1. 未来を写した子どもたち
《ネタバレ》 二年前にインドに滞在したことがあるが、この映画の中で描かれているような状況は実際あると実感できる空気感だったことを覚えています。生まれた時から母親が体を売る姿を見、初潮を迎えるとすぐに客を取らされるという、日本に住んでいる身からするとひどく異常な環境。それでも明日を夢見る子どもたちの純真な目が印象的でした。一部の人には偽善的だと罵られるような活動でしょうが、ザナ氏の活動をちゃんとした形として支援したいと強く感じた。 [DVD(字幕)] 7点(2012-09-23 17:43:12) |
2. ミート・ザ・ペアレンツ2
《ネタバレ》 ほぼ全員が名役者なので非常に安心して観れるコメディーでした。前作は堅物というか権威ばかりが集まっているバーンズ一家に入り込んだベン・スティラーが四苦八苦する話でしたが、今回はその真逆で堅物が破天荒な一家に振り回される展開になっており、前作を観ていたらあの石頭ジャックが翻弄されまくっている画は面白く感じるとおもいます。少なくとも私にはツボになるシーンが多々あり、特にジャックの嫁さんがどんどんバーバラ・ストライサンドに感化されていく辺りは面白いなあと。しかし超コンサバのバーンズに対して、超リベラルのフォッカーという構図もまあ面白いんですが、何に関してもダスティン・ホフマンがリベラルによりまくっているのはちょっとさすがにやりすぎと思いましたね。エンドクレジットで赤ん坊に社会への反抗心をアジっている辺りは無理がありすぎ。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-31 12:51:42)(良:1票) |
3. ミート・ザ・ペアレンツ
《ネタバレ》 ベン・スティラーとロバート・デ・ニーロのコメディ演技のアンサンブルがすごい作品。個人的に何をやっても裏目に出てしまうフォッカー君にかなり感情移入して観てしまいました。最後のプロポーズに至るまでの強引な展開には少し突っ込みたくはなりますが、それ以外は確実にギャグで笑わせてくれ、且つその中に人物描写も加えているという上質なコメディだったと思います。ただ笑いの内容は上質では無く、結構下品よりなのでファミリーで観る場合にはお気を付けを。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-03 22:31:27) |
4. M:i:III
《ネタバレ》 一言で言うと面白かったです。超娯楽アクション大作といったところでしょうか。このシリーズはホントに監督の好みによって大きく方向性が違う映画なのですが、個人的には今回のJ.J.エイブラムスが一番しっくりきました。パニック映画独特の臨場感が上手くアクションシーンとマッチしてます。序盤のヘリでの脱出シーンなんかは特にそう感じました。 ストーリーのテンポがダレ無いのもいいですね。 あと悪役のフィリップ・シーモア・ホフマンが良い味だしてました。カッコいいデブ最高! [地上波(字幕)] 7点(2009-03-14 13:14:56) |
5. ミラーズ(2008)
《ネタバレ》 全く期待していなかった作品だったので、序盤のデパートの廃屋でのシーンや終盤の元妻の家でのシーンなどは映像に迫力があったので驚きました。つまりホラーとしての質は結構高かったと思いました。その分、最後のバイオハザードさながらの展開にはずっこけました。あと子ども部屋に日本の所謂"萌え"系のポスターが貼られているのにも思いっきりずっこけました。これが一番云いたかった。 [映画館(字幕)] 5点(2008-12-31 15:09:44) |
6. M:I-2
《ネタバレ》 何にも考えずに観れる映画ですが、流石にあの基地の中でハトがいるのはおかしいでしょ~。不自然になるんなら出さなくてもいいと思うんですが……。まあそうなるとジョン・ウー作品じゃ無くなっちゃいますけど。 大型バイクを乗り回すトム・クルーズがカッコよかった。 [地上波(吹替)] 5点(2008-10-20 00:43:31) |
7. Mr.インクレディブル
ピクサーの何が素晴らしいかって、大人を子どもの気持ちにさせちゃうことだと思います。 戦闘シーンは個性的な能力を有したスーパー家族の大立ち振る舞いが凄く面白いです。観ていて如何せんワクワクしてしまいました。 個人的にイラスティ・ガールの性格と容姿がツボだったので、1点プラスで9点にさせていただきます。あとマイケル・ジアノッキの音楽が中々よろしいです。 [映画館(字幕)] 9点(2008-08-03 01:33:45)(良:1票) |
8. ミッション・クレオパトラ
《ネタバレ》 戦隊モノの様な格闘シーンや、ジャパニーズ・アニメの様なスタイルを取り入れていて、ホントにフランス人は日本が好きだなあと思いました。それは素晴らしいのですが、フランスの笑いにちょっとついていけなかった感がありました。モニカ・ベルッチは相変わらず綺麗ですね。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-31 10:10:44) |
9. ミスト
《ネタバレ》 序盤のスーパー・マーケットのワンシーンだけで人々の個性や人となりが説明されていて、そのスムーズな導入が素直に凄いと思いました。 マーケットの中の人々が二分されていく中で、一方は大学卒や教師などのインテリでももう一方は明らかに労働者階級の人々という構図も分りやすかったです。 チープなCGの怪物や異世界云々はオイオイと突っ込んで仕舞いましたが、映画自体のコンセプトが閉鎖空間における人間関係に重きを置いているので問題ないかと。 役者も皆いい味出してるんだけど、狂信者を演じたマーシャル・ゲイ・ハーデンが際立って素晴らしかった。終盤には私も彼女を殺してやりたいといつの間にか思ってしまっていたのがまた怖い。いつの間にか観客も憎しみの連鎖に取り込まれている。彼女が殺されたときにスカッとしてしまう。恐ろしい映画ですね。 [映画館(字幕)] 8点(2008-07-30 13:25:51) |