Menu
 > レビュワー
 > グルコサミンS さんの口コミ一覧。13ページ目
グルコサミンSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 281
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123456789101112131415
投稿日付順123456789101112131415
変更日付順123456789101112131415
>> カレンダー表示
>> 通常表示
241.  ハドソン川の奇跡
不時着?着水?のシーンが何度も見られます。CGだと判っているのにリアルにドキドキでした。 高層ビルの窓から眼下の高度へ落ちていくジェット機が、鳥肌です。 まるで本当に一大事を目撃しているような体毛が逆立つ感じ。機内の頭を下げて!の絶叫が怖い。 クリント監督、一体どこまで昇っていくのか? どうして名作ばかり作れるのか? ハンクス氏の演技は、ある意味いつも通り。セリフより目(視線)で演技するタイプですが、 監督は最大限に生かしています。管制塔の担当者の視線もツボを抑えています。 懐かしのジョーズの、リチャードドレイファス思い出した。 もうさすがとしか言い様がない。シリアス物の撮り方の教科書的映画。そしてラストシーン。 「良かったあ」って心の底から混み上げるラスト。見終わって幸福感に包まれる。 クリント監督、次は何を見せてくれるのか、もう今からワクワクしてしまう。
[DVD(字幕)] 10点(2017-02-06 21:02:35)(良:2票)
242.  帰ってきたヒトラー 《ネタバレ》 
ヒトラーが一瞬カッコイイではないですか。背が高過ぎのせい?(笑 でも、ズレてるし、ナンセンスだし、折れない一貫性は、コメディアンとして浸透。 大衆心理も揺さぶられ、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。 愛国心と民族主義の波紋が広がり始めて、見ている側の不安をよそに ドイツ国民は、笑いながらも変化していく。ドキュメンタリ風の撮影も良い感じ。 それだけなら、タブーを突いた佳作でしたが、終盤の劇中劇のオチと、エンドロールでの タレントとしてのヒトラーへ手を振る市民、それを真っ直ぐ見つめるヒトラーの視線。 最後は恐怖映画のようなゾワゾワしたものが残る構成が素晴らしい。プラス2点!  ヒトラーに傾倒しそうになる大衆へ問題提起の映画、といえばそうかもしれないが、 どこかヒトラーに期待してるヤバイ連中が喜んでいそうで、薄ら寒いものもある。  「笑うな! キケン!」  マジです。このコピーに1点。 
[DVD(字幕)] 9点(2017-02-05 09:50:33)
243.  千と千尋の神隠し
解り易いようでヤッパリ解らない映画  コレは世界の宮崎氏の代表作なんでしょうが・・自分には??? 日本版の不思議の国のアリス? 変な登場人物?が大勢出てきて、右往左往の大騒ぎ。 神隠し被害者の少女の孤独な戦いの中で精神的に成長するお話?  それならば、リアル世界での千尋のビフォーアフターの描写も無いと・・・?  初期のジブリ映画とはかなりチャイますねえ。 もののけ姫もかなり違和感がありましたが、これはもっとかな・・ 宮崎氏の目指す物と、大衆の期待する物には乖離が有るようですが この作品は外国でも評価されたようで、乖離しているのは自分の 方だったのかと落ち込んでいます。 この映画があんなに高評価で、バカ売れした理由が??わからない いやー映画って難しいですねー
[DVD(邦画)] 5点(2017-01-30 13:36:40)(良:2票)
244.  バーディ
これは確かにネタバレ禁物ですよね。 最後の2分があるかないかで全く違う映画になる。 ただ途中が退屈でした。アメリカ青年独特のおバカなアルと 鳥に取り憑かれた鳥オタクのバーディの青春には引いてばかりなので なかなか感情移入は困難です。 それでもラストがやってくれば、そりゃあ心が動きましたよ。 アルツハイマーの治療も、特効薬か何かでこうなるといいのになあ。 ミッドナイトエクスプレスの監督と聞き、納得。 あちらは観終った時の感動も凄いですが、コッチは少しだけライトな 感じでした。 観るならば我慢して最後まで観ましょう。鳥と戯れのシーンだけは 早送りしても許されるかな?
[地上波(字幕)] 7点(2017-01-30 13:22:26)
245.  カラスの親指 《ネタバレ》 
村上ショージが、意外にも良かった。 主演を食ってしまう勢い、ていうかそういう役回りなのか・・。 脇役の石原さとみが、なんといかネジが飛んでいて、お似合いでした。 詐欺師が入り乱れの映画ですが、もう少しテンポが欲しいかな。 いずれ、自分は楽しんで観られました。怜奈チャンの笑顔でフィナーレかと 思ったら、どんでん返しがあって2回ハッピーになれるのでプラス1点!
[DVD(邦画)] 7点(2017-01-30 00:59:28)
246.  ジヌよさらば かむろば村へ
みなさん評価低いですねえ。やはり終り方でしょうか? 途中の小ネタはいくつか爆笑しました。 銀行ではいりさんとヨロヨロするとこ、300万円寄付で揉めるシーン、 特別出演?の三谷幸喜のシーンとか、巻き戻して何度も笑っています。 とにかく「ほでなす」に関するネタが肝。 ただ、エログロも一部あって、子供の前では見られないですねえ。 ゴールデンではテレビ放映は無理かも。 最後に子供を使った映画なのに、ネタが下品ていう違和感が不評の原因? 原作読んでないから?ですが、惜しいなあ。面白い題材なのにねえ
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-30 00:45:09)
247.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
カメラ1台で長廻しが多用されてます。被写体が移動すると カメラマンも付いていきます。目が疲れそうな予感に反し、 意外と自然に見ていられました。ドキュメンタリの風合い。 映画音楽は、パットメセニーの旧友アントニオ氏のドラムの音だけ。 打楽器の即興が妙な緊張感を演出。主役の不安な心情には合致かな。 マイケルキートンは、かつてバットマンを主演で人気俳優になったが その後は苦労したのかな? ならば、この映画の主役と同じやねん。 これは自虐の映画なの?定期的に空想のイメージがリアルと地続きで 描写されるので、最初はSFのつもりなのかと勘違いしました。 映画界にも演劇界にも居場所が見つからず落ち込むマイケルの姿が 見るに耐えないというわけで皆さん評価が上がらないようですね。 で、問題の最後のシーン。もはや空想なのか現実なのか、どうでも 良くなったのは、監督なのか、マイケルなのか、観客なのか・・? 込められたメッセージが何なのかも不明。単に落ちぶれた俳優の 愚痴を延々訊かされたようでもあり、斬新な映画手法を体験した ようでもあり・・コメントに困りました。なにか答えが欲しいけど すこし間を空けて、再度試聴します。次は何か見えるかもと期待。
[DVD(字幕)] 5点(2017-01-30 00:27:10)
248.  ピクセル(2015)
ははは、小気味良いおバカな会話が気持ちいい。見せ場のCGはどうでもいいです。 大統領を小バカにするジョークが何度も笑いのツボに・・。 大御所ブライアンコックスにコメディですか・・ アメリカはやるなあ。 一部オタクのキモイ行動に耐性が必要かも。 自分は慣れました。 日本のコメディも、このくらいテンポがあればねえ。
[DVD(字幕)] 7点(2017-01-30 00:20:59)
249.  ズートピア
ディズニーはいつも舐めて掛かっては、後で驚いています。 緻密な脚本、込められたメッセージが直球で届きます。 動物だけの世界だあ・・? アホクサ・・? なんてスミマセンでした。 とても良いお話で、子供たちと笑って見て、感動まで貰いました。 さすがですねえ、本場アメリカンエンターティメントはまだまだ健在です。
[映画館(吹替)] 9点(2017-01-27 22:55:01)
250.  ソロモンの偽証 後篇・裁判 《ネタバレ》 
前後編合計 4時間半・・ 長過ぎです。 2時間に収まらないからといって、どーせ2本になるなら 時間は使い放題って、あぐらかいてるのかな。ダラダラし過ぎ。 で中身はというと、学生が主体だからか、学校内演劇のような温度・・。 映画化の前に、原作の問題なのかなあ (未読) 裁判すれば真実にたどり着けるのかが疑問。話し合いの場で、偽証が 通れば、真実は遠ざかる。表題がすでに偽証なのに・・意味不明。 真実は、操作と証拠によって明らかになっていくもので裁判だけで解決 できるとでも思っているのかな。 最後に真実を話したとされている者が、偽証していたら? で、その告白で、被害者は逆に浮かばれない体裁になってしまった。 被害者の無念を晴らす目的で始まったのに、この結末で良かったの? せめて自殺少年の両親を、ラストシーンに加えるべきではないのか。 何を描いたのか判らない、スッキリ出来ない映画。
[DVD(邦画)] 4点(2016-12-16 15:53:27)
251.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
何をコメントしたらいいか悩む映画です。 ありとあらゆるモノが描かれています。その一つ一つを取り上げて云々は、止めておきたい。 戦争中という、極めて異常な時間の中で、前線から遙か後方に普通の家族が普通に暮らしていた。 一時帰国して幼馴染に合いに来た兵士が、「お前は普通で居てくれ」という言葉の重さ。 この物語は、戦争中に、国民が皆戦争していたわけでなく、かといって皆暗い顔で毎日過ごして 居たわけでもない。時代に流されても、誰もが苦しみを乗り越えて、毎日を精一杯生きていた。 辛い、苦しい、悲しい、悔しいだけで生きるのではなく、小さな事にでもとにかく笑ってエネルギーに 変えていく、たくましい当時の日本人が確かにそこにいました。 終戦後、占領軍の兵士に道を教えてチョコレートを貰うしたたかなヒロイン。とにかく前を向いて 顔を上げて進んで行く普通の人々の日常を見ると、生きる力を貰えたような気がします。 見終わっても、いろいろな事が頭の中をぐるぐる回ってしまい、考えをまとめられず、一体この映画は 何だったのかと一晩過ぎてしまいましたが、これは答えは1つではないんだと納得する事にしました。 どうして、こんなにも心の底に響くのか、その答えは当時の広島の街並みや人々の姿を忠実に書いて くれたのが、大きいと思う。のどかな呉の空に対空砲火の轟音が響くそのインパクトはかつてない衝撃・・ これはとんでもない名作が出来たのではないでしょうか・・? あの映画、蛍の墓と比較されがちですが、生きる力が貰えるという点で、こっちがフェイバリットです。
[映画館(邦画)] 10点(2016-12-01 18:47:26)(良:3票)
252.  テッド2 《ネタバレ》 
下品な会話が売りでありツボであり、ネック・・。 人に勧めると、変態の仲間入りしてしまう危険性に注意。 また、ドラッグや度を越したイタズラで、モラル崩壊の内容です。 良くも悪くも今のアメリカを象徴してるのでしょうかね・・ その意味でもR指定なのかも。  まあ大人が自宅で一人で馬鹿笑いするには問題なしです。  ニューヨークへのドライブ中、テッドが運転して事故るシーンは 「大災難 PTA」(30年程前のコメディ)のパロディでした。 今は亡きジョンキャンディの顔が見たくて押入れの在庫探してしまいました。 キャンディ氏に哀悼の意で1点プラス。
[DVD(字幕)] 6点(2016-10-04 18:14:53)
253.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
映画館から帰りました。まあまあ面白かったんですが、 周りから、もろ手を挙げてオススメされた割にはいまひとつでした。  国を守る為と言いつつ、事後の出世に拘る会話がウザイ。不要。 アメリカ政府から派遣された重要人物として石原さとみが、50歳迄に 大統領になるという夢について語るシーンもウザイ・・ 興醒め、至極不要。 このシーン入れるなら米国人の俳優にすべき。入れ無ければさとみチャンでOK。 ゴジラがエネルギー切れで立ったまま何週間も眠る設定も・・無理。 しかもその間も飛行物体だけに反応して光線攻撃するが地上を移動の場合は 攻撃してこないというのもマヌケ。人知を超える生命体じゃなかったのか・・ 沢山攻撃すればエネルギー切れで昏倒すると判っていたなら1発核攻撃の前に 東京大空襲なみの波状攻撃なら効果がある事になる。核に拘るには理由が不足。 いずれ光線だか熱線だかの威力が、怪獣とはいえ生物の体中から出るというのも 絵に華やかさを出す為だろうが盛り過ぎの感がある。 ゴジラが執拗に東京を目指す理由が不明のままというのもどうなの?体内組成の 解析、弱点の解明に至る科学力があるなら、推論くらい出せないのか? あと撮影のカメラ揺らしてパニック演出も、目が疲れるから押さえてくれ、やり過ぎ。 せっかくテンポ良く話が進んでいる中に、対策室のメンバーが体臭の件で風呂入るか どうかなんて、要らない絵でしょ。カットカット!  とまあ、散々ケチ付けましたが、CGや特撮では頑張っていると思います。 東京都心でゴジラが闊歩する映像には、以前の子供映画にはない重厚な感じが出ました。 序盤の成長過程の容姿には爆笑して不安になりましたが後半は納得のゴジラでした。 自衛隊の戦闘シーンも迫力あって、日本映画史上最高の絵になったのでは? これらのすばらしい絵が、盛り過ぎ設定と不要なエピソードで台無しです。 シンプルに巨大生物と自衛隊との戦いを、リアルな現代日本に降りかかったSFとして まとめて欲しかった。  こう言うと、「それじゃあ沢山あるゴジラ映画との違いが無くなるよ」の意見もね。 いやストーリーで奇をてらうのではなく、あくまで高度な映像技術でリメイクして欲しい。 着ぐるみ特撮ではなくハリウッドの技術ででね。お話はシンプルでいいんです。 ただリアルさに拘って、政治家の野心の話とかは不要ですのでヨロシク。  大量の俳優さんを無駄使いの件ですが、自分にはオールスター戦観てるような 楽しさがあり、娯楽映画としては大正解かと。 なんせ娯楽ですから。
[映画館(邦画)] 5点(2016-09-01 21:02:03)
254.  バンクーバーの朝日 《ネタバレ》 
典型的な日本的、超ウジウジ映画・・。 テーマや伝えたい事は理解可能だけど、あまりにもテンポが無い。 セリフもボソボソ、会話の間が永遠のように長い。 どう考えてもこの2時間以上の作品は、半分の内容しかない。 セリフの間をこんなに待たせておいて、結論は見せないで次へ飛ぶ。 一番嫌いなタイプの映画でした。 戦争との絡みで厳しい差別や虐待があったのを描くと、カナダ国民の 反感買うから描かないでサラリと流した結果、この映画を良くも悪くも 中途半端な作品にしてしまってる。 仕事も無く生活もままならない不遇な日系人の、希望の象徴だった野球チームを 描いたことで伝えたいモノはあるだろう。しかし見る側に対し「行間を読めば判る」 の姿勢が鼻に付いてしまうのは、自分が単細胞だからなのかな・・? 唯一、一攫千金を夢見てカナダへ来てしまった日本人が、成功してる様に 取り繕って、貧乏なのに祖国の親戚に送金を続ける下りは身に染みたなあ
[DVD(字幕)] 4点(2016-07-18 15:14:31)
255.  俺物語!! 《ネタバレ》 
なかなか面白かった。 鈴木亮平君、役者魂のなせる技か・・ それとも、極端なキャラ造りによる効果なのか。 正解は前者でしょう。なにしろ変態仮面でのあの姿や トーキョートライブのキレまくり具合・・今一番気合の 入っている俳優は彼ですよ。 それは置いといて、この映画はラブコメであって、本来自分のカテでは 無いんだけど、なんかハマりました。暑苦しいゴリラとイケメンモデル との凸凹コンビの勘違いエピソードに腹がよじれつつ最後まで見てしまい ました。と思ったら、予告編のキスの練習場面がありませんでした。 で、調べたら・・エンドロールの後にありました。一番の最後が 暑苦しいゴリラのドアップで、超ウザイ終わり方なのに・・ 後味としては悪くない映画でした・・ ヒロインの女優さんはなんと、16歳・・? 亮平君33歳でダブルスコアですか。キャスティングの妙も効いてるなー
[DVD(邦画)] 7点(2016-06-02 23:42:23)
256.  予告犯 《ネタバレ》 
中村義洋という監督さんは、安定してますね。ハズレが無い。 どれも今一歩な面がある事はありますが、見終わった時にいつも 何かの暖かい感情を残してくれる監督さんです。 大した役でもないのに、そうそうたる顔ぶれのキャスト陣。 監督の人柄にもよるのかな・・。 観ている途中は、時系列が理解できず、山中での殺人事件と ネット利用犯罪が、同時期かと勘違いしていました。反省。 自分のような鈍感な人は、字幕表示してもう一度観る事を おすすめします。 前後関係がワカラナイと、彼らの動機というか、病死した 少年への思いが空振りです。 他の監督だと、その辺の説明に時間やセリフを追加する処を、 中村監督は、いつもサラリと流すので、置いていかれてしまう。 要は、ここまでの大事件にした事で、少年の父親が一体誰なのかを、 日本の警察を本気にさせて、全国民から探し出してもらった・・? まあ、フィリピン人の子供が懇願しても、こんな途方も無い調査、 誰も動いてくれるわけも無いのが世の中の現実。 彼らはその後の追い込まれた状況の中で、自分達がやるべき事は これしかないと決起してしまった。 そして、ラスト。親友を得るのが夢だったゲイツは、親友の為に あえて犠牲になる事を選択。それを知った時の仲間たちの供述。 犯罪者達の心が響きあい、捜査担当者までも共鳴していく展開。 この映画(原作)は、結構深いかも。  気が付けば、他の映画「ヒミズ」で、染谷君が泣きながら走る ラストシーンを、また観たくなってました。無関係ですが・・
[DVD(邦画)] 8点(2016-06-01 22:00:16)
257.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 
この監督さん、ついにやりました。シリーズ最高傑作。 マッドマックス4作目で、究極の駄作サンダードームの汚名を 30年後に返上してしまうとは、想像しませんでした。 しかも、1と2の足りなかった部分も見事に粉砕。 悪役たちのキワモノぶり、荒廃した世界観の再現、これでもかの カースタントとバイオレンス。たたみ掛けるスピード感。 次から次へと重量級・怒涛の快感映像のバーゲンセール。 30年も経ったのでCGも多用ですが、仕上がりは自然です。 スローと早送りの混ぜ方も効果出てます。 家で見てもスゴイのですが、これは映画館で見るべきでした。後悔役立たず。 メルギブソンが居ないとお嘆きの向きもありますが、今回はマックスと 双頭ヒーローに、シャーリーズ・セロンが突き抜けています。 コレじゃセロンが主役じゃないかと、ご立腹の意見もありますが そのままで納得の行く作品でした。セロンがカッコイイ・・でOK! 2作目のマックスは、ヒーローで終わったのではなく、勝利したのは 戦士ではない民衆。人助けして立ち去るヒーロー像は、7人の侍ですね。 攻殻機動隊の草薙とバトーの死闘を連想しました。 これぞ、超娯楽大作。 お見事でした。
[DVD(字幕)] 10点(2016-05-28 19:24:59)
258.  ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 《ネタバレ》 
雰囲気は良かったですよ。 韓国映画シュリの終盤の緊迫感が蘇りました。川井憲次氏の 重厚な音楽も大変気に入っています。ホントは8点以上付けたい位 好感あるのですが・・脚本や設定にどーも無理が・・  原作では、日本国内の話でしたが、今回は韓国の科学者という設定で 日本語と韓国語が行ったり来たりです。 良く判らない韓国企業のヤバイ連中から逃げながら、わが身に起きた 謎の現象を解明していと、驚愕の真実にたどり着くお話ですが・・  まずは、ヒロインとの出会いが出来すぎ君です。んな偶然はないっしょ。 原作ではヒロインが近づいてくる理由があります。 次に、主役の着てるものが最後まで同じ服です。逃走劇の中で、汚れ破れて それでも着替えない。さらに拉致されて韓国へつれて行かれて、決死の 逃亡の末に一人で日本へ戻りますが、まだボロボロの服のままです。 なぜ着替えないかなー。全くお金無いなら帰って来れないしね。 その他、ツッコミ処は他にもありますが、トドメは原作でしょうか。 注射一本で、人格と記憶が転送可能って・・無理でしょ。 まあ、シュワちゃんの6DAYSというSFでも、網膜にフラッシュ一発 で、完璧にゴーストダビングというのやってましたので、SFとしては ありでしょうか・・。  それでも、見せ方と音楽で、良く判らない物語が大変ドラマチックに見えます。 その雰囲気だけで、なんだかスゴイ映画見たかのような満足感があります。 原作と設定、脚本を作り直してリメイクして欲しい程、惜しい作品です。  シリアスな雰囲気はパーフェクトなので、西島君の女性ファンには10点満点でしょうね。
[DVD(字幕)] 7点(2016-05-05 10:57:45)
259.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 
見終わった後に、もう一度最初から見直したくなる映画でした。 途中で、今までのはウソぴょーんのストーリーですが、最後に タネ明かしではなく、途中でカミングアウトして、改めて物語を トレースしていくのが面白い。 動物愛組と、虐待チンピラの対峙の影で、松田龍平のひょうひょうと したキャラクターがスパイスになってました。 いやーなかなか面白かった。
[DVD(邦画)] 8点(2016-04-21 19:39:48)
260.  カラフル(2010) 《ネタバレ》 
期待してなかったけど、面白いと思います。以下ネタバレ注意です。  ゲオでオススメ品だったので借りてみました。 最初に登場の案内人のキャラでドン引きして、見るのやめようか迷いました。 お話は、ファンタジーですが、扱っているエピソードは、実の親の不倫に、 気になる異性の援助交際等、中学生には重い現実で暗いムードが続く。 でも、その現実にもまれながらも成長して人生の意義を見出していく前向きな 展開と、ベタだけど芯の通ったテーマがあるのは原作が良いという証かな。  自分を第三者の視点から、客観的に冷静に分析するのはそう簡単ではない。 その環境を完璧にお膳立てするために、ファンタジーを利用したお話。 実に面白い。記憶を消されて、他人の体に入り込みその人生の代打を努める。 成り行き上、始めてしまった他人の人生を、ゲーム感覚で演ずる主人公が 次第に演技ではなく、素の自分で家族や友人と関わり、対峙していく。 他人の人生を歩みながら、失った自分の記憶を取り戻せという使命には タイムリミットがあったが、最後に取り戻した記憶の中身は・・・?  原作が面白いので、後は映像化の出来が良いかどうかですが・・ 今回は実写ではなく、アニメ作品という事で、イメージの実体化には ある程度成功でしょうか。端々の肌に合わない演出は無視しましょう。 2006年の「時をかける少女」の青春アニメに似て、ピアノ練習曲を BGMにしたりですが、あちらはSFをベースに純な恋愛がテーマ。 こちらは、死後の世界、神の存在をベースに、下衆な現実との対峙が テーマになっています。どちらも伝えたいコアがしっかりと描かれて いて良作です。  出来れば、母親との和解の絵も欲しいかと思いましたが、ラストのシーンで 主人公が着ている上着を見て、ホッとしました。ベタですが良い映画でした。  追伸・・母親の声が、麻生久美子さん。コレがハマり過ぎで驚きました。
[DVD(邦画)] 8点(2016-04-18 21:34:34)(良:1票)
000.00%
100.00%
293.20%
3176.05%
4217.47%
53311.74%
63211.39%
76222.06%
86322.42%
93111.03%
10134.63%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS