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201.  ブラザー・サン シスター・ムーン
フランコ・ゼフィレッリ監督といえば、どうしても「ロミオとジュリエット」ということになるが、もう一つ忘れてはいけないのが本作。史上有名なアッシジのフランチェスコを主人公にしたこの作品は、歴史物あるいは伝記ドラマである以上に、現代に通ずる平和的な愛の思想を謳い上げている。フランチェスコは自然を愛し、鳥や動物に親しみ、その無限の優しさに生きる事の意味を見出す。その思想が単なるメッセージとしてではなく、人間の優しさ、自然の優しさとして画面に純粋な実を結ぶ。絵画のようなロングショットの美しさが印象に残る作品で、賛美歌のような崇高な旋律のテーマ曲もまた素晴らしい。
9点(2000-11-12 21:08:42)(良:2票)
202.  荒野の七人
世界のクロサワのは歴史的名作!・・・とは言うものの、みんなが支持しているとは限らない。そのなんとも泥臭い戦闘場面、そしていかにものヒューマニズムを押し出した“本家”よりも、“本作”の若々しく颯爽として逞しく闘い、そしてカッコよく死んでいく男たちに限りなく愛着を感じてしまう。今でもエルマー・バーンスタインのテーマ曲を聞くと、個々のシーンが思い出され胸の高まりを抑えきれない。
9点(2000-11-11 16:24:44)
203.  愛のメモリー
ある誘拐事件で不幸にも妻と娘を失ってしまった男。十数年後、彼の前に現れた妻と瓜二つの女。やがて彼女を亡き妻として愛するようになったときから、不思議な運命のドラマが展開されて行く。サスペンスとロマンとを結合させた、ブライアン・デ・パルマ監督の最高傑作。この作品には見た人でないと判らない話のトリックが用意されていて、空港の廊下で主人公二人が、そのすべてが判ったあと抱擁したまま、カメラが二人を中心にぐるぐると踊るように回りだすラストは、忘れられない感動的な名シーンとなっている。
9点(2000-10-22 23:30:43)
204.  羊たちの沈黙
演出の構成上、無理なところもあるけど、なにしろ主役二人がすべてといってもいい程の、サスペンス・ホラーの傑作。どちらも一歩もひけを取っていないことは、アカデミー主演賞のW受賞が証明している。特に別れ際、鉄格子ごしにレクターがクラリスの指を撫でるシーンは、この作品を語るときには忘れてはならない名場面である。
9点(2000-10-19 15:41:12)
205.  ジャッカルの日
緑の森の中に砕け散る真っ赤な西瓜。恐ろしいほどの静けさ。暗殺用の特殊ライフルの試し撃ちのワン・シーン。一匹狼でプロの殺し屋“ジャッカル”の情感というものが見事に表現されている。最後まで顔を合わせることの無い二人の男。作品は、人間味豊かに描かれるルベル警視と、孤独で冷徹・不敵なジャッカルとを対比させ、フィクションでありながらノンフィクションと錯覚をおこす程の、見事な緊迫感をもって描かれている。
9点(2000-10-16 23:34:46)
206.  秘密と嘘
主人公たちそれぞれに秘密があり、告白するべき嘘をもち、そしてそれに涙する。それはそれぞれの痛みを分かちあい、そこに愛の存在というものを確かめ、やがてファミリーという自然な姿となる。この人生の悲喜こもごもの物語を、マイク・リー監督は中産階級や労働者階級の人々の生活に、喜びや哀しみ、さらに戸惑いや感動をも含めた、親しみを込めて切々と謳いあげていく。出演者のすべての演技が素晴らしい名作。
9点(2000-10-16 23:11:29)
207.  明日に向って撃て!
軍隊まで出動して大包囲網にもなっていることも知らず、自分たちの未来を語りやがて一気呵成に飛び出す二人。映画はそこでストップ・モーションとなり、無数の銃撃音とともにやがてセピア色に変わり終わる。古き時代を生き抜いてきた二人のならず者が、新しい時代というものに圧殺されてゆく哀しさを、ジョージ・ロイ・ヒル監督はまったく新しい映像感覚で描いてみせてくれる。列車強盗の際、火薬の量が多過ぎたため車両が粉々に吹っ飛ぶさまを、真正面から超望遠レンズで捉えたショット。二人が追ってから逃げるときの砂漠のような荒野の美しさ。白い帽子の男を中心とする追っ手のランプの灯が、遠く荒野の果てに見えてくる恐怖感。そして御馴染み“♪雨に濡れても”が流れる中、新しい時代の象徴としての自転車を、P・ニューマンがおどけて乗りまわすシーン等々、印象的な名場面は数知れない。
9点(2000-10-15 15:39:37)(良:3票)
208.  マディソン郡の橋
台所仕事をテキパキとこなす後姿に母親としてのイメージを。そして男と出逢ってからのがらっと女に変わる様。やがて終盤穏やかな表情の妻の顔に。M・ストリープは見事なまでに演じきる!病に伏した夫が看病する妻に「お前もほかにやりたい事があったろうに・・・」のセリフには、何かすべてを物語っているかのようで泣けました。
9点(2000-10-15 14:27:41)
209.  ミュージック・オブ・ハート
つくづくM・ストリープって作品をじっくり選ぶ人なんだなって感じました。とくに勝負作ともなるとよけいにそういう思いにかられます。全ての作品に言えることだけど、決して演技を感じさせないところがこの人の本当に凄いところ!とくに本作のような毅然とした中、女の弱さや優しさをもにじませられる姿は絶品です。作品としては、感動的なシーンにもいささかも押しつけがましさがない点など好感がもてました。
9点(2000-10-15 13:38:43)
210.  愛を乞うひと
日本映画としては久しぶりに力の入った、そして完成度の高い作品でした。原田美枝子の演技は鬼気迫るものがあり、虐待シーンの執拗さには目を覆いたくもなりましたが、雨の理髪店でのシーンでは鏡を前にして二役を見事に演じ分け、合成技術の進歩と共に優れて印象深い名場面となっています。
9点(2000-10-12 00:35:48)
211.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
米ソ冷戦時代の核戦争の恐怖とその愚かさを、ブラックな感覚で描いたS・キューブリックの傑作SF。この作品で特に印象的なシーンは、終盤、米軍爆撃機のたった一機が旧ソ連ミサイル基地上空で、水爆投下のハッチが故障して開かなくなってしまう。しかし少佐(=名前がキングコング)が水爆ミサイルに乗っかったまま修理しようとしたとたんハッチが開いてしまう。その彼がロディオのカウボーイよろしく落下していく様子を上空から俯瞰でとらえ、やがて小さく見えなくなった途端、水爆が爆発してしまう。それから、やがて世界中にキノコ雲が立ち上がるわけだけど、この悲惨な中、“♪いつかまた逢いましょう・・・”と女性ボーカルの甘いラブ・ソングが流れて映画は終わる。他にもドクター・ストレンジラブが時折、自分の意思とは関係なく右手がナチスの挙手のように上がってしまうのを、必死になって押さえるおかしさや、彼がラストで「私は立てる」と車椅子から立ち上がるシーン等、意味深く印象的なシーンは多い。この公開時期、日本では東京オリンピックが開催されていたこともあり、記録的な不入りとなった不幸な作品でもありますが、かえってS・キューブリック(当時はカブリックでした)の名前を高めた作品として記憶に残る。
9点(2000-10-09 00:08:20)(良:2票)
212.  女王陛下の007
これだけ長年シリーズとなっているのにも拘わらず、そのコメント数の少なさは信じられないほど!このアクション映画の原点ともいえるこのシリーズをもっと観てコメントしてくださいっ!子供の頃からほぼリアルタイムで接してきた者にとって、J・ボンド=S・コネリーという固定されたイメージは拭いきれないけれど、本作で主演したジョージ・レーゼンビィだけは唯一の例外。彼はアクションの決め方にスピード感やパンチ力があり、コネリー=ボンドよりも好感がもてる部分が多い。僕的にはボンドの本来のイメージに一番近いと思っています。この作品、雪山が舞台だけに困難な撮影状況であったにも拘わらずカメラが素晴らしく、特にスキーチェイス(追っ手がラッセル車に巻き込まれ、吹き上げられた除雪が真っ赤に染まるショッキングなシーンもあります)や要塞を奇襲するヘリの朝焼けのシーンなど数多くが印象に残る。唯一という意味では、本作は見事なラブ・ストーリーとしても良く出来ていて、山小屋で一夜を明かし、翌朝揃ってスキーで下山するときの2人の歓喜の表情が印象的です。さらにボンドが結婚式をあげ、そしてやがて悲しい結末を迎えるというのも唯一本作だけであります。“邪道だ”とか“センチメンタルすぎる”とかいった批判もあったけれど、誰がナント言おうとこの作品を支持します。劇中の挿入曲、ルイ・アームストロングの“♪愛はすべてを超えて”はシリーズ中、最も好きな名曲でいつまでも耳に残っています。
9点(2000-10-08 18:15:54)(良:1票)
213.  ディープ・インパクト(1998)
もう一つの“彗星衝突映画”と比べるまでもなく、本作は立派なオトナの映画となっています。要するに人間ドラマがきっちりと描かれていて、SFXなんぞに力点が置かれていないのも良く分かるし好感すらもてます。“泣かせ”のシーンが多いようだけど、こういう“浪花節”って結構好きなんですっ!
9点(2000-10-08 11:14:44)
214.  L.A.コンフィデンシャル
カーティス・ハンソン監督の作品ってほとんど知らない(記憶にない)し、だいたい世評の高いモノにロクなものはないと思っていたけれど、序盤、ベイシンガーが登場してからというもの、とうとう最後までこの作品にドップリのめり込んでしまいました。演出の旨みというよりは、やっぱり主人公3人の魅力を引出した点にあるのでは・・・。アカデミー賞を獲らなくても間違いなくこの年のNo1でした。
9点(2000-10-02 11:15:46)
215.  ブラック・サンデー
公開一週間前に突然中止となるという(当時、新聞にも大々的に報道された)前代未聞の曰くつきの作品である。それはドラマの背景にイスラムとアラブとの問題が絡んでいて、ストーリーとしてはイスラエルへのアメリカの武器援助に抗議する為、アラブのテロリストが満員のフットボール会場を襲うというもの。で、中止の直接の原因となったのは、「イスラエル問題を支援する会」と名乗る過激派グループによる、アジビラが各所に撒かれたことに端を発し、その後、脅迫状が上映予定館に送られた為である。このJ・フランケンハイマー監督作品は、エキソチズム、ドキュメンタリータッチ、バイオレンス、国際諜報もの、パニック、空中アクション、そしてチェイスといったヒット要因を取り入れ、見事に一本の作品に仕上げている。特に無数のダーツが一瞬のうちに四方に発射される、創作の大量殺戮兵器を砂漠での実験を克明に描くシーンや、主人公3人が根本的に生きる事の執着がなく、社会からはみだし、死も暴力も恐れず繰り広げる戦いがもの凄い迫力でせまってくる。公開されていれば大ヒット間違いなし、ベストテンにも入っていたであろうこの作品、今ではビデオでしか見れない事に苦々しい思いをしてる人も多いと思います。
9点(2000-10-01 23:34:26)(良:1票)
216.  サブウェイ・パニック
今は亡きウオルター・マッソーの代表作の一本。当時流行った沢山のパニック・ムービーの中では、他と一線を画する作品として記憶に留めておきたい。地下鉄という極めて日常化されている素材だけに、ごまかしがきかないわけで、その点本作は納得のいくように仕上げてあって、アイデアの良さを演出テクニックでさらに面白くするといった、ひとつの手本のような冴えを感じさせる。実際、全編のほとんどが地下鉄車両と構内、そしてコントロール室のみながら全く退屈することがない。公安局警部補のウオルター・マッソーのキャラクターも、どこか“刑事コロンボ”風ではあるけれど、相手(犯罪者)の特徴を鋭く掴んだりして、ラストの“くしゃみ”に対する“ある習慣”を巧妙に生かしたオチにしている点など、実に鮮やかであります。
9点(2000-10-01 20:54:55)
217.  ブリット
ピーター・イエーツ監督の名前が一気に世に認められた記念すべき作品。当時、タートルネックのセーターにエルボーパッチ付きヘリンボーンのジャケットをはおり、靴はデザートブーツといったマックイーンの刑事スタイルに憧れたもんです。彼の刑事役ってこれが最初で最後だったはず。ただただマックイーンのカッコよさにしびれまくりで、僕的には彼の代表作だと思っています。サンフランシスコの坂道をノンストップで爆走するムスタング・・・“カーアクション”というジャンルの先駆者となったのもこの作品。余談ですがこのカーアクションを担当したフィリップ・ダントニーは後に「フレンチ・コネクション」を経て、「ザ・セブン・アップス」では自ら監督もした人でも有名。
9点(2000-09-30 23:48:36)
218.  カプリコン・1
決してSF映画などではなくて、“こんなことって実際あるんじゃないか”と思わせるような、ポリティカル・サスペンスの秀作。NASAが火星に人間を送ると言いながら、本当は地球上に火星そっくりのセットを創り、その様子をTV中継するという事で国民に体裁をつくろうとする。映画はそのダシにされ脱出を試みる宇宙飛行士と、秘密を隠すため彼らを抹殺するべく執拗に追い詰めるNASAとの、ハラハラ・ドキドキの追跡劇が展開される。これぞアメリカ映画でしか成立しないような設定とそのスケール感。ピーター・ハイアムス監督の最高傑作で、未見の方には超オススメ!
9点(2000-09-25 00:37:04)
219.  インデペンデンス・デイ
公開される一年も前から流されていた予告編。夜の大都会の街並みの遥か向こうから車が次々とスッ飛んで来るさまを、呆気に取られてスクリーンを見つめていた記憶があります。強いアメリカを強調するあまり、毛嫌いされた向きも確かにある。しかしエンターティンメントとしてそのSFXは極めて斬新で、CG及びデジタル合成の利点を、この大スペクタクルドラマで最大限の効果をあげて成功している。特に空中戦の素晴らしさは特筆に価する。終盤が少し弱くマンガチックになってしまったけれど、まずは見せ場タップリの大満足の一本でした。
9点(2000-09-24 00:06:46)
220.  ブレードランナー
リドリー・スコット監督独特の作家性がもっとも色濃くにじみ出た作品。そういう意味では彼のベストかもしれない。ダグラス・トランブルの造形した未来都市のイメージは、目が眩むほどの視覚効果で我々を圧倒する。しかしはたしてこういう大仰なSFXが、この作品に本当に必要だったのだろうか?
9点(2000-09-21 23:36:29)
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