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1.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 
ヒロインを助けるヒーローが泥棒。しかも仁義もクソもない雑魚、あげくのはてに弱い。そんな雑魚男が、ラプ子と接するうちにどんどん人間性を取り戻していく。最後まで弱いままだったが・・。しかし不思議と憎めない雑魚だった。言っておくが大ドンデン返しはないぞ。それでも期待を裏切らない感動を与えてくれる。なによりも3Dが抜群の効果を発揮していた。3Dの大御所「アバター」は、奥行き重視の3Dだが、塔の上のラプ子は、「質感」を重視した3Dである。彼女が生まれてはじめて塔から降り、歓喜のあまり、思わず大地にほおずりしたときの、その草の質感や、輝く髪のリアル感は、3D映画の新しい可能性を切り開いたと考える。そして一番の見所はなんと言っても城下町である。ラプ子と雑魚が、城下町に足を踏み入れたとたん、当該3D効果によって、ファンタジーの世界観が一気に躍動し、開花するのである。ここでラプ子は突然謳いながら踊りだす。それにみんなが応える。あぁ、映画ってスバラシイ。歌うのではなく謳うのだ。これぞミュージカル精神の哲学なり。この躍動感溢れる歓喜のワンシーンはラプ子が勇気を出して新しい世界に足を踏み入れ、ついに実現した1つの到達点だ。そして彼女の最終目的である夢がついに叶うシーン。泣いたよ。舟の上で見上げる光り輝くランタンの乱舞─。3Dバンザイ。目の前の現れたランタンを手を泳がせて取ろうとした観客は小さな子供や精神年齢の低い私だけではないはずだ。3Dめがねをかけた観客はここで狂喜したのだ。これぞ映像の奇跡。花粉症なのか感動なのか分からないが涙と鼻水が止まらないっ!脇役も良いぞ。ロマンチストな酒場の荒れくれ者たち、濃い顔をした馬のマキシマス、耳攻撃するこざかしいカメレオン、おまえらはかなりの変態だったな。しかし愛すべき最高のキャラだ。さあこれで夢は終わった。では次の夢をみよう!グッジョブ!ディズニー!
[映画館(吹替)] 10点(2011-04-10 00:12:29)(良:2票)
2.  ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝 《ネタバレ》 
B級の頂点だ。非常に面白い。強くて美しい女性4人が爽快に暴れまくる。それがすべてだ。彼女たちは不思議な武器を使って個性的な戦いを演じている。今回のジェットリーは雑魚と表現してもそれは嘘にはならないだろう。ラスボスを倒したのもクールビューティの女剣士だったからだ。この女優はチャン・ツィイーと同様に、女四天王の1人と呼ばれているらしい。抜群の存在感だった。愛する男を想いつづけ、孤高で、いじらしい。また、自己中心型の女盗賊も素晴らしい。手裏剣を使って、女剣士と戦うシーンは圧巻としか言いようがない。三国志の時代において、戦神と崇められた関羽が愛用する大刀さえ振り回す怪力女だが、美人ゆえに視覚的には爽快無比である。さらに、未開の国の先住民を思わせるガングロ系の王女はワイルドかつ一番の美人だ。円形の不思議な武器を使って攻撃してくるデンジャラスな女だった。笑顔がじつに不敵で素晴らしい。そして、図書館で勉強している女子高生のような暗殺者の女は強いぞ。はっきりいってラスボスより強いと感じた。武器は糸だ。糸フェチにはたまらないだろう。とにかく、4人の女傑たちが操る武器が、最高級に魅力的なのだ。4人の女性に囲まれているジェットリーがバカに見えてくる。このバカを愛して追いかけてきた孤高の女性剣士は死亡フラグが立っていた。つまり、愛する男をかばってラスボスに殺され、男はそれを見て奮い立ち、ラスボスを倒して一件落着。ありがちな展開を予想した私は身震いし、激しい不安を覚えた。もしそうだったら、私は何の躊躇もなく、問答無用に0点をつけていたであろう。しかし彼女が助かり、私は恐ろしい感動に襲われた。その瞬間、この映画に対する私の評価は決定されたといっても過言ではない。何を愛し、何を憎むかべきか、何を尊敬し、何を軽蔑するか、あらゆる要素において私と作品がジャストフィットしたのだ。正義は勝つ!!
[DVD(字幕)] 9点(2014-02-23 13:35:55)
3.  トランスアメリカ 《ネタバレ》 
男は男らしく、女は女らしくとは言いますが、人にはさまざまな生き方がある。と言いつつも実際に自分の父親や息子が、「男から女になりたい!」と言い出したら悪夢としかいいようがない。理解を示せる人は皆無でしょう。本作は性同一性障害を抱える主人公が高く評価されて主演女優賞にもノミネートされましたが、障害を抱える主人公よりもむしろ主人公の家族たちの苦悩や戸惑いのほうが印象に残りました。女性になったブリーをみて母親は泣き叫び、息子は怒って殴り飛ばす。理解しようとしない家族が悪いのではない。それは当然なのである。やはりブリーのやろうとしていることは家族にとっては絶対に許せない行為だ。他人事じゃなくて実際に自分の父親が女性になったことを想像してみればよく分かる。しかし許せない行為だけど、けっきょく最後には本人が決めることであり多くの人を傷つけても自分らしくあろうとする生き方を選ぶのは強い生き方だと思う。私たちはブリーのように「変態」ではない。しかし私たちはブリーのように自分を肯定して生きることはなかなかできない。すぐに自己嫌悪の襲われ、今の自分を否定しています。ラストシーンではブリーの息子がホモAV男優になることを、女性になった父親に告白します。異常なシュチエーションですが、2人とも今の自分に対して自己嫌悪の感情はなく、あるがままの自分を受け入れている。この映画は「変態となった自分」を他人に認めてもらうことが目的はない。いかに現状の自分を、自分自身が肯定できるかが問われているのだと思う。やさしい映画でした。やはり私だったらこの映画に10点をつけるしかない。 
[DVD(字幕)] 9点(2007-08-18 18:27:05)(良:1票)
4.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 
私たちが最も嫌いなのは、「凶悪殺人犯」ではなくて、「偽善者」だと思う。ドッグヴィルの村人たちは、グレースを裁こうとしました。またグレースのほうも、自分の正当性を出張して、父の力を借り、村人の連中の裁きを断行します。よく考えるとドッグヴィルも、グレースも、お互いが相手の罪を指摘し、お互いが相手を裁こうとしていることが分かります。そして、ドッグヴィルはグレースを裁くことに失敗し、グレースは裁くことに成功した。その違いがあるのみです。グレースは子供の殺し方まで命令した。だからこそ、すべての人間は「罪を持った愚かな生き物だ」というメッセージが明確になったのです。もし、グレースが中途半端なことをして、観客に同情されてしまったら、この映画は、間違いなく失敗作で終わったはずです。監督が私たちに、分からせたかったことは、「人間は自分の罪には鈍感だ。しかし他人の罪には敏感なのである。」と、いうことに尽きると思います。それなのに「偽善者のトムが一番むかつく!」と、私たち観客が言い出したら、せっかくの監督の苦労も水の泡ですね。 監督はこの映画で、何度もこう叫んでいるのです。「世の中には、自分は善良な人間だ!と思い込んで、他人を裁こうとしている者が多いのだよ。それはドッグヴィルの連中であり、グレースであり、そしてあなたたち観客なのです。 みんな自分の罪を棚上げして、他人の罪を非難しているのです」 この映画をみて、自己嫌悪に似た嫌な気持ちを味わった人は、正しい見方ができた人だと思います。反対に、「僕は悪くないもーん。グレースは悪いやつだなー。いや、トムのほうがもっと悪いかな? やっぱり監督が一番悪党だなー。けしからんぞー」と考えている人は、虚無感を感じない正義感たっぷりの幸せ者です。そういう人には、トリアーの魔法も効かないでしょう。
[映画館(字幕)] 9点(2005-01-23 19:39:18)(良:4票)
5.  遠い空の向こうに
子供がロケットで食べていこうと考えるなんて親としては当然反対するだろうと思う。あまりにも夢を追いすぎると思ってしまう。 現実に目を向けて真面目に働きなさいと親は考えるだろう。 しかしけっきょく一番大事なことは好きなことにチャレンジするということだと思う。 それが失敗しようが成功しようがとにかくチャレンジしたという事実そのものが大切なことではないだろうか。 最後にロケットに挑んだ少年たちの末路が紹介されたけど、そんなことはどうでもいいこと。 「私はそれを実行した」ということだけで成功失敗の有無に関わりなく、誇れる出来事じゃないか? 若いときの行動とは利己的なものではなくてこの映画の少年たちのように無謀と思えるくらい一途で純粋であって欲しいと素直に感じた。 成功すればそれは良いことだ。しかし大きな失敗を経験することも大事。 成功も失敗もしないで人生を終える人間に比べたら行動するということがいかに大事か分かると思う。
9点(2004-11-21 20:58:08)(良:2票)
6.  トレーニング デイ
危ない街を見させてもらった。 それとラップ好きには最高の映画だろう。 ラップの大御所スヌープ・ドックが麻薬売人として登場し、デンゼルに口の中にペンをかき回されてゲロを吐くシーンもあるし、泣く子も黙るラップの天才プロデューサーのドクタードレーも悪役警官で登場している。 そして主題歌は、ラップ界に殴り込みをかけてきたネリーが歌っている。 それとなんと、メイシー・グレイまで特別主演しているぞ。彼女が歌手としては一番演技がうまかった。
9点(2003-10-16 17:18:34)
7.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 
恋愛映画でした。男は彼女の奇抜な容姿をみても偏見を持たなかった。彼女は生まれてはじめて他人から頼りにされることに喜びを感じた。それが恋愛感情につながった。原作はスウェーデン語で「女を憎む男たち」その男たちとは、後見人のデブ野郎、リスベットの鬼畜パパ、女殺しが趣味の変態親子・・である。リスベットの奇抜な恰好は、子供時代に性的暴力を受けてきた事と関係がある。彼女は、男たちから性的な対象と見られないようにするために、男のようにふるまってきた。両性愛者という設定などは、表面上のことに過ぎない。彼女はトラウマのために、男を演じてきたのです。すなわち、ドラゴンのタトゥーは、男に対する防御手段なのです。男という生き物はなぜか常に女を憎む。卑怯な男ほど、猫や鳩の虐殺と同じように、弱者を攻撃したがる。「女のくせに」とすぐ口走る男たち、その言葉の裏には「弱いくせに」という言葉が隠されている。お前らはネトウヨ以下だ。だからこの話は女であるがゆえに虐げられてきた女たちの物語なんだ。女のジハードなんだ。その執行人が、リスベットだったんだ。鬼畜パパは全身火まみれ、デブの後見人は拷問責め、犯人のパパは水死、犯人は車内で大炎上、バカ男たちの殺され方はどれも痛快無比です。共感できました。私とリスベットが、何かつながってるってゆう感じ?そういうふうに感じたのは初めてだし、だいたいそういうの大嫌いな私ですが、彼女を自分の娘のように応援できたのは収穫でした、娘なんていませんけどね。できれば女性に観てほしい映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-19 21:24:01)(良:2票)
8.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 
数々の3D映画を観てきたがこの「3」はアバターに匹敵する3Dだという批評をよく耳にするが、むしろアバターを超えているとおもう。つまり現時点において、世界最高の映像なのである。もちろんストーリーにかんしては語るべきものではない。3D映像の、3D映像による、3D映像のための映画なのだ。私はこの映画を楽しめた。しかしそんな私でも味方のロボットの名前を1人も覚えていない。そもそも敵ロボットと味方ロボットの見分けは限りなく困難である。よだれをたらすロボットが敵のようだ。とりあえず、ガンダムみたいなのがリーダーで黄色い奴が主人公のダチということ以外は、むりに覚える必要はない。主人公の名前もヒロインの名前も覚えるな。それでも楽しめるのだ。むしろ今になって低ギャラ俳優に注文をつけてもまったく無意味である。この映画では、人間は永遠に脇役である。予算はすべて映像につぎ込まれているのだ。あのビルの崩壊シーンのすごさよ。浮世のくだらないしがらみなどすべて吹き飛ばしてくれるぞ。この監督の偉大な長所は、世界で一番モノを壊すことがうまいことである。とくにモグラロボットは芸術的だ。このロボットは職人のようにビルを滅茶苦茶にしてしまう。私はこの破壊の仕方にアートを感じる。さらにビル崩壊で主人公グループ全員に死亡フラグが立ちまくり状態。それでも死なない。なぜ死なないのか?と笑いがこみ上げてくる、どんだけ~と叫んでしまう。シカゴ決戦シーンは数ある宇宙人の地球侵略シーンでも例を見ない圧巻の攻防戦になっている。通常の2時間映画を、わざと目まいがするほどくだらない脇役主人公の就職活動をいれて157分の超大作にしてしまうところが心憎い。ベイだからこそこのくだらなさは必要なのだ。よくも悪くもトランスフォーマー3はもっともあつい娯楽大作である。 
[映画館(字幕)] 8点(2011-08-16 12:53:31)(良:2票)
9.  ドニー・ダーコ 《ネタバレ》 
一番最初の方も言っていますが、この話は人間が死ぬ間際にみる一瞬の夢なのだと思う。あのセミナーの雰囲気はいやだったなぁ。ああいう会合に行ったことが昔あるけど本当にぞっとした。その理由は「ぼくらはみんな仲間なんだ」というオーラがひしひしと伝わってくるからです。寂しいからみんなで寄り集まって共感しあいたいというのは結構です、しかしそういう連中に限って、仲間に溶け込めない異分子を目の敵にして攻撃しようとする。そして異分子をみんなで協力して排除することでまた連帯感を味わって気持ちよくなろうとする。人間は孤独である、ということを認めようとはしない連中が、孤独を回避するために集り、そしてドニーダーコのようなタイプの人間を餌食にする。他人と同化しきれない人は少なからずこの手の集団に痛い目にあっているはずです。この話が「ライ麦畑でつかまえて」と似ていると言った人もいましたが、まさに的を得ていると思います。ドニーダーコはホールデン君を思い出させる。誰もが自由と引き換えに寂寥感を募らせていきます。世界の終わりのタイムリミット(言い換えれば自分が死んでこの世から消えさるまでの時間)が最初から定められていて、それに向ってどんどん堕ちていく世界観は秀逸。青春はその感受性の強さゆえに希望と絶望が紙一重。  
[DVD(字幕)] 8点(2006-08-29 18:34:40)(良:1票)
10.  トレインスポッティング
スコットランドで一番汚いトイレはひどいね(苦笑) 思わず目を覆ってしまった。 あのトイレでのユアンの行動はひどかった・・。 ようするにあそこまでドラックに執着する若者を見せようという魂胆があったのだと思う。 この映画は見方によっては逆に「ドラック」に興味を持ってしまう可能性もあるが、これだけ「ドラック」を意識してみた映画は初めてだ。
[映画館(字幕)] 8点(2003-10-16 19:33:08)
11.  28DAYS
レイモンドカヴァーの小説のような苦しみに満ちた映画だ。しかし笑いもあってよろしい。 
8点(2003-10-15 15:21:15)
12.  東京島 《ネタバレ》 
十五少年漂流記のように、みんなで助け合って危機を乗り越えていくという涙ぐましい美談は1つもありません。エゴイズムの極致を追求したあらゆる描写が収斂されています。その象徴的な人間が清子とワタナベですね。ワタナベの変人ぶりは目に余るものがありますが、彼の他人に対する嘲笑や激しい復讐心の源泉は、他者との齟齬の自覚にあります。つまり過剰な自意識の裏返しなのです。だから彼は無人島で自意識が解放され、光り輝いたのです。清子は完全無敵のエゴイスト。生き抜くためにはどんな卑劣な手段を用いることも逡巡しない強さが秘められている。非力だがザバイバル能力はランボーすら凌駕する。清子とワタナベはまさにトウキョウ島の申し子であり、2人は水を得た魚のごとく一瀉千里の勢いで活き活きと島をかけめぐる。その描写はじつに素晴らしいものがある。人が秘める本能を「食欲」と「性欲」の描写を執拗に描くことによって炙り出すこと成功した。人間にとって「社会」とは摩擦相克の場だということも分かるかと思います。ちなみに東京島のオトコ連中は、この世の男尊女卑の思想を代表する愚か者たちなのである。現実問題としても、この世は男女平等を謳いながら男尊女卑がまかり通っている。罵るときは「バカ」だけでいいのに、わざわざ「バカ女」と言ったり、女性の弁護士にわざわざ「女弁護士」とつける。その根底には女性差別が含まれているのだ。「東京島」が痛快なのは男尊主義者たちが怒りで失神しそうな内容の物語だからだ。清子は女性軽視のバカな男たちを踏み台にして、ついに自分だけ無人島を脱出する。こんなに痛快な小説はあるだろうか?清子バンザイ!桐野の小説は、男をのこぎりで切ったことにより、男をばかにしていると批判されて直木賞を逃したこともあるが本当にばかな中年男たちは、人間の本質がわかっていないのだ。ハリウッドのリメイクではぜひ女優レニー・ゼルウィガーが清子役をしてもらいたい、第二候補は杉田かおるでよろしく頼む。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-25 21:25:21)(良:1票)
13.  トラフィック(2000)
アメリカでは麻薬はすでにお酒やタバコと同じように嗜好品としての地位を築いているのではないかと恐れてしまう映画だった。タバコやお酒には中毒性がある。やりすぎると危険なのは誰もが知っているが法律で禁止しようとはしない。なぜ麻薬だけが法律で禁止されるのか? 麻薬を禁止するから、それを利用してアルカポネのようなマフィアが莫大な利益をあげようとする。抗争で死人も出る。 このような開き直りともとれる言葉が映画の登場人物を通して、麻薬取引をしている人間の口から当たり前のように出てくる。 つまり、昔アメリカが行った禁酒令と同じように麻薬撲滅はすでに不可能に近い状態になりつつあると言いたいようにもみえる。  本当はアルコール中毒患者も世界には多く、お酒の害は誰もが知っているが、法律的には認められている。多くの人は適度にお酒を飲んで楽しんでいる。 だからそのうちドラッグも体には悪いが、適度の使用ならば認められるようになってしまうのではないだろうか? それで治安は少しはよくなるわけだし。 とにかく日本では考えられない現状がアメリカにはあるみたい。そのような絶望性がちらりと覗いて見える。
[映画館(字幕)] 7点(2004-06-13 18:29:39)(良:1票)
14.  トーク・トゥ・ハー
できれば蘇った女性と男が会話を交わす場面が欲しかったな。 そのとき男は現実の厳しさを知るやろうね。 男は一生あの女性が植物人間であれば良かったと思うかもしれない。 そのほうが男にとって好都合だし。 夢の中にいたのは植物人間の彼女のほうではなくて、男のほうだった。 愛はそんなに簡単じゃない。 しかし人を愛したことがない人間の哀しさは伝わってきた。
7点(2004-04-24 23:20:30)
15.  逃亡者(1993)
トミーリージョーンズの映画になってしまった。  彼にこういう優秀な役をやらせると、生き生きしてくる
7点(2003-10-15 15:14:04)
16.  トレマーズ 《ネタバレ》 
地面に足がつくと人食いモンスターに襲われてしまうので棒高跳びの選手のように棒を使って岩から岩へジャンプする主人公たちがなぜかすごく楽しそうに見えました。実際に楽しんでいるのでしょう。さらにモンスターに追い込まれて家の屋根に逃げた時の住民たちも嬉しいそうな顔をしていました。「おーーい、お前のところは大丈夫かーー?」「大丈夫だ、そっちは平気かーー?」と屋根の上から声をかけあう住民たちは、まるで冒険ごっこを楽しんでいるクソガキのようにワクワクした表情をしていました。ひょっとしたら1回死んでも3回までは甦ることができるのじゃないか?と疑うほど悲壮感が無くて明るくてバカでした。まさにB級です。こんな映画をあえてレンタルして借りるマニアは、みんなのシネマレビューの高評価を確認した人だけでしょう。掘り出し物の映画の典型だと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2006-03-16 20:48:39)
17.  永遠に美しく・・・
このような映画は、まず発想が素晴らしい、世の中には面白い発想を考え付く人が多いものだ。
6点(2003-10-15 15:46:23)
18.  12モンキーズ
この手の映画は世界観になじめなくて、あまり好きではないのだが、ブラピが強烈で彼に手を引っ張られる形で最期まで見られた
6点(2003-10-15 15:12:47)
19.  トイ・ストーリー
ウッデイの葛藤する場面が秀逸である。  と、言ってもおもちゃなのだけど。
6点(2003-10-15 15:09:09)
20.  となりのトトロ
トトロは漫画だから可愛い。しかし現実にリアルなトトロが現れたら、絶対に逃げるだろう。
5点(2003-10-15 15:31:24)
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