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グルコサミンSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 281
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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201.  セッション 《ネタバレ》 
音が凄いから絶対映画館で見ろと友人に言われて行きましたが。 なまじ楽器を習った事のある身としては、辛すぎてストレスばかりの映画でした。  最後はどうかというと、見る人によって受けとめ方が分かれますよね。 和解したハッピーエンドという向きもありますが、それは無いと思います。  個人的な恨みを晴らす為に、大勢の客の前で滅茶苦茶な演奏をさせるって 聞きに来たお客に対してあまりに失礼です。有り得ない。 例えばフレッチャーが、既に有名になった後のマイルスデイビスだとしたら この展開は有り得たかも知れない。ドラムが馬鹿やって、1曲でクビになっても オーディエンスはマイルスの次の演奏が聴ければ納得してくれる可能性はある。 でも、地域のセミプロビッグバンドレベルがフェスティバルに出た程度じゃ ドラムの恥は、バンドのしかもマスターの恥となる。 主人公へのトドメの一撃は、自分の経歴にも汚点を残す、諸刃の剣でした。  ジャズドラムの優劣も、方向性によって評価は分かれるトコロ。この映画では ドラマー大御所のバディリッチにリスペクトしている傾向があるけど、 時代が違うからなのか、どーもスイングしません。 聞く側が音を楽しめるジャズもあれば、正座して対峙すべきジャズもあります。 楽しめないジャズばかりのこの映画、伝えたいものは何だったのか・・  「極限まで追い込まれて、隠れていた才能が覚醒した瞬間が見せ場」と友人は 言いました。その衝撃に憎しみよりも、その演奏の継続を望むフレッチャーは ニーマンと一体となってフィナーレへ・・ ? うーむ そりゃそーですが、この後どうなるのでしょうか? あれほど憎みあったのに 拍手喝采で仲良く笑顔で握手できるのでしょうか。自分だったら無理。 ていうか、フレッチャーの性格悪すぎで嫌悪感ばかりです。  ここは評論家とか格上の音楽家が、水戸黄門のように成敗してくれる展開を 期待しましたが、まあそれを描かなくても想像でどーぞという事なのかも。 自分にはスイングガールズの方が、感動的でしたスミマセン。
[映画館(字幕)] 6点(2016-04-04 19:47:51)
202.  THE WITCH/魔女 -増殖- 《ネタバレ》 
うーーーーーん イマイチ。 続編期待してたんだけど、能力者スペック上げすぎてファンタジーだし、 CGのセンスにリアリティが足りてなくて、不自然でコミカルな動きになるか 早過ぎて見えないだけになってる。 ふっ飛んだ腕が再生して戻るとか、アメコミヒーロー物になり、前作のSF的な 雰囲気から、一転して子供向けアベンジャーズになったのに、血みどろのシーンが 多くて、誰が見るべき映画なのか不明になった。 複数の組織の関係性も分かり難く、その登場人物の把握も困難。 さらに3作目へ続くという中間の作品と分かったが、3作目への期待はなくなった。 オイラの持論「飛躍し過ぎたらSFではなくなる」のいい例になってしまった。  エンドロールの後に5分くらい続きがあるのは、斬新だけど、見逃した人いない?
[DVD(字幕)] 5点(2024-04-03 12:12:17)
203.  怪物(2023) 《ネタバレ》 
誤解による、被害者加害者の入れ替わり、ボタンの掛け違い混迷のストーリーを それぞれの視点で描いた映画なんだけど・・ どーもストレスが残る1本。 観客のミスリードを誘うやり方がセコイ。  みなそれぞれ事情があるのに、悪人・サイコに見えるような仕草の強調ばかり。 その上で、各登場人物が本音を隠して自分の殻に閉じこもり、ズレた正義感で暴走へ。 さらに、悪人は居ないというテーマを掲げつつ、本当のいじめ主犯は別にいるし、 怪物保護者も別にいた。とこるが、そちらの人物は特に掘り下げない。 映画制作側にとって都合のいい部分しか見せないのなら、真実は別にあるという 投げかけを、途中で放棄しちまってないか?  面白い題材なのに、料理の方法がプロっぽくない、学生ムービーみたいだ。残念。
[DVD(邦画)] 5点(2024-04-01 15:29:58)
204.  THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 《ネタバレ》 
アニメ映画2作目の、その後の話なのに、ほぼほぼ同じ轍のストーリー。展開のみならず 端々の言い回しセリフも同じものを採用、カット割りまでアニメのものを実写にしてたりする。 それならば正面からパート2の実写化をすれば、清々しかったのでは? 微妙に恥ずかしい絵になってる。  ドラマ部分での、演技の間合いが、どーもかったるいものがある。固定した構図で役者のセリフの後の間が長い。 今どきの映画監督なら、もっとカメラワークに工夫をすべきだ。微妙にパンとかズームアウトとか光の演出とか 幾らでも方法はある。動きのない演技のシーンで、見る側が飽きてしまうのをカバーできる。 例えば、高島礼子氏の船上で敬礼のシーン、ただ撮ってるだけで間が長くてシラケている。 コレ、撮ってしまってから、面白い絵になってないと気付いたら、編集で短くする事は出来た筈。 ココに、違和感感じないのであれば、編集のセンスが無いか、役者に忖度し過ぎのへっぴり腰でしかない。 日本映画全般の悪い癖・・テンポが悪いのだ。 演劇や舞台のセンスかも。 日本の映画はみんなそうだ・・ 娯楽映画を撮るセンスが育ってない。 こんなんだからアニメに興収負けてばかりなんだよね。 CGの出来については時間がまだかかるのだろうが、撮る、編集するセンスはすぐに変えられることだ。 日本映画界の年寄りは、そういうセンスを持った若手に道を譲るべきだし、出資者も気付くべきだよねえ。残念。
[DVD(邦画)] 5点(2023-12-06 23:52:06)
205.  グラスホッパー 《ネタバレ》 
多分、ストーリーの弱さは、原作のせいなのかもですが・・それコミでの評価です。 主人公鈴木の活躍がありません。 市場独占の為に、あまりに理不尽な動機のテロ事件。 彼女を殺された鈴木の怒涛の復讐劇が始まると期待してたのに、第三者的な殺し屋が出てきて あっさり仕留めてしまいます。 極悪人の苦しむ姿はなく、断末魔は見られません。 「あなたに復讐は似合わない、だって虫も殺せないでしょう?」 いやいや、ツマんないよソレ。 その辺が評価上がらない原因じゃないのかなあ。 殺し屋鯨と蝉の戦いは相打ちとなったが 死んだ後で、一緒にドライブのシーンて、要る?  原作にどう描かれてるのか気になってきた・・  とにかく、鈴木はもっと仕事してもらいたいし、寺原会長は断末魔の結末としてください。6点    ※原作読みました。 原作と違いますね。  原作では、押し屋の槿が最後まで鈴木に絡んできます。鯨が鈴木に迫るのも阻止。 また、寺原会長と鈴木の対面は無いですね。比与子を殺すのは蜂ではなく槿。 この監督、結構いじくりまわしてしまいました。 結果として、原作にあった「押し屋と鈴木の友情のようなもの」が薄くなってしまいました。  ストーリーを変更した事で、寺原会長がクローズアップ、その結果として、観客の期待は 寺原会長の死に方に寄せられてしまいますが、そこが甘くなったので、映画として失敗。 いつもの事ですが、「原作の方が面白かった」感が残りました。 残念、更に減点です
[DVD(邦画)] 5点(2022-07-17 22:29:18)
206.  サイレント・トーキョー 《ネタバレ》 
ストーリーが弱い。 特に真犯人の動機が弱い。 演出も変。 過去のシーンで、子役ならまだしも、両親まで別な俳優を使われると 誰の回想シーンなのか??になる。 犯人の夫がPTSDで、自殺するけど、これも唐突過ぎる。嫁さんにテロリスト教育して バトンタッチして満足して死んだのか、後悔して死んだのか? どちらもありえない。 それなら面倒な教育する前に逝ってるだろう。 そのメンタルで優秀な自衛官はない。 どんな思考回路から、この設定が出てきたのだろうか? いつもの事だが、爆発に気付いてから、誰か庇うとかも無理だから・・実際の爆発は コンマ1秒以下で、破片が刺さってしまう。高く舞い上がったモノが落ちて来たなら 反応する時間あるけど、それならば、庇う姿勢が違う。 それから、西島君と石田君のセットは、さすがに飽きましたよ。柳にドジョウも大概に してもらいたい。 いろいろ変な映画でしたが、最低点にするほどでもなく、この点数かなあ。
[DVD(邦画)] 5点(2021-12-22 20:56:32)
207.  ゴジラvsコング 《ネタバレ》 
勧められてしまい観る約束したので、1作目ゴジラとキングオブモンスターとスカルアイランドを見て 予習してから映画館へ・・  結論 自分には面白くはないです・・・残念でした。  SFが行き過ぎて、リアルと違い過ぎて、荒唐無稽なお話に至ると、ただのファンタジーになってしまい 魔法の映画とか、子供向けアニメと、同じカテゴリにしてしまう性格なもので、まあその通りになりました。 自分はその昔、映画公開時にスターウォーズを見て「くだらねー、金返してくれ」と吠える子供でした。  怪獣ものとか、巨人とか、巨大生物の映画を見ると、「また、ありえねー絵を作ってんなあ」と冷めるんですよね。 でもって、放射能や高温に耐えるどころか、高熱の光線を口から吐くとか、もうアカンです。 それでもシンゴジラとか、スカルアイランドは、自分を説得しながら我慢して、なんとか楽しく(?)見れました。  しかしながら、このシリーズは、ゴジラを地球の支配者とか王とかいう解釈に走り、大真面目な学芸会を展開。 おまけに、地球の内部に空洞世界があってキングコングの故郷だとかなんとか・・マントル対流は何処へいったのか? 前作で、ゴジラに服従を誓った多数の怪獣達は、全く出番も無く忘却の彼方だし。 大怪獣のプロレスごっこで、高層ビルが木っ端微塵の嵐の中、都合良く助かってばかりのキャストの面々。 パスワードが無くて、プログラムの停止不可能だと嘆いた後、操作盤に酒ぶっかけてショートさせたら止まるって 単に壊したら良かったて仕組みですかあ?? んなアフォ設計するのマジで・・?  アベンジャーズとかで、ヒーローを多数集めて映画にする企画は大嫌いなんですよ。 もう馬鹿っぽくて無理。 ヒーローは一人でいいです。 多分同じ理由で、48人まとめ売りアイドルとか、14人でダンスするグループとかも無理。 なんとかスクワッドとか・・なんか最近そんなんばかりでゲンナリしてまして この映画もメカゴジは余計でした。 いやホントに余計なのはキングコングの可能性もあります。 でその余計な部分に、我が国の俳優代表の小栗旬君が残念な立ち位置の役回りで、ここでも残念のおかわり。 点数の大半は、お金のかかったCGにです。 脚本は最低点、演出も低レベル、音響も煩いだけでメリハリがない。 インディペンデンスデイとか、アルマゲドンとかのヒャッハー演出が出ると、蕁麻疹が出てダメなんです。 前のゴジラ作品2本は、戦闘のシーンは夜や曇り空の暗いシーンばかりでしたが、今回は大分明るい絵になってます。 というわけで、映像だけですね。見どころは。  というわけで、勧めてくれた知人には申し訳ないのですが、この点数にしかなりませんでした。 子供向けのハリウッド大作、自分は近づいてはイケない世界でした。 反省して、次回はハッキリお断りしようと思います。  追伸・・前作で古代の壁画に、カタカナで「ゴジラ」と書かれてましたが、ジョークなんでしょうかね?
[映画館(字幕)] 5点(2021-07-16 01:17:51)
208.  太陽は動かない 《ネタバレ》 
うーむ 何処から見ても Bクラスです ストーリーもイマイチだけど、演出と編集も失敗してる。 アクションは、切れだけ出そうとして、編集でスピード感出そうとしてるけど 動きが噛み合わないから、脳内補完も得られず、臨場感に至らない。 スタントマン使う予算無かったのか、尻切れのアクションばかりになる。 生い立ちのエピソードを現在進行中のシーンと、交互に入れる手法は、不自然で 話が飛んだだけの結果になってる。 組織の黒幕の事も、知らないから・・と、そこで終わり。任務に命かける価値は見えない。 連絡が無いと裏切った事にされて爆死? 連絡さえしてれば信じるのか? 設定に無理がある。 韓国女優さんは、可愛いけど背が高過ぎるし、アクションも現実味がない。 かと言って、峰不二子のような色気出そうとしてるけど、太ももだけのアピールじゃあ乗れません。 どれもこれも今一歩二歩の積み重ねで、面白くなれてない。 アクションなら、今公開中のファブルが頑張ってて、2倍も3倍も上を行ってますね。 なので、こちらに高得点は入れられませんでした。 あしからず。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-07-11 18:09:47)
209.  終わった人 《ネタバレ》 
ポスターのイメージが完全にコメディ然としていて、勘違いしました。 いやもしかして、コメディのつもりで撮った映画? ならば更に減点なんですが・・ 笑い少な過ぎ。 主題は誰しもが通過する定年という節目。  で、予想したのは普通のサラリーマンの定年かと思いきや、東大出のエリート崩れという設定が邪魔。 まあ、だからこそ人生の最後に勝ち組になりたくて、デカいチャンスに飛びつく物語なのだろうが キャストのエリート設定だけで、興味が無くなってしまう。 後はエンディング待つだけの視聴。 外国の映画賞取ったと聞きましたが、どこが受けたのかサッパリ?? 気になる部分も少なくない。社長を引き受けるのに唐突だし、責任範囲確認したのかどうかとか・・。 老人向けに目を付けたIT会社の大口取引先がミャンマーとか変だし。 一番はコレ ↓ 『岩手の盛岡から東大に進んだ人間が、宮沢賢治の童話を知らない』なんて、100%あり得ない。 原作者が秋田出身だけど、それくらいは判ってる筈。 後半の展開も、ダラダラしてるだけで、一旗揚げようとした筈の東大出の気概や才能は微塵も感じない。 最初から終わってて、淡々としてて、莫大な借金の発生にも危機感が伝わらない始末。 外国でウケタのかもしれないが、日本人には微妙だ。更に岩手の出身者には更に低評価だろう。 なにしろ広末さんのあんな方言、聞いたことないのでググったら、「秋田県の方言」と出た。 いろいろ間違っていて、情けない。 原作のせいなのか脚本のせいなのか・・調べる気にもならなかった。
[DVD(邦画)] 5点(2020-05-24 19:32:52)
210.  新聞記者 《ネタバレ》 
なんかね、松坂桃李君のキャラが芯が強そうで弱っちくてストレスが溜る。 省庁務めの公務員が、政権の安定の為の不正や情報操作への加担を、公然とやらされている日常。 その任務の職員の部屋があんなに暗い部屋とか、どうなの? 毎日、不正な情報操作が仕事ってねえ。 普段から疑念にかられていた松坂君、かつての上司が不正の隠蔽を押し付けられて自殺した事で悩むのだが、 自身の妻が出産の時期に、上に逆らう勇気もなくブレまくる過程。 一人の女性新聞記者と出会い、さらに傾いていく忠誠心。(実際は主人公は記者の方) 面白くなる予感とは裏腹に、官僚の松坂君は保身も捨てきれない。これにはガッカリ。 不正と戦い玉砕し自殺した(自殺にみせかけて殺された)新聞記者を親に持つ主人公に対し、 「あなたのお父さんだったら、どうしたと思いますか」なんてセリフ吐いておいて、自分の家族の事を 考えた途端に弱気になってしまうとか、ホントにブレまくり。 政権にたてつく記事を書いて、証拠が出ず犯罪の証明に至らなかったら、新聞社の被る損害に怯えてしまい 編集部も躊躇。そりゃまあそうなんだけど、映画なんだからそこで止まっていたんじゃツマラナイんです。 ラストまでどーもカタルシスに欠ける流れで、ハッキリしないエンディング。 スゴイストレス。  一番腹が立つのは、携帯の画面やパソコンの画面で書き込みを見ているシーン。小さすぎて文言が見えない! セリフの字幕の文字の半分しかないから、巻き戻して画面覗き込まないと読めない。 ポケットから出した携帯着信の画面も傾いて遠くから見せられても、誰からだったのかワカラン! 誰か撮影と編集段階で、これはアカンと気付かなかったのかよ? それが一番ストレスだった。 本来なら面白い映画が作れる素材なのに、いろいろぶち壊している。 そんな映画でした。  追伸・・ よく考えたら細菌兵器の話は突拍子無さ過ぎて引きました。題材にも難があるかな。
[DVD(邦画)] 5点(2020-05-17 11:48:10)
211.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 
ちっともタランティーノしてないが、終盤10分だけはあの監督らしいかな? 60年代ハリウッドの裏側を描いた映画で、誰かの自伝の様相だけど、主体が何なのかつかみどころが判らない。 ベトナム戦争、西部劇の衰退、ヒッピーと薬物LSDの全盛。この時代のノスタルジーは堪能できる。 とにかくどこでタバコ吸って当たり前の時代。かのコロンボも訪問先の家でも本屋の店内でも葉巻吸ってましたね。 ブルースリーも活躍する、そんな時代に浸るには、もってこいの作品。 でも、それだけかなあ。  なんだか中身が無い感触。 まあ主演の二人は良かったですよ。だらしなくて、情けなくて、カッコ良くて、ヤバイ。 悪くないけど良くも無いかな。
[DVD(字幕)] 5点(2020-02-05 22:34:09)
212.  スノー・ロワイヤル 《ネタバレ》 
結論、イマイチ消化不良。 スカッとはしません。  途中までは、イケイケでテンション上がって来たのに、クライマックスでの 主役の活躍が乏しい。  しかも、最後に空から降りて来て死んだのが誰だったのか、良くわかりませんでした。 まさか、マフィアの一味の一人が、抗争銃撃戦が終るまでお空で遊んでいた? 全てが、ブラックジョークなのかもしれないけど、滑ってばかりじゃあねえ。 誘拐した子供が、変に懐いて来て、「ストックホルム症候群って知ってる?」には苦笑。 とにもかくにも、コピーにあるような除雪車の活躍も少ないし、イマイチ盛り上がらない。  帰宅してから調べたら、同じ監督の5年前の「ファイティングダディ」を、セルフリメイクだとか。 速攻見比べてみたら・・・唖然? 似てるなんてもんじゃないよコレ。 ストーリーどころか、カット割も、セリフも全て同じに近い。違うのは役名とキャスティングだけ。 新しい俳優さんに同じ台本配って、撮影監督も前作を手本にしてるとしか思えない仕上がり。 何から何まで同じなので、今作への不満な点は、前作でもそのまま弱点になってる。  だから駄作かと言うと、微妙に面白くもある困った映画。ウザイ演出や撮影で滑りまくりの タランティーノ作品にくらべ、こちらは渋い演出ではありますが、いかんせん主役の存在感がない。 娯楽作品を撮りたかったのか疑問がある。 ラストで、息子を殺された親父同士の癒しの空気とか、親父を失った反面、解放されて自立した少年とか 峠を越えた感情に包まれていたのに、突然の下っ端の死亡シーンで幕って・・・どうしたらえーの? ここでゲラゲラ笑って欲しかった? チョット何言ってるかワカラナイ。 できれば、違う監督と違う台本で再トライしてみて貰いたいかなあ。  田舎なので、公開が遅れて、「天気の子」と同日公開。あちらは日に10回上映なのに、こちらは 昼の1回だけで、翌週の木曜までで終了。 迫害か?と思ったけど、確かに売れないかもね。
[映画館(字幕)] 5点(2019-07-21 22:40:41)
213.  海獣の子供 《ネタバレ》 
映像はキレイでした。  顔のキャラはイマイチですが、デジタル技術と手描きのハイブリットアニメの絶妙なバランスでした。  でもなあ、肝心の物語がイマイチ面白くない。元は同じモノだとする海と宇宙の壮大なイベントに対し  陸上のヒトや動物は置いてけぼりの世界観が片手落ち感でモヤモヤしてしまいます。  後半の抽象的描写が長過ぎて、飽きた頃に、「よくあるDNAモデルの絵」に「やっちまった感」が。  ヒトが泳ぐシーンも、物理的にオカシイ動きで、超能力での推進力なのか違和感ばかり。  で、「祭り」と呼ばれるイベントが何だったのかも意味不明で、不思議な生い立ちの兄弟が居なくなっただけで、  世の中は特に変らないその後・・。大真面目に研究捜査してきたどこぞの国の政府も、その結果は描かれない。  大きく歳の離れた弟だか妹の誕生が、何かの象徴なのだろうか?   原作の通りならば、原作の問題なのでしょうが、自分には相性が良くない。悶々とした感情のままエンディング。  米津玄師のテーマ曲が、一気に現実に引き戻してくれる。体に染み渡る幸福感に包まれたのは収穫でした。  と、そのまま不思議な幸福感で帰ろうと思ったら、続きがあったのにはビックリ。なんですかねえ・・?  確かにヒトを選ぶ映画でした。
[映画館(邦画)] 5点(2019-06-21 07:41:03)
214.  ライトスタッフ 《ネタバレ》 
基本長過ぎ・・ アメリカの宇宙ロケット開発の歴史映画だけど ドキュメンタリー調でもあり、どこを切っても娯楽映画ではない。3時間13分は疲れる。 運転免許の違反者講習並みの忍耐必要・・。  申し訳ないが、コチラが見たいのはロケット技術の話と、その映像であって、パイロットの プライベートやら、家庭の事情とかではない。できれば政治家の葛藤とかも要らないくらいだ。 その人間ドラマ部分を全て削ったら、多分1時間程度の尺になるだろう。ダラダラ感がキツイ。  最初の搭乗員をサルにしてしまい、気落ちした飛行士に誰かが「どーせサルでもできる仕事」との問いに 「サルは任務がどんなに危険なのかを知らない」「我々は知った上で機に乗り込む」との会話。 この言葉は重い。無人実験の大爆発を繰り返し目撃した後で、搭乗する精神状態は半端ではない。 ここら辺はカットできない部分でしょう。  アポロ計画の前段階、マーキュリー計画の映画なので、そこで終わりになるのですがどーもピンと来ない。 新しいテクノロジーでトラブル連続の中、有人ロケットのリスクは伝わりました。 それを伝えるドキュメンタリーとしては良いと思います。ただ「二兎を追うものは一兎をも得ず」ですよ。 女房事情、下半身事情、政治の事情も全て入れたら、食い過ぎで腹を壊しますってこと。 ホント長かった
[DVD(字幕)] 5点(2019-02-27 17:03:33)
215.  いぬやしき 《ネタバレ》 
アニメは見ましたが、本心では都合のいい設定やストーリーを小バカにしてました・・ これを実写化したところで、良い映画になるとは思ってませんでした。 でも、もしかしたら、端々を修正して多少はまともなモノに変化・・を期待してレンタル。 やっぱ、変ってませんでした。  お話がポンコツなのが全てですが、映像はまあまあの出来でした。爆発シーンは今回も嘘臭いです。 基本、「予期せず強力な戦闘能力を得た2名が、善と悪に分かれて対決する話し」に肉付けするにあたり 悪に変貌する側の背景が薄い。これでは元々ダークサイドのサイコだったとしか思えない。 どーせなら、苛めの被害者の方をサイボーグにした方が、流れがスッキリしたかも。 モニターを通して銃弾のようなエネルギー波を撃てるとか、飛躍し過ぎなんですが・・??? いちいち現場で戦う必要なくなってしまう。警察幹部も、政治家も全て殺すのが簡単になってしまう。 もう少し面白いお話にできないものでしょうかねえ・・ て原作の批判になってしまったので これにて失礼します。  ひまつぶしにはなるかもです。
[DVD(邦画)] 5点(2019-02-25 13:15:23)
216.  ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 
うーん 期待したんだけど残念な感じ。  リアリティは置いといて、返り討ちにあうガキどもはもっと大勢欲しかったかな(笑 この際、ゾンビの迷作「バタリアン」みたいに、次々襲われるドタバタにして欲しかった。 しかも・・ブラインドのじいちゃん側も、サイコだったって設定、要るかなあ。 殺された娘の代わりに、加害者の女を監禁して、新しい子供を生ませるとか、目が見えないのに無理でしょ。 その辺は逆にリアリティ欠如してる。 虐待家庭から妹と一緒に逃げる資金の為なら、犯罪で稼ぐのは許されると言わんばかりのスタンスも嫌い。 キャラの誰にも感情移入できないから、対岸の火事の煙だけ見てるような距離感。 親父が防犯関係の仕事なのに、裏切ってそれを利用して窃盗に走る息子が、親父と離れるのは嫌だ? 変じゃない? どーも人物の設定が適当すぎる。 結果、面白い映画見た気持ちにはなれなかった。  親の部屋からカギを持ち出す息子の俳優さん、3Dゲームのキャラっぽい顔で、超気になった。 まるでCGのような顔って、ある意味イケメンなのかも。余談でした。
[DVD(字幕)] 5点(2018-10-05 23:32:56)
217.  不能犯
なんかポンコツ感充満な映画でした。 どっかでこんなのあったなあ・・藤原竜也の「モンスターズ」? 相手に向き合うだけで、洗脳して自死に導く能力。 「リング」の貞子の殺し方に通じる部分もある。 とまあ、題材はそれとして、仕上がりはコケてます。 犯人が人なのか人ならざる者なのか?何食って、どこで寝て、生きてるのか?どうでもいい? また申し訳ないが、刑事役にこの美女さんは無理がある。漫画じゃ定番かもしれないけどねえ。 日本にはなかなかアクション女優が登場しませんね。是非格闘技界から誰か発掘して貰いたい。 仮に男優がやるとなれば、ありがちなのは小栗旬かなあ。 で、終り方も尻切れ感がある。エンドロール見て脱力感と失望感・・ なにをどうしたかったのかなあ・・? 松坂君はサイコパスも良く似合う。何でも出来る俳優だと実感。1点追加してこの点数かな。
[DVD(邦画)] 5点(2018-09-18 10:18:19)
218.  ノーカントリー 《ネタバレ》 
感想、つまらない・・ で終ったら怒られそうですが。  アクションバイオレンス娯楽映画のように始まって、実際その先を至極期待させる流れから 急に肝心な部分を端折って、説明も略して次々とエピソードも時系列もジャンプして、 主役かと思ったキャラがいなくなり、悪役は倒されず。年寄りの思い出話のようなラストへ。  製作者は「人生には、たとえ簡単な事でも失敗や想定外の出来事により、真逆の結果が待っている事がある。」 と説教でもしたかったのかなあ。 「諸行無常」とか、「ツワモノ共が夢の跡」とか「盛者必衰のコトワリ」とかですかねえ。  それにしても、後半の編集はアンマリだ。ドラマの放送打ち切りが決まって、1話飛ばして最終回みたいです。 対峙した殺害目標ではない相手を、殺すのか殺さないのかを、損得判断でも感情でもなくコイントスで決める性格の ヒットマン。それが警官だろうが、買い物に寄った店の主でも誰でも殺してしまう・・ていう異常な男が怖い。 普通の映画なら、コヤツが倒されて終るんだろうけど、そうではない。娯楽映画ではないのだ。 面白いのは、異常な殺し屋が、自分以外の殺し屋も雇われていると知り、スポンサーを殺してしまうとことか、 圧縮空気ボンベを繋いだ自作のエアガンで比較的静かに殺しまくるとか、主役の保安官がやる気がない意外性とか? 意外なのは歓迎だが、クライマックスでは死体だけ見せてスルーし、会計士を殺したのかどうか、モスの妻は 助かったのかどうかを、ハッキリさせずにスルーしたりがウザイ。妻との会話からすれば、金は手に入らなかった? モスを殺して逃走した複数の犯人(恐らくメキシコ側)がゲットしたのだろうが、この映画では説明は無い。 それらは想像してくださいて奴ね・・ やだやだ  いずれ前半は娯楽映画っぽくて、後半はなにか他のジャンルのようです。 珍しいっちゃあそうなんですが。 娯楽映を期待してみると、ガッカリします。 ただ、異常な殺し屋が、モスの妻との会話で「私を殺すのかどうかを決めるのはアンタ自身よ!」と言われて 唖然とするシーンと、子供に長袖シャツをくれと頼んで金を支払うとか、変化の兆しのような描写がいい。 と、思いたいけど・・・・ モスの妻の家から出る時、靴の裏を気にしてるから殺したんだろうなあ・・ ヤッパリこの映画、好きにはなれないわ。
[インターネット(字幕)] 5点(2018-09-03 21:11:59)(良:1票)
219.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017) 《ネタバレ》 
評価の高い昔の実写作品(実際にはドラマ?)の、別の監督によるアニメ化! が話題、のコレ。 しかしながら元の実写作品は、自分にはサッパリでした・・ で、アニメ版はどうなのか・・ ありゃあ こっちも妄想ドランカー状態でした。昔の監督も関わってるから? 何がしたいのか判らない展開。元々が「どうしたらいいのか解決方法を持たない子供の行動」(妄想)なので 我慢してお付き合いしてエンディングまで耐えましたが・・ 何も残って無いぞ?何なんだよ!の心境 たまに見る映画での嫌いなパターン→「結末は、各自で想像してね?」がウザイ。 小学生から中学生へ設定変更したのに、花火の見え方で揉めるとこは一緒ですか・・? 変な時間跳躍のボール状アイテムの登場も、アニメにするならばファンタジーが必然のスタンスですか? 徹底的にハヤリの萌えキャラヒロインに、アイドル歌唱させてみたり、もうオジサンは置いてけぼりザンス。 とても同じ監督とは思えないが、どちらの作品も、響いて来ない・・ アニメ映像も安い3Dが目立つ。 まあ、最大原因は、思春期が遠くなり過ぎた自分の方なのかもと思いつつ、この点数でスミマセン。
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-08-14 15:59:44)
220.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM> 《ネタバレ》 
以前見たときは、つまらなくて途中早送りしてみて忘却。かすかな記憶は歪曲してしまい チビな小学生と女子高校生の恋愛モノとインプット・・(かなりの大間違い) アニメ化されると聞き、再度見直してみたのは昨年。ヒロインが小学生の設定に愕然としながら鑑賞。 記憶は間違いでしたが、やはり面白くはない。 てか年齢揃えてよ、ミスキャストです。 途中で時間が戻って、これはサイエンスファンタジーなのかと思っていたら、どなたかの解説では 「もしもあの時・・」の先の出来事は「後悔から派生した妄想」なんだとか。 ほぼ夢オチ作品? どちらにしても、マセた女子小学生に感情をトルネードされて妄想が暴走の男の子の1ページらしい。 女教師の胸を鷲掴みする他のクソガキ達の、スタンドバイミー物語と平行して進行する後半。 餓鬼共の徒歩遠征のテーマは「打ち上げ花火は、見る角度で平たくなるのかならないのか」の確認(笑 本当なら一緒に行った筈の典道の選択は、いくつかの分岐点がある。 ナズナ達との泳ぎの競争で勝つか負けるか。 ナズナの誘いに乗って親友達との遠征を断るか否か。 あの時違う道を選んでいたら、こうなったかも・・あーなったかも・・  タラレバ思考ですねえ いずれ、思春期の児童の心の山谷を、ノスタルジーな映像で綴った作品ですが、感化される人と そうでない人は当然います。自分も後者かなあ。全く感情移入できない。自分の子供時代とは大差でして。 奥菜恵のオッカケ連中には「神作品」でも、彼女に魅力を感じない場合は、意味が違うものになる。 この映像美を岩井監督のマジックだと評価されてますが・・ どこが凄いのかサッパリ?? オマケで1発打ち上げて貰った花火なのに、空にはいくつもの花火の絵。現実と妄想の境界がグチャグチャ。 これに感動しろと言われてもねえ・・ 見たのがあの時代だったら、感動していたのだろうか  ??
[インターネット(邦画)] 5点(2018-08-14 15:24:02)
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