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黒猫クックさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 791
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自己紹介 猫と一緒に映画を見ていると、ヤツらは私より先にコイツはクソ映画だというのを察知します。ストーリー展開や伏線回収が怪しくなってくると席を立ってしまうのです。だけどそんなおっちょこちょいな映画にだって良いところはいっぱいあるんですよ。
猫のヤツらは冷酷です。

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301.  エンド・オブ・ザ・ワールド<TVM>(2000) 《ネタバレ》 
渚にてのリメイク。 重いです。滅亡が決まってしまった日々をどう過ごしたらいいのか。 なんの希望もない時間を自分ならどう過ごすだろうか。と考えてしまう。 直接的な惨状ではなく、残された人や物の悲しさと、残された者も死に行くという悲惨さが何とも言えませんでした。 ここ日本は、被爆国。核兵器の悲惨さを知っています。直接的な悲惨さを唯一知る国ですが、一方でその主張の中では人の命や人生ばかりにフォーカスされ現代の核兵器が起こすであろう大規模汚染については後回しな感があります。 また他方で、悲惨さを知っているはずなのに、一部の人が危ない国に原子力開発製造設備を平気で売ってしまう。しかもニュースで流れていても広島以外には誰もが無関心。 何となくこういう部分が先進国中から見透かされているような気もします。 無惨な死体や惨状を描くのが被害者の美学であり、一方的に通る理屈という日本映画の古典的な手法とは一線を画します。 世界中がおそれていることを、正直に描いている映画です。 この国がこういう結末に荷担してはいないかと思うといたたまれない。こういう結末が来たらすべての命が無くなってしまいます。
[DVD(吹替)] 7点(2008-09-23 20:18:40)
302.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 
正直おとぎ話パートは面白いんですが、どうやって終息させるの?って当惑しながら見てたら最後投げちゃいましたね。 愛は世界を救うって方向性・・・。世界滅亡予言をカルト芸能人が語り合う特番じゃないんだからそれはちょっと。 ナウシカもそうですが、世界や自然を責任者張本人の考え方を変えて「救う」っていう考え方おかしくないですか? 戦争犯罪者が壊したものは残された者が平和になったあとの世界で永遠に直し続けなきゃいけないし、破壊や殺しの罪は壊した以上の重さで償わなければならないし。 その点に関しては事情による情状酌量なんて無いんですが、どうもアニメは都合が良いというか、善悪や反省の概念を曖昧にみせてそう思わせてしまう部分があって怖い。 現実世界に、見方を変えれば善にも悪にもなるなんてあるでしょうか? やってしまった戦争犯罪行為に見方なんて無いのが現実なのに、日本のアニメになると悪にも事情があったり、善悪が逆転してしまう演出が巧妙で欺瞞に気づかなかったり。 宮崎駿が、もののけ姫以降にこういう人の命や自然を知らないうちに軽視してしまうストーリーを作ってしまったのは残念。 台詞一つ一つは悪への批判であるのに、プロットがテレビロボットアニメ的で本当に残念な映画になってしまっていると感じました。
[映画館(邦画)] 4点(2008-09-23 02:22:59)
303.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 
非常に考えさせられる内容。  日本人からは「それで復讐する訳ね、銃撃戦で」というイメージしかわかないんですがこの映画の内容はそういうものでもなかったようです。 欧米では、中東で働く多くの労働者を危険から守らなくてはならない訳で、何の理由もなく石油がほしくて基地を置いたり介入したりしているわけではない。 日本が基幹産業として国外に大きな組織を維持していないので、このあたりにどうしてもぴんときません。 ただ、居住区の男性が働きに来ているだけなのに、居住区内で家族が虐殺されたということを抗議しているのをみていると、急に恐ろしくなってくるわけです。 主人公としても、本来は働きに来ているだけな訳ですが、それ以上の感情があるためギャップが生じてしまうあたり、客に状況を理解させるプロット非常に秀逸でした。 最後の台詞も、秀逸です。主人公の「みんな殺ってやる」という台詞と少年の「奴らをすべて殺してやるんだ」と言う台詞。言葉は同じなんですが全く違う意味の対比が恐ろしさを生みます。 一方はモチベーションのためのアヤですが、他方は言葉通りの原理。 理由のない殺しの動機を引き継いでいる怖さがジワジワと残ります。 祖父が大量虐殺犯であり、射殺されたことを大義を引き継ぐことと解釈する感性に果たして理などあるだろうか。  どう考えても悪いことだけはわかります。 外国人労働者が嫌いという感情だけで、虐殺して良い訳がない。写真で見ただけの人間を虐殺して良いわけが無いのに、こういう行為にあるわけ無い一分の理があるような論調だけは絶対におかしい。ただむかつくから殺してしまえば良く、その際には隣人や同胞が死んだって、後で悲しくなればモチベーション高まってまた殺せるじゃん的な考えに絶対に理があってはならないということはわかりました。   ふと思うことは、アメリカ人に日本人がイメージするような非があるのか、ということ。 優秀なビジネスマンとして、中東経済で現地の人たちと一丸となって活躍する彼ら。 彼らと現地の経済を守るため、国が現地政府と協力して行使している力は本当に悪だろうか。 加害者はガス抜きの対象を欧米諸国に、その手段を虐殺にしているだけで、アメリカが無くなってもその本質は変わらない。 他者の力や幸せを目にすると入ってしまうスイッチを持つ人たちの心、そこにスポットが当たらなかったことが惜しい。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-09-16 23:31:31)
304.  トランスフォーマー
映像に驚愕! ストーリーはつっこみどころでできあがっていると言うくらいザルなんですが、とにかくすさまじいアクションです。 金がかかっているとCGIは完全に実写を超えると言う良い見本になっています。 スピード感もありますし、雰囲気も良いです。 映画館で見た人は非常にラッキーだと思います。 家でみるなら大型液晶で出来ればブルーレイかアップコンバートされたDVDで観たい映画です。
[映画館(字幕)] 8点(2008-09-15 17:28:49)
305.  ディスタービア
普通におもしろかったです。 キッズ向けの映画でしょう。明快でした。 映像や見せ方、演技がハイクオリティ。 鑑賞する子供たちに思いっきり楽しんでもらおう、というのが伝わってきました。 こういう映画を真剣に妥協と工夫で作ることが出来て、みる側と利害が一致してるのがハリウッド。 仮装大賞かなにかと勘違いして俳優を絵に似せてメイクさせて、動画と漫画の一致度を上げてお金を取ろうとするのが日本映画。 子供向け映画一つとってもこういうレベルの差が悲しすぎる。 ハリウッドで言う60年代くらいの作風を、アメリカから輸入した新しい技術の改変でやってるんですから。 オリジナリティが薄くても、こうやって楽しさを引き出せる映画が増えてこないものでしょうか。
[DVD(字幕)] 6点(2008-09-06 13:41:16)
306.  ジャンパー 《ネタバレ》 
面白かったです。 高校の半ばで人生から逃げ出してしまった少年じゃまぁやりますよねこういうの。 対象年齢が高校生までくらいなんでしょう。 何となく思うんですが、この国では映画フォーマットそのものが誤解されているような気がします。映画=他メディアよりも高尚、次世代文学のような誤解です。 こういうもんですよ、映画って。技術フォーマットとして実態はありますが、内容には多様性がありますからこういう対象年齢を絞った娯楽作品も違和感なしで受け入れられてます。 それといろんな映画が説明的じゃないことにつっこまれることが多いですが、これも映画だからそういうもんです。日本のアニメ映画以外だと単なる説明的な台詞とか場面挿入はある方が珍しいです。 何も考えずに見れば非常に面白いと思います、凄い映像技術を堪能できます。
[DVD(吹替)] 6点(2008-09-04 23:04:08)
307.  スチームボーイ STEAM BOY
絵の迫力がものすごく、映画館で観られてよかった作品。 ストーリーは陳腐ですが、時代設定とか世界観がフワフワとした感じでよかったですね。 でも、これって家で観たらどうなんでしょうかね。 アトラクションみたいな物なので、テレビで観たら面白くないかもしれません。
[映画館(邦画)] 6点(2008-08-30 22:39:10)
308.  A.I. 《ネタバレ》 
タイトルの通り様々なタイプの人工知能が、それぞれの癖をだしていろいろなドラマを織りなしていくのが印象的でした。 最終的に、高度なルーチンで増殖し生活をしているAIはもはや生命かどうかという垣根を越えてしまっています。 必然定期に旧式の人工知能を搭載した主人公は、その人工知性体との対比で人間的にすら見えるというプロットが秀逸。 それまでの主人公は人間的な行為をプログラムされた人工知能で、母親としてインプットされた対象を寂しがるという行動が基盤になっているようなのですが、それが知性からではないことが気になって仕方がないのは彼が製品として生まれ存在しているからでしょう。 見せ方が上手い。 このせいでどうしても愛情や知性に感じられない、リアルな仕草との対比もとてもやりきれなくて良いですね。 終末的な雰囲気が公開当時、なぜか懐かしく感じられたのが思い出されます。 21世紀という時代が始まってまもなく、20世紀末を覆っていた終末感が実は作られた物だったんだ、ということにこの作品で気づきました。 ハリウッドはこういう文芸調のテーマにゴツンとお金をかけて作り上げてしまうのが凄い。 それだけに描写が細かくいろいろな感情が生まれるのでその時々で満足感が違う映画です。
[映画館(字幕)] 6点(2008-08-29 00:42:06)(良:2票)
309.  ドッジボール 《ネタバレ》 
うわぁ面白。 なんかこの投げやりすぎる脚本と流れに一発でのめり込みました。 チャックノリスに大ウケです。 古臭ーい話を現代の撮り方で楽しませてもらえました。 こういう映画はついつい観てしまうという人多いのではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2008-08-26 22:35:46)
310.  ノロイ 《ネタバレ》 
肝試し的な怖さが欲しくて、普通のホラーだと思って入ったんですが???でした。 ブレアウィッチ的な展開をねらったのかもしれません。 小林雅文のHPがあったりと割と楽しめます。 ちょっとコケた感はありますが、一人ではなく大勢で楽しみたい感じですね。 当時リアルタイムで観て、なおかつ楽しんだのはラッキーだったと思います。
[映画館(邦画)] 6点(2008-08-26 22:19:39)
311.  ノー・マンズ・ランド(2001) 《ネタバレ》 
一兵卒の絶望的な状況で、周りにどんどん関わる人が増えてきて、国際的な事情も巻き込んで、ととても大きい展開と、ちんまりした場面。 これに重いテーマがドーンと乗っかるあたり、この手の映画の醍醐味です。 戦争を欲のために世界大戦をすることのように直感的に勘違いしている日本を含めた東アジアの人間には衝撃的。 人間、欲程度の事ではそうそう戦争は起こしません。じゃぁなんでこんなことになるの、と考えさせられる貴重な一本。 コメディではないような気が・・・。 
[映画館(字幕)] 7点(2008-08-24 13:21:51)
312.  ジーパーズ・クリーパーズ 《ネタバレ》 
前半のあまりの怖さに、一旦休憩を取ったほど。 こんなに恐ろしくて良いのか・・・と期待すればするほど後半損します。 これって監督はアランスミシーの類でしょうか?ニコイチすぎますって。 構成、展開がバンラバラ。 コッポラ制作総指揮と書いてありますけど、要するにお金に困ったときに名義貸しただけなんじゃないでしょうか・・・
[DVD(字幕)] 4点(2008-08-24 13:10:43)
313.  オープン・ウォーター
ただひたすら怖いだけ。 得るものが何もなかった。こういう映画の生活での使い方が分からない。
[DVD(字幕)] 5点(2008-08-24 13:02:03)
314.  スクール・オブ・ロック
ジャックブラックのこういう映画って面白い。つっこみどころとかがすでに面白い。 このクラスの取り組みへの真摯さって凄く感動しました。 2時間って言う収まりの良い時間にビシッと作り上げられていて、本当に気持ちが良い映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2008-08-24 12:57:05)
315.  スナッチ 《ネタバレ》 
面白かったです。ほんとに面白かった。 ちょろちょろ出てくる悪趣味なジョークが実に面白いです。 プロットを少しスリムにしてある分、スピード感はこちらの方が有り。 何回みても楽しめます。 それだけに可能な限り初見では情報をシャットアウトして観たい感じです。
[DVD(字幕)] 8点(2008-08-24 12:53:50)
316.  息子のまなざし 《ネタバレ》 
ちんまりとした世界観の中に、非常に重いテーマが乗っかるといういかにもヨーロッパな感じが好きです。 二人とも全くうち解けないんですが、そう言う張り詰め感が非常に良かったですね。 字幕を読みながら画を見なければいけないのが確定になってしまうので、ヨーロッパ映画は忙しいです。 音を台無しにしない英語か日本語の吹き替えが有るとまた印象も全く違うのもかも知れません。
[映画館(字幕)] 6点(2008-08-24 12:33:10)
317.  ディセント 《ネタバレ》 
同人映画ですね。 夢オチの時点で金取るの?っていう感じです。 おもしろいと言われてみてみましたが、見事に商売の道具にされた~(笑)的な映画でした。 よせばいいのに進んで戻れなくなる話は、定番なので映像で引っ張るしかないですが、ちょっとひどいなぁ。 話の腰とかラストが思いつかなかったら作んなきゃ良いのに。 地底人って・・・とか、結局出口無いの?とか。そもそも最初にやっぱり戻れる準備がないわけ?とか。 なるほど、教えてくれた友人はつっこみどころの語り合いたかったわけですね。 でも、そういう映画として取ってしまうと意外と楽しめるんですよ。 映画自体は3点くらいでしょう、かなりこけ具合を誰かに話したいですから。それでもみた後ファミレスでつっこみどころを延々と語り合うとかなり楽しみが広がります。 そういう意味でレンタル代くらいは払っても良かったな、と思えます。
[DVD(字幕)] 4点(2008-08-17 01:07:00)
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