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2301.  日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 
全体を知った後で個々の場面にじっくり注目しながら見ていくと、作品としての凄味がよく分かりました。圧巻なのはむしろ前半の会議の部分や決定から録音までのステップの部分で、ここでじわじわと丁寧に順を追っているからこそ、後半の反乱の部分が生きています。また、以前は一部を除いて個々の役者が目立っていないと思っていたのですが、よく見ると(よく見なくても?)凄いのは、笠智衆の鈴木首相の冷静沈着な迫力。とりわけ、すべてが整った後に、何気ないことのようにさらりと吐き出される「内閣総辞職」の一言の重さに鳥肌が立つ。
[映画館(邦画)] 8点(2015-08-15 22:08:02)
2302.  別離(2011) 《ネタバレ》 
●ミステリーとして見た場合は、証拠の現実感が素晴らしい。扉の位置関係、階段の汚れ、病院到着の際のやりとりなど、どちらに有利な証拠もそれなりにある。目撃証人も2人ほどいるが、どっちに有利な結果になるのか、どちらの結論にも転びそうである。見ている側も、行きつく先が見えないまま否応なく巻き込まれるという仕掛け。●ドラマとして見た場合は、各登場人物の心理のぶつかり具合が見事。どこかでバランスが壊れて破綻しそうになりながら、元に戻ったり、また別の問題が起こったりして、解決した部分とそうでない部分を残しながらラストに収束していく。その設定に応えた役者陣の演技力も特筆すべき。●伏線を随所で撒いていながら、回収しているものもいないものもある。その手法がもたらす先の見えなさが、日常生活の中での生々しい不安定性を表現することに成功している。
[DVD(字幕)] 8点(2015-08-15 00:14:08)
2303.  トラ・トラ・トラ! 《ネタバレ》 
中盤過ぎまでは、日本側が美術関係も会議の台詞一つ一つも異様にこだわっているのに対し、アメリカ側は司令室みたいな室内でああだこうだやっているシーンの繰り返しで、撮影の空気感自体がやたら呑気なのである。しかし、いざ攻撃シーンに入ると、突然怒濤の大反撃というか、やはり零戦が存分に宙を飛び交う(ただ零戦を撮るだけではなくて、背景と比較した見え方まで配慮している)迫力満載の映像大展開です。というわけで、真珠湾攻撃自体は、まあきちんと描かれているとは思いますが、これをきちんとしようとするのであれば、その背景になったアジア情勢とかヨーロッパ情勢とかも、ほんとはその前に盛り込んでおかないといけないんだけどね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-14 02:35:24)
2304.  少女は自転車にのって 《ネタバレ》 
少女が自転車に乗りたがっているというほのぼのホームドラマの体をとっていながら、実は至る所に皮肉と反骨がちりばめられている。一番のポイントは、コーラン暗唱コンクールで優勝し、校長からも賞賛されるほどの「勉強」をしていながら、少女の内面は実は何も変化していないということ(禁止されたはずのスニーカーをはき続けているのがその象徴)。つまり、「形だけで物事を強制し、それで事足れりとすることなど、何の意味もない」というメッセージなのだ、これは。●その中で、いったんは視界から消え去り、その後母の手を介して戻ってくる自転車は、希望や意志の象徴として確実に機能している。何よりも、最初に塀の上を走っている(ように見える)ショットの、鮮烈なインパクト。これと対比されるのが、仮設的に設置されて用が終われば撤収される照明設備であり、まさにハリボテで形だけのものとしての象徴。その中で選挙運動が行われる(つまり社会の物事が決まっていく)というのが、これまた強力な皮肉。●ラスト、二人で自転車で去っていくのかと思ったら、途中からは少年はフレームアウトしてしまいます。いくら純朴に求婚をしたとしても、違う部族の彼と結ばれることはありません、という暗示。その先に待ち受けるのは、それまで見たこともないような激しい交通網。それでも前を向いて微笑む少女のアップ。これ以外にはないフィニッシュ。●制作の社会的背景がどうのこうのという前置きを抜きにして、創造の動機と表現の手法、そして芸術としての完成度という点において、すでに優れている映画です。
[映画館(字幕)] 8点(2015-08-13 23:32:42)
2305.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
作品の本質は、最後まで突き抜ける一直線のラブストーリー。スラムもクイズも、それを導くための手法にすぎない。その視座が明確に定まっているからこそ、作中に出てくるすべてを飲み込んで、爽快なパワーが輝いている。●再見して思わず泣きそうになったのは、実は、エンディングテーマ中にところどころ挿入される、子供時代の二人が無邪気に踊るカット。現在の大人の二人と、心の中身は同じであるところがミソ。一緒になれて本当に良かったね。
[映画館(字幕)] 8点(2015-08-13 01:44:44)(良:1票)
2306.  奇跡(2011)
肝心の子役の演技のつけ方や撮り方が、揃いも揃って作為的、官僚的。それだけ人工甘味料たっぷりのプラスチック画面を見せられた後で奇跡とか言われても、少しも奇跡に感じない。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-08-12 23:09:13)
2307.  道頓堀川
視点がやたら不安定なのが見ていてすぐに目につくが、これは、主人公(=真田広之)の背景や日常生活を各場面にきちんと落とし込まなかった制作者側の責任だと思う。山崎努にしても佐藤浩市にしてもカルーセル麻紀にしても、ここぞというところで主演級に力が入っており、それによって主人公の影がどんどん薄くなっているのである。輪をかけて、慣れない関西弁がフィルターとなって各俳優も本領発揮とはいかず、したがって作品自体のイメージはそれほどよくない。ただ、徹底して道頓堀界隈を撮り切った映像の力で、何とか一本の存在感を通している。
[DVD(邦画)] 5点(2015-08-09 00:12:45)
2308.  序の舞
制作者がこの素材のどこに注目したのかが分かりません。ほとんどが説明台詞ばかりで、思いついた場面をそのまま並べただけのような感じ。しかも、慣れない京都弁のせいか、俳優陣の喋りもみんなぎこちないです。主人公も、いろいろな体験を経ているはずなのに、成長や変化というものが見えません。少なくとも後半は、もっと逞しさや凛々しさを備えた人間になっているはず。美術関係の頑張りに5点。
[DVD(邦画)] 5点(2015-08-08 02:36:26)
2309.  大いなる勇者 《ネタバレ》 
ショーン・ペンは、「イントゥ・ザ・ワイルド」を撮るときには、大分この作品を参考にしたのかなあ、とか楽しい想像もよぎる作品。導入部の静謐さがもたらす迫力はなかなかなのだが、話が進むほど、クロウ族との戦いに特化するような感じになって、主人公のスタートの立ち位置はどこに行ったの?と思ってしまう。最後の方で、主人公を何か伝説の存在っぽく持って行こうとしているのも、やや違和感。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-08-06 23:57:31)
2310.  狼たちの午後 《ネタバレ》 
もっともらしく強盗に突入していながら、開始数分後には早くも1人が自発的に脱落するという衝撃の展開。人質側にもどことなく「何やってるの、この人たち?」というリアクションが漂っているのが、何とも言えない。そのままなら、とっとと小金だけ奪って逃げ去るか、とっとと警察に制圧されるかのどっちかなはずが、膨れ上がったマスコミや群衆が作用することによって、犯人も、被害者も、警察も、全部の歯車が徐々に狂い出す。誰も予測していなかった方向でありながら、必然性を持って展開する手腕が見事。●その中でも、細かい演出の芸がいろいろあって、例えば、守衛のおじさんを解放した後に女性人質と一緒に外へ出るとき、鍵を開けるのにもたつくパチーノに対し、人質女性が「こうするのよ」みたいに動作で教える、さりげない一瞬。いろんな変化がちょっとした技で象徴的に表現されている。●ほとんどの舞台は、決して広くはない銀行店舗内と、その外のわずかな範囲なのに、それを感じさせず、しかも、登場人物の表情や行動や周囲の光景まで的確に切り取ったカメラの腕も特筆すべき。
[DVD(字幕)] 8点(2015-08-04 00:28:04)
2311.  サンダーボルト(1974) 《ネタバレ》 
本題に入るまでにやたら時間がかかっているし、各シーンは継ぎ接ぎ感満載だし、かといってコメディチックに笑えるわけでもない。どちらの方向に物事を持って行きたいのか、よく分からない作品でした。ラストのところで、もしかしたらそういう作品だったのかもとは思いましたが、それであればもっと前振りが必要です。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-08-04 00:24:48)
2312.  セントラル・ステーション 《ネタバレ》 
うざい程の大群衆をしつこいくらい延々と撮り続ける前半、バスやトラックで大平原の一本道をひたすら走り続ける中盤、広大な住宅街の一角に落ち着く終盤。その視覚面への繊細な配慮が、ドラマの順を追った構築を際立たせている。最初にドーラのダメっぷりを存分に描いているのも終盤に生きてくるし、手紙以外にもハンカチや口紅やワンピースなど、小道具の使い方も味がある。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-08-03 03:08:58)(良:1票)
2313.  限りなき追跡
とりあえず追跡の体はとっているのですが、主人公側も特段技量もなければ作戦もなく、悪役側も別に大して悪くなさそうな感じ。つまり、終始予定調和的な緩い雰囲気だけが漂っています。「何でそこでそうするの?」と双方に突っ込みたくなる場面が満載です。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-08-03 00:14:02)
2314.  長崎の鐘 《ネタバレ》 
後年の「この子を残して」に比べると、特に前半は、普通のホームドラマ風の描写が続いており、永井博士の思想や背景に踏み込んでいるとは言いがたい。しかし、原爆投下後の世界の反転、そして如己堂での生活の描写は、果てしない重みをもって迫ってくる。何よりも重要なのは、この作品が製作されたのは原爆投下からわずか5年後であり、永井博士のご存命中であり、若原雅夫と月丘夢路は実際に如己堂で生前の永井博士と面談して役作りを行っており、その上でGHQの検閲をくぐり抜けて作られたものであるということ。内容もそうなんだけど、それ以上に、当時の息づかいがダイレクトに聞こえてくるという点において実に貴重。
[映画館(邦画)] 7点(2015-08-02 20:30:42)
2315.  忍者武芸帖 百地三太夫
とにかく、真田広之、真田広之、真田広之と、まあそういう作品。広之さんを鑑賞するという目的(謎のインチキバレエも含めて)に絞って見れば、必ず目的は達成できる。志穗美悦ちゃんは、分かりやすく出番が削られている上に使われ方もひどいんだけど、まともに悦ちゃんを活躍させれば、主役を一気に目立たなくさせてしまうことが容易に推測できるため、作品の目的からいえば仕方ないのだろう。僅かなアクションでも、この人の技の切れは異常。
[DVD(邦画)] 5点(2015-08-02 01:27:01)
2316.  J・エドガー
インビクタスもジャージー・ボーイズもそうだったんだけど、実在の人物や著名な人物を対象とすると、イーストウッドの演出はとたんにつまらなくなる。逆に、ミスティック・リバー以降の一連の作品に顕著なように、架空の人物を好き勝手に造形させた方が、よほど伸び伸びと創作が機能している。この作品も、そもそも何で対象がこの人だったのか、さっぱり分かりません。それから、ディカプリオはモノマネは頑張って行っていますが、演技はしていません。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-08-01 12:56:36)
2317.  天城越え(1998)<TVM> 《ネタバレ》 
田中美佐子のハナには期待したんですが、裕子版ハナを意識したのか、えらく蓮っ葉な感じが美佐子さんに合っていなくて、かなり無理している感じでした。せっかく美佐子さんを起用したんだったら、もっと全然別の感じに作り変えてもよかったんじゃないかと思うけどな。ただ、回想終了後に追加されている現代パートは、この種の展開には珍しく作品世界の雰囲気を壊すことなく、上品にまとまっている。
[DVD(邦画)] 4点(2015-07-31 18:55:55)
2318.  グッドナイト・ムーン
態度の悪い子供は(たとえ創作人物であっても)嫌いなので、導入部の時点ですでにまったく入り込めなかった。しかしその後も、どこかで見たような、あるいは適当に思いついたようなシーンの連続で、クオリティが高まっていかないまま終わってしまった。演出上の人格設定がなされていないので、サランドンもエド・ハリスも、3割くらいの力でしか演技をしていない。というか、どう演技していいか困っているような感じ。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-07-30 01:10:33)
2319.  シャーロック・ホームズの冒険
シャーロック・ホームズという人は、もっと尊大で、高飛車で、芝居っ気と茶目っ気があって、頭脳が先走ったらほかのことは全部忘れてしまって、要するに一言で言うと変な人であるはずなんですが。こんな紳士的でおとなしい主人公、ホームズを見ている気がまったくしません。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-07-29 20:39:56)
2320.  消されたヘッドライン 《ネタバレ》 
無駄にキャスティングが豪華なんだけど、それがちょっとずつずれてるんだよなー。クロウとアフレックの息の合わなさは脚本の陳腐さのせいにするとしても、ヘレン・ミレンはどこかで英国王室の凜とした威厳を発揮するかと思っていたら最後までそのままだし、レイチェル・マクアダムスは、最初から凄く頭の良い子にに見えてしまって、何であんな馬鹿っぽいリアクションをするのかと違和感を持ってしまう。まあ、ミスリードもひっくり返しもあれだけ安直でしょぼかったら、役者陣も頑張りようがないんですけど。大体、置き引きの少年が射殺される下りって、関係性が判明した後は完全にオマケ扱いで、あれなら入り口を二本柱にした意味がないじゃん。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-07-27 03:19:19)
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