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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2001
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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101.  パーマネント・バケーション
「家が戦争で中国人に爆撃された」と不可解なことを口走る主人公の青年。ほんとに爆撃されたかのような朽ちた廃屋のようなビルと生い茂る雑草。川向こうには高層ビルが密集している摩天楼。N.Yとは一見思えない奇妙な街を主人公とただただ彷徨うはめになる映画。当時あまりの起承転結の無さに衝撃を受けたものでしたが、独特の突き放したようなからからに乾いた孤独な映像が、青春を生きてた心のどこかにぴったりと合わさったような気持ちがしたのも事実。
[映画館(字幕)] 6点(2013-04-27 00:14:52)
102.  パブリック・エネミーズ
J.デップとC.ベールか・・皆さんご指摘の通り、かのヒートのデ・ニーロとパチーノの存在感の十分の一位でしたな。全体的に薄味な出来・・。特にC・ベールには覚悟とか気合とか、峻烈な覇気が感じられなくって、こいつに捕まってたまるか的な弱さがダメだと思った。それに比べればデップの方が人物造形に奥行きを持たせた描写があってまだしも。というかラストで第三の男である捜査官があんなに鮮やかではやっぱり作品としてバランスが悪いでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-04-25 00:30:30)
103.  バロン
奇想天外なワールドが次々に展開して、各々の世界観はよく考えてあるなあ、と感心しないでもないけど、いかんせんお話がそんなに面白くない・・。目が慣れると退屈になってくる。せっかくの映像なのにな もっとわくわくしたいんだけど。ユマ・サーマンのビーナスは一見の価値あり。そしてすぐ処刑されちゃうチョイ役スティング、無駄に存在感ありすぎ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-04-04 01:01:19)
104.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
一寸先も見えない位真っ黒黒、強烈にブラックな喜劇。今日の核拡散の情勢を鑑みれば洒落にならないんだけど、次々繰り広げられる馬鹿者どもの狂気乱舞に笑わずにいられない。米国大統領に将軍、少佐に英国将校、元ナチ御用達博士とソ連大使。みんなのキャラ立ちが半端ない。うち三名を一人の役者が演っているなんて、神がかり的な人間離れした技に圧倒されるばかり。個人的に好きなのは、同士討ちになっちゃってる基地内部のやりとり。純血主義のリッパー将軍と、それをなだめすかすのに必死な英国将校。あろうことか公衆電話で小銭を調達しながら大統領に電話しなきゃならないシチュエーションの馬鹿らしさ。そこへ自販機会社に訴えられる、と主張する大佐。あーここにも馬鹿が~。さらにペンタゴンの地下では政府高官がずらりと顔を並べる中、いかにもソ連人な面構えの大使が盗撮(!)なんかして将軍と取っ組み合い。あと数分で核が落ちるんですよ?あっ、やっとつながったソ連首相、酔ってるってさ。極めつけの狂気はストレンジ・ラブ(なんて名前だ)博士、キワモノ中のキワモノ。この怪演に水を打ったように静まり返る作戦室。博士によって提示される地中の新世界構想。これがまた酒池肉林的な側面があってアヤシイことこの上ないんだけど、事ここに及んでも共産主義社会との格差を心配して声を張る馬鹿将軍。ここまでくると「もうお前ら死んでしまえっ」という気持ちになるわけで、果たしてソ連大使もそう思ったか人類滅亡スイッチをONする始末。キノコ雲にのせて「また逢いましょう」の調べが美しすぎる。なんという逆説。たらたらとあらすじ書きになってしまったけど、「こんな馬鹿みたいなことで絶滅なんてヤだろ?」とキューブリックの声を確かに聞いたような気がする私はこの映画を愛してやまないのです。
[DVD(字幕)] 10点(2013-02-14 01:15:25)(良:1票)
105.  灰とダイヤモンド 《ネタバレ》 
ああ、「地下水道」を生き延びた者たちの運命がこんなだなんて。終戦したというのに,今やかつての同胞に銃を向けているなんて。かつてはワルシャワ蜂起の使命感で燃えていたのが、これではただの殺人者。誤って殺した工員の、遺族の悲嘆の声に追われてもなお新しい人生に歩みだすのには勇気が必要で、その勇気にたりなくて結果ゴミが舞う中で絶命するマチェク。ダイヤモンドになれずに、無数の同胞たちと同じに灰となって散った彼。シーツが翻る、白い幕の中を縫うように逃げるシーンは、ダイヤの輝きはなくとも閃光のような一撃でもって強烈に脳に焼きついた。大国に引きずり回され、傷だらけになったポーランドと、かの国で人生を散らした苦い無数の青春。「地下水道」のような、重低音で迫り来るような迫力は無いけれど、ノルヴィトの美しい詩の印象もあって静かで哀しい、この映画はワイダ監督によるたくさんの同胞へのレクイエム。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-05 00:25:49)
106.  バグダッド・カフェ
この映画、音楽が合ってなくないですか?いやこんな発言聞いたことないので世界中で承認されているのだろうけど。この有名な、アンニュイなメロディー。音楽単体だけで印象強烈なのでおのずと“そんな感じ”の話を予想しながら観に行ったらほのぼのコメディーだったですよ。なんか腰掛けたらベンチじゃなくてガードレールだったみたいなすわりの悪さを感じてしょうがなかったんですが。音楽さえ軽快な、ラグタイムみたいのだったらブレンダのヒステリーもそんなに辛く感じずにすむし、ジャスミンのヌードにもマジ引きすることはなかったと思うんだけど。ワタシだけですかね、やっぱり。ああ勇気いる。
[映画館(字幕)] 6点(2013-01-18 23:41:59)(良:2票)
107.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
「こんなところ大嫌いだ」とブラボー中尉が言う。まったくだ。地獄だ。不条理だ。もはや現代の戦争は愛国心の発露の場ではなく(過去にもそんなのあったのかどうかは疑わしいけど)“生活の糧”を得るための仕事になっている・・らしい。愕然とするけれどその“大嫌い”な場所に戻らないと自分を取り戻せない症例がある・・んだそうだ。麻薬のような中毒作用で。これは現在進行形の話だしあんまりな現状に立ちすくむばかりではいかんとは思うのだけど・・、感想がうまく抱けず点々の多い文になってしまった。ああ、何よりも印象に残ったのはスーパーマーケットにて夥しいシリアルの前で立ちすくむ主人公の姿。平板で素っ気の無い平和に順応できていない彼が痛々しかった。
[DVD(字幕)] 7点(2013-01-13 00:27:36)
108.  パール・ハーバー
うーん、やっぱり戦争を題材に娯楽作にするのもほどほどにせい、って思うよね。当時命を落した人たちに対して敬意が全然感じられない。この不快感は日本人のみならず、心ある米国人も抱いているはず、と思いたい。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2012-11-27 16:08:19)
109.  8人の女たち
出演している女優さんたちそれぞれをイメージした花に名前を被せるオープニングからまず素敵、あとはもう美しい色彩と調度品と女優陣に見惚れるばかり。ミステリーなお話も、ミュージカル部門も、ギチギチに究めてるのではなく、フランス風エスプリでふっと一息抜いた仕上がり。このゆるい心地よさ、“シカゴ”みたくはっちゃきになって脚上げて声張られたらとても得られません。あ、じゃあ歌うわね、的な感じで女優さんたちが難易度1くらいの振り付けで聞かせてくれるフレンチポップスも耳に優しい。露になってゆくトンデモな実情、だけど何しろみんなキレイなので“あらあら”止まりで済んでいる。女たちの悪意もしたたかさも、艶っぽい美しさでコーティング、特にベアールの後半部のあっぱれな豪傑ぶりは必見。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-26 00:23:23)
110.  バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲 《ネタバレ》 
どう見ても悪役をやるべきだったクルーニーがなんでかバットマンで、この違和感のハンパないことったらもー。ロビンは足引っ張るのみだしバットガールは全く不要、嫌われるのがイヤなシュワルツネッガーの中途半端っぷりとユマ・サーマンの二番煎じ感等のせいでシリーズ最低の出来。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2012-11-19 00:58:39)
111.  バットマン・フォーエヴァー 《ネタバレ》 
いつもオープニングだけはわくわくするんだけどなあ。うーん今回はヴァル・キルマーになったのかあ。前任と同じくマジメだなあ。マジメなだけだなあ。N・キッドマンは添え物程度の扱いだし、two facesのT・L・ジョーンズは健闘するもニコルソンの二番煎じの感は払拭できず。しかもなんか強敵というより邪魔者といった感じだな。そして“バットマンに出たぞー!”とやる気まんまん、一人ノリノリなのがJ・キャリー。顔も身体もよくああいう動きできるよなあ、と感心します。サイコな変態を熱演してみせました。ハリウッド広しといえど、この人の席に取って代わる奴は今のとこいないでしょうね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-10-22 00:38:35)
112.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 
外は苛烈で陰惨な戦争だけれど、迷宮の中に入ってごらん。王宮までたどり着いたら、その眩いまでに壮麗なこと。そこは少女の頭の中の世界でもあるのだけど、なにしろ狂気の軍人たちや酷薄な義父らに囲まれて正気を保つためには想像力が無いと生き抜けるものではないですもん。大人から見れば奇行の数々も、この子にとっては命綱の精神世界。観てる間中、オフィーリアとともに迷宮をさまよい、弟のために祈り、大尉を憎悪しメルセデスさんに快哉を叫び、と忙しかったけれどオフィーリアついに向こう側に行ってしまった。やっぱり現世に生かしてほしかった。とても悲しい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-22 00:25:04)
113.  パリ20区、僕たちのクラス
移民がわんさか押し寄せるフランスの、苦労と困難が教育の現場から伝わってくる。とりあえず空気を読む技量の必要な日本とまったく違って、まあ向こうの子供らの主張の激しいこと。ああ言えばこう言う式に、物怖じせず声を張る。ああ先生大変。様々な家庭環境の子供を導くなんてまったく一筋縄ではいかないよ。かといって移民排斥、と安易に論が流れるのも怖い。一人の教師が「こんなクラスで担任なんかできるかっ」とキレてましたけど、激しく同意。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-30 01:43:27)
114.  Bubble/バブル(2005)
74分のうち30分くらいまでは、あまりの陰気さ、楽しくなさに観る映画間違ったかなあと頭を抱えたくなった・・それが新入りの女の泥棒行為から話は一気にスピードアップ、ゆるゆる進んでたトロッコが突如猛スピードになって、ラストで急ブレーキ、乗ってたこちらはぽーんと放り出された感じ。垢抜けないもっさりした中年女のマーサのわびしさ、痛さ。大量生産される塩ビの子供人形の気色悪さ、耳にしつこいギターサウンド、すべてが脳の底にびっちりはりついてたちが悪い。最後に大写しになる金の腕時計、この小道具の使い方の巧みなこと、ソダーバーグ凄いなあ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-07-26 00:55:40)
115.  ハモンハモン
もう観終わって開いた口が塞がらないよ。スペイン人の情熱の濃さには驚いちゃうな。砂埃が舞い上がる乾いた空気と、ほぼ下着みたいなペネロペのドレスが太陽の熱さを伝えてくる。かと思えば降ってくる雨は大粒のどしゃ降りなんですな。光も影も濃い、スペインの風土。人間がモラルを必要とする文明社会以前の半野生に戻るのもわかるってもんです。いやわかんないけど。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-06-03 14:50:10)
116.  薔薇の名前 《ネタバレ》 
難解なことで有名な原作に近づく気はなく、もちろんタイトルの意味もさっぱりだけど、映画が見せる世界観に圧倒された印象のある作品。陰気で暗い雰囲気が中世の暗黒っぷりをあますことなく伝えてくる。魔女にせむし男。人を拒絶するかのように石壁はひんやりと冷たくスペインの冬は荒涼として寒々しい。禁じられた蔵書庫は迷宮のようでおどろおどろしい舞台効果満点。死体も期待に応えて(?)グロい。謎解きに加えてキリスト教の宗派争いにも巻き込まれるS・コネリーが毅然としているうえに渋い。陰気パワーに負けない存在感。だけどもあの彼女、食べ物にも事欠く下層民の女があんなに肉付きの良いプロポーションなのはヘンだよなあ。我ながら「そこ?!」とは思うけど気になったので記しとく。
[映画館(字幕)] 7点(2012-05-23 00:36:25)
117.  8 1/2 《ネタバレ》 
だいぶ前に観たときはもうさっぱり、だった81/2。久しぶりに再会してみて、やっぱりこの世界は受け取れる人を選ぶと思った。でも、そこそこ経験を積んでグイドに会ってみれば意外と楽しかった。人生どん詰まりの映画監督の頭の中がだだ漏れになっちゃってるわけですが、もう凧に乗って逃げちゃえーとか友人のフィアンセまでハーレムに入ってくんないかなー(オイ、)とかけっこうしょうもない妄想をシャープなモノクロ映像で描くあっぱれな芸術家ぶり。しょてから評論家に「意味の無いエピソードの羅列」「問題提起の著しい欠如」と言わせちゃったりなかなか諧謔性に富んでもいる。嫁の隣で愛人を発見してこそこそ新聞の陰に隠れるグイドを生温かく見守れるようになったのは、単に私が年を取ったからだけじゃなく、マストロヤンニのファンだからという単純な理由もあるのですが。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-04-25 01:32:32)
118.  パルプ・フィクション 《ネタバレ》 
これを初めて観たときトラボルタ復活に涙したもんです。なんて顔の大きい、ヘンな髪型の人殺しなんだ・・そしてなんてホレボレするキュートっぷりなんだ。ああツイストの場面、昔取った杵柄。素晴らしい。「カンベンしてくれよ」だって・・またまたあ。可愛いトラボルタでしょ、宗教色の鬱陶しいS・L・ジャクソンにうるさいだけのアークウェット、終始たなぼたのB・ウィリスに鼻血出してぶっ倒れるユマ・サーマン。突如颯爽と現れてクールなハーベイ・カイテルに終盤なのに出ずにいられないタランティーノ。こいつらの存在の限りなく無駄な感じに愛おしさすら感じる。傑作だあ。
[映画館(字幕)] 9点(2012-04-08 02:18:56)
119.  バニラ・スカイ 《ネタバレ》 
やーん 夢オチかい。夢オチ嫌いなんだよなー。ペネロペとキャメロンがくるくる入れ替わる辺りがちょこっとサスペンス風味、でも全体的にあんま面白くない。ペネロペがコケティッシュな魅力全開。可愛いのはペネロペだけど、役者としておお、と思う仕事をしたのはキャメロン・ディアスの方。女の執念の怖さ、哀しさがよく出てた。怖い怖い。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-04-08 01:04:05)
120.  バベル 《ネタバレ》 
悪意はなくても悲劇が連鎖してゆく。4カ国をまたいで。きっかけはほんの愚かな行為なのだけど、状況がどんどん悪くなってゆく。もがく中で、絆を取り戻す人たちあり、これまでの生活を失う人たちありで、4つの国が円環にはならないけど(端の日本とメキシコがね。惜しい)、横並びに繋がってゆく展開はなかなか見応えありました。 けどなあ。チエコがね。“バベルの塔”のキーワードとも言える「言葉」を失った彼女はコミュニケーション不全のあげくあんな風になったの?しかし日本人の目からみるとやってることエロ投稿のためのネタみたいで、リアリティの無いことこの上ない。彼女って、メイドカフェなんかが出現するニッポン、十代の子供がエロの対象になるニッポンを外側から見た外国人の想像の産物みたい。チエコを見る時のぎょっとする感じが、この映画の感興をそいでるのは否めない。あと子供を殺すのは嫌いだ。モロッコのお兄ちゃんが撃たれる場面、あそこはきっと彼の国の人たちも言いたいことがたくさんあるんじゃないかな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-28 00:27:11)
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