101. トロイ(2004)
登場人物の人格造形からして全然できていない気がするのだが、美術関係も音楽もアクションもエキストラも、全般的に何かえらくしょぼい。やたら長く感じました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-04-14 00:28:37) |
102. トム・ホーン
《ネタバレ》 「許されざる者」よりも10年以上前にこんな作品があったんですね。マックイーンは何かの覚悟を持ってこの役に挑んだのかもしれませんが、いかんせん演技が力弱く、また終盤に至るまでさしたる盛り上がりもなく進むので、インパクトに欠けます。ただし、最後の処刑シーンは、そこで幕を閉じてしまう点も含めてこだわりが感じられました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-04-03 22:38:00) |
103. 突撃隊
何かもっと激しい人間性のぶつかり合いを期待させる設定なのに、妙に狭い中でチマチマと展開している感が拭えず、入りきれませんでした。それと、原題は詩的でいい感じなのに、この邦題は・・・。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-01-28 22:38:10) |
104. 努力しないで出世する方法
ただ単にみんなで脳天気に騒いでいるだけにしか見えませんでした。ミュージカルといえど、ストーリー上の大事なポイントはきちんと押さえて表現してくれないとだめです。原色系の色彩感覚は面白かったので、点数はそこに。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-10-03 00:04:24) |
105. 東京物語
《ネタバレ》 導入部はかなり退屈だったのですが、自分たちが歓迎されざる存在なのを段々と察知していくあたりは優れた描写で、特に、熱海の海岸で「帰ろうか」と語り合うシーン、そこから追い出されるように出て行って行き場のなくなるシークエンスは秀逸でした。そのまま最後まで行ってくれればよかったのですが、その後はやっぱりステレオタイプな人物描写と説明台詞の応酬に戻ってしまいました。これだけの俳優陣と、鋭い着眼点の素材を揃えたのであれば、台詞が言葉通りの意味を表していない、裏の意味も別の意味もある、1人の人物がいろんな感情を持っている、そんなやりとりをもっと見たかったと思います。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-07-15 00:42:11) |
106. トスカーナの休日
出だしのところで大体の方向性が読めてしまうのだが、ほとんどそのまんまで進んでしまうのはまだいいとしても、登場人物たちの陳腐なやりとりは何とかならなかったのか。家を買うときのやりとりにしろ、予定調和的に現れるいい男とのやりとりにしろ、親友という設定らしいサンドラ・オーとのやりとりにしろ、そして主人公が1人でいるときの言動にしても、あまりにも描写が説明的かつ稚拙で、脚本家が机の上で考えただけなのがミエミエです。これでは、トスカーナという新天地での再生とか言われても、リアリティもなければ夢もありません。キアーラ役の女優さんはびっくりするほど可愛らしかったので、そこに4点。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-04-30 02:56:46) |
107. トランスポーター2
最後までノンストップ一直線、アクションも各々しつこくない程度で切り上げていて、1よりは良かったです。ま、ここまで来ると本来の職業はほとんど関係ありませんが…。あと、敵方がもう少し頭良さそうだったらもっとよかったのにと思ってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-10-07 03:25:49) |
108. 時をかける少女(1983)
当時、映画を見ていない人でも、「実験室のラベンダーの香りで気を失う」というネタはなぜかみんなが知っていましたね。内容的には何もありませんが、好奇心と懐かしさは満たされたので目的は達しました。エンディングがあまりにも笑えたので+1点。各シーンを撮り終えた後に、あれだけのためにもう1回カメラを回したのかと思うと・・・。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-09-21 00:42:02) |
109. ドランク・モンキー/酔拳
蛇拳以上に背景の説明まるでなし、ひたすらトレーニングしているか、誰かと誰かが延々とやり合っているだけの作品。それはそれで潔いが、同種作品をこれ以上見ようという気にはならない。 [DVD(字幕)] 4点(2006-06-26 03:48:14) |
110. トップ・ハット
ダンスのシーンには一応見るべきものがあるが、それ以外の部分が、各登場人物が好き勝手にいろんなことを言っているというだけで中身がなく、何とも退屈。最後のオチだけは、あまりにも強引でちょっと笑えた。 [DVD(字幕)] 4点(2005-05-07 02:38:13) |
111. トリコロールに燃えて
前半は説明的に淡々と進むだけで、はっきりいって退屈。戦火の状況がからんでくる後半はややましになるが、レジスタンスの描き方など明らかに甘すぎるし、登場人物をどのように動かせたいのかも、よく分からない。男性の方の演技力の低さもマイナス。 4点(2004-10-31 21:30:25) |
112. 友だちのうちはどこ?
わざわざ映画にするほどの話なのか? [DVD(字幕)] 4点(2004-07-04 12:16:20)(良:1票) |
113. トイ・ソルジャー
見ていて退屈はしなかったのだが、結局は普通のアクション系とあまり演出が変わらなかった。もっと、非力な学生が工夫する知能戦みたいなのを期待していたのですが。 4点(2004-06-17 01:51:20) |
114. トゥルーライズ
お馬鹿な設定なのだからそれに即して単純にまとめたら良いはずなのに、キャメロン監督の生真面目さが災いしてか、妙なところで変に大作っぽく凝った作りをしているため、えらくスピード感に欠ける間延びした展開になっている。キノコ雲を壁紙感覚で使っちゃったり、敵をほとんどゲーム感覚で殺しちゃったりしているのも、何だかなあ。点数は、ビル・パクストンの本領全開の見事なヘタレぶりに対して。 [DVD(字幕)] 4点(2004-05-20 01:52:24) |
115. 逃亡者(1990)
《ネタバレ》 まあまあ楽しめるサスペンスだと思いますが、冒頭は明らかに不自然だし(設定の意味もない)、終盤はもう少しきっちりと決めてほしかったところです。あれほど手際の悪いFBIが出てくる映画というのも珍しいです。 4点(2004-01-13 00:17:56) |
116. ドラキュラ(1992)
《ネタバレ》 何でミーナがドラキュラに恋するのか、その過程が全然分かりません。なので、そこから後が全部説得力がありません。過去が関連しているというのならば(それだと面白いのですが)、その点をきちんと明確にすべきです。 4点(2003-10-13 23:44:59) |
117. 永遠に美しく・・・
設定からしてもっとアホバカコメディになるはずなんですけど、ゼメキス監督はどこまでも真面目なのです。なので、視覚効果面が暴走する後半になると、何となく笑いも引きつってしまうのです。一方で、主演の3人も、「こういうのにも真面目に取り組むぞっ!」とばかりに、演技が重たいのです。結果、どこまでもどよんとした空気が漂ってしまっています。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2003-07-21 00:55:37) |
118. 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)
映像を撮っているんだからそれをそのまま流せばいいのに、実況解説かと思うほどの同じ内容のナレーションを延々と重ねてくる構成にうんざり。出てくる人たちもことごとく類型的かつ表層的で、人格的な面白みがありません。●結局、東京タワーが何で出てきたのかも不明。●あと、九州弁が全然ダメです。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2023-12-23 02:20:08) |
119. 東京日和
夫婦愛を中心テーマに据えようとしているっぽいのだが、どこまで行っても雰囲気がフワフワしていて(もっといえばダラダラしていて)、双方とも内面が見えてこない。中山美穂の芝居も、弾んでいない。また、設定からカメラをキー・アイテムにしたそうなのですが、まったく使いこなせておらず、むしろ役者がそれを持て余しています。結局、制作側がやろうとしていることに構築がついていっていませんでした。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2023-11-15 00:11:32) |
120. TOPLESS(2007)
《ネタバレ》 レズビアンの女の子たちのあれこれというふれ込みなのですが、照準は中心の1人に合っている感じです。ただ、周辺人物も含めて、何かを深く掘り下げるわけではなく、さらっと表面を撫でて終わってしまいました。ところどころ変に安っぽい映像(セット感がまる出しになってしまう)も気になりました。ただし、ラストの時制が飛んでからの2人を描いたシーンの切なさは秀逸で、こういう角度を駆使してもっと立体的に作ってほしかったと思いました。 [DVD(邦画)] 3点(2022-06-23 01:18:27) |