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1.  太陽を盗んだ男 《ネタバレ》 
なんとなく日常に閉塞感を覚えるたびに、ふとこの映画を思い出す。なんというのか「強烈」な映画。前半の感じからしてもうそれはじんじんと伝わってくる。ただし後半の展開があまりいただけない。爆弾奪還→カーチェイス、は明らかに余計。  (06・7・16更新)2回目見ました。怠惰な日常にふと飽きたので(笑)。やはりある種のエネルギッシュさは全開です。それと、ストーリーを知っているので、これとってるのは東京のどこだろう、みたいなのも楽しみました。「あれ、DJのいるのって新宿のあそこだよね。変わってないな~」「渋谷のどこだろう?あ、銀座に切り替わった」とか。ただ、やはりサスペンス映画に専念すべきだったと思います。アクションが変に入ってて不自然。上記カーチェイスもしかり。ラストの乱闘ももっとコンパクトでよかったと思います。張り詰めた感じがあそこで崩れています。それでも10点は変わりませんが
[DVD(邦画)] 10点(2006-12-19 10:02:37)(良:1票)
2.  合衆国最後の日 《ネタバレ》 
命がけで大統領だけは守る映画がほとんどの中で、大統領も所詮雇われた象徴、みたいな扱いをするのは衝撃的。 ただ、パッケージ見てる限り大統領を人質にするというのがヤマかと思っていたが、そこはあっさり通って機密文書公開の方がみんな抵抗するんですね。まさにアメリカです。 そしてラスト、絶対に、絶対にありえないと思っていた展開に凍りついた。よくまあこんなラストにしたもんだ。
[DVD(吹替)] 10点(2006-12-19 08:51:01)
3.  ブラック・サンデー 《ネタバレ》 
これは確かに「ジャッカルの日」と比べたくなる作品。双方がじりじりと進んでいくさまはすばらしい。この映画はかなりテロリスト側からも公平に作られており、「君達が彼女をテロリストにしたんだよ」のようなセリフはなかなか言えたものじゃない。ラストの飛行船の荒唐無稽さが難点。特にロバートショウは絶対死ぬと思ってたので、あそこまでご都合で助かってしまうとちょっと、な感じ。それでも10点の映画です。  追記。原作では全員死ぬそうですね。しかも途中で爆発しちゃうし。でもそちらの方がいい気がします。 
[DVD(字幕)] 10点(2006-12-19 08:47:28)
4.  カプリコン・1 《ネタバレ》 
設定だけでもう7点は確実な感じの映画。最後の最後までどっちに転ぶかわからなかったので、のめりこめました。面白くなかったら金返す、も納得の内容。
[DVD(吹替)] 10点(2006-12-18 18:16:48)
5.  サブウェイ・パニック 《ネタバレ》 
犯人がみんなあの格好ってのにまず爆笑。犯人とのやりとりも緊迫してるはずなのに、なんかこっけいで面白い。ラストもいいし。 レザボアは明らかにここからとってますね。 鑑賞後、DVD即購入しました
[DVD(字幕)] 10点(2006-12-18 18:03:50)(笑:1票)
6.  トラ・トラ・トラ! 《ネタバレ》 
物語性を極力排除し、淡々と日米両軍が真珠湾の決戦に向かっていく様を描き出した力作。前半の相互の交渉や準備を描き出した「静」の部分と、後半の奇襲攻撃の「動」の部分とがきれいに分けて描かれている。  ■本作はかなり平等に日米両国を描いているなぁという印象を受けた。南雲や山本五十六のような、ただただ攻撃して浮かれているのではない名将的な人物を日本側にも配置されている。日の出をバックにした出撃シーンは映画史に残る美しいシーン。奇襲についても「だまし討ち」的にではなく、本来はきちんと攻撃前に宣戦布告が届くはずだったのが、ミスで遅れたと描いているのも、これがアメリカ資本で作られていることを考えるとよく入れたと思う。 最後の「本来は戦意をそぐはずだったが、これでは敵を憤慨させただけ」という山本五十六の発言が象徴的。  ■「統制のとれた日本軍」と「各自がバラバラと動いて混乱していたアメリカ軍」という構図により、圧倒的優位にありながら奇襲を許してしまった。急を要する場で「確認を」と引き延ばしたり、曖昧な命令をしていたりした。その積み重ねがあの帰結を生んだのだろう。まさに「事実は小説よりも奇なり」  ■淡々としており、反戦メッセージをどこかに込めているわけでもない。最近の戦争映画のように随所に戦闘シーンをはめ込んで面白がらせておこうという演出もない。しかし、開戦前の段階も含めて、これまで見た戦争映画の中で最も「リアル」であった。
[DVD(字幕)] 9点(2010-09-04 00:40:51)
7.  ルパン三世 カリオストロの城 《ネタバレ》 
なんというのか、こんな凡庸な筋書きなのに、見ていて飽きない、引き込まれる。  多分普通のルパンじゃないんだろうけど、普通のルパンを知らないので。
[地上波(邦画)] 9点(2008-05-06 17:32:01)
8.  新幹線大爆破 《ネタバレ》 
当時の邦画の力を見せてくれるような作。  「スピード」の元ネタとされている映画だが、こちらの方が面白い。ご都合主義満載(警察はへぼいし、喫茶店の火事は笑うしかない。通りがかりの柔道部に頼むって何よ!)だが、不思議と最後まで緊迫感があってまったく飽きさせない。 犯人側の描写もしっかりしているのもいい点。 ミニチュアもよく出来ている。国鉄の協力がない中よくやったと思う。  ただ一つ、ピコピコいう感じの変な電子音の効果音はやめて欲しい。もう一つ、妊婦の扱いが中途半端。そこら辺も入れて1点減点して9点。
[DVD(邦画)] 9点(2007-10-03 23:20:32)
9.  刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM> 《ネタバレ》 
刑事コロンボこれが初です。 途中のストーリーもまあまあユーモラスで面白く、そしてラスト、おお~、でした。そんなにうまくいくかという疑問も残りますが、きれいにまとまりましたね。確かに触ってる!!!な感じ。
[DVD(吹替)] 9点(2006-12-29 22:09:34)
10.  ジャッカルの日 《ネタバレ》 
じりじりと一歩づつ追い詰めていく・迫っていく感じがたまらなくいい。見ている間、ジャッカルにゴルゴ13をかぶせてみていた。そんな雰囲気。ただ、冷静に見るとゴルゴに比べるとかなり抜けがあるのだが。
[地上波(吹替)] 9点(2006-12-25 22:35:40)(笑:1票)
11.  アンドロメダ・・・ 《ネタバレ》 
かなり地味ですが、最初に投げかけられた「赤ん坊とある中の老人だけ生き残る」というなぞが大きく、最後までぐいぐいひきつけられます。たんたんと進んでいきますが、そういうリアリティーの方がこの映画にはしっくり来ます。だからこそラストのアクションっぽいシーンは明らかに余計ですね。そこだけ1点減点。あとはすばらしい
[DVD(字幕)] 9点(2006-12-18 19:11:55)
12.  ダーティハリー 《ネタバレ》 
あんなにやりたい放題やっていて、ミランダ法かなんかで放免されてしまうところで、観客をしっかりとイーストウッドに感情移入させている。うまい。「被害者の人権はどうなんだ」というせりふが胸に来る。アクションとドラマのバランスが良く取れている。同時期のフレンチコネクションよりいい出来。
[DVD(字幕)] 9点(2006-12-18 18:31:16)
13.  JAWS/ジョーズ 《ネタバレ》 
ジョーズは怖い映画なのか。どっちかといえば人間の愚かしさとか、そっちをスピルバーグは描きたかったのでは。でも怖いけどね。片足が落ちていくシーンは、中学生のときの自分でもギョッとしてしまった。
[DVD(字幕)] 9点(2006-12-18 18:23:48)
14.  ローリング・サンダー(1977) 《ネタバレ》 
脚本が同一というだけあり、「タクシードライバー」の要素をさらに先鋭化させたような作品。  ■とにかく前半の展開は壮絶。戦争捕虜になってやっと帰国したら妻は友人に寝とられている。挙句、強盗に襲われて拷問にかけられて右手を粉砕され、妻子を殺される。ここまでやるかという展開。これがラストの復讐劇に説得力を与えている。  ■「タクシードライバー」の主人公が行き当たりばったりなアジト乗り込みだとすれば、こちらは犯人グループを追い求めた末の銃撃戦なので、真に迫っているのはこっち。しかし、どう見ても一般受けしなそうな撮り方で、カルトとされる理由もよく理解できる。爽快感などまるでない結末は、まさに捕虜収容所の段階ですでに死んでしまった男の心の内を照らしている
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-18 23:30:59)
15.  パワープレイ 《ネタバレ》 
やっとDVD化したのにAmazonにすらDVDが置かれていないので、そういうDVDを特別に扱っているお店で購入し鑑賞。なるほど、これは隠れた名作。  ■基本的には軍事クーデターであり、それが淡々と進んでいくのだが、前半の計画部分、そして後半で一気に動き出す部分の静と動がピリッとしていて、緊迫感がずっと維持されている。早朝に戦車で街を制圧していくところは、クーデターはこうやって行われるのかあ、というリアリティを感じさせられた。  ■100分余りとコンパクトだが、ラストの展開まで含め、戦争もの、政治ものの傑作だと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2013-02-27 00:01:57)
16.  セルピコ 《ネタバレ》 
組織全体が悪に染まっている中で、どこまで孤独の中、正義を貫けるか。実話ベースということもあり、大衆受けを狙うような展開はほとんどないが、その分太く仕上がっていると思う。  ■展開について一言いうなら、最初に撃たれたシーンを持ってくるのは「カリートの道」でも使われているやり方だが、展開が先に見えてしまってどうなんだろうかとも思った。結果が見えない方が不条理さが増していい気もした。  ■この映画を「冗長」「面白みがない」というのは、要するにセルピコの行動を「悪習のある組織に頑張って抵抗してます」の一言でまとめてしまっているからであろう。それはセルピコに対し「本当に偉い。よく頑張ってるね。大変だっただろう」と口では言いつつ結局全く助けてくれない上層部と同じ見方のような気がする。  ■賄賂を受け取らないという、一歩外に出て考えれば「あたりまえのこと」も、その組織内で誰もがしていることであれば「受け取らないお前はおかしい」「仲間を売るのか」と徹底して敵視され爪はじきにされる。しかし、問題が賄賂だから誰もがセルピコに肩入れするが、しかし多かれ少なかれこうしたことはどの組織でもあることではないだろうか。 一時期「KY(空気読め)」という語が流行ったが、あれはまさに「何が正しいか」よりも「組織の風習を守れ」を重んじている人が非常に多かったということであろう。今でも「ノリが悪い」「頭の固い奴」という非難は健在である。この映画に感銘を受けた人は、同時に自分が「悪習に染まった警官」の側ではないかを振り返ってみてみるといいであろう。
[DVD(字幕)] 8点(2011-12-16 23:46:39)(良:1票)
17.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
TSUTAYAの名作コーナーに置かれていたので、普段はあまりそういうのは借りないのだが鑑賞してみた。結果、予想よりもかなりいい作品だった。壮大な音楽と、冒頭、中盤、最後で現れる一面のひまわりは、見ているだけで何かを感じさせられる。  ■展開は男女が戦争で生き別れ、再会できたものの相手はすでに別の生活を築いており、もう元には戻れない、というオーソドックスなもの。だが、それを正面から訴えてくる本作は、最近の過度な装飾の作品とは異なり、心を揺さぶるものがある。  ■あのような展開をたどるのだったら、ひまわりの畑の下にアントニオが眠っていた方がどれほどよかったものか。ジョバンナもきっとそう思っていたに違いない。生きていたのに、やっと再開できたのに、一度運命に引き裂かれてしまった糸はもう紡ぎなおすことはできない。それは死んで別れてしまうより辛い。
[DVD(字幕)] 8点(2010-11-23 00:07:23)
18.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 
皆さん書いているように、あまりホラーではない。本当に怖いのはラストぐらい、あとはキャリーの悲哀を描いた作品としてみた方がいい。  ■そう、「わりとよく接してくれた人にまで復讐しなくても・・・」というコメントを結構見ますが、あれはいじめを受けたことがない人の見方の気がした。本人の内心を見ればほとんど悪意はないのかもしれないが、けどそれはすべての人の考えを見透かせる神の視点での話。いじめられている側からすれば、いじめの仕掛け人は「無関係な大衆」の中に逃げ込んで、いじめられている人が犯人を追及しようにも誰がやったかもわからないし、間違った人を追究しようものならまたそれを口実に嫌がらせを受けるという負のスパイラルがある。だから無関係の人は「いじめをやってるのはこいつだ」といじめられている側にわかるように突き出してあげる必要があるわけで。ましてや一緒に笑い転げていてはさもありなん。  ■超能力のところで画面分割にしているところがあったが、あれはこの展開ではあまりうまくいってないように思った。全体の様子がよくわからず、分割画面でわたわた動いているように見えてしまうので、あれならカット割りを細かくしてキャリーの目と襲われる人とを交互に見せる演出の方がよかった気がする。
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-19 22:45:04)
19.  ジョニーは戦場へ行った 《ネタバレ》 
このストーリーはあまりに残酷だ。戦場で顔をすべてえぐられ、四肢を失い、何もできない状態で、しかし死ぬことすら許されずに生き続けなければならない地獄。正視できない。二度見る気には到底なれない。そのぐらい重く、そして強烈な作品だ。  ■ジョニーの生きがいはもはや「自分をさらしてそれを世間に知らしめること」にしかなりえなかった。なぜならそれしか彼にはできないから。だから「見世物にしろ」という、普通ならばあり得ないことを彼は望んだ。だが彼の夢の中の見世物小屋でもお金の音だけして観客が一人もいなかったように、結局彼はどこにも出ていけないし、彼自身本当はそれを望んでいないのだろう。  ■この映画は反戦映画として有名らしい。しかし、ジョニーの悲惨な状況をすべて戦争に結びつけるのはあまりに安易な気がする。確かに顔がえぐれたのは爆撃によるものだろうが、四肢は「治療が面倒だから切る」という医療現場の判断だし、ジョニーの最後の「殺してくれ」という悲痛な訴えが無視されて生かされるのは医学実験のためである。とすれば、本当の悲劇を引き起こしているのはむしろ医療の方であって、戦争のそれではない。「ジョニーの悲劇=戦争の悪」と短絡的にとらえて感傷に浸る(or戦争への嫌悪感を強める)のは、一見美しく素直に見えて、実は複雑で難しい現実を逃れて、わかりやすさ(「戦争=悪」というコードはあまりに分かりやすい)に逃げ込んでしまう怠惰さなのではないか。  
[レーザーディスク(字幕)] 8点(2010-08-21 00:23:41)
20.  候補者ビル・マッケイ 《ネタバレ》 
日本には『選挙』というその名もズバリのドキュメンタリー映画があるが、これはそのアメリカ版ともいえるような、数少ない選挙映画。レッドフォードが、美男子というだけで民主党の上院選候補に祭り上げられ、操り人形として戦わされていく。  ■後半から、自分が完全に操り人形にされていることにいらだちを感じたレッドフォードは、ささやかに抵抗を試みはじめる。テレビ討論で台本にないことを言ったり、独占放送の機会を笑いが止まらずにふいにしたり(しかしなぜ彼が笑ってしまうのかはよく分からないのだが)、ミーティングに遅れていって反感を買うようなことを言ったり。  ■しかし、そもそもの問題は、操り人形以前に自分の中に「自分を操るべき意志」がなかった、いや最初はあったのかもしれない(テレビで「出てきた最初はビル・マッケイはよかった」と報じていた)が、選挙戦を戦ううちにその意志は失われてしまったことだ。それが最後の「どうすればいいんだろう」を象徴している。意志もなく表れて選挙に勝ってしまう、人々も彼に投票する、あざといばかりに皮肉な状況があぶりだされているラストだ。
[DVD(字幕)] 8点(2010-07-28 12:29:25)
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