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R&Aさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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281.  ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
前作の見事なCG恐竜のインパクトはたしかに凄かったが、前半に限って言えばこの続編のほうが断然面白かった。あのトカゲみたいなちっこいヤツの大群は相当に怖い。どんな秘境の地に行ったとしてもさすがにティラノザウルスは出てこんだろうが、あのちっこいヤツは出てきそうで怖い。あれもCGですか?本物にしか見えん。T-レックス都市上陸後は一気に怖さが無くなった。まあキングコングと同じく人間のエゴを描くために連れてきたようなもんで、怖い怖いで押し通すわけにもいかないんでしょうが。あと、ローラ・ダ-ンには出てほしかったなあ。
6点(2004-08-18 11:32:01)
282.  ロスト・チルドレン 《ネタバレ》 
美しいだけではなく独自性のある映像に惹かれる。では、映像だけの作品か?そんなことはない。喜怒哀楽がぎっしり詰め込まれたファンタジーで、しかもその喜怒哀楽を終始クールな少女ミエットのかすかに変わる表情で表す。窃盗団のリーダー的存在のミエットがワンの純真さに触れたときのとまどいの表情、ワンがミエットの靴を脱がし足をもむ時のやさしさに触れた時の表情、鏡に写るワンと自分を見る表情、窃盗団の少年達とわかれるときの、ノミに洗脳されたワンを見るときの、命がけでワンの弟を助けるときの表情、、、なんでこんな小さな女の子が大人顔負けの演技ができるんだろう。すっかり虜になってしまった。そしてアイディアもいっぱい。中でも印象的なのは双子のおばさん。料理を作ってるときのシーンは感心してしまう。最後、ゲップで爽快に終わるってのも良い。CGは使いようによっては映画をダメにもするし良くもする。この作品は、リアルに見せるためのCGではなく幻想的な非リアルな世界を作り上げるためのCG。なくてはならないものです。
10点(2004-08-17 16:01:08)(良:1票)
283.  セレブリティ
これってフェリーニの『甘い生活』のパロディですよね?セレブと記者、そして強引に出てくる神父さん、オープニングも空から始まるし、絶対そうですよね。W・アレンってフェリーニ好きだし。だからモノクロなのかな?そうすると退廃の象徴はディカプリオ演じるムービースター、欲望の象徴はセロン演じる全身性感体のスーパーモデル。わ、わかりやすー。とはいえ、このアレン流「甘い生活」では、セレブの生活に憧れる記者(アレンの分身ブラナー)はフェリーニの分身マストロヤンニとは違って、その世界になかなか足を踏み入れたくても入れずに身勝手な妄想だけが先走りするなんともかっこ悪い男である。そして退廃と欲望渦巻くセレブの世界で幸せを見つける人たちも描くのは、やはりアレン流。豪華な出演陣を見るのもひとつの魅力ではあるが、その名前につられて見るとがっかりする人も多いだろう。アレンの映画であることを頭に置いとかないと。
7点(2004-08-12 12:06:04)
284.  世界中がアイ・ラヴ・ユー
私がミュージカル映画に対しちょっぴりの不満があったのは、全部セットで歌い踊るならスクリーンでなくても舞台で見たほうがいいではないか、と思っていたところがあったから。では、『シェルブールの雨傘』や『エビ-タ』は?これらも嫌いではないですが、ただ舞台を外に持ってきただけだし、根本的にオペラ色が入っていてジャンルが違います。そこに往年の楽しいミュージカルを継承しつつも映画ならではの今作品の登場は嬉しいかぎり。ミュージカル俳優ではない人たちの滅多にお目にかかれない歌といい、ワイヤーを使った華麗なダンスといい、現実とミュージカルという非現実の絶妙なミスマッチングに一役も二役もかっています。ホント”映画ならでは”です。そしてこれまでのアレンの映画の中で一番「美」を意識したニューヨークをたっぷりと堪能できます。ベニスもパリも美しかったが、ことあるごとにニューヨークに帰ってくるジョー(アレン)の描写にアレンのニューヨーク愛を感じます。ちょっといい気分になれる、そんな映画です。
8点(2004-08-11 12:21:50)(良:1票)
285.  誘惑のアフロディーテ
いきなりのギリシャ神話のシーンには、アレ?たしかウッディ・アレンの映画だったよなぁ、とちょっと目を凝らしましたが、例によってアレンのお遊び。今回のこのお遊びはどうも面白く感じない(個人的に)。でも色々なことに挑戦するからこそ、見た事もないような面白さを作り出せるのがアレンの映画でもある。話の筋はなかなか面白く、アレンらしく人生の、そして恋愛の悲喜こもごもをやさしく描く。そして相変わらずアレンの映画の出演者たちは(今回は新顔がいっぱい)すごく自然な演技でアレンの映画の世界に住んでいる。
6点(2004-08-10 13:07:25)
286.  ブロードウェイと銃弾
芸術家とはこうあるべき、芸術家とはこんな人たち、というのが作中に語られるが、ギャングのチーチが自分の舞台が汚されることが我慢できず、自らの命もかえりみない行動をとる、このことがどの言葉よりも重く”芸術家とは”を語っている。演出家の意図しないキャスティングはハリウッドを揶揄しているような気がする。本人が出ていないのは、芸術を語るうえでイヤらしくならないためだろうか。ともあれ、かえって万人受けしやすい作品に仕上がっています。みんな、いい味だしてます。
7点(2004-08-09 12:30:06)
287.  アリス(1990)
裕福で安定した生活を送る主婦が、妄想や思い込みから決めつけていた自分と自分のまわりの真実を見つけ本当の自分にたどり着くという話。冒頭の旦那との語りから流れるような長回しでその裕福な生活ぶりをあっという間に見せる。相変わらずのアレン節も女に置き換えるとどこか可愛らしい女アレンが出来あがる。私が本当にやりたいことってなんだろう、ちゃんと真実を見てるのだろうか..アリスが最後に見せる活き活きととした笑顔が羨ましくもある。
6点(2004-08-05 12:02:19)
288.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 
内容は妻の浮気願望ともとれる告白にうろたえた夫が逆に浮気しそうになってごめんなさいと妻に懺悔するという他愛も無い話。その中でキューブリックはどんな仕掛けをこの作品に入れたのか。CRUISE,KIDMAN,KUBRICKという文字から始まるこの映画、なんともハリウッド的である。話の舞台もニューヨーク。そのニューヨークの町並みが全てセット(凄い!)。これもハリウッド的だ。そしてハリウッドを代表するトム&ニコール夫婦の起用。主人公(と共に我々が)が入り込んだ幻想的な世界は主人公と我々が思うような世界ではなく結局は幻想であり虚構の世界であった。そこにハリウッドをダブらせているように感じました。やたらと華やかなクリスマスの電飾がいっそう虚構を強調しているように思った。ハリウッドスターも虚構の中で幻想を見ているのですよと。その虚構の中で生きるムービースターの生活を覗いてみましょうとでも言いたげなこの映画のCM。(CM製作もキューブリックが手がけたらしい。)二人のSEXを期待させるCMだが、いつまでたっても二人のSEXは無い。冒頭でトイレに座るニコールの姿にありのままを覗かせてくれると思わせておいて結局SEXは無い。最後にSEXしましょう、で突然終わる。ニクイなぁ、ホント。スターのオーラを脱がせる為の長い撮影期間のおかげで結果として二人は最高の演技を見せてくれます。すべて計算通りということか?  
8点(2004-07-30 13:09:13)(良:1票)
289.  リアル・ブロンド
二組のカップルがそれぞれの妄想や幻想を剥ぎ取り本当の自分を見つけるといったお話。レストランで『ピアノレッスン』の感想を言い合っているうちに他の客にも伝染しレストラン中で『ピアノレッスン』を批評しているのが面白かった。主人公の「リアルじゃない!メロドラマだ!」という主張はきっとトム・ディチロ監督の主張でもあるのでしょう。自分はこういう人間なんだという思い込みは多かれ少なかれ、そして自覚しているしていないはあっても誰もが持っているもので、その思い込みと現実とのギャップというその一点に集約して恋愛ドラマを見せます。確かに絵画のような『ピアノレッスン』よりも現実的だし、リアルな葛藤ではあるけれど、すっきり納得のいくエンディングはリアルとは言えないような。全体的に、よくビデオ化されるアメリカのテレビドラマっぽくて、映画を観たと言う満足感が乏しいのが残念。
4点(2004-07-22 10:14:59)
290.  サブリナ
公開当時、ハリソン・フォード主演で『サブリナ』というタイトルから、大衆を洗脳する国家の陰謀に立ち向かうサスペンスかと(それはサブリミナル!)。まさか『麗しのサブリナ』のリメイクだとは思いもしなかった。見たらなんとたしかに『麗しの~』のリメイクなのだが、主役がサブリナではなくライナス。そりゃキャスト見りゃわかるようなもんだが、それなら『サブリナ』というタイトルは『麗しの~』を思いおこさせて適当とは思えない。せめて『麗しのライナス』としてくれたら..(ダサッ、センス悪っ!)どちらにしても評価が悪いのはココの部分で損をしているところがある。 内容はシリアス路線のライナスが主役なのだから当然オリジナルよりそっちの色が濃くなるのだが、中途半端にコメディが入ってきて中途半端な笑いをとっている。笑うところはしっかりと笑いたい。
5点(2004-07-16 15:21:19)(笑:1票)
291.  悪魔のような女(1996)
『氷の微笑』の出演を断ったI・アジャーニと同作品でブレイクしたS・ストーンが顔を合わせた話題作。アンリ・ジョルジュ・クルーゾーのオリジナル版は光と音楽による巧みな演出により「怖さ」が際立った作品だったが、リメイク版は観客を「騙す」「驚かす」ことに力を入れた作品。まあ楽しめるが一度きり、二度目からはそれほど楽しめない作品になってしまってる。ラストまでコンパクトにまとめているのはいいが、ライターとかサングラスとか、あるいはスーツをクリーニングに出した人物がいたと思われる部屋とかが一つの出来事として通りすぎるだけで、もうちょっとドキドキさせてくれと思ってしまう。この作品を結末を知ったうえでもう一度見る機会があればぜひチャレンジしてほしいことがあります。風呂場のシーンで男がどう見ても息を止めているところを同じように息を止めてみてください。私はやりました。死ぬかと思いました。
5点(2004-07-15 12:45:48)
292.  ロリータ(1997) 《ネタバレ》 
モリコーネの音楽と相成ってノスタルジーな雰囲気がなかなかいいのにまずびっくり。ドミニク・スウェインのロリータは魅力的だし演技もいいんだけど、小悪魔という感じではなかった。ドタバタ走る姿は「幼い」というよりバカっぽい。ジェレミー・アイアンズのハンバートはキューブリック版と比べるとちょっとかっこ良すぎるような。顔がってことじゃなくて。キューブリック版のハンバートはそりゃもうその情けない様っていったら見てるのがつらいぐらいロリータに対する下心がみえみえだったのに、こちらのハンバートはまだクールを装う余裕を感じる。どっちがいいというのではなく感じたままを書いてます。こちらのほうが中年男の内なる気持ちをうまく見せているようにも感じるけど、人殺しまで到ってしまう溺愛ということを考えればキューブリック版のハンバートのほうがしっくりくるような。 返り血をあびたハンバートがフラフラと運転しているシーン、コレなかなかいいんですけど、殺しのシーンでは全然返り血をあびてないんですけど..。
6点(2004-07-13 13:05:31)
293.  王妃マルゴ
あまりにスキャンダラスな史実が多すぎて肝心のマルゴが描ききれていない。なので彼女の言動が唐突に感じる。もったいない。壮大に描かれる中世の世界は大作感があって良かったが、一番の見所が歳のわりに美しすぎるアジャーニってのもねえ。まあ、でもあそこまでの美貌を見せられたらしょうがないです。歳をおうごとに確実に若返ってます。自然の摂理に反してます。つまり化け物という意見、正解です。  /<追記:7月5日>↑はい、すごくヘンだと思います。(笑)
5点(2004-07-05 11:49:26)
294.  ホッファ
今なお未解決のホッファ失踪事件の仮説。わかりやすく楽しめる作品だと思います。場面の切り替えが、あざとさもあるけど結構好きです。ただ、いかにもつくりものって感じの夕暮れの色とか顔がはっきりと映される夜のシーンとか、もうちょっとリアルにしてくれたら緊迫感倍増するのに、って思いました。
5点(2004-06-03 14:11:21)
295.  エド・ウッド
いきなり夜のシーンが昼に...→「観客はそんなこと気にしない!」えー!!気にしますよ~!! このエド・ウッドなる人物、映画を愛しているというのはわかるが、映画の楽しみ方は我々とは全く違うようだ。映画づくりにおいてもセンスとかという以前に映画に対する姿勢が他の人と違うところにある。それを個性と捉えたティム・バートンの、個性を埋もれさせてはいけないという商業主義一辺倒なハリウッドへの警笛ともとれる。そしてこの作品はオープニングの墓石に記したキャスト紹介からしてティム・バートンの個性が光る。 で、実は私、エド・ウッドの作品を観たことがありません。というか避けてきました。素晴らしいと評される映画がたくさんあるのにわざわざ駄作と評される映画に貴重な時間を取られたくないという気持ちからです。だから『シベ超』も『北斗の拳』も『案山子男』も観てません。でもこの作品を観て駄作と評される映画たちにすごく興味が湧いてきてしまいました。どうしよう。観ようか観まいか..。幸い私の評価に0点と1点の空きがあります。
6点(2004-06-02 12:23:00)(笑:1票)
296.  告発 《ネタバレ》 
poppoさんの言われるようにこの事件が元で22年後にアルカトラズ刑務所が閉鎖されたとは思い難い。作品の中でも1963年に閉鎖されたとあるだけ(地下牢は閉鎖されたと言ってた)だし実際のところ重警備の経費高尚が閉鎖の原因だと聞いている。で、この作品、アルカトラズ刑務所でこんなひどいことがあったんだよというショッキングな事実を見せてもらったことと、ケビン・ベーコンの演技は評価できるけど、法廷劇は緊張感無いし裏工作のドスグロさもあまり感じない。勇気ある弁護士の苦難がもっとあっただろうに。当時の風潮も新聞の見出しでしか描かれない(人間で描いて欲しい)。ラストのアルカトラズ再収監の際のベーコンのセリフや服役囚たちの鉄格子をカンカン鳴らすシーンのドラマチックな演出も作品を軽くしてしまってるように感じます。一番良かったシーンは勃起できずに涙する場面。やっぱりケビン・ベーコンはいい役者です。コレに尽きます。
5点(2004-05-26 11:34:07)(良:1票)
297.  赤い航路
女が男に「なんでも言うこと聞くから~」と泣きすがる。男は「それならば」と...。この辺りまではウンウンと観ていたのだがそこからは未知の世界。とことん女をいじめぬき、精神的に追い込んでゆくことに喜びすら感じる男。女も女で「何でもするからおいてくれ」と言ったもののあんな仕打ちをされても逃げ出さない。未体験ゾーン突入である。飛行機置き去りはあんまりだー!後半は立場が逆転するもいっしょに暮らす。結婚までする。もうついて行けない。理解不能。それでも惹き込まれる。男の誕生日プレゼントにピストル。「あなたが好きなときに終わらせて」とでも言うように。男と女の愛というのは情が増せば増すほど辛いことが多いのかもしれないがこの二人のストーリーはその究極である。愛することに歯止めが効かず行くところまで行った、普通では経験できないドラマを堪能しました。 あ、「そこから未知の世界」とか「未体験ゾーン突入」とか書いてますが、けしてそれまでのプレイを経験したということではないですよ。精神的に理解可能という意味です。そこんところ、くれぐれも誤解無きよう。
6点(2004-05-14 11:15:34)
298.  赤い殺意(1992)
オープニングシーンでネタばらしスレスレのわかりやすい伏線を張ってあるというなんとも大胆な構成が良い。まんまと騙された。でもこの手の作品の大半に言えることだが、かなり無理がある。 さかQさんの言うとうり、全体的に感じるちゃちさも拭いきれない。
4点(2004-05-13 11:27:33)
299.  運動靴と赤い金魚
かわいい子供が主役ということだけで、ほのぼのしちゃうんですけど、けしてその部分だけに甘えてはいない。お兄ちゃんの運動靴を仕方なしに学校へ履いていく妹。まわりの子供達がどんな靴を履いているのか気になってしょうがない。で、ぶかぶかで汚くてかわいくない運動靴が恥ずかしくて誰も見てないのに隠す。隠れてないんだけど、少しでも目にとまらないようにがんばってる。でも先生の「ちゃんと運動靴を履くように。履いている人もいるようですね。」の一言にニッコリ。そうそう、子供の時ってちょっとしたことを凄く気にしたり些細なことで嬉しくなったりしたような。大人の監督がよくここまで子供の視点で描けたなあと感心します。裕福な町並みやマラソン大会での他の子供達の描写を通してイランの貧富の差の激しい現状を映す。あまり必要なシーンとは思わないししつこさを感じるが、世界にイランの現状を知ってもらうという意図があったのかもしれない。ストーリー自体はシンプルでわかりやすい。主役の兄妹とお父さんの自然な演技も好感が持てました。
6点(2004-05-11 11:25:57)
300.  愛を弾く女 《ネタバレ》 
バイオリン職人としては極めていても、自分の狭い世界の中でしか生きようとしない主人公。今までそうやって生きてきたから楽なんでしょう。わかる気がする。そんな主人公に恋愛感情が生まれるのですが、パートナーとして受け入れた場合、この先共に生きるには自分を少し壊さなければならない。それを拒んだということなのだろうか。恋愛に対してはウラハラな言動でも生き方としては自分を徹した。結果は他人を傷つけただけ。一線を越えた対人関係を築けない主人公が哀れに感じた。たしかにダニエル・オートゥイユの映画です。故に起伏の無いドラマが...いや、正直に告白しますとですね、邦題に少しエロを期待しちゃったんですね。それが点数に影響しちゃってます。ごめんなさい。エマニュエル・ベアールのバイオリン演奏の演技はうまかった。あれ、演技ですよね。
5点(2004-04-27 13:45:15)
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