21. ホワイトハウス・ダウン
《ネタバレ》 「エンドオブホワイトハウス」との対比で話題になった本映画ですが、全く遊び要素がなくバカスカ人を殺しまくるあちらと違いこちらは極めて「ダイハード」的な娯楽映画。主人公は離婚してて子供とも確執のあるパッとしない他所の議会警察官。だからホワイトハウス内部は全く知らない上に能力不足。という事で大統領とのバディ物的な要素も生じてきます。「沈黙」的スーパーマンが主役の「エンドオブホワイトハウス」の親友感とはまた違う雰囲気。 「旗振り」等の細かいネタを散りばめ黒幕は副大統領だろう…と客に思わせておいてもう一回ひっくり返す脚本はわりとよく練られていると思います。各種突っ込みどころは「娯楽作」として割り切ったんでしょう。多分。 とりあえず「エンドオブホワイトハウス」と両方みたおかげで「下院議長」の立ち居地がよく理解できました。 キャスティングで言えば、大統領に貫禄がなくどうにも「大統領」に見えないのは結構致命的。どう見てもただの学生です。それから「ダークナイト」でぱっとしないヒロインを演じていたマギージレンホールはこの映画でも見事なまでの中年女性に見えるわけですが、しかしこの映画時点でまだ35歳、なんでこんなに老けて見えるのか…と思ってよく観たらほうれい線が深すぎるんですよね。ほうれい線大事! むしろ若く見えるエンドオブホワイトハウスのシークレットサービス長官の女性なんか55歳ですよ、どういう事… [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-02 12:37:23)(笑:1票) |
22. ポセイドン(2006)
《ネタバレ》 傑作、ポセイドンアドベンチャーはもう5回くらい観ていて、実は今年も偶然オリジナルを観たのでがっちり比較できるのですが…あぁなんて事でしょう? おおまかなあらすじは一緒なのにどうしてこんなに違うんでしょう?ってくらい違う映画になってます。 映画冒頭で大写しになる船でいきなり不安になります。 「CGだ!」こんなにCG感満載な船ってどうなんでしょう?なんて思ったり。 そしてなんの前振りもなくいきなり襲ってくる大津波。 オリジナルと同じペース?え、そんな馬鹿な…と思えるくらい唐突にやってくるこの津波に象徴されるように、この映画、とにかくタメもなければ遊びもありません。ただただ緊張感の連続で、だから勢いで最後まで観てしまうわけですが、とにかくただ疲れちゃうだけ。 オリジナルにあった、タメや遊びはどこへ行ってしまったのか… じわじわと進入してくる水をゆっくり映すようなタメや、逆さトイレのような遊び。そんなシーンがあって緩急があったからこそオリジナルは傑作だったんだなぁ、とこの映画を観て痛感します。 確かに、本当に船が転覆したら遊びもなんもないわけでジェットコースター式に脱出するしかないわけである意味正しいのですが、しかしこれは映画です。映画なんだから映画としての観せかたがあってしかるべきだと僕は思うのです。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-05-19 20:13:32)(良:1票) |
23. ボルサリーノ
めっちゃ有名な映画だと思ってたけど、コメント1ですか... 実は無名なのか、この映画? 小学生の頃、ロッコとフランソワを子供心に妙にかっこいいと思ってちょい憧れていたのです。特にロッコ。っていうかこんな映画が好きな子供って変だったのか、ひょっとして? 小悪党を描いた映画は基本的に嫌いなのに、この映画は好きだったというのは..観た時の年齢の問題なんでしょうかねぇ.. 7点(2004-08-13 14:28:15) |
24. ボルサリーノ2
そですね。J.P.ベルモンドの抜けた穴は大きすぎます。 かと言って「実は脳死に至ってなかったので」とか言われて生き返られてももっと困るんで、これでいいわけですが.. 5点(2004-05-12 17:03:18)(笑:1票) |
25. ボーン・アイデンティティー
小説を映画化する場合、その内容に大胆な改変が おこなわれるのは当然有りのことだと思うが、この映画は見事にそれ失敗している。 もっち~(←にょろ)さんも下で書いているが「記憶喪失の主人公の正体を主人公と観客がいっしょに解き明かしていく」構成に しないと映画として意味ないだろう。面白くないなりに原作だってちゃんとそういう構成になってるのに。 (確かに下で俺の歌を聞けさんが書いているように、原作にしても読んでいる読者は「どうせ主人公は正義の味方に 決まってるからなぁ」と見切って読んでいるのは確かなのだが) そのくせ、謎なんかないわりには、結局何がどう解決して 誰がどうハッピーなのかがよくわからないのがなんだかなー。 ...最初の漁船の医者は金までくれてえらく親切だったが、ボーンは後でちゃんとお礼したのだろうか.. 5点(2004-05-12 15:29:48) |
26. 炎の少女チャーリー(1984)
邦題、原作通りの「ファイアスターター」で公開される予定だったのに、同時期に「ストリートオブファイヤー」が公開されたため、「紛らわしい」という理由でこんなしょうもない邦題にされてしまった悲劇の映画..なんだけど映画自体たいしたことなかったから別にどうでもいいというところがまた涙を誘う。炎って、ただの火のついた紙球じゃん! っていうか彼女ドリューバリモアだったのか..今まで知らんかった..というか気にしてなかったyo.. 4点(2004-05-06 10:41:16) |
27. ホット・ロック
やっと見つけたよ! そうか、「ホットロック」ってタイトルだったのか。 子供の頃から魔法の呪文「アフガニスタンバナナスタン」だけはよく覚えていたんだけど(レッドフォードがその呪文(というか催眠術導入用の言葉ですが)を唱えると相手の態度が一変して「はい」と答えるシーンですね) その呪文でググってみたらタイトルわかりました。小粋な犯罪コメディで、子供のころから大好きな映画。(でもタイトルは覚えてなかった^^) あーこの映画もう一度見たいなぁ。 7点(2004-04-08 11:17:18) |
28. ポルターガイスト(1982)
え、なんか皆さんの評価は低めですね。 私は、この映画結構好きです。 「怖くなかった」という感想が多いみたいですが、(まぁトビーフーパーだし、そういう期待もするか) たしかに「ホラー」「怖いものを見たい」という観点だと 期待はずれの映画かもしれません..というか期待はずれでしょうが、 そういうシバリをとって見れば結構面白い映画だと思うんだけどなぁ.. いかにもスピルバーグ。 7点(2004-04-01 15:21:14) |
29. ボルケーノ
なんつーか映画から受ける災害規模が小さく感じられてしょうがなかった。 人口5万人くらいの街の災害話くらいにしか思えないんだよなー。 映画なんだから100万都市級の災害(大スペクタル)を観たいのよ、僕は。 小さい街がちょっと火山と溶岩に襲われて「それで?」って感じの映画じゃなー。 正直、長崎の火砕流の映像の方がよっぽど迫力あったよ。 人を助けて脚から燃えるのはちょっと勘弁、自己犠牲もほどほどに。 5点(2004-03-31 17:06:33) |
30. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
パニックモノの金字塔。逆さトイレは名シーン。 アーネスト・ボーグナイン、田舎頑固警官みたいな役ばっかりなんだが やはりこの映画が一番か。 なんせ一人一人キャラがたってるのがイィ! 船の前方向に向かった人々を描いた続編が作られたはずだけど未見。 多分見てないのが幸せなんじゃないかと思うけど..どうだろう? 9点(2003-12-01 22:49:00) |