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201.  コアラ課長 《ネタバレ》 
『いかレスラー』の洗礼を受けた後で鑑賞したから笑ってられますけど、この監督がこういう映画を作る人だという予備知識ナシでいきなり観るのは危険。オープニングの歌で確実に頭をヤラレます、要注意。それはともかく、まだ『いかレスラー』はギリギリ物語が「分かる範疇」にありましたが、この『コアラ課長』に至ってはそれすら振り切って大暴走。終盤のバトルまで来ると、もうそれまでのストーリー展開など全く無意味。その破壊っぷりはある意味『DEAD OR ALIVE』に匹敵しています。もはや殺人事件の真相など脇に置いといて、その場その場で起こる奇妙奇天烈な現象の数々にすかさずツッコミを入れることに専念すべきでしょう。つうか事件の真相なんかより、こういう映画に出資をする人がいて、しかもそれが劇場で公開されてしまってることの方がよっぽど謎だ。でもキライじゃないです、これ。
[DVD(邦画)] 5点(2006-09-09 13:35:22)
202.  空中庭園
最初の一時間はとにかく退屈。何度観るのを中断しようと思ったことか。なんせ京橋家をはじめとする登場人物の誰にも感情移入できないし、行動理由も理解できない。それに家族に隠し事をしないってそんなに素晴らしいことだろうか? 朝っぱらから親が子供に自分たちのラブホ体験話を包み隠さず話すなんて行為は正直でもなんでもなく、永作博美の言うようにただ恥も外聞もないだけ。そんな上っ面の平穏を保とうとしたっていつか崩壊するのは当たり前。あんな風になったってただ「こいつらアホや」と思うだけ。全く意味不明。よってとりあえず、小泉今日子の見事なフォーク捌き(?)に4点。
[DVD(邦画)] 4点(2006-09-07 21:39:29)
203.  ミュンヘン
黒の「9」月に「11」人の暗殺ターゲット。そしてラストに浮かび上がるあの建造物。1972年のミュンヘン事件から始まった物語の終着点がWTCだった事が象徴するように、これは単なる34年前の事件の一断片ではない。まさに現在進行形の物語なのである。根深い民族の対立、見えない妥協点、その解決策としての暴力。それらの止むことのないうねりがやがては「○○のための報復」から「報復のための報復」へと変化していく。そして悲しいことに、ミュンヘン事件も9.11もまた、出発点でもなければ終着点でもない。いつ終わるとも知れない報復の連鎖の通過点に過ぎないのである。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-26 08:13:41)
204.  いつか読書する日 《ネタバレ》 
おお、ラジオでスワンが歌ってる…なんて話はおいといて(爆)。認知症の老人、児童虐待、そして在宅介護と画面のあちこちから死の匂いがプンプン漂う作品であり、それ相応のラストを向かえるわけですが、主演の田中裕子の溌剌とした雰囲気のおかげで映画全体があまり湿っぽくなくてよかったです。ただ、僕としては高梨の妻がとった行動がどうもスッキリしなかった。普通に考えればあれはキューピット役を演じたというよりはいらんお節介でしょう。いくら死期が近いからってあんな手紙書くかなぁ? そしてその手紙に見事突き動かされる50歳の男女。う~ん、二十代半ばの僕には分からん世界やなぁ、と思いつつ7点。
[DVD(邦画)] 7点(2006-08-14 22:47:59)
205.  ロッキー
ロッキーってもっと無口でクールな男を想像していたので、冗談を言いまくったりわめき散らしたりする様子はちょっと意外でした。肝心のチャンピオンとの試合がわりとアッサリしていたのも意外。ま、この映画の場合、試合に勝つことよりも「そこ」に至るまでの過程に比重を置いていたようなので、特に肩すかし感はなかったです。とにかく、気合い入りまくりのロッキーとガッチリ脇を固める『ゴッドファーザー』組(?)の面々に7点。
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-13 22:40:03)
206.  シザーハンズ
終わってみたらエドワード以上に、自分のことしか考えてない町の住民たちこそが「異形」の存在に思えてくる(特に噂話に敏感なオバさん集団はホントに怖い…)というブラックなお伽噺。それはそれでいいんだけど、唯一納得いかなかったのがヒロインのキム。よく考えたら不法侵入騒ぎの時に彼女が真実を話していたらあんなことにはならなかったんでは? しかも結局最後は全部ジムに泥をかぶせて自分だけおいしいところ持っていきやがったし。初登場シーンからラストに至るまで彼女のエドワードに対する想いが描かれる場面がほとんどなかったので、ラスト十数分の展開にはお口アングリ状態でした。それだけが心残りです。ところでエドワードが刻んでいたあのデカイ氷柱、一体どっから持ってきたんだろう?
[DVD(字幕)] 7点(2006-08-12 21:56:55)
207.  ゲド戦記 《ネタバレ》 
よくも悪くも「これぞここ最近のジブリ」といったところでしょうか。相変わらず音楽や映像は素晴らしいんだけど(特に今回はCGが控えめで好感)、物語本編がやっぱり消化不良。思考や行動理由がまるで定まらない登場人物達、肝心な部分の描写不足、やたらと説明口調な台詞、そのくせ一見意味ありげに思えて実は全く空疎な主張の数々…。特にテルーの正体には思わず座席からずり落ちそうになりました。とはいえ、同じ失敗作でも個人的にはやる気ゼロのやっつけ仕事にしか思えなかった『ハウル』よりは幾分愛すべき失敗作だと思ってます。吾朗監督の次回作に期待。正味の評価は4点だけど、思わぬ形での『シュナの旅』映像化に+1点で5点。
[映画館(邦画)] 5点(2006-07-30 21:27:54)
208.  キッド(1921)
5歳になった少年ももちろん素晴らしいのですが、その前の赤ちゃん時代もまた素晴らしいです。チャップリンのとなりに吊るされた揺りかごの中でミルクを飲む赤ちゃんの目をみはるような演技力(?)もまた忘れ難い。ホントにいい表情と仕草してます。ラストはちょっと呆気なかったですね。「ここからどうなる?」って身構えていたところでプツッと終ってしまったので。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-27 20:44:21)
209.  担え銃
戦争モノということでつい『独裁者』あたりを思い出してしまいますが、これはこれで楽しめる作品。水没する塹壕も木の変装もラストの逃亡劇も十分楽しいのだが、やはりあのオチがあって全てがより輝いてくるように思えます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-27 20:38:55)
210.  チャップリンの冒険
ストーリーらしいストーリーもなく、ひたすら動きの面白さだけで見せていく名作。少し前に『独裁者』とか『殺人狂時代』の様なメッセージ性の強い作品を立て続けに観ていたので、この作品にはいい意味で裏切られた感じです。でももう少しオチに何か欲しかった気もする。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-27 20:31:24)
211.  リング2 《ネタバレ》 
前作の雰囲気はせいぜい松嶋菜々子が死ぬところまで。後はグダグダ。最終決戦の舞台を室内プールにした時点でこの映画の敗北は目に見えていた。怖さもへったくれもない。だいたい幽霊相手にまじめに科学で挑むなよ。
[地上波(吹替)] 2点(2006-07-09 22:01:34)
212.  かもめ食堂
フィンランドでガッチャマン。まさかそんな映画だとは思いませんでした(ま、最初だけだったけど)。登場人物と舞台をあれだけ絞り込んでいるにもかかわらず、そしてドラマに目立った起伏がないにもかかわらず、2時間弱の間全く退屈しないのは素晴らしいの一言。それだけ登場人物が魅力的だったということでしょう(主演の三名が特に強烈)。終始かもめ食堂を照らし続ける暖かい日差しが象徴するように、肩肘張らずに気楽に鑑賞するのがこの映画の正しい見方なんでしょうね。
[映画館(邦画)] 8点(2006-07-08 13:34:15)
213.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 
例のシャワーシーン、あの状況で襲われる怖さもさることながら、ナイフで刺すシーンの音がまたすごい。サクッサクッとわりと軽い音なのだが、逆にそのせいで一撃一撃が致命傷に思えず、なぶり殺しにされているかのような恐怖を覚えてしまうのだ。怖え! 横領した4万ドルを出発点に二転三転するストーリーだが、最後までほどよい緊張感に包まれているため、観ていて全然油断する隙がない。なかでも、私立探偵の行方を沼のほとりに立つノーマンのワンカットだけで表現してしまうところは本当に凄いです。
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-05 21:27:38)
214.  ガメラ3 邪神<イリス>覚醒 《ネタバレ》 
長峰&浅黄と朝倉&倉田はそれぞれ綾奈のポジ・ネガを象徴した記号なんじゃないか。そう思った瞬間、全てが納得できた。これって復讐だとか世界の終末だとか言ってるけど、要するに綾奈のインナーワールドの縮図でしかないんだと思う。イリスとは自分の殻に閉じこもって周りを見ようとしない綾奈のエゴの象徴だし、ガメラは目の前の現実から逃げずに戦う意志の象徴だと解釈できる。そうなると最後のギャオスの大群は、これから綾奈に襲いかかるであろう幾多の苦難を象徴しているということになる。最終的にイリスは死に、傷だらけのガメラが残った。綾奈は逃げずに前進する道を選んだ。だからこそ最後に綾奈は龍星に対して「ごめんなさい」と言えたんだと思う。結局、この一言を言わせるための映画だったんだと思うし、それがそのまま世紀末(もう過ぎちゃったけど)を生きる我々に対するメッセージだったんじゃないだろうか。
[映画館(吹替)] 8点(2006-07-05 21:26:50)(良:2票)
215.  フルメタル・ジャケット
もうハートマン最高! 最強のサノバ○ッチ野郎である(当然これは彼にとっては褒め言葉であろう)。徐々に狂っていくほほえみデブも素晴しい。それに比べると主人公のジョーカーはちょっと影が薄いです。前記の二人が大活躍する前半は最高に楽しいのだが、後半のベトナムが割と普通な戦争映画っぽく感じてしまいちょっと残念。
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-05 21:26:23)(良:1票)
216.  花よりもなほ 《ネタバレ》 
黒澤明監督の『どん底』を彷彿とされる貧乏長屋(崩れた建物、ケチな大家、そこに暮らすダメ人間達…)で繰り広げられる痛快時代劇。とはいえ『どん底』のどん底感はなく、仇討ちの話なのにあまり悲壮感もないのだが、だからといって決してつまらなくはないです。当時の武家社会の風紀を考えると宗左衛門はヘタレと言われても仕方がないですが、そこを敢えて現代的な解釈で仇討ちの是非を問うようなつくりになっているのがいい感じです(安易な反戦メッセージっぽくないのも◎)。個人的には、最近の邦画の中ではかなり手応えがある作品でした。
[映画館(吹替)] 8点(2006-07-05 21:25:56)
217.  ナビィの恋 《ネタバレ》 
ナビィがサンラーと駆け落ちした時はオイオイって思ったけど、おじいの気丈な振る舞いのおかげで不思議と不快感はなかった。だからこそ、最後に唐突に奈々子と福之助がデキてしまう展開には思わず呆然。オイオイ。余談ですが、バイオリンを弾いていたアイルランド人の怪しいオッサンが非常にいい味を出してました。
[ビデオ(吹替)] 9点(2006-07-05 21:25:27)
218.  ニュー・シネマ・パラダイス
先に3時間バージョンを観ました。そのせいであっという間に終わったという印象がありますが、コンパクトなこちらのほうが好きです。まぁこれだとエレナが来なかった理由が分からないままになってしまうけど、それが作品の致命的な欠陥になってるわけでもない。世の中、知らなくてもいいこともあるのです。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-07-05 21:24:45)
219.  ソナチネ(1993) 《ネタバレ》 
「凶暴な男、ここに眠る」というコピーどおり、初期北野映画の集大成的な作品。「あんまり死ぬのを怖がってると、死にたくなるんだよ」って台詞は、ラストへの伏線だったんですね。でも、いかにもな感じだった『HANA-BI』よりはインパクト絶大の終わり方でした。
[ビデオ(吹替)] 9点(2006-07-05 21:24:13)
220.  ソウ
この映画、伏線の張り方&決め方が非常にうまいと思います。反則と思えるような展開はほとんどなく、あのオチでさえ僕には十分納得できる展開だった。ま、最初のバスタブに流されるカギまで計算されていたと言われれば「オイッ!」って突っ込みたくもなりますが、それでも致命傷と思えるようなポカは見当たらない。あと、ゲームの重要ルールのひとつに「時間制限」があったのに、それがあまり重要視されていなかったのがやや残念でしたね。でも久しぶりに面白い映画に出会えてよかったです。
[DVD(字幕)] 8点(2006-06-01 20:24:06)
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