21. ヘラクレス(2014)
《ネタバレ》 まさに可もなく不可もなくな史劇アクション映画でした。どこかで見たことのあるようなシーンの羅列。ただ逆に言えば、安心して楽しめる映画でもあります。話も超わかりやすいし、なにも考えなくても見られます。唯一オリジナリティがあるのは、半神半人であるはずのヘラクレスが、実は普通の人間で、そういう物語を語っているだけという設定ですかね。でも、あんな巨大な石像を倒すラストを見てると、やっぱり半分は神様なのかなぁ? [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-02-27 22:20:53) |
22. 蛇娘と白髪魔
《ネタバレ》 モノクロ映画なんですけど、これは モノクロじゃなきゃ駄目!っていうタイプの ホラー映画だと思います。 もしカラーだったら、この独特の雰囲気は出せないし、 お手製のお面や腕がカラーだったらあまりにチャチい 映像になってたことでしょう。 モノクロという非現実の映像世界が、そういうチャチさを 打ち消してくれているわけです。 自分はさすがに大人なのでたいして怖くもなかったのですが、 もし子供の頃に観たら結構怖かったんじゃないかな。 ストーリーは簡単なミステリー仕立てになっていて、 蛇娘は本当に蛇なのか、そして白髪魔の正体とは、、、 という謎解き展開になっております。 本作で印象的だったのは、主人公小百合ちゃんの 可愛らしい笑顔、若いときの平泉征、タクシー運転手役で カメオ出演してたかずおちゃんご本人でしょうか。 [DVD(邦画)] 6点(2014-01-27 16:56:00) |
23. ベルリンファイル
《ネタバレ》 ストーリーは、裏切りと疑心暗鬼の連続と いった感じでスパイ映画らしい展開となってます。 でもなにより、アクションの出来がいいですね。 特に肉弾戦はその素早さや闘い方等、実に本物らしくて 見応えがあります。 死んだ妻を背負って帰ろうとするラストなんか、 実にアジア映画らしい悲壮感が漂っていて良かったです。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-12-30 14:21:36) |
24. HESOMORI -ヘソモリ-
《ネタバレ》 舞台が私の地元なもんですから、どれどれと思い観てみました。 日本はへそがあって、それを守ヘソモリがいる。 ヘソに入るとタイムスリップする。という内容で、 こういう舞台とSFを組み合わせるというのはありそうで なかった、なかなか独創的な話だと関心致しました。 幼なじみ4人の仲良し感、じいちゃんの威風、 娘さんのいい子っぷり、お侍さんの律儀さ、 そのどれもが、見ていて清々しいものでしたね。 方言も皆さん努力されてる風に思いましたし、 心温まる作品に仕上がってました。 [DVD(邦画)] 6点(2013-11-06 13:58:58) |
25. HELL(2011)
《ネタバレ》 ローランド・エメリッヒ製作総指揮による近未来SF映画。地球の気温が10℃上昇し、 文明が崩壊した世界での生き残りを描く内容。 低予算なので地味ではありますが、それでも埃っぽさとか風景が焦土化している 感じとか、そういう表現がなされていて映像的に安っぽさは感じません。 食人一家から脱走するシーンもハラハラさせる展開でなかなか良かったです。 ただ、ツッコミどころもやっぱりあって、あの一家のツメの甘さといいましょうか、 そんなんだったらそりゃ逃げられるのも当然だろ~って思っちゃうシーンも多々あります。 それから、水を探しまわらないといけないような環境なのに、森の木々は普通に生えてるんですよね。 そのへんも少し気になったかな、、。 何度も見たいとまでは思わないけれど、一度暇つぶしに見る分には十分な娯楽性を 兼ね備えていると思います。 [DVD(字幕)] 6点(2012-09-18 11:26:42) |
26. ヘルレイザー2
《ネタバレ》 前作ほどのインパクトはなかったものの、これはこれでよく出来ていたと思います。特に、魔導士になった主治医が凄いですね。相当おぞましいキャラですよ。前作は、男が皮膚の復元役だったけど、本作はジュリアっていう女性が復元キャラになってて、男の場合は脅迫や暴力でやったのがジュリアの場合は女の武器を使う。これがまたヤラシイ。それから、地獄の迷宮のヴィジュアル。これもまたなかなか魅力的でよかったですね。サイケデリックな映像でしたし。まぁ、あんまり怖くなかったけど、普通映画の続編ってどうしても1作目より劣っちゃうのが定番だけど、本作はむしろ正統進化してる出来映えでもあり、「よく出来た続編」の数少ないうちの一つに数えても良いと思いますね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-26 01:52:40) |
27. ヘル・レイザー
久々に見返してみましたが、いや~なかなかのものですね。 カルト的人気があるのも頷けます。 まず、話がカルトなんですよ。 極限の快楽を得られるパズル・ボックスってなんやねん(笑)。 男が生き返るために人の肉片を集めて復元するとか、 凡人には思いつかないようなストーリー展開。 そしてなにより、異世界の住人の見た目の凄いこと凄いこと。 これまたカルトですよ。この作品の子力はこの グロクリーチャーたちの造形とか特殊メイクにあります。 CGがない時代に、ローテクな特殊効果や手作りで ここまでよくがんばったな、と。クライヴ・バーカーが 原作・脚本・監督したってことだから、まさに 自分の創造世界を一からクリエイトしようという、 並々ならぬ意気込みのようなものを感じます。 [DVD(字幕)] 6点(2005-10-20 01:05:00) |
28. ペイチェック 消された記憶
ディックの短編は、確かもっとアイテムが少なかったと思う。見る前は19個もアイテム増やして、ちょっと多すぎなんじゃないの?とも思ったけど、実際観てみると、話の展開とスピーディーさを保つ為には、これぐらいあった方がいいのかな、とも思った。過去の自分は未来の自分を知っていて、今の自分は過去の自分を知らない。そんなありえない世界が成り立つSFとしての醍醐味が、この話の面白み、サスペンス性なんだと思う。アクションは、まぁそれなりに平凡なものだし、特別どこがジョン・ウーってほどでもないけど、意味のない出方をしてきた鳩を見て、あ、ジョン・ウーの映画だ、と認識させてくれた(笑)。 6点(2004-03-13 20:09:15) |
29. ヘビー・メタル
結構好きですよ、こういうの。ディズニーの対極にあるようなアニメだよね。ディズニーがオレンジジュースとかアップルジュースだとしたら、これは南国のフルーツ+青汁みたいな(笑)。DVDの特典に出てくるおっちゃん達が言うには、「ブレード・ランナー」のリドリー・スコットはヘヴィメタル誌を持ち歩いてたらしいし、「フィフス・エレメント」はこれの影響を受けてるらしい。 6点(2003-06-02 20:21:26) |
30. ベビーシッター・アドベンチャー
おこちゃまムービーを得意とするクリス・コロンバス監督だけあって、子供が見れば面白いと思うだろう。僕が見てもいささかバカな話だと思いながらも、そこそこ楽しめた。 6点(2003-03-08 01:32:08) |
31. ヘアー
その時代が、ロック・ミュージカルによって、見事に表現されてます。 6点(2003-02-27 10:32:24) |
32. ペット・セメタリー(1989)
面白かったけど、でもこれって考えるとかなりダークな話だよねぇ。愛する息子を失い、蘇らせてまた殺して、妻を生き返らせてその妻に殺されて終わりって、、、。死に対する人間の無力さという、悲しさが漂ってます。蘇った息子がナイフ持って家をうろうろするところは、チャイルドプレイを思い出す。でも正直、そんなに怖くなかったので6点。 6点(2002-11-10 21:22:57) |
33. ベスト・キッド3/最後の挑戦
えー非常に簡単な話ではありますし、いつもながら定番のミヤギとダニエルさんの会話も健在ですが、盆栽を折ってしまうのは実にひどいですね、木のこころの中に、あるのですよダニエルさん。心配なされぃ。 6点(2002-08-01 23:49:46) |
34. ペギー・スーの結婚
タイムトラベルする話は嫌いではないです。と言っても、本当にタイムトラベルしたのかはよくわかりませんが、、、、展開的にはオズの魔法使いに似てません?役者さんを当時の高校生役にみせるのを結構がんばってますね。最後のニコラスなんてほんとに老けた感じに見えましたからね。ただなんかあっさりしてるというか、、、そんなにいい話だなぁー、てほどでもなかったんで。 6点(2002-01-25 07:27:07) |
35. ペイ・フォワード/可能の王国
少々、プロパガンダ色が強いように思う。彼が亡くなるのは、意味を持っての事で、例えば、主人公が死ぬというのは、脚本上非常に危険な事なんだが、その場合ただ死ぬだけではなくて、その死によって周りの社会や人物などにいい影響を与えるというわけだ(プライベートライアン、グラディエータ-など)。本作もそういうわけで、この終わり方はこれでいいと思う。ただ、感動作ならもうすこしこう感情をゆさぶるような映画演出がほしかった。 6点(2001-09-29 00:08:10) |
36. ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー
《ネタバレ》 テンポが良くて単純な話なので、何も考えずに見ることのできる、いわば子供向けのCGアニメ。 恥ずかしいダンスでタコたちを外におびき出すシーンとかペンギンズたちのおとぼけ漫才的なノリとか笑えるシーンもいつくかありました。 ただ、やっぱりピクサーとかのCGアニメと比較すると、内容的にも映像的にも劣ってるなというのが正直なところ。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2016-01-14 21:36:47) |
37. ヘルタースケルター(2012)
《ネタバレ》 コミックの映画化ということですが、本作の主人公は沢尻エリカを意識して描かれたのではないかと思うぐらい彼女にぴったりな役でした。そういう意味では、まさにエリカ様のための映画。おっぱいが出てくる事は見る前から知ってはいたのですがどうせCGとかかと思ったら、見たところ本物っぽい。どぎつい台詞や描写もあり、喘ぎ声も含めなかなかのプロ根性です。蜷川実花監督らしく、極彩色の映像はそれだけで美しい。写真やCM撮影などはクラシック音楽と相まって「薄っぺらさ」がよく出ていたと思う。ただ、この作品自体もあまり奥行きのある内容では無いと思う。前半はそれなりに面白いのだが、後半から失速する。薬に依存するようになって幻覚が見えてくるのだが、それもまた「美しく」撮っているだけでマッドさが足らない。もっとおぞましく描いても良いのではないかなと感じる。それから他の方も描かれている通り、検事の台詞がもの凄くクサい(笑)。というかあの検事はとても非現実的な人に思え、エリカ様の世界と巧く混ざり合っていないように思える。保須田さん含め、ああやって説明するキャラがいたほうが全体としてはわかりやすくなるのかもしれないが、もう少し巧く表現出来なかったのかな、という気もする。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-02-11 13:22:35) |
38. ヘルレイザー3
《ネタバレ》 これはこれで、特殊メイクとか頑張っていると思うんですよ。だけどなんだろうなぁ、前2作にあったような、なんかよくわからんけど凄い勢いとか、エグさみたいなものがなくなってるような気がする。ピンヘッドのバックグラウンドが明かされるのはいいけど、新たに出てきた魔導士が、目がカメラになってたりとか頭にCDが刺さってたりとか「え?そういう方向に行くん?」て思っちゃった。 [DVD(字幕)] 5点(2012-09-10 01:39:19) |
39. 変態島
《ネタバレ》 あの、一体全体、どのへんが「変態」なんでしょうか?「5分に1回、変態の連続!」というキャッチコピーがついてましたが、どこにそんなシーンがあったんですか?こんなアホな邦題をつけた犯人は一体誰ですか?え?アルバトロス?ま~たあの会社か!(笑)。てなわけで、タイトルに偽り有りです。どうせつけるなら、変態島じゃなく、狂気の島とかそんな感じじゃないでしょうか。一言で言うと、ものすごく救い様のない内容です。息子が行方不明になり、両親はその息子を捜そうとするも、金をふんだくられ、幾度も騙され、やがて母ちゃんは正気を失い、父ちゃんは殺されておしまいです。不気味な雰囲気や、映像センスは硬派な作りでとても良く出来ていたのですが、結局のところ、何が言いたいのかよくわからない作品です。人身売買の告発?子を失った親の悲しみ?中盤まではまだ理解出来るものの、母ちゃんが真顔になって不気味な子供がワラワラ出てきてからはもうお手上げです。 [DVD(字幕)] 5点(2012-04-29 01:20:24) |
40. ベストセラー
《ネタバレ》 韓国映画見てると毎回思うんですけど、登場人物が怒っているときは100%の力で怒ってるし、泣き叫んでるときは100パーセントの力で泣き叫んでるし、なんというか喜怒哀楽が常にMAXなんですよね(笑)。良くも悪くも、それが韓国映画の特徴なのかなと思います。娘さんが実は死んでいたと言う展開は早々にわかっちゃったんだけど、後半のサスペンスな展開からはなかなか面白く観る事が出来ました。特に、男三人に追いかけられ、家に拘束されるまでが良い。村人の兄ちゃんもそのうちの一味という展開も巧いんだけど、その後で突如全力で仲間割れしだすんですよね(笑)。ホラーとサスペンスにさらにコメディが割り込んできたみたいな感じで笑ってしまいました。 [DVD(字幕)] 5点(2012-04-16 15:36:00) |