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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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241.  ポンヌフの恋人 《ネタバレ》 
アレックス三部作の最終作。そしてカラックスが映画から遠ざかった、もしくはカラックスから映画が遠ざかった原因となった問題作。巨額の制作費が批判され、会社も倒産という苦汁を味わうことになる今作、その巨額の制作費はおそらく撮影の許可が下りなかったゆえのポンヌフ橋のセットにかかったのだと思いますが、お金をかけただけあって、あの花火のシーンの豪華な美しさはなかなか味わうことの出来ない美を放っています。駅の改札を走りぬけるアレックスや水面を切る石を画面の真中に捉えつづける画は前作の疾走感を継承し、三角関係の一角の作中での不在もまた前ニ作と同様。そしてビノシュのポスターの燃えるシーンは花火のシーンとはまた別の、アートとしての美しさを持っています。それ以上に驚くのは、冒頭の収容所シーンのドキュメンタリータッチで描く生々しさである。男女の恋愛という古典的題材のメルヘン性と現実性の同居は、前作から見せ続けている古典的と新感覚の同居以上に劇的な合致だと思う。しかしラストに唐突に訪れるハッピーエンドは大不満である。バッドエンドだったものをビノシュにねだられて変更したとか。それでいいのか?悲劇だからこそ、あの超ハッピーな花火のシーンが生きてくるはずなのに!
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-14 17:03:20)(良:1票)
242.  悦楽共犯者
うまくオチをつけすぎたような気がする。様々なフェチを見せる中で、鶏の被り物を淡々とつくる人の描写が一番面白かった。まるでシュヴァンクマイエル作品のメイキングを見せてもらっているようでした。それはそうと、この作品を見ている間、横で嫁さんがテレビに背中を向けてパソコンでなんかしてたんですけど、たまにチラッと見るんです。で、チラッと見たときに限って、おばさんがムチ打ってたり、おっさんが全裸で陶酔してたり、また別のおっさんが悶えながらモニターにチュ-してたりするもんだから、その度に冷た~い視線を感じるんです。感じるもんだからわざと聞こえるように「全然おもんないなー」とかつぶやくと、これまた冷たくぼそっと「しっかり見てるやん」と。そんな環境で見たせいもあってか、なかなか集中して見れなかったことが評価に多少の影響を与えた可能性を否定できません。作中の登場人物たちが人目を憚るように、この作品を見る側も一人こっそりと見たほうが良いようです。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-10 17:44:00)(笑:1票)
243.  パリでかくれんぼ
もともと2人の女の物語だったのをリヴェット得意の即興でもってもう一人の女の話を絡めて3人の女の話にしたらしいのですが、この3人目の女の話ははっきり言って浮いている。パリが舞台で女が主役で陰謀めいたものも描かれ、演出は即興、そして当然長尺というまさにリヴェットの映画といえる要素をふんだんに持っていながら、どうも冴えが無い。その原因はやっぱり3人目の女の話のせいだと思う。即興で得られる自由さよりも、強引に話を作った不自由さを感じる。一方、リヴェットの映画では「映画ならではの」とか「映画だからこそ描けた」というものが必ずと言っていいほど盛り込まれたり提起されたりするのですが、この作品でそれに当たるのが、唐突に始まる“ミュージカル”。これは良かった。その踊りも斬新で面白かったのですが、現実世界の中で、踊っている2人だけがミュージカルの世界にいるという映画ならではの描写がいい。 クラブ歌手として登場のアンナ・カリ-ナは....そりゃ、歳もくうわな。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-12 18:03:16)(良:1票)
244.  Kids Return キッズ・リターン
シンジとマサルのメインストーリーにサイドストーリーを絡ませながらそれぞれのエンディングへと向かってゆくわけですが、作為的すぎるというか、展開に強引さを感じてしまいました。それでもいいなぁと思えるのは、この作品が成功の物語ではなく失敗の物語であるのに暗くないというところ。主人公の二人は大人の世界に踏み込んで、結局挫折して元の位置にリターンしてくるんですが、すごく冷めた視点で描いていてもけして否定的に捉えていない。まるで、1回くらい挫折したほうがいいんだよ!という冷たくも暖かい監督の声が聞こえてきそうなエンディングでした(勝手な思い込みですが..)。なにせ1回死にかけて蘇って作った作品ですしね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-14 18:22:31)(良:1票)
245.  豚が飛ぶとき
豚は出てきません。豚って主人公マーティのことなのでしょうか。マーティはセロニアス・モンクが好きなようです(私も好きだ)。モンクのように華麗にプレイする夢を見ながら、じゃあ何をするかといっても何もしない。夢を見るだけ。夢を見るために生きているかのよう。そこに二人の幽霊がひょんなことからマーティと行動を共にしていくのですが、幽霊は当然夢を見ません。マーティのように動けるのに動かないのではなく、動きたくても動くためには助けがいるわけです。そんな対照的な両者の交友がマーティに前を向くことを、つまり飛ぶことを決意させる。表面上の本筋は幽霊リリーの復讐コメディなんでしょうが、その中でマーティが変わってゆく姿が描かれることで、ほのぼのとした優しいファンタジーとなっています。思い返せば内容はベタなんですけどね。この心地よさは監督の手腕によるところなのでしょうか。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-06 12:32:04)
246.  キカ
変態映画です(笑)。でも変態の一言でかたづけるにはもったいない。まず、登場人物がそれぞれかなり曲者ぞろいなのですがちゃんとキャラが確立しています。この曲者の中の一人が変態映画へと昇華させてるわけですが..。キャラが強烈ならば配色も強烈、さらに衣裳も強烈。そのどれもがぶつかりあうのではなく、みごとな調和を持って作品の世界を彩ります。内容よりもその違和感の無い奇怪な画が頭にこびりつく。それ自体は私の中ではかなりの高評を得ています。ただどうしても7点をクリックできません。どうしてでしょう。(聞くなよ!)
6点(2005-03-01 13:50:32)
247.  變臉~この櫂に手をそえて~ 《ネタバレ》 
冒頭の祭りの場面での雑談が棒読みなのにひいてしまった。内容はコテコテのお涙頂戴ものと言えるでしょう。でもそうわかっていても見入ってしまうのは中国のことをよく知らない私が、京劇や中国の伝統芸能を絡めながら人身売買市場や男尊女卑という中国の歴史の暗部を描いた世界観に惹かれたからだと思う。あと、なんといっても子役のすばらしい演技でしょうか。変面王に父を見るのではなく、ただ生きる為に大人に媚びへつらう姿が痛々しい。きっと今まで買われたところからすればずっとましな養父であり、男だと思って接していたときの優しさに希望を託せざるおえなかったのでしょう。その健気な表情は演技の枠を越えています。演じた女の子はこれまで幸せに暮らしていた普通の女の子なんでしょうか?と要らぬ心配までさせてしまうくらい真に迫った演技でした。ラストは強引ですが、誰もがそうなってほしいと思っていたシーンにホッとするのです。
6点(2005-02-01 10:22:24)
248.  マン・オン・ザ・ムーン 《ネタバレ》 
ラストがすごく良かった。人生そのものを脚色して生きてきたカウフマンの病気を家族さえも信じない、その時点ではかなりブラックだなぁと思いましたが、死んでも実はあれは演出でちゃんと別の名前で生きている、そうあったらいいのに、という映画スタッフの気持ちを映像にのせたラストが心憎い。アンディ・カウフマンというコメディアンは人を笑わせる、楽しませる、というより人がなんらかのリアクションをすることに喜びを感じる、延いてはそこに自身の存在意義を感じる人。本人は知りませんがこの映画を見るかぎりそんな印象を持ちました。そんな捉えどころの無い行動をするカウフマンを映画の主人公とするには、ある程度は感情移入のできる人物に描く必要もあるわけで、その辺りをカウフマンのまわりの人物を使ってうまく描けていたと思います。ジム・キャリーはこの時期あたりから演技の幅の広さを見せてくれますが、この作品の彼はホントにいい。
6点(2005-01-26 11:31:57)(良:1票)
249.  女と女と井戸の中
全編を被う青い映像が最初の1~2分は綺麗な映像だと思ってたんですが、だんだんうっとうしくなってきました。が、井戸のシーンあたりからホラー色が漂ってきて青い映像がいっそうひんやりとした怖さをひきたてていてコレはコレで効果的だったと思います。それでもやっぱり「青」が濃すぎるかなぁ。もうちょっとだけ抑えてほしかった。少女に恋をする中年女性の心の揺れを丁寧に描いたドラマからホラー、サイコスリラーの様相へ、そしてそこからからまた一転するオチ、なかなか良かったです。この作品、主要キャラはもとより監督、脚本、それから原作者、製作者まで女性なんです。「ふーん」て思いました。いや、それだけなんスけど..。
6点(2004-10-28 11:34:46)
250.  クレイジー・イン・アラバマ
アントニオ・バンデラスが妻であるメラニ-・グリフィスを主演に据え初監督した作品、と聞けば正直あまり期待はできない。ところが見てびっくり。少なくとも見て損はない作品に仕上がってます。人の死を軽く扱いブラックコメディ風に仕上げたちょっとおバカなコメディと人の死を重く扱った公民権運動を背景に描いた社会派ドラマが同時進行します。法律上の罪と道徳上の罪を両極端に描いたわけですが、この両極端ぶりは天晴れとしか言い様がない。強引であり得ないハッピーエンドも許せてしまうのは、2つのエピソードの片方がとことんコメディタッチで描かれていたからでしょう。社会派ドラマの方が重くなりきれないのはこの展開だと仕方ないのかもしれない。メラニ-・グリフィスも旦那が撮るとなんとも可愛らしい。
6点(2004-09-07 13:21:13)(良:1票)
251.  マイ・プライベート・アイダホ
赤を強調した画やカラミを連写風に見せたりと映像はそこそこに楽しめました。内容は解かったような解からないような..。鮭が川を上る画があったように皆自分の家へ帰っていく、しかし帰る家が夢の中にしかないマイクはアイダホの道でまた眠る。ラストでマイクを拾ったのが兄だとしたらマイクの帰る場所はやっぱりアイダホなんだ、と救われたエンディングのようにとれなくもないし私はそうとった。男が男に恋をする、このシチュエーションがよりせつないものにしている。
6点(2004-09-06 13:45:51)(良:1票)
252.  パーフェクト・ワールド
世間の常識が矛盾だらけであるということを一人のアウトローの生き方から訴えかける、というのはイーストウッド映画によく見かけるパターン。この作品ではそのアウトローにケビン・コスナ-を配する。ひっきりなしにタバコをくわえる姿はまさにイーストウッドの分身です。ベッドシーンはあるが、相手はかなりおばちゃん...自ら主役を演じるときと比べて、ちょっとずるくない? コスナ-演じるブッチの生い立ちをブッチ自身に語らせなかったのは良かったが、その代わりに語ってくれたイーストウッドとローラ・ダ-ンのその場面はとってつけたような説明になってて残念。最後の殴る、続いて蹴るシーンは要らないなぁ。今のイーストウッドなら入れないような気がする。でもそうすると相当後味が悪くなっちゃうけどね。それにしてもイーストウッドの空撮は好きだなぁ。すごく効果的です。
6点(2004-09-03 12:15:23)
253.  トゥルー・クライム(1999)
この作品、「クライム」とあるのに、又イーストウッド主演なのにドンパチが無い。それどころかアクションも無い。さらにはイーストウッドが痛めつけられない(精神的にはボロボロにされてますけど)。もっと言うとベッドシーンが無い(そのものは無いけど一応脱いでます)。となると当然おとなしい展開で話が進みます。そのおとなしいトーンに賑やかに割ってはいるのがジェームズ・ウッズの早口&オーバーリアクション。イーストウッドとの対比が面白いっちゃあ面白いんですけど、ちょっと浮いてるような気も。室内のシーンが多いのでロケーションの素晴らしい画も少ない。たった一日で解明しちゃうご都合主義な展開も不満。それでも登場人物を通していろんなテーマ(夫婦の関係、親子の関係、差別問題、メディアのあり方、宗教の問題、死刑の問題等々)をバランスよく配しているのが良かった。動物園をダッシュで見てまわるのは笑った。
6点(2004-09-02 16:08:18)
254.  エビータ(1996)
これだけの壮大な設定の中、主人公エビ-タは観衆を魅了させなければいけない。しかも歌で。そのエビ-タを演じたマドンナ、聞かせます!酔わせます!泣かせます! しかしながら壮大なミュージッククリップとも感じてしまうのは聞かせすぎたのか、それとも歌手マドンナのイメージを拭えない私のせいか?進行役のバンデラスはすごく良かった。歌もダンスもソレを本業とするマドンナに負けてません。個人的には(アルゼンチンというよりキューバの英雄として名立たる大革命家の)チェ・ゲバラがどう話にからんでくるんだろうと思い見てしまい、結果ちょっと拍子抜け感あり。マドンナの独唱はたしかに感動モンでしたが、主役が歌い踊るよりも皆が歌い踊るところにミュージカルの醍醐味を感じる私を満足させるシーンは(あるにはあったが)少なかった。かと言って民衆のペロンコールに音階をつけるのはちょっと..「ペーロン、ペーロン・・・」って、なんか怪しげな振興宗教の集会みたいだった。
6点(2004-08-26 15:13:38)
255.  ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
前作の見事なCG恐竜のインパクトはたしかに凄かったが、前半に限って言えばこの続編のほうが断然面白かった。あのトカゲみたいなちっこいヤツの大群は相当に怖い。どんな秘境の地に行ったとしてもさすがにティラノザウルスは出てこんだろうが、あのちっこいヤツは出てきそうで怖い。あれもCGですか?本物にしか見えん。T-レックス都市上陸後は一気に怖さが無くなった。まあキングコングと同じく人間のエゴを描くために連れてきたようなもんで、怖い怖いで押し通すわけにもいかないんでしょうが。あと、ローラ・ダ-ンには出てほしかったなあ。
6点(2004-08-18 11:32:01)
256.  誘惑のアフロディーテ
いきなりのギリシャ神話のシーンには、アレ?たしかウッディ・アレンの映画だったよなぁ、とちょっと目を凝らしましたが、例によってアレンのお遊び。今回のこのお遊びはどうも面白く感じない(個人的に)。でも色々なことに挑戦するからこそ、見た事もないような面白さを作り出せるのがアレンの映画でもある。話の筋はなかなか面白く、アレンらしく人生の、そして恋愛の悲喜こもごもをやさしく描く。そして相変わらずアレンの映画の出演者たちは(今回は新顔がいっぱい)すごく自然な演技でアレンの映画の世界に住んでいる。
6点(2004-08-10 13:07:25)
257.  アリス(1990)
裕福で安定した生活を送る主婦が、妄想や思い込みから決めつけていた自分と自分のまわりの真実を見つけ本当の自分にたどり着くという話。冒頭の旦那との語りから流れるような長回しでその裕福な生活ぶりをあっという間に見せる。相変わらずのアレン節も女に置き換えるとどこか可愛らしい女アレンが出来あがる。私が本当にやりたいことってなんだろう、ちゃんと真実を見てるのだろうか..アリスが最後に見せる活き活きととした笑顔が羨ましくもある。
6点(2004-08-05 12:02:19)
258.  ロリータ(1997) 《ネタバレ》 
モリコーネの音楽と相成ってノスタルジーな雰囲気がなかなかいいのにまずびっくり。ドミニク・スウェインのロリータは魅力的だし演技もいいんだけど、小悪魔という感じではなかった。ドタバタ走る姿は「幼い」というよりバカっぽい。ジェレミー・アイアンズのハンバートはキューブリック版と比べるとちょっとかっこ良すぎるような。顔がってことじゃなくて。キューブリック版のハンバートはそりゃもうその情けない様っていったら見てるのがつらいぐらいロリータに対する下心がみえみえだったのに、こちらのハンバートはまだクールを装う余裕を感じる。どっちがいいというのではなく感じたままを書いてます。こちらのほうが中年男の内なる気持ちをうまく見せているようにも感じるけど、人殺しまで到ってしまう溺愛ということを考えればキューブリック版のハンバートのほうがしっくりくるような。 返り血をあびたハンバートがフラフラと運転しているシーン、コレなかなかいいんですけど、殺しのシーンでは全然返り血をあびてないんですけど..。
6点(2004-07-13 13:05:31)
259.  エド・ウッド
いきなり夜のシーンが昼に...→「観客はそんなこと気にしない!」えー!!気にしますよ~!! このエド・ウッドなる人物、映画を愛しているというのはわかるが、映画の楽しみ方は我々とは全く違うようだ。映画づくりにおいてもセンスとかという以前に映画に対する姿勢が他の人と違うところにある。それを個性と捉えたティム・バートンの、個性を埋もれさせてはいけないという商業主義一辺倒なハリウッドへの警笛ともとれる。そしてこの作品はオープニングの墓石に記したキャスト紹介からしてティム・バートンの個性が光る。 で、実は私、エド・ウッドの作品を観たことがありません。というか避けてきました。素晴らしいと評される映画がたくさんあるのにわざわざ駄作と評される映画に貴重な時間を取られたくないという気持ちからです。だから『シベ超』も『北斗の拳』も『案山子男』も観てません。でもこの作品を観て駄作と評される映画たちにすごく興味が湧いてきてしまいました。どうしよう。観ようか観まいか..。幸い私の評価に0点と1点の空きがあります。
6点(2004-06-02 12:23:00)(笑:1票)
260.  赤い航路
女が男に「なんでも言うこと聞くから~」と泣きすがる。男は「それならば」と...。この辺りまではウンウンと観ていたのだがそこからは未知の世界。とことん女をいじめぬき、精神的に追い込んでゆくことに喜びすら感じる男。女も女で「何でもするからおいてくれ」と言ったもののあんな仕打ちをされても逃げ出さない。未体験ゾーン突入である。飛行機置き去りはあんまりだー!後半は立場が逆転するもいっしょに暮らす。結婚までする。もうついて行けない。理解不能。それでも惹き込まれる。男の誕生日プレゼントにピストル。「あなたが好きなときに終わらせて」とでも言うように。男と女の愛というのは情が増せば増すほど辛いことが多いのかもしれないがこの二人のストーリーはその究極である。愛することに歯止めが効かず行くところまで行った、普通では経験できないドラマを堪能しました。 あ、「そこから未知の世界」とか「未体験ゾーン突入」とか書いてますが、けしてそれまでのプレイを経験したということではないですよ。精神的に理解可能という意味です。そこんところ、くれぐれも誤解無きよう。
6点(2004-05-14 11:15:34)
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