201. カジュアリティーズ
いつ死ぬか判らない状況下。だから何をしてもいいのか?だから責任ある行動をすべきなのか?という人間性の問題と軍隊組織における規律や上下関係の問題が複雑に絡んで主人公は葛藤する。レベルは違うが、自ら犯罪行為は犯さなくとも、上司から犯罪行為を指示され、従わなければ解雇だと言われたらどうするのか?あなたは犯罪行為をしますか?解雇を選びますか?それとも社長に告げ口しますか?己を捨ててまで守り通すべき正義とは何なのか?を考えさせられる。 7点(2004-04-16 18:53:27) |
202. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
巻き込まれサスペンスコメディーなので、G・ホーンあたりで撮ればもっと面白くなったのかも?という印象。宝石はオモチャにしかみえないなあ。 6点(2004-04-13 03:44:27) |
203. 俺たちは天使じゃない(1989)
自分の言葉を通訳してもらっている最中にも、オーバーアクションで演技するデニーロがとてもいい。 7点(2004-04-12 22:09:14) |
204. 告発の行方
《ネタバレ》 主人公は確かに哀れなんだが、見ていてイライラするというか、はっきり言って不快感を与えるキャラクターで、付き合いたくないタイプ。それだけ、ジョディー・フォスターの演技力が優れているという事でしょうけど。主人公以外の登場人物もどれもロクデナシor魅力無で、見ていて不愉快になってきます。ラストの勝訴ぐらいじゃ全然すっきりしません。 6点(2004-04-09 19:35:09) |
205. 君がいた夏
《ネタバレ》 哀愁たっぷりの切ない映画だなあ。主人公は38歳。高卒時、父の死で野球を諦めるが、憧れの従姉のアドバイスでプロ入り。将来嘱望される選手になるがメジャー入り直前で挫折、憧れの従姉は2回の離婚そして自殺、高校時代のガールフレンドは離婚・子連れ出戻り。主人公は再び野球を始めるが、所属はマイナーチームの代打要員で、年齢的に選手としての未来は無い。それでも生きていかなきゃ行けない。20年前の希望に溢れるStealing Homeと、最後の哀愁漂うStealing Homeの落差。20年という年月経過の残酷さが、この中年のあがきとも言えるStealing Homeに凝縮されている。20年で何もかもが変わってしまったが、高校時代の友人達の変わらぬ友情に救いがある。 8点(2004-04-08 01:34:38)(良:1票) |
206. ターナー&フーチ / すてきな相棒
《ネタバレ》 トムハンクスにぴったりの役。犬は種類的にあまり可愛くないですが、そうしないと潔癖症の主人公とのギャップが生じなくなってしまい、映画として成り立たないので、仕方ないでしょう。 最後死なせてしまうところは、オチを作るためなのかもしれませんが、確かに疑問の残るところではあります。 7点(2004-04-07 16:43:21) |
207. セカンド・チャンス(1983)
《ネタバレ》 天使が時間を戻せるという能力があるので、ストーリーが何でもありありになってしまって見ていて緊迫感がない。(何が起きても驚かない)最後の強盗が悪魔だったというのはなかなか良いオチだと思うけど。 5点(2004-04-05 22:59:21) |
208. メジャーリーグ
チャーリー・シーン好き。この映画のように這い上がってきてくれ。 8点(2004-04-04 03:17:10) |
209. ノー・マーシイ/非情の愛
ストーリーは至って平凡。アクションもイマイチ。主演の男女がどれだけ粋でカッコイイか?がポイントになるのだが、これも期待ほどでもない。ギアがちょっとデブってて精悍さに欠けるんだよね。 5点(2004-04-02 16:34:42) |
210. BU・SU
《ネタバレ》 富田靖子はいいんだが、作品自体はどうも学芸会のノリそのままという感じ。これは市川準の経験不足なのか、内館牧子がミスったのか判断に迷うところ。「八百屋のお七」の失敗をキャンプファイヤーの火付けでやり直し、というのもどうなのかなあ。やや安直な気がする。 5点(2004-03-31 19:43:50) |
211. ピンク・キャデラック
出だしは結構いい感じなんだが。イーストウッドは結構頑張っていると思うが、アクションにもコメディーにもなりきれていなくて残念。悪役はしょぼいし、ヒロインもイマイチ。赤ちゃんはカワイイけどね。ジムチャリーはプレスリーの物真似で下積み中。 5点(2004-03-30 22:23:47) |
212. 007/美しき獲物たち
30代の私にとって007とはロジャームーア。その最終作。シリコンバレーを守る。メイデーとのベッドシーンには驚いた。来るもの拒まずかよ!ウォーケンとのラブシーンもあるしメイデーモテモテじゃん!アクションも頑張ってるし、クリストファー・ウォーケンとの対決は見もの。デュラン・デュランのテーマソングもよいです。 7点(2004-03-26 20:46:56)(良:1票) |
213. 007/オクトパシー
本作は恋愛要素もなく、悪役もたいした事ないので、ボンドのアクション&コメディーの独壇場になっています。ワニのオモチャの中に入ったり、VWビートルをヒッチハイクしたり、ピエロに扮装したりスパイとは思えぬ活躍?でも一応国際テロを救う形になっており、情報部員の面目躍如。題名はオクトパシーですがたいして意味は無く、ヨーヨーノコギリの方が怖い。ボンドがつけてる改造腕時計ですが、当時結構流行ったSEIKOの多機能デジタルウォッチですね。持ってた方も多いのでは?中学生の私は持ってました。そう考えると、ちょっと子供向けの時計だったかも?ボンドのオモチャにはぴったりですが。 7点(2004-03-26 03:00:46) |
214. ネバーセイ・ネバーアゲイン
公開時は復活という事で、結構話題になった記憶があります。冒頭で、年下上司のMに「俺は前任者ほどお前を評価していない」と一喝されます。上司が変わると大変です。しかも年下。で、老体に鞭打ち頑張るボンド。やはり、見ていると随所に哀愁が感じられて(ピンクレディーの復活をみているような気分とでも言いましょうか)、どうしても切ない気持ちになり、アクションを思う存分楽しめませんでした。 5点(2004-03-22 00:23:48) |
215. 007/消されたライセンス
《ネタバレ》 ライセンスを取り上げられて、元情報部員として仲間の復讐に燃えるボンド。次々に人殺しちゃうし、悪役にはそのまま「ジャームス・ボンドです。元情報部員です。今は失業中です。」って言っちゃって(間違っちゃいないけど、スパイになってないじゃん!)正々堂々悪役チームに雇用されちゃうし、なんか違うんじゃないのかなあと思ってみてたんですが、「異端児ボンド」として見れば、これはこれで楽しめる。結構ハードボイルドな作りだなあと思ったら、香港忍者で大爆笑。痩せっぽちのデル・トロの不敵な笑みは存在感あるし、Qのボンドへの愛情も感じられ、なかなか良いです。 7点(2004-03-21 14:25:19) |
216. フラッシュダンス
「もう1回やらせて下さい」と言ってレコードをかけなおす。失敗したらやり直せばいい。すべてを出し切ろうとする最後のオーディションシーンは何度見てもよいですね。ストーリーの陳腐さは最後のシーンが帳消しにしてくれます。 「スチュワーデス物語」も思い出すなあ。 8点(2004-03-19 13:15:13) |
217. いまを生きる
《ネタバレ》 (ラストを除いて)私が印象に残っているのは1番最初の授業。学校の記念館みたいなところで昔の写真が「今を生きろ」って語りかけてくる。私は旅先で○X記念館みたいなところに時々行くのですが、この映画を観て以来、○X記念館等で昔の古い写真を観る度に「人は皆死ぬ、今を生きろ」って語りかけてくるような気がしてなりません。 この先どうなるかなんで誰にもわからない。将来不安に怯えて自分のやりたい事を抑えたり、意に反する選択肢をとるよりは、今を生きた方がその決断やもたらす結果に後悔はしないだろうと思える。この教師の好き嫌い良し悪しは人それぞれあると思う。ただし、教師が皆画一的であるよりはいろんな先生がいた方がよいのでは?ダメなというか所属するシステムに適合しない教師は自然と淘汰されていくだろう。(生徒の嘘の証言によるが)この教師も結果的に学校を去ることになる。私はこの先生は好きだが、この学校としての自浄作用が働いたのではと思う。この教師を否定する事は生徒の選択肢の多様化を阻むものだと思う。最後は、自己の保身の為に好きな先生を裏切り嘘を付いた生徒が、今を生きようとして机の上に立つ。何度観ても鳥肌が立ちます。 9点(2004-03-16 12:14:14) |
218. トップガン
80年代を代表する青春映画の1つ。久しぶりにTVで観ましたがとても懐かしいです。当時私の高校では、トム派と「フットルース」のケビン派の2つに分かれていました。トムの方が人気があり、その後、スター街道を歩みましたが、ケビンも頑張ってますね。ちなみに私はケビン派でしたが。 7点(2004-03-14 23:30:08) |
219. ドラグネット・正義一直線
ただのドタバタ刑事もの。オリジナルを知らないからあまり楽しめなかったのかも。折角の2人の個性・魅力もあまり発揮されているとは言えない。暇つぶしにはいいかもしれないという程度。 5点(2004-03-12 14:24:05) |
220. インドへの道
東洋人としてはこういう作品をみるとツライですね。体感した方は少ないかと思いますが、欧米の東洋蔑視は皆さんが思っている以上のモノがあります。それは昔も今も変わりません。 3点(2004-03-07 23:45:51) |