2261. ミミック
モンスター映画は好きなんだけど、それが虫でしかもゴキブリとなると気持ち悪すぎて、正直勘弁してほしかった。虫ならではのゾワゾワした悪寒は持てるが、迫力には欠ける。主演のミラ・ソルヴィーノも嫌だったろうなあ。 [映画館(字幕)] 4点(2003-10-31 12:15:36) |
2262. ガントレット
結局最後はどうなったんだっけ?バスに乱射されるシーンしか正直覚えていない。クリント・イーストウッドの映画人としての精力さには脱帽。 4点(2003-10-31 12:03:10) |
2263. エイリアン・コップ
良いエイリアンと悪いエイリアン(どちらも見た目は人間)が出てきてヒロインを守りながら奮闘するというSFアクション映画。テイストとしては「ターミネーター」と同じような構図だった。確実にB級、いやC級映画なんだけど、なんだかラストまで集中して観れた。単純で王道的な展開は楽しめる要因かも。 [地上波(吹替)] 4点(2003-10-31 11:32:22) |
2264. ALIVE アライヴ
前半は原作のセリフをそのまま引用し並べているにすぎず、原作以上に漫画的な現実離れした環境は、監督の思惑よりも膨らみがなかったように思う。したがって、原作を熟知している者にとってはやや退屈だった。そこから一転、主人公が異次物と対面してからの展開は、とてもスピーディになり飽きさせることはなかった。特に北村龍平監督の得意中の得意であるアクションシーンは圧巻で、派手なアクションシーンは原作には無いものなので、映画としてのオリジナリティが出ていて良かったと思う。しかしながら、映画全体を総括すると、やはり高橋ツトムの原作が持つ、衝撃的な創造性と鮮烈な凶暴性は描き切るには及んでおらず、原作者のファンとしては満足に至らなかった。 [ビデオ(邦画)] 4点(2003-10-31 11:26:00)(良:1票) |
2265. シャロウ・グレイブ
主人公たちが、大金を前に人間性をゆがめていく様は描けているが、だからどうしたというオチが無い。だから、ただ登場人物たちの行為に不快感が残るのみで、後味が非常に悪かった。何かドラマ性なり問題提起が必要である。 4点(2003-10-31 03:16:05) |
2266. 首都消失
幼い頃一度観て、かなりインパクトのある内容だったような記憶があったので、最近再度観たがそれほど大した映画でもなかった。映像技術的な面で目が肥えているということもあろうが、全編通して説得力に欠け、思ったよりもリアリティが無かった。「日本沈没」などと比べると、災害自体に迫力性がないのもマイナス点か。 4点(2003-10-30 17:11:58) |
2267. ロッキー4/炎の友情
ロッキーシリーズにおいて今作だけがいやにテレビ放映が多いのは、やはり米対ソ連というストーリーの構図が分かりやすいからだろうか。おかげで、同シリーズはこの作品しか観ておらず、「ロッキー」に対してあまり魅力を感じない。そういえば、以前働いていたレンタルビデオ屋で、ロッキーシリーズばかりを一日単位で繰り返し借りる客がいた。やはり映画の嗜好は十人十色だ。 [地上波(吹替)] 4点(2003-10-30 17:03:56) |
2268. クラッカージャック
やはりそれほど大金をかけれてない分、映像的には陳腐で迫力に欠けているのは大きくマイナスである。ストーリー的にはよくある展開ではあるが、悪くはないので、まあビデオ映画とすれば充分ではないかと思う。「ビバリーヒルズ・コップ」とは印象がまるで違うジャッジ・ラインホールドに注目。 [ビデオ(字幕)] 4点(2003-10-30 16:48:12) |
2269. ヒーローインタビュー
ラブ・ストーリーとしてもスポーツ映画としても褒められた出来ではないけど、個人的には、スポーツ映画好き&スワローズファンなので少し楽しめた。ふと考えてみると、たくさんのスポーツ映画はあるけど、最高に良く出来た作品というのはない気がする。どこか盛り上がりに欠けたり、素人臭さが滲み出るものばかりではないか。やはり映画では、本物のスポーツ並の迫力と感動を描き出すことは無理なのだろうか。 4点(2003-10-30 16:36:52) |
2270. ファーゴ
コーエンブラザーズ独特のブラックなユーモアは効いているが、ストーリーにはあまりインパクトがなく、淡白な印象のまま終わってしまった。個人的には作風のシニカルさを受け入れられなかったのかもしれない。 4点(2003-10-29 14:08:32) |
2271. ファイナル・プロジェクト
相変わらずの盛りだくさんのアクションは見応えはあるが、全体的にまとまりが悪かった。いまいちジャッキーが乗り切れてないというか、動きにキレがなかった感じがした。いつものことだけど、ラストのあっけなさもマイナス点。 [ビデオ(字幕)] 4点(2003-10-28 10:10:12) |
2272. ザ・ターゲット(1996)
当然ながら期待すべきほどの映画ではないが、「陰謀系サスペンス」が無類に好きな人なら最低限の緊張感は楽しめる。もはやB級映画俳優になってしまったチャーリー・シーンの演技も独特の味わいはある。相変わらず「絶対何か企んでる!」というキャラクターを演じるドナルド・サザーランドの貫禄も魅力。 [映画館(字幕)] 4点(2003-10-28 01:25:07) |
2273. ケーブル・ガイ
ケーブルテレビ屋的ストーカーを強烈なキャラクターで演じたジム・キャリーは見事なインパクトを見せたと思う。しかし、ストーリー的には盛り上がりがなく、意外に淡々と終わってしまった印象がある。 [ビデオ(字幕)] 4点(2003-10-26 14:41:47) |
2274. フリー・ウィリー
明らかな「演技」を見せるシャチは見事だが、映画として感動するまではいたらなかった。動物もの特有の感動を誘うあざとさが際立ち、感情移入できなかった。 4点(2003-10-26 14:19:30) |
2275. 靴をなくした天使
観た後の印象は悪くはなかったけど、後に残るほどでもなかった。良い人を描いた良い話というのは、世間的にも印象に残らないものかもしれない。 [地上波(吹替)] 4点(2003-10-25 14:24:29) |
2276. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
三連休中日の深夜、第一作「ジュラシック・パーク」に続き、続編の本作「ロストワールド」を間髪入れずに鑑賞。 「ジュラシック・パーク」は劇場鑑賞以降も何度も繰り返し観てきた記憶があるが、この続編については劇場以来再鑑賞した記憶はない。ちなみに更に続編の「ジュラシック・パークⅢ」は何度も鑑賞している。 何故か?そう、決して良い映画だとは言い難いからだ。 シリーズ中においても最もできの悪い作品だと思う。スティーヴン・スピルバーグ監督作として捉えるならば、きっぱり「駄作」と言わざるを得ない。 そういう劇場鑑賞時の印象がべっとりとこびりついて離れなかったので、今まで再鑑賞する気になれなかったのだと思う。 今回、最新作鑑賞前に「ジュラシック・パーク」の全シリーズ作を見返していようと思い、二十数年ぶりに鑑賞に至った。 改めて観たら評価が一転するかもという期待もあったが、結果としては変わらず、やっぱり良い映画ではなかった。 歴史的傑作である「ジュラシック・パーク」と立て続けに観た分、本作のアラがより一層際立ってしまった。 れっきとしたスピルバーグ監督作であり、キャリアにおける最盛期の作品でもあるので、映画作品としてのルックや豪華さは無論一級品である。CGによる映像技術も当時の世界最先端であることは間違いなく、現代であっても十分に鑑賞に耐え得る映像世界を見られる。 エンターテイメント大作として最初から最後まで飽きずに見られる作品に仕上がっていることは否定しない。 が、しかし、見れば見るほどに、設定やストーリー展開がグダグダで、整合性がなく、興が醒めてしまう。 言い換えると、主人公含め、登場する人物たちが揃いも揃って軽薄な言動を繰り返す“馬鹿者”ばかりなので、感情移入することができず、故に前作のような没入感も得られない。 前作から引き続き登場し、本作では主人公として立ち回るジェフ・ゴールドブラム演じるマルコム博士は大好きなキャラクターだが、結果的に前作の恐怖体験を教訓にすることなく、性懲りもなく恐怖に身を投じているように見え「アホなの?」と思ってしまう。 彼の恋人役の古生物学者を演じるジュリアン・ムーアも、只々直情的な女性として描かれており「博士」らしい知性を感じることができない。 そう、彼女に限らず登場するほぼすべての人物が直情的で直感的な言動しか見せないので、恐竜の恐怖を描くSF映画でありながら、作品全体から全くと言っていいほど「知性」を感じないのだ。 まさにマルコム博士の持論である「カオス」全開のストーリーテリングが無造作に展開し、結局取って付けたような強引で馬鹿馬鹿しい収束を迎える。 それでは良い映画にはなりようもないし、どんなに映像的なクオリティが高くとも面白い映画にはならないんだなという良い見本だと思う。 [映画館(字幕)] 4点(2003-10-23 16:29:41) |
2277. 山猫は眠らない
続編が近日公開されるみたいですね。B級ではあるけど、緊張感としては秀でた部分があったように思う。「タイタニック」のビリー・ゼインの悪役顔が印象にある。 [ビデオ(字幕)] 4点(2003-10-23 11:18:03) |
2278. 居酒屋ゆうれい
主演の3人の演技はコミカルで、安っぽくはあるが日本映画らしいコメディドラマとして楽しめた。個人的には山口智子の人妻の色っぽさが印象に残っている。 [地上波(邦画)] 4点(2003-10-23 11:03:51) |
2279. マイケル
もはやトラヴォルタの十八番ともいえる人を食ったふてぶてしい演技が板についた映画だったと思う。珍妙な天使のキャラクターはトラヴォルタでしかありえないと思えるほど、ハマっていた。ストーリー的にはつかみ所のない感じだったが、印象には残る映画だった。 [映画館(字幕)] 4点(2003-10-21 00:35:32) |
2280. ボディ・ターゲット
この映画には特に顕著に表れているが、こういうありきたりさがヴァン・ダム映画の持ち味とも言える。面白くないと言えばそれまでであるが、それでも今尚、この人の映画が作られ続けているのは、どこか捨てきれない彼の人気の根強さゆえであろう。 [地上波(吹替)] 4点(2003-10-17 14:18:55) |