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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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1.  就職戦線異状なし
公開された時、調度就職活動の時期で、面接の合間に時間があったので銀座(シネパトス?)で見ました。とても思い出深い作品です。歌も流行りましたね。今見ると印象は違うのかも?映画は見るタイミングで受ける印象は全然違いますからね。<追記>24年ぶりに再見。仙道敦子がこんなにいい女優だったとは。現代では大学校舎やTV局などは建て替えられ、貴重な記録映画にもなっている。当時は渦中にいたのでかなりの共感を持って見た(内容的にはリアルでした)が、今見るとさすがに懐かしさがこみ上げて来て、その後の自分の人生とはなんだったのか?について考えさせられ、あらためて「時間」の重さを感じさせられた。時代背景の違いはあるし、世代によっては過去への批判もあるだろう(ネットもケータイもない時代ですが)。が、就職活動モノは最近では直木賞の『何者』があったように、学生時代最大のイベントである事に変わりはなく、子供から大人への通過儀礼であり、自分探し系青春群像劇の最高傑作だと思う。結局自分は立派な大人にもなれなかったし、立派な人間にもなれなかったが、40代半ばになった彼らが現在どのように生きているのか?その後を見てみたい気がした。
[映画館(邦画)] 10点(2004-01-08 18:51:56)(良:1票)
2.  カラー・オブ・ハート 《ネタバレ》 
凄くよかった。<現在の自分 = as is>は人それぞれ多様である。画一化できるものじゃない。また、<ありたい自分 = to be> は世間や誰かに与えられるモノではなく、自分で決めるモノ。殻を破って本来の自分・ありたい自分になった人からカラーになっていったんだと思う。「ハックルベリー」と「ライ麦」を読み上げるシーンが印象的。ラストで世間の基準にあった人生をおくれない事を後悔する母を慰めるシーンも感動。そして 「across the universe」が流れそれをバックにラストの会話。「この先何が起こるかなんてわかるわけ無いだろう」これがまたいい。で、「Nothing's gonna change my world」で終わる。完璧だと思う。
[映画館(字幕)] 10点(2004-01-03 05:56:41)
3.  エニイ・ギブン・サンデー
最後の試合前のアルパチーノの名ゼリフには鳥肌がたち目頭が熱くなった。これだけで十分。 チーム格闘技の未経験者には理解し難いのかも。 共感した方は早稲田の大西鉄之祐関連の書籍を是非ご一読を。  あとは、ベテラン選手QBを演じるデニスクエイドがなかなかいい。 チーム格闘技は身体的能力だけでなく、ゲーム経験やチームの信頼・人格等の要素も必要だという事を教えてくれる。
10点(2003-12-23 02:11:40)
4.  デーヴ
私はタダの庶民ですが、もし自分が死んで、自分のそっくりさんが私に成りすまして私の評判を上げてくれたら・・・。そんな事考えるのは私だけ?こういう「だまし系」映画は「いつばれるんだろう?」という緊張感で最後まで楽しめるのですが、ラストの持って行き方がとても上手いですね。 スカッと爽やかコカコーラのような作品。ゲイリー・ロスはホント大好きです。
10点(2003-12-22 18:20:39)
5.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 
「お前は"物"に支配されている」という所謂消費社会批判の作品だが、現代なら「お前は"ネット(SNS)"に支配されている」というIT社会批判になるんだろうか。なら、ネットで映画の感想なんかゴチャゴチャ書いてないで「ファイト・クラブ」に加入すべきなんだろうが・・・。確かにソ連崩壊以降、資本主義は世界最大の宗教となり、多くの人間が疑問を持たずに信仰している。そこから脱するのは容易ではない。ましてや、道徳や倫理といったものもある種の宗教であり、そこから脱するのはさらに容易ではない。しかしながら、相対化すれば反資本主義や反道徳・倫理もある種の宗教であり、かといって、物質主義のみならず精神主義からの解放を求める肉体主義(快楽主義)も宗教である。これらのXX主義といった「宗教」に依存しなければ人間は生きられず、しかも1人の人間の中で様々な宗教を信仰する「私」がいる。そういった内在的な自己矛盾を巧みに表現した傑作ではあるのだが、ラストに向けて貧困・下層民を救うべくグレートリセットを目指す平等主義(のテロ活動)に傾斜してしまったところがやや陳腐かつイデオロギッシュで残念。映画は何らかのメッセージを伝えなければならないので、イデオロギー性を完全排除する事は困難なのかもしれないが、もうちょっと煙に巻くやり方があったのではないだろうか。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-10-27 21:53:22)(良:1票)
6.  コンタクト 《ネタバレ》 
311後にはアチコチで蘇り現象が見られ、NHK特集で放映される事態となった。それをバカバカしいと思うか?肯定的・好意的に見るのか?どちらでもないのか?どのタイプかによって、評価が分かれるのだろうが、科学と宗教の関係性に切り込んだ意欲作である事に間違いはない。現代版『遠野物語』であり、小林秀雄の「信じることと知ること」の世界観を映像表現しているとも言える。減点は相変わらずの日本の扱い・描写。ちなみにTV版は90分放映なので60分程度カットされており、それがよかったのか?悪かったのか?完全版もいつか見たいと思う。
[地上波(字幕)] 9点(2015-07-16 09:58:28)
7.  お引越し 《ネタバレ》 
親の離婚というのは子供にとっては大事件なわけで、その非日常が祭りとシンクロしながら進行。さらに、子供ならではエネルギーの爆発や火と水による感情表現の演出。この辺はちょっと過剰かな?という気もするが、リアリティーを追求する作品でもないし、これはこれでよいのかも。 ここではエリザベス・キューブラー・ロスの言う、1否認と孤立→2怒り→3取引→4抑うつ→5受容 が少女の成長と共に描かれており、最後の「オメデトウゴザイマ~ス!」で過去の自分を抱きしめる。ここは理屈抜きに感情が揺さぶられる場面。が、そこには開放感はなく、過去を封印し楽しい思い出を忘れ、過酷な現実に向き合おうという悲壮感さえ感じる。そして、中学生になったエンドロールの表情には諦観すら感じる。なんとも救いのない作品だ。
[地上波(邦画)] 9点(2014-04-23 12:00:00)
8.  マイ・リトル・ガーデン
戦場のピアニストが人間関係によって生き残ったのに対して、こちらは独りきりのサバイバル劇。好対照な作品だと思います。作品全体が孤独と緊張感で溢れていて、最後はどうなるんだろうと思いながら見ていましたが、何かを待つ・何かを信じるという事は未来への期待でもあり、それが大きければ、誘惑にも負けず、苦難にも耐えられるんだなあと思いました。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-08 19:14:44)
9.  菊次郎の夏 《ネタバレ》 
タケシを中心に大人達が終始徹底的にあらゆる嘘をつき続ける。嘘はずるさの象徴でもあるが、照れ隠しの場合もある。本音や事実を過大にも過小にも表現する。また、嘘には2種類あって、自身の保身や見栄の為の嘘と、相手への優しさの為の嘘。作品前半は前者の嘘が多いのだが、終盤にかけて後者の嘘が多くなる。子供の目を通して、大人のずるさと優しさを嘘により表現している。最後の「また、お母さんを探しに行こうな」では涙が溢れた。
9点(2004-05-03 16:31:49)(良:1票)
10.  ジュマンジ 《ネタバレ》 
子供時代に心の傷を負った4人のプレーヤーがゲームに挑む。双六ゲームの進行と共にストーリーが進行していくので、「次はどうなっちゃうの?」という期待感が途切れない。困難なゲームの達成(アガリ)には各々心の傷が無くなっている(傷を負うことが避けられる)というご褒美が待っているというハッピーエンド。ホントよくできてるよ。
9点(2004-04-06 03:29:18)(良:2票)
11.  ロビンソン・クルーソー(1996) 《ネタバレ》 
原作は読んでないですが、とてもよかった。孤独に始まり、異文化コミュニケーションによる信頼の確立から友情への発展、宗教観の対立や差別、そして協調。たった2人の世界でも、そこには社会の縮図がある。アクションも程よく盛り込まれ(ボンドには負けるが)、終盤は不条理な展開に心を揺さぶられ、ブロスナンの悲痛な叫びに胸を打つが、ラストは「幸せの黄色いハンカチ」のようなハッピーエンド。1年の約束が、何年も行方不明なのによく待ってたよ。原作ファンに不評のようですが、原作を読んでなければ、かなり楽しめると思います。 TVの吹き替えで見たのですが、ブロスナンの声優がいつもと違ってメルギブソンの声優だったので、どうもロビンソン・クルーソーがメルギブソンに見えて仕方なかった。でも、メルギブソンの方が似合ってるかも。
9点(2004-04-01 16:22:42)
12.  恋はデジャ・ブ
とても面白いファンタジーコメディー。主人公は当初は変わらぬ日常を嫌悪し「規則どおりに生きるのはお断りだ。自分で決めた事をやるのがイチバン」と言い放ち自由奔放に生きる。この辺りでは変わらぬ日常に疑問を持たない我々への皮肉か?と思った。ところが、次第に変わらぬ日常を愛するようになる。変わらぬ日常を愛し、人を愛する事によって新たな日常がスタートするというよくできた作品。ビルマーレーならではの笑いもあるし、これを2/2に放映するテレ東は粋だね!
9点(2004-02-03 02:14:16)
13.  靴をなくした天使
一応マスコミ批判の体裁をとっているのだが、設定がありきたりでなく楽しめる。このような誤解系ムービーはオチへの期待が高まって、見ていてグイグイ引き込まれていく。最後息子に語りかける「世の中ウソだらけだ。だから好きなウソを信じて生きていけ」はひとつの処世術なのでは?笑いもあるしラストのオチも好き。
9点(2004-02-02 04:55:19)
14.  トゥルーマン・ショー
エドバリスにとってジムキャリーは人間ではなく儲かる商品なわけで、商品開発や設計をやった事ある人ならわかると思いますが、誰しも自分の作った商品に愛着が沸くし、売れて欲しいと思う。ただし商品に欠陥が生じる事もある。その欠陥が生じる過程を上手く描き、完璧だと思っていた商品が次第に欠陥を露呈していく事の喪失感をエドハリスが上手く演じている。一方商品であるジムキャリーには人間としての意思があり、意思の変化が自分の商品価値を低下させていくという事態に陥るわけだが、何かおかしいと思えば真実を求め冒険の旅に出る。人は環境によってつく上げられた商品であり、その役割を演じる・果たす事で満足し、商品価値の維持のために現実に甘んじ、意思表示をしたり冒険したりようとしない。何かが違うと思えば、恐れずジムキャリーのように冒険の旅に出よ。そして真実を知っても笑い飛ばせ、という我々へのメッセージではないか?と思えた。
9点(2004-01-06 14:00:53)
15.  レ・ミゼラブル(1998)
「人は変われるのか?」がテーマ。一度刑務所に入った人間が普通に就職して仕事をするのなかなか難しいだろう。それは我々が「人は変わらない」と思っているからだ。過去は消せない。経歴というのは一生ついて回る。 我々が経歴にこだわるから経歴詐称も起きる。ある人の悪い過去を知ったとき、その人は変わったと思えるだろうか?今のその人を今までどおり評価できるだろうか?それとも善人ぶってるだけと思いなおすだろうか?人との付き合い方を考えさせられる作品だった。
9点(2003-12-30 03:23:44)
16.  ザ・ハリケーン(1999)
人種差別による冤罪投獄により、人を信じられなくなって人生を諦めた男が、人によって救われ、人生に対する希望や人への信頼を取り戻す。ショーシャンクよりこっちの方が上だと思う。希望がある。救いがある。
9点(2003-12-28 03:11:52)
17.  ケープ・フィアー
善人ぶってる小市民が裏ではインチキな事しているのは日常茶飯事であり、その影では泣いたり傷ついている人がいるのも事実である。そこに、復讐の鬼と化したデニーロが大魔神の如く現れ鉄槌を下す。そう、これはサイコサスペンスなどではなく、日本人が大好きな自業自得・因果応報の物語である。そこにデニーロの演技力も加わって(もちろん他の小市民役はデニーロを上手く引き立てるよい演技をしているし、少女の危うさも抜群でもある)、いつしか観客はデニーロに共感し応援する事となる。デニーロが天罰を下す過程にはある種の爽快感すらあるのだが、鑑賞後は、自分の所にもいつかデニーロが現れるかもしれないという恐怖の余韻も残す。
[地上波(吹替)] 8点(2020-10-27 18:37:31)
18.  パーフェクト・カップル
聖人君主などいないし、誰でも叩けばホコリぐらいは出てくる。目的のためには手段を選ばない事の是非。相手を潰すために戦う事の難しさについて考えさせられた。政治家や有名人になろうとする人は相当な鈍感か、タフではないといけないのだろうな。この時代よりもネット社会は進行し、衆人監視の中、ありとあらゆる事が検証されて、暴かれるし。先日の五輪エンブレム問題などはよい例だ。一度暴かれたら再起不能になる。それにしても邦題はどうにかならないか。夫婦モノコメディーを連想させてしまい、全く内容と異なる。
[地上波(字幕)] 8点(2015-09-04 12:57:01)
19.  愛を乞うひと 《ネタバレ》 
なんかスゴイ作品を見てしまった。3世代の母娘物語であり、母娘関係に関しては男なので実感としてよくわからない所は多々あった。昨今言われる毒母や確執なんて生易しいものではなく(虐待シーンは見ているこっちの体が何度も震えた)、壮絶な幼少期でしかないのだが、虐待が連鎖せずに断ち切れたのはよかったとしても、現在の照恵があまりにも生い立ちとかけ離れた上品で清楚な大人として描かれている事にちょっと違和感はあった。1人2役のギャップを狙ったのかもしれないが、もうちょっと過去を引きずった影のようなモノや気丈さ、現在の娘との確執、反動としての毒母的要素がみたいなものがあってもよいのではないのかと。普通は結婚も恐れるだろうし、子供を持つ事など、考えたくもないだろうし、死んだ夫との関係等々の説明が欲しかった。愛情に飢えていたと言えばそれまでなんだが、単純に寂しかったというレベルではないし。 子供が高校生にまで育って自分探しをしてしまう展開も理解しがたく、また母子家庭における友達母娘関係も反面教師としてそのようになるよう心がけたとも言えるが、男の自分には理解し難かった。 だが、感動の再会で母娘許しあうというパターンではなく、傷を見るまで娘とも気づかずに、2000円を徴収し、相変わらず男を引っ張り込んで生きている母の姿を見て、あっさりと訣別し区切りをつけ、そして娘に対し母のように甘えてしまう展開は、救いがあるのかないのかよくわからない。が、女でいる事、母でいる事の難しさというか宿命のようなモノが感じられ、従来の邦画にない新鮮なインパクトはあり、心に残る作品ではある。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-05-12 12:47:00)
20.  (ハル)(1996)
あなたは会った事もない、メールをする相手に嘘を書くだろうか?それとも本当(本音)の事を書くだろうか?どちらのタイプかによってこの映画の受け取り方も違うと思う。深津絵里もいいのだが、私は内野聖陽の方の誠実さに妙な安心感を覚え、「普通の男」ってこういうのを言うんじゃないだろうか?という気がした。メル友映画なので主演男女の絡みが、最後の東京駅のみで、撮影で会うのも1-2日だったのでは?と考えると、非常に異色の作品ではある。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-05-28 05:02:07)(良:2票)
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