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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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301.  キサラギ 《ネタバレ》 
前半30分はアイドルのオタクっぷりがコミカルに描かれるだけなので、この調子が最後まで続くコメディーだとつらいなと思い始めたとき、話は急展開。 自殺をめぐるサスペンスタッチに変わって、ここからがおもしろくなってくる。 たぶん織田が如月ミキの関係者かなと思っていたら、関係者がぞろぞろ判明して予想外の展開に。 二転三転どころか七転八転するようなストーリーに引き込まれた。 もとは舞台用の脚本なので映画よりも舞台のほうが合っている感じはする。 脚本がしっかり練られてセンスも素晴らしいので上質の推理ドラマになっており、その上最後はホロリと切なくさせてくれるヒューマンドラマにもなっている。 B級アイドルの一生が5人の推理で浮き彫りにされていく過程がおもしろかった。 ラストの宍戸譲の引っ張りは続きを臭わせたかったのだろうが、これは余計だったか。
[DVD(邦画)] 8点(2013-05-30 00:47:36)(良:1票)
302.  ハンニバル(2001)
『羊たちの沈黙』の続編と思って観たら拍子抜け。 サスペンス性が薄れて、グロでチープな印象が残る。
[ビデオ(吹替)] 4点(2013-05-29 00:32:44)
303.  スウィングガールズ 《ネタバレ》 
田舎の高校の吹奏楽部が傷んだ弁当を食べて食中毒で部員が一人を除いてダウン。 その原因を作ったド素人集団がビッグバンドジャズに挑戦するドタバタコメディ。 補習逃れのために嫌々やってた連中が次第に音楽の魅力にのめりこんでいく様子が楽しい。 ダウンしていた正部員が復帰して、おもちゃを取り上げられた子供のように泣き出す姿がかわいい。 この手の学園青春ものは、「がんばっていきまっしょい」「シムソンズ」と同じく舞台が田舎でないとしっくりこないが、この作品も山形弁と田舎の風情がいい具合にハマっていた。  矢口史靖監督は『ひみつの花園』もそうだったが、笑いのセンスがいい。 ヤンキー風の二人のフォークソング、猪に追われるストップモーション、土手から豪快に転げ落ちる自転車少年、竹中直人演じるジャズ初心者の指導教師。 コミカルシーンがあちこちに散りばめられていて笑える。 ストーリはマンガチックでご都合主義の突っ込みどころも散見。 男と遊び歩いてた連中が練習もしてなかったのに4人の演奏に見事に加わったり、応募忘れの音楽祭に急遽代役での出場が当日決まったり。 理屈に合わないところがたくさんあるので、それに引っかかっていると楽しめない。 あくまでマンガチックなコメディとして、ご都合主義を押し切るノリとパワーを楽しめるならこの作品が大好きになる。 ステージ最後の演奏曲「シング・シング・シング」は、思わずノリノリでスイングしてしまうくらいの勢いと楽しさを感じた。 「すべての人間は二種類に分けられる。スウィングする者と、スウィングしない者だ」 会場にジャズのリズムの拍手が広がったときは鳥肌が立つ。 ジャズにはいままで関心がなかったが、この映画で興味を持ってしまった。
[DVD(邦画)] 9点(2013-05-26 20:44:16)(良:1票)
304.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
予想を良い意味で裏切られて、ファンキーでおもしろかった。 中島哲也監督のアニメーションを入れた演出もファンタジックでおもしろい。 テレビに流れる映像は世相をなぞっていて、松子の人生を立体的にイメージしやすい。 壮絶な松子の一生は、殺人、暴力などの悲惨なシーンも多く、従来の日本映画風に撮れば陰惨になる。 ところが、ミュージカル仕立ての明るい音楽とギャグタッチの描写で陰惨になっていない。 ただひたすらに切ない。  とことん星回りの悪い女。というより、女があらゆる不幸を呼び寄せているようにも見える。 そんな女の一生に光を添えれば、こうした見方もできるということか。 現実的に冷静にみれば松子は明らかに依存症で他人も不幸にしているので、神様とするには無理がある。 それでも、孤独を恐れ愛を求め続ける松子が愛しくなってくる。
[DVD(邦画)] 8点(2013-05-26 00:23:46)(良:2票)
305.  ウォーターボーイズ 《ネタバレ》 
伊勢佐木町ブルースでのドタバタがシュールで面白い。 竹中直人演じるコーチが、思いつきのいい加減な水族館指導法が偶然うまく当たって自分でびっくりする様子も笑える。 矢口史靖監督得意のコミカルシーンが冴える。 途中加入組がそんな短期間でシンクロ演技のマスターができるのかというのは突っ込みどころだが、シンプルに楽しい。 おバカだけれど溌剌とエネルギッシュで元気になる映画。
[DVD(邦画)] 7点(2013-05-25 00:46:18)
306.  ハッシュ! 《ネタバレ》 
『渚のシンドバッド』もそうだったが、橋口監督は自身の体験からか同性愛を描く作品がリアル。 ゲイのカップルの痴話げんかはなんだか違和感があって滑稽に見える。 前半はストーリーに起伏が乏しく退屈だったが、後半おもしろくなってくる。 片岡礼子が男っぽいキャラでこれがハマっていた。 ゲイの男二人とその子供が欲しい女一人、この三人に生まれた奇妙な絆が微笑ましい。
[DVD(邦画)] 6点(2013-05-24 00:11:58)
307.  シムソンズ 《ネタバレ》 
王道の学園青春もので「がんばっていきまっしょい」のように田舎の女子高生のクラグ活動を爽やかに描いている。 女子高生の4人組が良かったが、特に主人公の加藤ローサがハマっている。 ストーリーはなんの捻りもない照れ臭くなるほどのベタ路線。 反則で目標の一点を取ったことをきっかけに大喧嘩でバラバラになった四人が、お約束のごとく本当の一点を取るために団結する。 でも、セリフが生きてて面白く、映像も牧歌的でほのぼのと楽しい。 北海道の田舎という舞台設定が、真っ直ぐで素朴な青春ストーリーを違和感なくさせている。 カーリングはマイナー競技なのでルールもよく知らなかったが、映画としてはなかなか面白い素材だった。
[DVD(邦画)] 7点(2013-05-23 22:53:59)(良:2票)
308.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 
イーストウッドって監督としても才能があったんだと再認識する作品。 偏屈じじいと純朴な若者の友情という点では、『セント・オブ・ウーマン』のアル・パチーノを想起させる。 モン族との異文化を感じながらの交流が、微笑ましくてよかった。 少年の姉がレイプされてボロボロになって帰宅した姿は生々しく、犯人グループへの怒りが沸く。 その復讐手段として、単純に襲撃するのではなく、丸腰で殺されに行ったというのが捻りが効いていた。
[DVD(吹替)] 9点(2013-05-21 00:13:44)
309.  チェ 39歳 別れの手紙
前作「チェ 28歳の革命」と同様に淡々と描かれているので、見ていて退屈。 感情移入できず、エンターテイメントの要素も感じられない。 ゲバラが大好きな人以外は、作品世界に引き込まれないのではないか。
[DVD(字幕)] 3点(2013-05-18 22:15:02)
310.  チェ 28歳の革命
チェ・ゲバラはとても魅力的な歴史的人物だが、映画としては淡々と描かれていてストーリーの起伏がない。 ゲバラの国連演説など実際のモノクロ映像も挿入されている。 史実に忠実にドキュメンタータッチで描いているが、ドラマとしては退屈。 ドキュメンタリーに徹するか、映画としてエンターテイメントを加味するかしないと中途半端。
[DVD(字幕)] 3点(2013-05-18 22:13:33)
311.  マッチスティック・メン 《ネタバレ》 
詐欺師の二人組といえば「スティング」がまず思い浮かぶが、そこまでの爽快感はない。 それでも、父と娘の物語も交錯して引きつけられて面白い。 ただ、ネタばらしでアンジェラが詐欺師グループの偽娘で、一年後にばったり再会するラストは説得力がない。 あまりに偶然に頼ったストーリーだし、元妻に電話するだけで犯行がバレる計画だし。  アンジェラを許せたのは、結果オーライで詐欺師から足を洗って本当に自分の子供を授かる幸せをつかめたからだろう。 ニコラス・ケイジの神経症の演技は見事。 アリソン・ローマンも本当に14歳くらいに見せたのはすごい。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-17 20:29:09)
312.  オペラ座の怪人(2004) 《ネタバレ》 
「オペラ座の怪人」は映画やテレビ、舞台などで何度もリメイクされているので、いつのどの作品なのかが紛らわしい。 初めて観たのが1990年製作のテレビ版で、エリック役がチャールズ・ダンス、クリスティーヌ役がテリー・ポロ、エリックの父にバート・ランカスター。 これはストレートプレイでとても面白かったし、ストーリーがドラマティックでよく練られていた。 キャストもハマっていて、特にテリー・ポロが可憐で印象的。 それに比べて、ミュージカルはどうも相性が悪い。 セリフの代わりに歌うというのが不自然にしか感じられず、どうにも違和感が拭えない。 ミュージカルでも歌の少ないものはまだいいのだが、この作品のように歌の占める割合が多いと無理。 それにテレビ版では怪人の生い立ちがしっかり描かれ、エリック、クリスティーヌ、子爵の三角関係だけではなく、怪人の父親も絡めた愛憎劇となっている。 ところが、こちらはそうした生い立ちが描かれていないので人物造形が浅くなっている。 そのためストーリーに巻き込まれることがなく、感情移入ができなかった。 ストーリー重視派には合わない作品で、ミュージカルの好きな人には魅力的な作品か。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-12 19:29:44)
313.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
脚本が非常にうまくて、単なるヒーローものとは一線を画す。 憎しみは狂気を生む。光を闇に変えたジョーカーのたくらみに圧倒される。 どちらも表のコインは、今時こんな手垢のついた小道具をと思ったが、後で別のうまい使い方をしていたので見直してしまった。
[DVD(吹替)] 8点(2013-05-06 03:34:41)(良:1票)
314.  紀子の食卓 《ネタバレ》 
レンタル家族というモチーフは本作が公開された20年程前に清水有生のデビュー作『正しい御家族』にもあったので、目新しくは感じなかった。 むしろ、いまさら感のある題材だとも感じたが、切り口が面白く、なにかわけのわからない迫力を感じて目が離せない。 同監督の『自殺サークル』を先に見たが、それはまったく受けつけなかったのに、本作はなぜか面白かった。 家族のあり方やアイデンティティの喪失といったテーマに切り込んで、サスペンス性の高いストーリー展開。 哲学的でカオス状態、シュールで理解しにくいところもあるのが残念。 もう少しわかりやすく整理してくれていたら、唸るほどの傑作になっていたような気もする。 あえてモノローグを多用しているようだが、これだけ多いとさすがにうるさく感じられる。  出演者の好演が印象的で、特に吉高とつぐみは役柄にハマっていて迫真の演技。 吉高はこれがほぼ映画デビュー作といってもいい新人だったが、ナチュラルな演技と個性が光り、売れっ子になるのも十分納得の存在感。
[DVD(邦画)] 7点(2013-02-26 21:04:55)
315.  歓びを歌にのせて 《ネタバレ》 
本当の自分らしい生き方を見つける感動系のストーリー。 一流の音楽家の指導でどうしようもない素人合唱団が上達していく過程は、ベタだけれど楽しい。 キャラクターもバラエティに富み、偏狭で不自由な人物が特に小憎たらしくよく描けている。 ただ、傑作というにはちょっと何かが足りない感じ。 DV夫が拘置所で妻に涙を見せるのも、説得力が足りないので感情移入できない。 また、主人公がラストで病気で倒れるのも、あざとすぎたかも。
[DVD(吹替)] 7点(2013-02-14 21:20:05)
316.  ライフ・イズ・ミラクル 《ネタバレ》 
戦時中の設定なのに、悲惨さを前面に出さず、ほんわかとした雰囲気。 捕虜になった息子を取り戻すために、交換要因として捕まえた敵国の女。 ところが、いざ交換というときには男と女は愛し合うようになっていた。 息子が帰ってきても愛する女を手放すことになるという設定がよくできている。 息子との再会と女との別れが同時に訪れるシーンは見もの。 絶望して自殺しようとした男が、線路に立ち止まったロバに助けられるのがオシャレ。 何度か登場していた自殺志願のロバが、ラストに効いてくるとは。 序盤は退屈だが、中盤から終盤にかけて惹きつけられる。 ユーモアにあふれ、一風変わったオシャレなラブコメディ。 ハリウッド映画とはまた違った情緒がある。
[映画館(字幕)] 7点(2013-02-11 20:33:16)
317.  バンド・オブ・ブラザース<TVM>
戦争ものとしては今まで見たもの中では最もリアルに感じる。 邦画でも戦争の悲惨さを訴える作品は多いが、どこか微妙な距離を感じていた。 ところが、本作は等身大の痛み、苦悩が伝わってくる。  群像劇で登場人物が多く、しかもほとんど男で全員軍服を着た白人となると、なかなか見分けがつかなくて混同した。 誰が誰だっけ?とわけがわからなくなってくるが、それも見直せばはっきりとしてくる。 戦争という極限状態でこそ現われる人間性が面白くもあり恐ろしくもある。
[DVD(吹替)] 9点(2013-02-08 21:43:48)
318.  ホステル2 《ネタバレ》 
1との違いは被害者が男グループから女子大生3人組になったこと。 この手のものは、男がいたぶられるより女がいたぶられるほうがインパクトが増す。 3人組の中で一番イケてない子だけが脱いで、後の美女2人が脱がずにエロ的にはマイナス。 ストーリーは2作目ということもあってインパクトはどうしても薄れる。それにオチのどんでん返しが滅茶苦茶。
[DVD(字幕)] 5点(2013-02-08 21:42:53)
319.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
腐った警察の隠蔽体質の恐ろしさ。 その警察とグルになった精神病院での追い込み方が、恐ろしさに輪をかける。 有能な弁護士に、責任逃れしようと嘘の証言をする警部がやりこめられる様は溜飲が下がる。 アンジェリーナ・ジョリーもいいし、犯人役も演技がうまい。 偽のウォルターが現われた部分に関してはフィクションだと思っていた。 よくこんなご都合主義のありえないストーリーをと呆れたが、これも実話だったことに驚き。 事実は小説よりも奇なりとはよく言ったものだ。 実話だという裏づけがなければ、観客を舐めてるのかと酷評が巻き起こっても不思議じゃないくらい。 ラストの逃げ出した子どもが見つかったのはフィクションだが、そこに救いを作ったことはお見事。 どうしようもない事件の陰鬱な印象を打ち消し、作品として完成度が上がった。
[DVD(字幕)] 8点(2013-02-07 21:05:38)(良:1票)
320.  真木栗ノ穴
前半までは面白くなりそうな雰囲気があったのに、終盤まとまりがつかなくなった感じでガッカリ。 怪異譚として完成度がそれほど高くなく、エピソードのリンクが弱くて話が収束しなかったような印象。
[DVD(邦画)] 3点(2013-02-06 22:06:42)
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