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sting★IGGYさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 292
性別 男性
自己紹介 PoorReviewにお付き合い頂きありがとうございますm(_ _)m
感動系・激情系・小説系・サスペンス系・お笑い系・ブログ系等々
色んな形のレビューがあってもいいと思う。

ここ最近のレビューは主観的な目線から客観的な目線に変わりました
例えば、【あれが嫌い】【これが好き】【何かの作品に似てる】
【何々を足して2で割った様な…】【現実的に有り得ない】
【脚本がバラバラ】【駄作】【クソ映画】等々、
ワザと狙ってコメしない限りはもうやらないですね┐(´~`;)┌

素人の目で批判ではなくレビューを心掛けますd(°-^*)⌒☆

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201.  スピード(1994)
『さぁどうする!』 日常でこんな言葉が頭の中に出てくる度に思い出すこの映画の音楽。 タイトル通りのスピード感溢れるストーリーで手に汗握る展開に 終始ハラハラドキドキさせられっぱなし! とにかくキャラが立っていて素直に楽しめる。 ボーズ頭が際立つキアヌ、おてんばなヒロインのサンドラ・ブロック、 結局頼りない上司のジョー・モートン。 そして最後まで憎たらしさ全開で暴れ回ったイージーライダー デニス・ホッパー。 やはりアクション映画はこうでないと! 最後にこの映画で一番アクションしていたのはあのニコニコ(2525)バス!?  
[DVD(字幕)] 6点(2005-09-13 11:54:52)
202.  スチームボーイ STEAM BOY
これぞ映画の醍醐味。 映画館でなくては味わえない迫力ある映像と怒涛の重低音。 大友作品特有のビジュアルショック然とした映像が 乱気流の如くスクリーン全体に席捲している。 確かにストーリーはグダグダで単なる親子喧嘩が 稀有壮大なオモチャを使ってドタバタしているだけと 軽くまとめちゃえばこんな感じなんだけど、 このドタバタを表現する力が有るのが 大友克洋の最大の魅力なのではないだろうか。 声優陣はジブリ同様「大友よ、おまえもか!?」と言いたくなる程、 有名人を多用し、ある意味作品の質を落としてはいたが 今の時勢では止むを得んといったところか? 04年秋の某アニメ映画にキムタクが声優やるよりは耐えられるレベル。 特にロイドの声を演っていた中村嘉葎雄や エディの声を演じていた津嘉山正種などは実写同様の 重厚且つアクの強い演技で作品に深みを与えていて好感が持てる。 中村に至ってはあの特徴ある声に最後まで魅せられて 『誰だろう?』と判らずクレジットを見て納得。 流石は名優の演技と感服させられた。 穿った見方をせず素直に見れば大変いい作品だと思う。 
[映画館(字幕)] 7点(2005-09-09 20:37:01)
203.  イノセンス
映像にはスゴイの一言。 単なるアニメの枠を超えて実写と融合したかの様なシーンのオンパレード。 但し普通のアニメと思って見ると痛い目にあいます。 セリフが難しく長くそして聞き取りづらい呟く様な声。 押井監督の常套手段だが一度見ただけでは初心者は理解できない。 前作『GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊』を見ていなければ初心者以外も理解出来ない。 もっとも押井作品を初心者が見る訳ないのだが。 間口の狭さは内容の濃さでカバーしているので良しとしますか。 相変わらず押井作品共通のモチーフ、魚・犬・鳥はハズしてない所はサスガ(* ̄ー ̄*)! 映像だけでも一見の価値有り。
[DVD(字幕)] 9点(2005-09-09 16:44:05)
204.  アウトブレイク 《ネタバレ》 
この映画が公開された2・3ヶ月後に実際にアフリカで エボラウィルスが伝染しかなりタイムリーな印象を受けた。 よくよく考えてみれば日本と言う国は周りが全て海に囲まれている島国であり 密輸なんてし放題なのではと危倶してしまう。 ストーリーはパニック・サスペンス。 ホフマン演じる陸軍大佐が疾病管理センターに勤める元同僚の別れた妻と アメリカ国内に突然発生した伝染病に立ち向かうと言うもの。 シーダークリークという一つの町に密輸によって アフリカから持ち込まれた一匹の猿に因ってたちまち町中にウィルスが蔓延する。 やがてアメリカ政府は町そのものを1発の気化爆弾によって 住民ごと抹殺しようと強行手段に移そうとするが・・・。 あくまで軍特有の強権的手段を取ろうとするドナルド・サザーランド演じる 上司との対立や、キューバ・グッティングJr演じる新任少佐と共同作戦や 志半ばに感染してしまった同僚や元妻を助けるシーン等、 ダスティン・ホフマンの演技が冴え渡る。 脇を固める同僚役ケビン・スペイシーや 直属の上司であり准将役モーガン・フリーマン、 元妻役レネ・ルッソ等演技派が顔を連ねていて物語に深みを与えている。 メカニカルな部分としてはソルト少佐が操る小型ヘリと マクリントック少将の乗るアパッチ(?)との空中戦や 気化爆弾を積んだ輸送機(爆撃機)、おなじみの軍用車両ハマー等 軍事マニアも一見の価値ありか。 ツッコミ所としては妻役のレネ・ルッソの感染だけ ウィルスの進行が遅いのは何故かとか 同僚役のケビン・スペイシーの容態はどうなったのかとか 細かい部分が気になるがパニック物としては良くできている。 感染している猿(宿主)を呼ぶ出す子供の「Yoo!ベッツィー!!」と言う 掛け声を掛けるシーンが子供の無邪気さと大人のリアルな反応が 対照的でいつ見てもハラハラドキドキする。  
[DVD(字幕)] 7点(2005-09-08 12:50:24)(良:1票)
205.  デビルマン
はぁ~~( ̄Д ̄)y-~~~この映画(?)をまっとうに¥1,800出して 映画館に見に行った人達の事を思うと涙が出るよ。 ホント、映画(?)にレイプされたって表現したらいいのか これほどのクズ映画というのは恐らく後にも先にもねぇーだろ。 『敢えて言おう。カスであると!!』 こんな所でギレンの演説の一節が妙にハマる映画(?)もない。 例にとると美樹ちゃんの哀れな姿を見た明の叫び 『ああぁー。ああぁーあ。あああああああああ!!!!!』を聞いた瞬間 「その台詞はお前のセリフじゃねえ!ここまで観ちまった俺のセリフじぁあ!!!」 マジで怒りのもっていきどころがねぇしこれほど破壊的衝動に駆られる作品もねぇ。 (ノ-_-)ノ"⌒┻━┻ -☆ また寄りにも寄って【キャシャーン】と一緒に借りちまったよ。 今回だけはこのサイトのワ-ストランキングの存在を恨む。 特典の試写会での記者会見を見て最後に一言。 神父になんかなってねぇーで先ずお前が先に悔い改めろ。永井豪!
[DVD(字幕)] 0点(2005-09-08 11:53:23)
206.  遊星からの物体X
うちも犬を飼ってるんですが普段は本当に主人の言う事を良く聞いてくれる奴なんです。 で、この作品を観ると時々思うんですよ。 餌を与えて食べてる最中にワザと近付いて取り上げる仕草をすると 鼻の横のヒゲの生えてる辺りに猛烈な皺が一瞬にして押し寄せ (微かに眉間の辺りにも皺が寄り) 『うわぁ~!そろそろ口の辺りが割けそうだなぁ。』なんて思いつつ また餌を戻してあげるとカワイイ犬になり また近付くと鼻の横のヒゲの生えてる辺りに強烈な皺が一瞬にして押し寄せ (微かにまなじりが吊り上り) 『うわぁ~!そろそろ目の辺りから血が出そうだなぁ。』なんて思いつつ また餌を戻してあげるとカワイイ犬になり・・・なんてシツコイ? って事を繰り返している私は変体? いや変態ですかね(≧∇≦) 
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-07 18:00:34)(笑:3票)
207.  となりのトトロ
あらためてレビューする必要もない程著名な作品であるが レビューし忘れてたので一言。 本当にもう何度見たのか分らないくらい見ているが 時代背景が昭和30年代でその時代に生きていないにも関らず 懐かしさを覚えるというのはいったい何だろう。 そこに日本という国の戦後の近代が描かれているからなのか。 トトロやまっくろくろすけ・猫バスなど商業的キャラクターが 目白押しで大人の裏事情がミエミエという感じだが (当初、宮崎サイドとしてはグッズ販売するのを渋っていたとか。 それも大人の事情で売り出さざるを得ない状況になったという実話) 子供が見て素直に喜べるのはやはり宮崎の演出の賜物と言った感じか。 家族で見る映画としては必見の作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2005-09-07 17:53:16)
208.  ボーン・アイデンティティー
緊張感の引っ張り方は上手いんだけど落とし所が下手。 ストーリーは記憶喪失のありがちなパターンだし 行きずりのパートナーが都合よく仲間になったりとか・・・。 一番問題なのが何の為に逃げているのかよく判らない。 大体あれだけの凄腕のヒットマンがターゲットを狙う時 近くにたまたまその子供がいたぐらいでためらうものか? そんな精神的にダメな奴じゃ商売にならんだろう普通。 今作は続編が出ているとの情報得たので『おおっ、結構面白いのかな?』 と思い観てみたんだが・・・う~んやっぱB級?
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-07 09:50:13)
209.  マトリックス レボリューションズ
結局このマトリックス3部作というのは最後までパクリだった。 自分がアニメ好きだからという訳ではないが強引なまとめ方をすると ドラゴンボール+ガンダム+ナウシカ÷3+α=マトリックス3部作となるのでは。 先ずネオ対スミスはドラゴンボールの悟空対ベジータ、 ミフネ操るプチモビルスーツはガンダム(ガンタンク)、 ネオが最後にマトリックスの親玉フェイスに取引してスミスを打ち破ったあとの 神々しいばかりのシーンはナウシカの最後のシーンそっくり! それぞれのメディアの良い所ばかりを集めて抽出し 暖め直したシチューの様な作品だと言ってしまえばそれまでか。 決して悪い(駄作)作品とは言えないが、オリジナリティの無い作品だと思う。 それにしてもオラクル役のグロリア・フォスターが1&2でいい味を出していたのだが 途中で逝去されたのが非常に悔やまれる。 もしかすると金儲け以外の目的で2&3を2つに分けなければならなかった理由は この女優が亡くなったが故の苦肉の策を余儀なくされたのか? スミスにドラゴンボール(くどくて御免)のセルの如く飲み込まれて ネオに打ち破られて開放されてしまう様な無様な扱いをされるのを 予見しての死だったのか・・・そんな事有り得ないと思うが、 映画のキーマンを取り違えた役割(ベインの様な脇役に映画全体の軸を担わせる程 印象付けられていない)を脇に与える様な監督というのは やはり未熟と言わざるを得ないのか。 何れにしろ一つの御祭りだったという事ですかね。
[映画館(字幕)] 4点(2005-09-07 09:40:00)
210.  ブロンドジャンクション
超が付くほどのB級作品です。(テレ東の常連作品になる事うけあい) 販促テロップにもB級の臭いがプンプン!? ~『狂気とエロスをちらつかせ、狙った獲物は必ず殺す』 ―女であろうと、子供であろうと容赦はしない。 女スナイパー、ジェインが向ける銃口の先に迷いはない。 美貌の裏に潜む極悪非道の殺戮者。 偶然旅を共にすることになった親子に悲劇はふりかかる・・・ 消えた100万ドル!手にするのは一体誰だ!?  バイオレンスアクション最新作登場!~  まず【狂気】と【エロス】なんて言葉を宣伝に使うのはまんまB級っすね。 【女スナイパー】や【消えた100万ドル】なんて言葉もスゴクありふれていて 即つまらない作品であろうという予想ができる。 でもまぁ中身を拝見してみれば俳優陣、結構頑張ってます。 エリカ・エレニアックのグレた息子を必死に庇いながら敵と対決している演技には 気迫を感じられ目を瞠るものがありました。 また殆ど無名ながら全身からエロい雰囲気を漂わせていた ジュリー・ドゥ・ページのキレた演技も中々どうして頑張ってますな。 残念なのはやはり脚本ではないかと。 「騙すか騙されるか・・・」なんてあらすじの宣伝文句に入ってたけど これは単にストーリーの本筋の組み立て方が破綻した末路なんではないかと。 まぁそれがB級のB級たる所以でもあるんですけどね。 で、なんでこの作品を見てしまったのかというと ジャケ写を見て選んでしまったという何とも不覚で情けない話。 男のサガってやつですかねぇσ(^_^;
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-06 12:41:58)
211.  フラッド
B級の臭いがタップリ漂ってるアクション映画。 この映画の何が不思議って【米・英・デンマーク・仏・日・ニュージーランド】 6カ国もの国々が協賛しているのが全く以って理解出来ない。 ストーリーに関しては取って付けた様な他愛も無い話なのでどうでもいいです。 他のいわゆる水物映画(デイライト・ダイハード3等)の中では 何とか見れるレベルですけどお勧めはしません。
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-05 12:19:29)
212.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 
あーあ・・・やっちゃったね。 単に趣味と興味で作った映画(?)である事は明白なんだけど何とも中途半端を越えて駄作。 あのエイリアンとプレデターのデスマッチなんだから 途轍もない激闘シーンと緊張感の張り詰めたアクションが展開されるだろうと期待して見ると 掌を反したかの如くマタ~リとした何の工夫も見られないヌルさには怒りを覚える。 いくら敵の敵は味方って言ったってプレデターとタッグマッチを組んでどうする。 しかも倒したエイリアンの頭のパーツを盾にし尻尾を槍にして武装化。 それをプレデターがヒロインに作ってやってんの! 思わず画面を指差して笑っちゃったよ! ホント、アホか!と言いたいよ。ノリは完全に何処かの原住民まがいの展開。 それにエイリアンの描き方が完全に雑魚キャラ。 出てきた人間はギャーギャー喚いてウザイだけ。 単なる遺跡風アトラクションを走り回ってるお馬鹿な展開に心底ウンザリ。 唯一シリーズファンを喜ばせた(かどうかは判らんが)のが ビショップことランス・ヘンリクセンが出演してるというところか。 しかもチャールズ・ビショップ・ウェイランドとかいって 微妙にビショップの名前を入れてオマージュっぽくしてるしね。 但しあの殺られ方はイマイチ。 共通性というかオマージュ的要素をもっと濃くして 胴体切断して欲しかったけど・・・今回は普通の人間だったのね。 刺された後に白い血が出るのを少し期待したのは私だけでは無いはず。 とにかく近年稀に見る不満の1本。 期待してただけにね。
[DVD(字幕)] 2点(2005-09-04 14:41:58)(良:1票)
213.  ガタカ
為ってほしくないが確実に近付きつつある未来をシミュレートし (着床前診断は正にその一例)現代社会に警鐘をうち鳴らした作品である。 今を遡る事60年前ナチスドイツのヒトラーを始めとしたファシストの時代には 選民思想が高らかに謳われていたがこの作品の時代はDNAの段階から 種の選別だけに飽き足らず遺伝子操作で所謂完全な人間を創造している。 科学の力に傾倒し倫理観をも踏み外した社会を創る事自体が 不完全な事なのだとなぜ気付かないのか。 いつの時代も人間は罪な生き物である。 そんな忌避的な社会に不完全な人間として生まれてきたヴィンセントの 生きる為に足掻き努力を積み重ねて夢を掴み取る執念には悲哀を越えてむしろ敬服する。 また完全であるが故に己のプライドに堪えかねて自殺未遂を冒し半身不随になりながらも 歴史に名を残す(生きて来た証を残す)為にヴィンセントに夢を託したジェローム。 恐らくこの作品の根底に流れる『人間の心までは完全には征服できない』といった メッセージが彼のラストの生き様に込められているのではないか? やっと本当の完全な人間に為り得た彼の心情は推して知るべし・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-04 02:25:52)(良:2票)
214.  ブラック・レイン
見終わった後の清々しさは何ものにも代え難い良い映画ならではの特権。 この作品もまさにそれが当てはまる。 鬼気迫る(死期も迫ってた)松田優作の演技と寡黙で愚直な高倉健の演技。 典型的なアメリカ人を演じたマイケル・ダグラスとアンディ・ガルシア。 男同士の対立と友情を描いた汗臭い作品なんだけどなぁ。 まさに『ベイビーイッツオーライッ!!』といった感じで・・・ww 
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-04 01:40:59)
215.  機動警察パトレイバー 《ネタバレ》 
この作品は初期OVA6作を観た後でないとと言うよりは 観ていないと面白味が沸かない映画だと思う。初心者には辛い設定だ。 自分はタイムリーに観る事ができた世代で今を思えばある意味幸せか。 押井守の作品に共通して現れるのが橋と鳥と犬。 この3点が何故好きなのかは余人の理解する所ではないが 象徴的な場面で非常にタイミング良く使われている。 伊藤和典の脚本であるが元々OVAの時代からのコンビ芸であり 非常にテンポ良くストーリーが展開する。 この当時からコンピューターに依存する社会を痛切に風刺しており 犯罪の全貌が見えた瞬間は薄ら寒さを覚えた。 野明をはじめ遊馬・シゲ・太田・進士・山崎・香貫花・後藤・南雲・榊等 お馴染みのメンバーがそれぞれの持ち味で画面狭しと暴れ廻る姿は OVAの時の姿とダブりある意味同窓会的な懐かしさで見入ることができる。 野明が方舟のメインシャフトを昇り終えた先に 鳩の大群の真ん中に佇むカラスが666の悪魔(サタン)を意味する 帆場の認識プレートを首から下げていて『グァー!』と鳴いたシーンには 飛び上がりそうな程ドキッとした。 今でも想い出す1シーンである。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-31 18:57:55)
216.  セブン
デビット・フィンチャー独特の銀シャリ映像。 序盤~犯人自首までをアオリの視点で描き、 ラストの現場に行く過程をドン引きの俯瞰映像を多用し客観的にみせて臨場感をあおる。 相変わらず他の監督と一線を画したカメラワークで存在感がある。 ブラット・ピットの出世作であるが彼の殺伐とした演技が モーガン・フリーマンの演技と対照的でメリハリがある。 キリストの7つの大罪を見立てた猟奇的連続殺人事件を新人刑事と 定年間近のベテラン刑事がお互いに協力(時に反目)しあいながら事件の謎を解いていく。 冒頭からドス暗く陰鬱とした映像を『陰』の要素として印象付けておき 唯一、ブラピ&パルトロウ夫妻の明るい平均的な家庭を『陽』と描いておいて 最後に観るものを絶望のドン底に突き落とし激しく拒絶するという容赦の無さが 何とも秀逸でありサイコサスペンス物としては最高の展開だと思う。
[DVD(字幕)] 9点(2005-08-30 22:07:01)
217.  千と千尋の神隠し
つくづく人間の欲は尽きないといった感じですか。 それにしてもこの映画では面白いアイテムが出て来るよね。 ヨタレのような紙(神)人形や森の中に佇む磨崖仏。 泉質を変える為の御札や渡ってはイケナイ橋等々。 狙ってキーワードを小出しするやり方は宮崎監督の常套手段。 全体の2/3が和風ファンタジーで残り1/3が洋風ファンタジー。 カオナシに始まってカオナシで終わっちゃたみたいな。
[映画館(字幕)] 7点(2005-08-30 20:48:06)
218.  CASSHERN
正直、キャシャーンのオリジナルの方はまだ私の生まれる以前の漫画なので 見た事はなかったんだけど それでもキャシャーンてこんなのじゃないというのは何となく判る。 リアルに見た世代の方達にとっては苦痛以外の何者でもない作品でしょう。 それこそ皆さんが言われている様にうざい程の意味の無いカット割りとCGの多さ。 映画と言うよりは140分もの長きに渡るPVですな。 何しろ背景がサッパリ判らん。初心者には辛い映画(?)ではないかと。 紀里谷監督。 老婆心ながら申し上げると映画と言うのは観客にある一つの夢をみせる手段であって 決してあなたの(白昼)夢を見せつけるもんではない。 そんなものはあなたのたった一人の奥様に語って上げてください。  まぁそれでも『デビルマン』よりはマシかな。(ある意味デビルマンに失礼かも) でも見る順番が『デビルマン』→『キャシャーン』というだけだった話で 逆ならばそれ程大差無い。その程度の作品です。
[DVD(字幕)] 2点(2005-08-30 01:36:40)
219.  トレーニング デイ
非常に陰鬱な気分に突き落とされる作品だ。 あのD・ワシントンが珍しく悪役を演じている。 それも並みの悪役ではない、嫌気が差す程の悪役っぷりには感心させられる。 物語は麻薬取締課に新人配属されたI・ホークが ベテラン刑事D・ワシントンに現場捜査のいろはを教えて貰う1日の話。 「毒を以って毒を制す」というありきたりな捜査方法に始めの内は オーソドックスな刑事ドラマなのかと思いきや、 話が進むにつれ度を越した捜査に気付き始め 次第に演じるD・ワシントンの顔が本当の悪党に見えてきた。 どこの国の警察もこんなものなのかという虚構を見せ付けられ 心の中で否定している自分(I・ホーク)がそこにいた。 この作品はアメリカという国の中の重篤な病気(貧富の偏在に対する政府の無策)は もはや手の付けられない状況にまで落ち込んでいる事実を目にする事が出来るだろう。 
[DVD(字幕)] 6点(2005-08-29 11:39:14)(良:1票)
220.  パッチギ!
半ばファンクラブ化しているここのレビュワーの方達、何熱くなっとんじゃぁあ・・・って、 めっちゃおもろいやんけぇ!この映画!! 60年代末期のこの時代何もかもが熱い!みんな眼が生き生きしてて輝やいとる。 『あれから40年!』(きみまろ調♪) ほんま、つまらん国になったわぁ・・・。 みんなぁ!気合い入れなあかんで!!!これがパッチギじゃあ!!!! 文句なし、10点!
[DVD(字幕)] 10点(2005-08-29 00:02:01)(良:3票)
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