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1.  のだめカンタービレ最終楽章 前編 《ネタバレ》 
すんごいワクワク期待値満載で観たので、多少の幻滅は覚悟していたのだが、あっという間の2時間でエンドロールが出たときには、入り込みすぎて放心状態の自分がいた。 最初ベト7のあたりで「映画館なんだから音楽はもうちょっと大音量でガンガン流してほしい」と不満に思っていたが、1812年の為のタメだったのねと気づいた。チャイコ大好きなのも相まって大砲のあたりでは号泣。のだめと一緒にボロボロ泣きながら音楽の粒たちを浴びることができた。(音楽だけで泣くなんて自分涙腺弱すぎ…と思っていたら、あちこちで遠慮がちなすすり泣きが聞こえたのでホッ) 後編が楽しみで仕方がない…というか、後編で終わってしまうのが苦しい。 最終楽章の後に「その後の」とか「第◯シーズン」とか「帰ってきた」とかどんな言い訳でもいいからやって欲しい。(百歩譲って三次元オリジナルでも可) 個人的には原作既読の自分に不可解な点は全くなかったが、未読の方には「なんで?」感が結構キッツイかもなぁ、『後編も夫は誘えないわな…』と考えながら家路に着いた。
[映画館(邦画)] 9点(2010-01-28 23:00:04)
2.  ALWAYS 続・三丁目の夕日 《ネタバレ》 
冒頭、いや茶川が現実に戻った後の数分間に違和感というか、なんだか空すべりしているようなもどかしさを感じたけど、この大ヒット映画の続編の登場人物たちがごく普通に息づいていて、ごく普通に肩の力を抜いていることに気づいてからは、自分の違和感は「必要以上の期待」だったと気づいた。 お母さんから『晩御飯までには帰るのよ~』と言われた一平がベタに言い返さないことに違和感を感じ『○○は・・・そうだなぁ。』のパターン化にはベタさを感じる自分。んじゃどうすりゃいいんだ。ねぇ。しかし、最後まで長さを全く感じることもなく飽きずに泣いたり笑ったり大いに楽しめました。頭の中で「え?そういうのアリ?」とか「ん?これおかしくね?」とかいうことを考えるスキも一切なく、映画館を出たときには頭の中が空っぽになって「いやーーー良かった!!」と笑顔で家路につきました。 一緒に行った家人も感想を語り合いながらずっとニコニコしていました。 一平と父ちゃんの距離感が前作以上に自然な親子になっていて、また茶川と淳之介のなんだか恋人同士みたいな照れのあるベタベタ感もまた良かった。お母さんとみかちゃんのやりとりもがっつり泣けた。
[映画館(邦画)] 9点(2007-11-13 15:08:26)
3.  硫黄島からの手紙
一言では言い表せない映画。上映中ずっと何かしら静かにこみあげてくるものはあったが、エンドロールで真っ暗になりあの印象深いピアノが流れた瞬間、堰を切ったように涙が溢れ出た。観にいってから大分経ったのに今でも瞼に浮かべるだけで涙腺が緩む。これまで日本人が創ってきた悲壮感漂う戦争映画とは明らかに一線を画している。夫は『リアリティはあったが、日本軍の悲惨さ(痩身・貧窮など)があまり伝わらなかった』と言っていた。確かに登場人物たちは最初から終わりまであまり体重の変化もなさそうだったし、一番問題だったはずの水問題や食料問題も割とさらっと描いている。しかしそれらはこの映画の圧倒的な世界感を前にしたら瑣末な点と言えるかも。(実際硫黄島ロケはハリウッドロケ後に録るなど時間軸が前後していて体重増減は不可能だったはず)しかしこういう「今生きている私の「親」を「祖父母」を守ろうとして無念に散った日本人」の歴史を旧敵外国人に教わる恥辱。遅ればせながら書物やビデオで勉強中です。
[映画館(字幕)] 9点(2006-12-20 23:05:24)(良:2票)
4.  アマデウス ディレクターズカット 《ネタバレ》 
「午前10時の~」で鑑賞。何かの本で著者が「アマデウスは間違いなく私にとって人生の№1映画」と書いているのを読んで、前回ビデオで(通常版を)観た自分に、この映画の良さが全く理解できなかったのは、『通常版だったのと映画館の大画面じゃなかったせいかも』と思い直し、重い腰をあげて朝早くからバスを乗り継いで、遠くのシネコンまで足を運んで鑑賞。その結果、やっぱり人生№1の看板を掲げた作家さんの気持ちはわからなかった。確かに世界観も音楽も素晴らしいし、時間が1時間も延びた分わかりやすく、展開も違和感なく(多少の中だるみはあったものの)夢のような3時間だった。あれほどの天才と同じ時代に生きた人々はどれだけ自分たちの幸福と愚挙を慮っただろうかと考えたが、いつの時代の天才も生前は評価されないのがデフォルトなのだ、あの愚民たちのためにモーツァルトは早世してしまった!と嘆きつつ、今ある天才に見向きもしない愚を現在進行形で犯しているであろう我々にそれを非難する資格はない。 でも、ある種醒めた視点にならざるを得なかったのは、レクイエムの作曲を依頼したのが本当は妻をなくした田舎伯爵の酔狂であってサリエリの憎悪ではなかったという説を信じているせいもあったかも。しかし、モーツァルトを食わず嫌いしていた自分の憑き物が落ちたようで、わざと遠くのバス停までの道のりをモツレクや魔笛、フィガロなんかをMP3の大音量で何度もリピートしながらひたすら歩いた。ってか明るいモーツァルトの曲が苦手なだけで、暗い曲は昔から好きだったのに「モーツァルトはちょっと苦手」というのを口癖にしていた。なんでだろ。カッコいいとでも思ってたのか自分。 
[映画館(字幕)] 8点(2010-02-15 16:54:00)(笑:1票)
5.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 
普通にTVで鑑賞。ポニョのしぐさに萌え、無邪気さに泣き笑いしてたっぷり楽しんだ後、疑問点の解消のために解説サイトを転々とした結果「これまでの宮崎映画での『向こうの世界に行って帰ってきた主人公』が、初めて行ったっきり帰ってこなかった映画」という見解が驚きとともに一番しっくりきた。久石譲の意味ありげなインタビューや大正モガの話など、知れば知るほど怖くてたまらなくなった。あんな死後の世界だったら怖くない。だけど死ぬのは怖い。でも大好きな人達と一緒なら。せめて死の瞬間の苦痛だけでも。いつもながらの素晴らしい映像美と鑑賞後のさっぱりとした気持ちと裏腹に、今も悶々とした気持ちで「あの世」について考えている。
[地上波(邦画)] 8点(2010-02-06 19:13:08)(良:1票)
6.  マルホランド・ドライブ 《ネタバレ》 
初見のときは立て続けに3回観た。というか3回ぐらい観ないと納得出来なかった。一度目はハテナの嵐。二度目は「そーだったのか!」三度目にしてようやくストーリーに没入できた。そして「この映画はすごいぞ!!」と叫び続け、ことあるごとに他人に絶賛した。そして数年経ってからもう一回観た。うーむ。もう二度と観たくないかも。なんかそのぐらい自分の中で揺れがある映画だった。ただ、この監督の作品には若い頃からどっぷりガッツリハマりっぱなしである。しかも人生の岐路における選択にすら影響される位のレベルで。いや、あくまでイメージだけど・・・。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-02-01 19:10:29)
7.  シティ・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 
一時期ハマって秀作のドラマ版も観た。自分の価値観の狭さをこれでもかと打ち砕いてくれる哀しい作品。子供が子供らしくいられる社会は「世界が百人の村~」で例えるとどれぐらいなのだろうか。いや、そもそも子供らしい子供とは一体何かというところまで辿る必要があるのかも。閉塞感がいっぱいの街で軽すぎる人命の前になすすべもなく、私はただただ平和で退屈な街に生まれた幸運をかみしめる。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-20 00:11:46)
8.  戦場のピアニスト 《ネタバレ》 
封切の頃から観たい観たいと思いつつ、遅ればせながらようやく鑑賞。ポーランドとともにドキュメンタリーのような重くて苦しくて長い時間から私もようやく開放。 シュピルマンがショパンの20番を引き終わった後、月光に照らされたドイツ将校の息を呑む表情がとても印象的だった。多分画面を見る私も同じ顔をしていたと思う。最後のエンドロールのアンスピ&大ポロは優しすぎるピアノの音に涙がポロポロこぼれてきた。  ホロコースト関連の映画には興味をひかれてよく見るが、なぜユダヤ人がこれほどの地獄を味わわなければならなかったのか、この映画でもその説明は一切ないし、私もいまだに納得いく説明が得られない。何の理由もなくドイツ兵によって気まぐれに群集から数分の一の確率で抽出され、うつぶせにされて死んでいくという虫けらのような終末。 神が与えた試練なのだとすれば、この人たちは一体なんの因果応報だったのか? 旅行で訪れた原爆資料館で感じた答えの出ない疑問をまた繰り返し考えた。  しかし、映画を単純に史実と同化させることには違和感があり、特に日本=ドイツという世界観で描かれる対日本軍被害国の戦争映画とこのアカデミー賞まで獲得した芸術映画とは根本的に違う!と言い切れる自信もないので、近いうちシュピルマンの原作や関連書籍を図書館で探すことに決めた。へぇ~息子さんは日本の大学教授なんだねぇ・・・。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-18 19:38:57)
9.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
店前のワゴンで義父がブックオフの店員に薦められたとかで、年末に義実家の居間で夜中に鑑賞。夫や義父が次々に睡魔にやられて撃沈するなか、一人で砂嵐の暗がりの中「こんなん観た後どうやって寝ろっつーだよ・・・」とつぶやいた午前3時。怖いのと頭にくるのと不条理さへの空しさと、なんとも言えない感情に押しつぶされそうになりながら、横になって朝まで目をつぶれないままじっとしていたのを思い出す。 あれからラース・フォン・トリアーの名がどうやら気になって仕方がない自分、とりあえず全部観たろやないかと思いつつもスカパーで録画した「マンダレイ」「ドッグウィル」「キングダム」は手をつけないまま現在に至る。またあんな思いをさせられるんじゃないかというトラウマが・・・。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-09 03:01:38)
10.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
劇場で観てから3年ほどたった今でも鮮やかなカラーで瞼の裏に焼きついているような、そんな映画。おもちゃ箱をひっくり返したような鮮やかな映像は、涙も出ないようなド不幸で死んでしまいたくなるような状況から松子と私を救ってくれる(別に私の人生はそれほど不幸ではないが、まぁとりあえず)最後のシーンでバカみたいに涙が出て明るくなってからもしばらく席を立てなかった。結果オーライな幸せ。最後に幸せだと思えれば、私もどんな死に方してもいいかな・・・と未来の暗雲に対してちょっぴり楽観的な気持ちにもなれた。
[映画館(邦画)] 8点(2009-07-09 02:46:00)
11.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 
もう好みモロど真ん中!ショーンオブ~の主人公という期待から、それほど驚かないはずだったけど、それでも色々と唖然とさせていただいて感謝感謝。グロさがパワーアップしていてますますいい感じ。一番好きなシーンは、もったいなくも顔の3分の2を隠した状態のブランシェットのつもりで同僚の男に話しかけるシーン。ああいうのがツボでツボで仕方がない。大好きなチャウ・シンチーにも似たものを感じる。最後まで大満足の痛快娯楽作品でした。また次回作にも大期待。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-09 02:30:17)
12.  海猿 ウミザル
スケールも泣きポイントもリミ猿に比べて低いけれど、この世界観がたまらなく好き。訓練学校で似たような経験を持つ夫も共感しまくって映画→テレビドラマ→映画とフジの思うがままの「壺」にハマりました。そうそうユーモアは断然こっちが勝ってるかな。まぁ勝ち負けじゃないけど。
[映画館(邦画)] 8点(2007-01-23 00:32:29)
13.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 
久しぶりに邦画でガツーンと来た。主人公の奔放すぎるセックスライフには「なんだなんだ?イマドキの大学生はみんなあぁなのか?」と腹立たしさと戸惑いを感じつつも、『障害者と健常者の恋愛』じゃなくて普通の恋愛映画を観たという感じ。面倒な恋愛から逃げる気持ちもそういう自分を許せない気持ちもよく理解できた。相手の親が厳しすぎたり、相手の気持ちが重すぎたり、家が遠すぎたり・・・「障害者」もそういう面倒の中の一つに過ぎなかったんじゃなかろうか。でも愛する人がいつか離れていくことを肌で感じ、諦観しながら一緒にいるのは切ない。「これからのジョゼの幸せ」ってなんだろうか?それをずっと考えながらこの世界の余韻にひたりたい。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-12-21 20:16:38)(良:1票)
14.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
色んな名作のオマージュがいっぱい(笑)なんだか最後までのめり込むことは出来なかったけど、確かに3Dだけでも一見の価値はあるかも。青くて尖った顔がCMに出る度に「キモイ」と思っていたのに、映画で見てると全然気にならなかった。むしろあの顔にも美醜があって、ヒロインは美人だなぁとまで思えたから不思議。 結果的に、主人公はパンドラではHEROになったけど、地球じゃビン・ラディン並のテロリスト呼ばわりだろうね。 確かに守るべきものを見つけたのはリアルな感情だと思うけど、地球人を殺しまくってる時点でどっちもどっちな醒めた視点になってしまった。赤いドラゴンに乗っただけで神様になっちゃう展開は、ちょっとパンドラ人(どうみてもアフリカ未開民族がモデル)をバカにしすぎてないかと思ったり。
[映画館(吹替)] 7点(2010-01-19 23:18:18)
15.  ピエロの赤い鼻 《ネタバレ》 
一年のうちに何十本も観る映画のうちの中間くらいに位置する評価だったはずなのに、見終わって時間を経るごとにどんどん思い入れが増すようなそんな映画。でもこのネタバレはもしかして某終戦記念ドラマさんまの「さとうきび~」のパクリ元?もしそうなら安直過ぎてイヤすぎる。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-20 01:03:17)
16.  シッコ 《ネタバレ》 
全てにおいて洗練されて格好よくて優れていると思っていたアメリカへの憧れが音を立てて崩れ去る、そんな事実を突きつけてくれた作品。超金持ちは超貧乏と一緒にされたくない。だから皆保険制度なんてもんは超金持ちにとってはくだらない理想論でしかない。確かに、毎月一億円も税金を払う人と毎月10万円の生活保護をもらう人が同じ条件で手術させられたらたまったもんじゃない。でも英仏やカナダやキューバはそうなんだよね。すごいね。オバマさんは真剣にこの問題に取り組むらしいけど、もしそれが叶えられたらこの映画はきっとアメリカ史に残る偉業を達成した(映画が政治を動かした)ことになるのかな。 でもうちの故郷にIターンしてるフランス人は「自国では若い人は税金が高すぎて(起業の)チャンスがない」と言っていた。きっとどっちが優れていたかは後世の歴史家が判断するんだろうけど、やっぱり自分は日本にも英仏加を目指してもらいたいと思いつつ、税金あがるのはヤダなとヘタレてみたり・・・。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-20 00:32:21)
17.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 
鑑賞後に襲われるとてつもない疲労感にデジャヴ、やっぱりダンサー・イン・ザ・ダークの監督さんだったと至極納得。ストーリーテラーのバカニートがこねくり回すバカな屁理屈を、迷いながらも純粋に受け入れるヒロインに「わぁやっぱり外人とは根本的に価値観が違うな」と半ば別の動物を見るような諦観を覚えたが、クライマックスでは「なーんだ、ヒロインも監督も一応こっち側の人間だったか」と妙にスッキリ。 あんな非現実な舞台セットなのに、すぐに気にならなくなったのは役者も監督も一流の証拠か。ローレン・バコールの扱いと場末感がちょっと悲しかった。 人間ってとてつもなくキレイで比類なく汚いということを再確認させられました。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-19 02:22:44)
18.  ターミナル 《ネタバレ》 
正直映画館でまで観る価値があるかなぁと思いつつ鑑賞。映画館を出たあとは1ヶ月くらい家人と一緒に「クラコウジア!(コにアクセント)」と雄叫びをあげまくっていたほどハマった。色々とギモンを抱けばきりがないが、こういう現代版おとぎ話があってもよい。展開といい登場人物といい、まさにディズニー!って感じだった。(いや違うけど・・・)でもあれだけ違いすぎる二人が共同生活を始めても、きっと幸せにはならないんじゃなかろうか・・・と現実的な私は冷めた視点でポテトチップスの袋を叩いてみる。
[映画館(字幕)] 7点(2009-08-03 13:04:39)
19.  エコール 《ネタバレ》 
見てはいけないものを見てしまったような背徳感満載な非エロ映画(for パンピー)どうしてこの世にはロリコンやペドフィリアと呼ばれる唾棄すべき趣向の人間が存在するのかを、頭をTV画面に押し付けられて無理やり理解させられてしまったような、そんな人生観一変チックな体験でした。いやぁ幼女ってこんなにもキレイなのね。原作では「自分好みの幼女を育てるための学校まで創っちゃったロリ男爵」の存在が明かされているらしいが、この映画の場合は何もかもが秘密のベールに隠されていて、それがいい作用をもたらしていた。さて、こんなにもこの世界にハマりかけてる私。もう1つの酷評されている同原作映画「ミネハハ」を観るべきか観ざるべきか・・・。あ、そうそう。足フェチのための映画ベスト10を選ぶ際には是非推薦したい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-30 10:45:17)
20.  魔法にかけられて 《ネタバレ》 
いやぁおもしろかった。でも身もふたもないことを言うと実写よりアニメシーンの方が魅力的なのが致命傷かな(笑) 観てる私を現実に引き戻すお姫様の額のシワはCG加工でもなんでもして取るべき! 細かいリアリティのなさが少し気になった(弁護士が厄介者の姫を気に入っていくシーンや王子とキャリアウーマンが互いに惹かれあうシーンにあと一歩説得力が欲しかった)とか、男とたった数日一緒にいただけでまた「惚れてまうやろ~」になったあいのりチックな姫の単純さには共感できず・・・。一番最後、ハッピーエバーアフターなお姫様が「憧れられない専業主婦」ではなく「売れっ子デザイナー&経営者」になるのも、ドラゴンと戦うのが「王子でなく姫の方」なのもなんかお決まりの「現代的」でお腹いっぱいな感じではありました。で、ここまで粗が目立つのになぜか嫌いになれない。何度でもリピートして観たくなる。そんな映画だった。 スピンオフで中身空っぽ王子とシニカルキャリアウーマンのその後の結婚生活を描いて欲しいと思った。あとこれ、フィギュアスケートの浅田真央ちゃんが映画の王子よりも本物の王子様然としたカナダ人の世界チャンプと踊ってハプニング的にキスされた曲なんですよね。そのことがシンクロしてしまい最初の映像で鳥肌がたった。魔女サランドン最高! 家事を手伝ってくれる鳩&蜂&ドブねずみ&ゴキちゃん最高!!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-09 15:22:42)
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