復讐」観賞時に当サイトに記載したレビューをそのまま抜粋して引用すべきでしょう。 『ラストの二つの太陽。あのシーンで全てが昇華する。私は初めてスターウォーズを鑑賞した11歳に戻り、 映画という素晴らしい世界を初めて体験した感動の原点を思い出す。これぞ映画の醍醐味。』 約40年に渡る本作への思いがこのシーンに凝縮されています。 そう、これで良かったんでしょう。
[映画館(字幕)] 10点(2019-12-23 11:53:39)(良:2票)
4.  スーパーマン(1978) 《ネタバレ》 
「真っ直ぐ」「真面目」な作風の中で時折見られるユーモアが楽しい、鑑賞していてとても気持ちの良い作品。 何せ39年前の作品である。CGテンコ盛りの現在の作品に比べ特撮部分が劣るのは仕方が無いし、そこを比較して云々言うのは野暮以外の何者でもない。 私の場合、初鑑賞はまさしく39年前。 当時10歳で夏休み中の私は母親に弁当を持たされ、それこそ朝から晩まで丸一日、映画館で本作を観ていた記憶がある。 (現在と異なり、指定席を除いて入れ替え制の劇場は少数だった) その後、TV放映やCS/BSの普及等で本作を何度と無く観返しているが、年代が変わっても共通している事は「人助けをしてこそ、真のスーパーヒーロー」と言う事。 昨今の悩んでばかりで街を破壊しまくるスーパーヒーローの描写も興味深い物は有るが、やはりスーパーヒーローの基本は人助けではなかろうか。 作品は変わるが私はスパイダーマン(サム・ライミ版)、中でも「2」が大好きで何回も観ているのだが、地下鉄のシーンは何回見ても胸が熱くなる。 感動のポイントは変わらないのだなと実感している次第。 本作の場合、主演のクリストファー・リーブの後世を思うと余計に胸に来るものがある。 今更ながらのレビュー掲載だが、様々な思いを込めて感謝の10点献上としたい。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2017-05-10 11:43:11)(良:2票)
5.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 
ラストの二つの太陽。あのシーンで全てが昇華する。 映画館で数回鑑賞し、DVD販売後も数え切れない位に本作を鑑賞しているが、常にセットでエピソードⅣも同時に観てしまう。 その都度、私は初めてスターウォーズを鑑賞した11歳に戻り、映画という素晴らしい世界を初めて体験した感動の原点を思い出す。 これぞ映画の醍醐味。 (R2D2が実は全てを知っていた・・・というオチも最高。 彼、口が堅いなぁ。)
[映画館(字幕)] 10点(2008-10-10 18:57:20)(良:1票)
6.  スター・ウォーズ 《ネタバレ》 
【追記2011/5/10】他作品のレビューにも記載したが、旧作、中でも特にSF映画を今の基準で評価するのは愚の骨頂だと私は思う。古臭さを感じるのは当然なのだから。旧作を評価する際は、まずそれぞれの作品に作成当時の英知と熱意が色濃く反映されている事に思いを馳せるべきではないだろうか。  【以下、オリジナルのレビュー】30年前の7月11日、まだ小学校5年の私に映画の「魅力」(とても一言では表せないが)を教えてくれた本当の意味での記念作。今もほぼ毎週映画館に時間をやりくりして通っているのも元を正せばこの原体験が有るから。 今はもう無いテアトル東京という映画館、2時間も並んだ事、高くて驚いたポテトチップ、場内が一体となったあの感じ、全て私のかけがえの無い宝物。  この作品を好きな人と同じ位、否定的な意見を持つ人が世界中に居るのも勿論判っている。 でも、30年前に世界中の映画館で大勢の人々に私と同じ様な体験をさせてくれたであろう本作に、10点以外の点数をつける事など私には出来ない。
[映画館(字幕)] 10点(2008-09-15 19:45:33)(良:1票)
7.  スキャナーズ 《ネタバレ》 
20年ほど前に渋谷の映画館でオールナイト(死語・・・)上映の際に鑑賞。 超能力を駆使する時に使われる甲高い効果音が満員の劇場に流れる度、冗談抜きで頭痛がした事も良い思い出。 頭部破壊シーンの迫力は勿論、最後のオチで全員思わずどよめき、その後は拍手喝采!! 何だか異様に盛り上りました。 マイケル・アイアンサイド、最高です。 観ている時は本当にこの人頭おかしいんじゃないか??と真剣に思っちゃいました。
[映画館(字幕)] 9点(2008-06-12 19:09:49)
8.  スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット 《ネタバレ》 
いやー、やっと鑑賞出来た!! 荒巻監督、ついに悟りの境地に到達したかと。 前半で各キャラの紹介はするものの、後半は皆スーツのフェイスガードを下ろしっぱなし。 キャラ付けを敢えてしないのは物凄く新鮮。 利口そうな表現を敢えてすると、「兵士の無個性化=個を重んじる事への冒涜=戦争批判」になるかと。 いや、実はそこまで難しく考えてなくて、単にキャラの顔を出すのが面倒くさかっただけかも笑。 あとエロ要素が少ない、これはマイナス要因。 いずれにしても、次作楽しみにしてますのでよろしくお願いします!!
[インターネット(字幕)] 8点(2022-04-04 10:52:35)
9.  ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 《ネタバレ》 
またしても、アメリカ映画界の「力」を思い知らされた。 若草物語はアメリカのみならず世界の文学史に於ける文学作品の代表作だ。 その古典とも言える作品を巨額の制作費用を投じ、旬の俳優陣を大量投入、とどめは新進気鋭の女流監督に作品を任せる。 そして完成した作品は見応えのある一級品の作品に仕上がっている。 これだけの事を成し遂げられるのは今やアメリカ映画界しかないのでは。  ■キャスティング:考え得る限り、今時点で最高のキャスティングと言える。 シアーシャ・ローナン・・・只でさえ女流作家が大成するのは難しい時代に、自分の志を貫く事を決めながらも揺れ動く心情を繊細且つ大胆に演じられるのはこの人しか考えられない。「レディ・バード」繋がりのキャスティングだとしても、アカデミー主演女優賞ノミネートも納得の演技。これからが本当に楽しみだ。コロコロ変わる表情を追いかけるのが何とも言えず、ハッキリ言って全くタイプでは無いのだが本作を通じてファンになってしまった。  フローレンス・ピュー・・・嫌われ者的役割を見事に演じている。この人の演技をしっかりと観たのは本作が初めて。確かまだ数本しか映画には出ていない筈で、これだけの芯の有る堂々とした演技をする女優さんをよくぞ見つけてきたと思う。末娘を演じるには少々貫禄が有り過ぎる気もするが、アメリカ映画界の底深さを改めて痛感した。  ティモシー・シャラメ・・・ルックスだけの俳優かと思っていたが見事に裏切られた。世界中で絶賛されている事も納得。  他、主役級の俳優さんが要所で皆いい演技を見せている。 出番は少ないがクリス・クーパーがあの様な押さえた渋い演技が出来るとは意外だった。 ローラ・ダーンが居ると画面全体が引き締まる。稀有な女優さんになったと思う。  ■脚本・演出:凝っているが判りやすい。映像の力を感じる。 時系列が入り乱れる構成は得てして判りにくい印象を得がちだ。ましてや本作はわずか7年の違いしか無く、登場人物皆が極端に外観が変わる程の年月の開きはは無い。 それでも混乱する事無く物語に没入出来るのは微妙に色調を変えた映像とカット割りの上手さから来るものだろう。  若い女性が大挙出演する様子を観るのは男として眼福でも有るし、原作小説のファンの方や過去映像化されたアニメや映画に触れた経験が有る方にも、 現代の解釈も交えエネルギッシュに映像化された本作を強くお勧めしたい。  良作です。
[映画館(字幕)] 8点(2020-06-16 19:04:12)(良:1票)
10.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
やっと観る事が出来た。 アカデミー主演女優賞・助演男優賞獲得も納得の演技を堪能したが、本作は決して「観る事で前向きになれる」とか「観る事で嫌な事を忘れる」系の作品では無く、アメリカ南部に未だ色濃く残る人種差別、いや、本作の場合は「自分が認めないもの全てへの差別」を背景に、怒りの連鎖が生む悲劇を描いているので、 観賞にはそれなりの気合と覚悟が必要だ。 本作の上手い所は差別が生む悲劇だけを取り上げているのでは無く、人間の優しさ・誰でも改心できるという気持ちをさりげなく描いている所で、他レビュアー諸氏も挙げておられる通り、オレンジジュースのストローの描写はとても良いシーンだし、自殺した署長の手紙を読んでからの作品のトーンの変化は劇的な程だ。特に私は終盤のサム・エリオットがマジックのふりをして容疑者と思しき男からDNAサンプルを取るシーンには、一種のヒーロー物を観ているかの様なカタルシスさえ覚えた。 だがしかし、本作の本当の持ち味は最後の最後まで希望に満ちた未来を提示しない事。 フランシス・マクドーマンドとサム・エリオットは容疑者と思しき男と「ケリを付ける」為、呉越同舟よろしくクルマでアイダホに赴く。 その後がどうなるかを観る側の想像に委ねる余韻を生む幕の引き方だが、よくよく考えてみると、ウサギの置き物を投げ捨て、バーで聞きたくも無い酷い事を自慢げに話していた容疑者と思しき男は(ここは私の推測を含むが)恐らく真犯人なのだろう。 だが、その男が中東派兵をアリバイにして軍部が犯罪を隠蔽しているかの様な事が暗に語られている事から、おそらくこの男はこれからも野放しで、 第二第三の犠牲者が出てくることは想像に難くなく、もしアイダホに向かう二人がこの男を殺す選択をした場合でも、彼らは軍人殺し(恐らくアメリカでは最も厳しく罰せされる筈)としてアメリカの法の下で罪人になってしまうのだ。 本作を通じて、アメリカと言う国は寓話的では有るが署長の様な善人は早死にし、本当の正義は施行されない「病みきった国」で有る事を思い知らされた。 監督や製作陣が本作で伝えたかった本当の思いはここにあったのでは無いかと私は思うのだ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-09-25 17:42:45)
11.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 
まず、私は小学校5年の時に今はもう無いテアトル東京でエピソードⅣを観て以来、30年越しで本シリーズの大ファンなので自ずと採点が甘くなる事をご容赦頂きたい。 何はさておき、先ずは世界中の注目と期待の中で想像を絶するであろうプレッシャーを背負いながら、世界中のファン達に一定以上の喜びと満足を与え、次作への期待を更に大きくさせた製作に携わられた方々を讃えたいと思う。 私の様な往年のファンの場合、大画面であのオープニングを観る事が出来ただけで感涙ものだ。 しかもこの機会を少なくとも後2回は経験させて貰えるのかと思うと、そこには只、「感謝」しか無い。 では10点満点か?と言うと、実は残念ながらそうでは無い。 ストーリーが偉大なるワンパターンで有るのはもはや「お約束」なので気にはならない。 最も大きな減点要因は、権利問題でも有ったのかエピソードⅣ~Ⅵで培われ、エピソードⅠ~Ⅲでも効果的に引用されていた音楽がそれほど多く使用されていなかった事。 往年のファンならば、「このシーンにはこの音楽でしょう!」と思うシーンが意外と多く有ったはず。 特に前半の惑星ジャクーでのミレニアム・ファルコンとTIEファイターのドッグファイトシーンは、大迫力の映像と合わせて「あの旋律」をぜひとも聴きたかった。 また、果たして予備知識なしで本作を鑑賞した方々に本作がどの様に観えているのかが気になった。 過去エピソードに登場したキャラクターの再登場や、数々の小技(モンスター・チェスや一瞬だけ登場するフォース練習用の無重力ボール等々)は、 往年のファン達には嬉しい限りだが、本作から初めてスター・ウォーズに触れる人達には何の事だか判らなかったのでは無いだろうか? 万人向けの作品創りは物凄く難しいだろうから、初めて観る人達にも判る様な作品にするは無理な注文なのだが、 本作をきっかけにしてスター・ウォーズの世界に足を踏み入れる若い世代の方々が増える事を願うばかりだ。 小難しい事をダラダラと書いてしまったが、レイ役のデイジー・リドリー(世界中の人達がハマリ役と思っている筈)や、 若い頃のデンゼル・ワシントンを彷彿とさせるジョン・ボイエガ、そして贔屓の俳優の一人で有るオスカー・アイザックの主要キャラ登用など、 魅力的な新キャラが多数登場した事も有り、次作が今から本当に楽しみでならない。 今から首を長くして待つ事としたい。
[映画館(字幕)] 8点(2015-12-20 22:30:53)(良:2票)
12.  スノーマン<TVM> 《ネタバレ》 
これはやばいです。年甲斐も無く号泣。 「この作品を観てどう感じるか?」で人間性が判ってしまう様な作品。名作です。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-02 15:25:02)
13.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 
他レビュアー諸氏の感想を読み、本作に対する感想は世代を問わず共通なのだと判り嬉しく思っている。 今、私は「良い映画を観た」という感慨深い気持ちで一杯だ。 私はバリバリのヤマト世代、TV再放送・映画版含め殆ど制覇しており「オリジナル」への思い入れも多少は有る。 そんな私でも本作は充分以上に『有り』だと思った。 何よりも、日本人が自分達で本作を作成した事が嬉しい。下手なハリウッドリメイクの餌食にならず本当に良かった。 そして、本作を世に送り出した監督・スタッフ・キャストの皆さんに拍手を送りたい。30年以上も前の作品に現代の解釈を上手く調合し、オリジナルの世界観を壊す事なく沢山有るエピソードを絶妙に足し引きしつつ見事に最新の映画として完成させた事は本当に素晴らしいと思う。 (イスカンダルとガミラスの新解釈は特に素晴らしい) 日本のSF映画は、なぜか自虐的にハリウッド映画と比較されあれこれ言われてしまう傾向が非常に強いが、本作はその「壁」を自ら壊す事に成功したのでは無いか。 ここは10点差し上げたい所だが、最後はああするしかなかったとしても、特攻礼賛と受け止められかねないラストの描写にマイナス2点で合計8点献上させて頂きます。  最後に、他レビュアーの方も書いておられるが森雪が某スキャンダル女優では無くて 本~当に良かった(笑)   もう一点追記 緒方直人に個人的な熱演賞を差し上げたい。彼を見直しました!良い演技だった!!
[映画館(邦画)] 8点(2010-12-06 11:57:53)(良:3票)
14.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲 《ネタバレ》 
鑑賞当時13歳だった私は思春期真っ只中。ハンソロとレイア姫のキスシーンに心臓バクバクになった。 ダースベーダーはシリーズ通じて本作が一番カッコいい。 雪原をノッシノッシと歩くAT-ATの描写も衝撃的だった。 "I know"はやっぱり名台詞!!
[映画館(字幕)] 8点(2009-11-27 16:24:55)
15.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》 
気分爽快な娯楽作。 製作陣・キャスト共に楽しそうに演じているのが心地よい。「アメリカの文化」とまで言われている作品を新たな視点で作成するのは相当なプレッシャーが有っただろうに、逆にそれを力に変えている様だ。 Dr.マッコイがはまり役、まさかあのLOTRの人とは! スポックとウフーラが恋仲なのも新鮮で有りだと思う。さて、本作で旧作との線引きは完了した。次回作、期待してます!!
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-08 12:31:08)
16.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
運命だね。
[映画館(字幕)] 8点(2009-04-20 11:54:17)(笑:2票)
17.  ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行 《ネタバレ》 
上映時間が長いのが玉に瑕ながら、制作者の映画愛溢れる秀作です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-02-10 11:24:57)
18.  ストレンジャー・ザン・パラダイス 《ネタバレ》 
【前置き】 コロナウィルス感染防止の為に施行された緊急事態宣言が解除され、久々に映画館で観た映画は「Dead Din't Die」だった。 「パターソン」が思いの外良かったので、久々の劇場体験に相応しいと思ったのだ。 だが… 残念ながら「Dead Don't Die」は正直今一つだった。 辛口のレビューを上梓しようと思っていたのだが、一風変わった作風を持ち味とした監督さんの作品をたった2作観ただけで 偉そうな批評を書くのは余りにも無礼だと思い、いわばルーツとも言える本作の鑑賞を決めた次第。  【本題】 本作と「パターソン」、笑える位に作風は変わっていないと感じた。 映画に対する監督の少し冷めた、でも愛情の有る視点も同じ。 異なるのは色が付いた事と俳優陣が豪華になった事位では。  まるで隣の気のいい兄ちゃんの生活をそのまま再現している様な話の流れ、 人が死ぬ等の事更に観る人の感情を煽る様な描写は皆無。 物語(?)は少数の登場人物が繰り出す必要最小限な朴訥且つシニカルなセリフと比較的短いカットで紡がれていく。  予備知識無しの場合、恐ろしく退屈な映画なのではないか?と思ってしまいそうだが、 絶妙な存在感の叔母さん(恐らく素人さんでは?)やヒロイン:エヴァ役を演じる女優さんのエスター・バリントを筆頭に、 何故か飽きずに最後まで見届けてしまう。 悲劇とまでは言わないけれど、落ちの付け方も面白い。  この絶妙な空気感はあざとく狙って出せる物では無い。 ジム・ジャームッシュ監督が不世出の存在で世界中の業界人から愛されている理由の一旦を垣間見た気がする。  さて、それでは"Dead Don't Die"のレビューに取り掛かる事にしましょうか。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-06-11 13:14:58)
19.  スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 《ネタバレ》 
ピーター・パーカーがトニー・スタークの後継者になる設定、いいですね。 今回は敵の設定がいまいち。 3DCG+ドローンによるフェイクなんて、直ぐにバレてしまいそう。 アベンジャーズ系は「エンド・ゲーム」で綺麗さっぱり終わるのかと思っていましたが、 思い入れの強いファン達への贈り物として、こういう方法で色々な続編を観る事が出来るのは良い事だと思います。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-02-04 11:34:26)
20.  スパイダーマン:スパイダーバース 《ネタバレ》 
アメコミの『映像化』に一石を投じる意欲的な作品。 小国の国家予算並の巨額の費用を投じ、「グランドホテル」よろしく豪華俳優を大挙出演させ、CGでゲップが出そうな賢覧豪華な映像オンパレードの 作品もお祭りに参加する様な気分で楽しいが、アベンジャーズが完結に向かいつつある中、いささか食傷気味だった事も事実。 その様な中での本作の位置付け、実はかなり周到に計算された上で製作にGOが出されているのでは無いか。 お話し自体は良くある見習いヒーローが幾つかの試練や出来事を経て独り立ちしていく王道だが、アメコミ作品の今後を読む上でも 観て損はしないと思う。
[映画館(字幕)] 7点(2019-03-11 13:16:08)
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