181. シャーク・テイル
最近よく見るCGアニメの一つ。ただそれだけ。特筆すべきところは何もないし、さながミュージカル映画の出来損ないのようにただ騒いでいるだけ。オリジナル版、日本版共に声の出演に豪華俳優を起用しているが、それが作品に対して何のメリットになったのかいささか疑問である。本編より予告編のほうが面白い、という典型的なダメ映画。 [DVD(吹替)] 4点(2007-03-15 23:23:30) |
182. 香港国際警察/NEW POLICE STORY
この作品は、確か劇場公開時に友人に引き連れられて見た覚えがあるが、いやぁ素直に面白かった。最初は馬鹿にしてかかっていた私だが、それを後悔させる素晴らしい出来。畳み掛けるようなアクションシーンや爆破シーンはもちろんだが、それと共に非常に人間臭いジャッキーの演技が見物。正直、陳腐なところや破綻しているところもあるが、その辺りを補って余りある内容なので、充分楽しめると思う。 [映画館(字幕)] 9点(2007-03-15 23:18:56) |
183. 好きだ、
純粋に良かったといえる作品。特筆すべきはやっぱり情景描写の素晴らしさ。しつこいほど繰り返される空の挿入はとても美しいし、流れる川に太陽光線がギラギラと射し込む場面は見事。よく「空や川が演技をする」なんて言葉を耳にしたりするが、まさにその通り。物語のほうも学生のもどかしさがよく表現出来ていて微笑ましい。それだけに成年時代の展開がやや唐突で、特にラストは取って付けたように見えるのが残念。全体的には少々退屈する部分もあるが、鑑賞後は心が潤う気持ちになれて良いと思う。 [DVD(邦画)] 8点(2007-03-06 02:18:44) |
184. 佐賀のがばいばあちゃん
島田洋七といえば、島田紳助が「打倒」を掲げていたものの、「結局何もしてないのに勝手に倒れた」芸人として有名だが、この作品は倒れていなかった。安心。映画自体はほのぼのしていて良かった。こういう雰囲気好きかも。吉行さんのばあちゃんは良いねぇ。もう少し笑えるシーンがあったらなお良かったかも。まぁ、ベタだけどラストはホロリと泣けるカンジでイイんじゃん?それにしても、キャストが豪華だねぇ。緒方拳さんが出ているとは思わんかったよ。 [DVD(邦画)] 7点(2007-02-25 00:31:25) |
185. デイ・アフター・トゥモロー
ローランド・エメリッヒといえば、カリカチュアした描写とステレオタイプだらけな人物が特徴の映画監督だが、本作はその集大成。「ラストサムライ」の後に作ったっていうのに、どうして恥ずかしげもなくあんな日本人が描けるんだろう?しかも「GODZILLA」で散々来日していたあのエメリッヒが。それとも、自分の作品をケチョンケチョンにされた嫌がらせか?まぁ、映画が面白ければそれでイイんだけど、本作も相変わらずテンポの悪い描写にご都合主義のオンパレード。見応えあるのは凍りついたニューヨークの描写のみという体たらく。エメリッヒは今回もこちらの不安にしっかりと答えてくれたのであった。 [DVD(吹替)] 1点(2007-02-25 00:07:18) |
186. 忍 SHINOBI
何年か前に「RED SHADOW」だとか言うビックリするぐらいなトンデモ忍者映画を見た後だったので、今度こそはと意気込んでいたが、おいおいまたビックリかよ。ストーリーは陳腐でつまらないし、映像は暗いし、イイところを見つけるのが難しい作品。ただ、月をバックにしたあのシーンだけは綺麗だった。そこだけ。 [DVD(邦画)] 2点(2007-02-24 23:59:19) |
187. Deep Love アユの物語 劇場版
伝えようとしていることはわかるんだけど、性描写が無駄に多く、なおかつ残酷描写をわざとらしく推し進めているのもいただけない。よって映画としての構成は褒められたものではない。川嶋あいの主題歌だけやたら印象に残った。 [DVD(邦画)] 4点(2007-02-22 13:31:17) |
188. まだまだあぶない刑事
《ネタバレ》 「あぶない刑事」自体はこれが初めてだったが、細かいところはよくわからなかったけど、そこそこ楽しめた。まぁ、主役二人のキャラクターはなかなか良い。ただそれにしても、何も劇場で見ることはなかったかなぁ。TVスペシャルで充分。唯一映画らしかったのは、ラスト近くの夜空の大爆発シーンぐらい。 [映画館(邦画)] 5点(2007-02-21 14:59:27) |
189. インストール
友達の上戸彩ファンがゴリ押ししてくるので、嫌々見てみたら…コイツは酷い。「あずみ」もそうだったが、上戸彩はまだまだ女優としては発展途上に感じた。神木くんの方がよっぽどイイ芝居をしてる。ストーリー的にもよくわからんし、結局何を主張したかったのかわからん。アイドル映画といえばそれまでだが、恐らく後世まで残ることなんか絶対無いだろう。多分、残そうとなんかしてないと思うけど。 [DVD(邦画)] 0点(2007-02-21 14:43:49) |
190. スウィングガールズ
全体的に安っぽい。音楽がミソだけの珍品。青春映画としてもクサイし、無駄に笑いをとろうとして見事にスベっている。イノシシのシーンなんか蛇足以外の何物でもない。「ウォーターボーイズ」のほうが全然面白かった。 [地上波(邦画)] 4点(2007-02-21 14:32:40) |
191. ジュラシック・パークIII
マンネリな上にパワーダウン。シリーズものとしては致命的。シリーズを通して見ているとクスっとするような部分もあるけれど、それも単に箸休め的な意味合いしか持たない。結局「恐竜に追われて怖がる映画」でしか無くなってしまった。一作目が面白かったのは、その要素だけでなかった故、だったんだがなぁ。思うに、この映画の監督は怪獣映画を撮りたいんじゃないかと思う。恐竜同士の対決なんかまさにそれだし、プテラノドンが出てきたときに、ラドンを連想した人も決して少なくはないハズだ。 [DVD(吹替)] 3点(2007-02-20 21:48:05) |
192. あずみ2 Death or Love
《ネタバレ》 前作よりはそこそこ楽しめた。前作は話が薄っぺらかったが、今回はまだしっかりしていて見易い。その分、アクションシーンの迫力はだいぶ劣るが・・・。完全に残酷描写を控えているのがバレバレだし、何よりラストのマントはあれ何だ?そして何故上戸彩は茶髪なんだ?相変わらず上戸彩は作品世界をぶち壊すのが得意なようだ。そういえば、前作と作風がガラリと変わっているような気がするが、北村龍平から金子修介に監督がバトンタッチしたのだから、それは予想内。だって作風の違いはこれより前のゴジラを見れば一目瞭然でしょ? [DVD(邦画)] 7点(2007-02-20 21:37:26) |
193. あずみ
何かと批判の多い北村映画だけど、これはまぁ面白い方なんじゃないかと思う。まぁ、「VERSUS」と一緒で間延びしているのは事実だが。話は薄っぺらいし、登場人物がバッタバッタと死んでいくのも何だかなぁ。ただその分、アクションシーンは悪くない出来。カメラ、回りっぱなしだけど。ラストの200人斬りもそこそこの見せ場として悪くは無い。・・・・・・とイイ所はあるのだけど、そもそも主役の上戸彩がやる気ないんだから、どうにもこうにも・・・。終始口開けっ放しなんだもんなぁ。 [地上波(邦画)] 6点(2007-02-20 21:33:54) |
194. ステルス
いやぁ、久々にここまでのバカ映画を見た気がする。もう内容がぶっ飛びすぎて、真剣に見ようとしていた私の努力も見事にぶっ飛ばしてしまった。こんな脚本が何故通ってしまったのか・・・・・・ネタ切れのハリウッドでは、これぐらいぶっ飛んだことをやらないと企画が通らず、プロデューサーはぶっ飛ばされてしまうんだろうか。それにしても、テロリストをぶっ飛ばすためとは言え、ミャンマーまでぶっ飛んでビル一つぶっ飛ばすとはさすがアメリカの考えはぶっ飛んでいる。そうか。そんな考えを起こしているから、乗組員が北朝鮮までぶっ飛ばされたのか。そうすれば、北朝鮮の軍人が女性隊員をぶっ飛ばしに来たのも頷けよう・・・。・・・・・・ぶっ飛ばしすぎるのも、何だかなぁ。 [DVD(吹替)] 4点(2007-02-20 19:48:38) |
195. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
劇場で見たときはとっても面白かった覚えがあるけれど、いざDVDでもう一度鑑賞して見たら、まあまあっていう感じだな。前作で失われていたテンポの悪さは改善されていたし、相変わらずモブシーンの描き方も良い。併せてこのシリーズの良いところであるカット割の細かさも、上手く画面に効果をあげている。シリーズのファンには楽しいであろう。ただ全体的に詰め込み感は否めない。真矢みきの描き方は完全に説明不足(シリーズを通して見ないと何故あれだけ所轄をコケにするのか全くわからない)だし、岡村の存在意義なんか意味不明。全体的にもう少しコンパクトに纏められたんじゃないかと思う。まぁ、この時点で次を作ろうという気が満々だったんだろうな。だから大風呂敷を思いっきり広げていたんだろう。それって私みたいなファンには嬉しいけど、一本の映画としては破綻してると言わざるを得ない。 [映画館(邦画)] 7点(2007-02-20 19:38:24) |
196. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
他の方も指摘されているようだが、全体的に「ロード・オブ・ザ・リング」の二番煎じ感が否めない。さらに登場人物に感情移入が出来ない。そしてバトルシーンになると突然彼らが剣の達人になるのが意味不明。最近そういう映画多いけど、映像は平均点以上なのにストーリーに疑問点が散見される点で、この作品も例外ではない。勧善懲悪で安心して見れるディズニー映画において、生々しい戦いを描いたのも減点対象ではないかと思う。まぁ、次回作に期待してこれぐらいの点数で留めておきたい。 [映画館(吹替)] 6点(2007-02-20 19:25:04) |
197. 妖怪大戦争(2005)
期待してたんだけどなぁ。子供向けに徹するのは別に構わない。でもだからといってストーリーを破綻させてイイということではない。ラストのオチなんて正直意味不明。最初から最後まで映像の破天荒さと特殊メイクだけで推し進めたカンジ。確かに映像は素晴らしい(すねこすりのチャチさは別としてだが)が、「?」の連続でストーリーが進むので素直に楽しめない。鑑賞した後、何かモヤモヤっとしたものが残るんだよね。 [DVD(邦画)] 5点(2007-02-20 19:20:20) |
198. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
こいつは面白かった。前2作は映像は素晴らしいのに何だか余計なところが気になってしまって、手放しに面白いと言える出来ではなかった。でも本作はそんなわだかまりを吹っ飛ばしてくれるような勢いがあった。前作同様、恋愛描写は若干のうっとうしさを感じるものの、まぁ及第点。最初から最後まで畳み掛けるようなバトルシーンが興奮すること必至。余談だが、マスター・ウィンドウがイイ味出してる。 [DVD(吹替)] 10点(2007-02-20 19:10:18) |
199. チャーリーとチョコレート工場
ティム・バートンのブラックな演出があんまり好きでない私には、どうしても好きになれない。何か気持ち悪いんだよなぁ。最後の纏め方はきれいだとは思うんだけど、あの不可思議なダンスといい、気分の悪くなる描写の連発といい、正直後味が良い物ではなかった。あっ、どうでもいい話だが、ジョニー・デップの吹き替えを担当したのが 藤原啓治だったせいか、最初から最後まで「しんちゃん」のひろしが喋っているように聞こえてしょうがなかった。 [DVD(吹替)] 4点(2007-02-20 01:56:03) |
200. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
前作よりは楽しめた。クローン大戦の迫力は圧巻で、言うこと無い。でも、シリーズの中では一番印象に残らない作品だった気がする。だから文章がほとんど浮かんでこない。面白いんだけど心に残らないという不思議な作品だった。 [DVD(吹替)] 8点(2007-02-20 01:05:29) |