321. オーメン4<TVM>
一応は続編。前作でダミアンが死んで一件落着…と思いきや、実は隠し子が居た!!っていってまたシリーズ再始動。しかしいい加減この話の決着が着かないのは何とかしてくれ… 5点(2003-10-27 02:58:06) |
322. アンドリューNDR114
《ネタバレ》 ロボットに感情移入したのはジョニー5以来だ。最初は、ショート・サーキットとAIを足して2で割ったような作品かなぁと思ってたけど、見ていくうちに、AIという意見を撤回した。人間でないゆえに普通に愛されることの無いアンドロイドが、次第に人間の心に目覚め、最後には認められ、人間でないものでも人に愛してもらえるというストーリーは、確かに陳腐ではあるにしろ、とても感動的だった。これを見た後、壮大なホラを吹いたAIがより一層駄作に思えてきた。まぁ、あちらも、キューブリックが監督すればまた一味違ったんだろうけど… 8点(2003-10-25 03:00:03) |
323. カードキャプターさくら
以前単行本を買って帰ったら、次の日にそれらが全て姉貴の部屋に行ってた、という、俺にとって謎のいわくがある作品です。元々の原作も定評があるラブコメなんで、内容は充実してるし、ちょっとしたギャグも結構入っていて見ていて楽しいです。この話は勿論オリジナルですが、キャラも原作のイメージを崩さず、またオリジナルのキャラも魅力的で、知識が無くても十分に楽しめます。ちなみに、今回は出てきてませんが、“タイム”というカードを使うところを見るとでかい声で「ザ・ワー○ド!!」と叫びたくなります。 7点(2003-10-24 03:06:17) |
324. クローンズ(1996)
忙しいから自分のクローンを作っちゃえーと言うことで1…オリジナル、2…少しワイルド、3…少しカマ、4…レインマン(!?)という総勢4人の主人公登場。最終的には自分(彼ら)と向き合うことで自分に欠けていた何かを取り戻すと言うもので、3人のクローンはそれぞれ別(3人一緒)の人生を歩む。自分とはまた少し違った自分(クローン)とのやり取りが面白い。 6点(2003-10-24 02:47:42) |
325. フラットライナーズ(1990)
ジャンルとしてはSFホラーですか。しかし話の内容は自らが犯した罪に対面し、それを償っていくというなんとも深い内容。映画としてみればそれ程大した作品ではないにしろ、ストーリーとしてはとてもいい出来だと思う。ただ設定が少し突飛し過ぎたような気がする 5点(2003-10-22 17:27:10) |
326. マトリックス
今でこそ様々な作品のその技術を流用され、目新しさは感じないが、アメリカ映画にワイヤー・ワークとVFXの融合という新たな可能性を打ち立てた記念すべき作品。恐らく、普通の人が見てもそのストーリーを全て理解するのは難しいでしょう。何を隠そうこの映画、カンフー映画と日本アニメが大好きなアメリカのウォシャンスキーなる兄弟が作り上げた“オタク映画”で、なんとなくジャパニメーションのような雰囲気が漂っているのは、甲殻機動隊やAKIRAなどに強い影響を受けているからです。ファイト・シーンに至っては、本場の中国と比べると足元にも及びませんが、“スピード”で一躍有名になったキアヌ・リーヴスを初めキャリー・アン・モス、ローレンス・フィッシュバーンなどの役者が体当たりの演技をしているという点では斬新です。名作か?と聞かれればば往年の作品から見れば、決して“良い”とは言えないものの、映画史に新しい風を吹き込んだ記念すべき作品なんで、1度は見ておいて損はないでしょう。 6点(2003-10-22 17:18:00) |
327. スクリーム(1996)
以降星の数ほどに作られることになった、ティーンエイジ・ホラーの先駆け的作品であり代表作。随所にホラーファンなら思わずニヤリとするような小ネタ、恐怖を演出するシーンがふんだんに散りばめられていたり、意外な犯人など、最後まで飽きない作りになっている良質のホラー。ジャンルは軽スプラッターに分類され、他2作の続編と比べ被害者数、流血の量はやや少なめだが、殺しの手口にかけてはシリーズ1のグロさを誇っている。1人で見るより、何人かで集まって見る方がお勧め。 8点(2003-10-21 01:20:24) |
328. もののけ姫
劇場に見に行き、TV放映時にも見返したがどうだろう、、確かに映像は迫力があって、それなりには見ごたえがあるし、環境問題を扱っていたり、人間の、自然と共存できない愚かさを前面に押し出しているのでメッセージ性は高いかもしれないが、それにしてもストーリーに深み、というか魅力が感じられないので、見た後、面白かったなぁ…と心からは思えなかった。しかしながら宮崎監督、これが最後って言ってたのに、続々と新作を撮り続けて…いったいあの言葉は何だったんだ?そして、こう思ったのは絶対俺だけではないはずだ… 5点(2003-10-20 18:53:58) |
329. アウトブレイク
エボラ出血熱をモデルとしたモターバ熱という病原体が引き起こす惨劇を描いたパニック映画。他と違い起こりうる可能性が高いので現実味はあるが映画としてはそこそこの出来。 5点(2003-10-20 04:03:17) |
330. エイリアン4
世間じゃ3がシリーズ1の駄作といわれてるが、オイラから言わせて貰えばこの4こそが1番の駄作。せっかく前作の3で綺麗に終わったのに、あろうことかリプリーをクローン再生、しかもエイリアンとのハーフって…まあ随分と無理やりな設定をくっつけたもんだ。しかもストーリーなんて1作目と2を足して2で割ったようなもんだし…いったいどこまで続けるんだろうか… 4点(2003-10-17 01:49:26) |
331. ブローン・アウェイ/復讐の序曲
《ネタバレ》 音楽担当はアラン・シルベストリですか…それにしてもねぇ、思わせぶりなシーンが多いような気がする。大体始まって30分程度で主人公の家族が死ぬなんてないんだからねぇ…ちょっと鬱陶しくなった。トミー・リー・ジョーンズは良いと思うけどなァ…車に仕掛けられた最後の爆弾解体すんのに人形ごとぶっこ抜いちゃってよろしかったんでしょうか…? 5点(2003-10-17 00:51:48) |
332. 黒い家(1999)
ホラー…ではないですね、これは。サイコ・サスペンスです。そもそもサスペンスとは精神的恐怖を、ホラーは生理的恐怖を表すらしいんで、人間の狂気によって徐々に主人公が追い詰められていくという形態をとるこの作品は立派にサイコ・サスペンスです。平均点が少し低めなんで、あまり期待していなかったけれど、結構質はいいと思う。後半、犯人の家に忍び込むシーンでも、極力人工的な光をカットし、わざと見えにくくしているところも恐怖心をあおるし、度々入るノイズ音も一層不快感を増す効果を生み出していていいと思う。ただ、個人的にいうと西村さんの演技が納得いかなかったのと、大竹しのぶのしゃべり方が無性に腹が立ったのが微妙なところ。なので、この作品を通していえることは、俺はやはり大竹しのぶが嫌いなんだな、と… 7点(2003-10-16 00:02:51) |
333. ダンス・ウィズ・ウルブズ
《ネタバレ》 俺はこの作品を“完全版”で見ました。さすがに3時間58分は長かった。見た後に正直疲れたし、途中物語の整理をするのが大変でした。しかし、この作品のテーマには凄く深いものがあります。南北戦争の時代、インディアンは敵とみなされていました。しかし、ケヴィン・コスナー扮するジョン・ダンバーは彼らに興味を持ち、次第に交流を深めていく。その掛け橋となったのが、以前に彼らによって連れ去られた白人女性“拳を握り立つ女”。彼女は、ずっと使ってなかった英語を必死に思いだし、何とかジョンとコミュニケーションをとろうとするのです。彼らの交流は次第に深まり、ついには一族の一員として迎えられるのですが、そんな日々も長くは続かず、政府はジョンに反逆の罪を課す。このままでは関係の無い彼らにまで危険にさらすことになる…そして、ついに、彼は“拳を握り立つ女”と共に、スー族との別れの時を迎えるのです。そこには、人種や民族を超えた一種の愛が感じられます。唯一つ、残念に思うのは、ジョンがパートナーに選んだのが、“拳を握り立つ女”、つまり、自分と同じ白人を選んだということです。俺にはどうしてもそこに、白人の優越のようなものを感じてしまいます。映画自体、凄くいいことを語りかけていると思うので、その部分を考えると、余計に現実世界における白人の絶対主義のようなものが感じられて非常に悲しいと思います。 6点(2003-10-13 05:05:31)(良:1票) |
334. マスク・オブ・ゾロ
バンデラスカッコイィ~!ホプキンスもなかなかイケてたし、ファイトシーンもなかなかなもの。“Z”の文字に斬るところもかっこいい~。 7点(2003-10-13 04:19:46) |
335. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版
ナイト~が名作な事は周知の事実。しかし、この最終版に至っては当てはまらない。コピーにデカデカと“未撮影に終わった15分のショックシーンを新撮、編集したディレクターズ・カット版!”と書いてあるが、このシーンにロメロ監督は一切関与してないし、そのシーンもショックシーンでもなんでもなく、ただ話のテンポを鈍くしてるだけ…まあ、死霊のえじき最終版のようにカットされてるシーンは無いのでそれだけマシ。 3点(2003-10-06 01:42:18) |
336. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇
(この前ついついこの3部作のDVDを衝動買いしてしまいました)前2作ほどアクションは派手ではないですけど、それでも十分楽しめる作品です。アクションはとうとう人間業をはるかに超越し“過ぎ”てますけど、それよりも気になったのは、ウォン先生…何か前と感じが違う…。前作までは意外と硬派だったのに対し、今回はなんだかコメディータッチなのですよ!字幕で見ると案外そうでもないんですけど、吹き替えで見ると…結構イイキャラしてます(笑) 7点(2003-09-29 00:56:39) |
337. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
(リンチェイ主演3部作を借りたつもりが、何を血迷うたかこれの代わりに“~天地激震”なるものを借りてしまった…)天地黎明の方がアクション的には好きですけど、こちらもなかなかいい出来です。前作をはるかに超えるほどの人間離れした技がたびたび出てきますが、ワイヤーで吊ってると判りつつも積み上げられた椅子の上や梁の上での格闘戦は見ごたえ十分。その他にも、リンチェイの実力がはっきりとわかるほどに激しい棒術戦など、アクションにかけてはまさに一級品です。 8点(2003-09-29 00:43:55) |
338. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明
初めてこの作品をビデオ屋で見かけたときに、“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”とあまりにも題名が似てるため、ぱちもんか?と思いましたけど、全然違う話でした(笑)…以下感想…初めのうちは真剣にストーリーを追おうとしたんですけど、後半になるにつれてなんだか馬鹿馬鹿しくなってきました。深く考えるより、目の前の映像を楽しんだほうがいいって。さすが、中国全国武術大会で5度にわたって総合優勝に輝いているジェット・リーだけあって、その体さばきはまさに本物。常に心を乱さず、正確な脚さばきで相手を蹴散らし、着地のあとは余裕の表情。辮髪も何気に似合ってるし。“マトリックス”の後の口直しに最適です。 7点(2003-09-26 00:12:38) |
339. ワンダフル・ファミリー/ベイビー・トーク3
あぁ、犬が話すやつですか。何でも3作目にして初だとかって前TVで言ってたような…本作から見たんで、いきなり3とか言われてもストーリーわかんねぇし、とか思ってたら、意外に面白かったですよ。そう、特に最初は仲が悪かった2匹の犬のいい味出してること。 6点(2003-09-24 02:58:24) |
340. 御法度
むぅぅぅん、新たな視点から見た新撰組…だそうだが…、まあ、これもアリ…ですかな。舞台となる時代背景がちょうど、江戸幕府の体制が崩れてきて、尚且つ改革の声が高まっていた1865年の退廃としていた頃の京都、そして、話の設定が、1人の美少年によって段々と崩れていく新撰組を描いたものなので、映像や音楽がこれでもかと言わんばかりに暗い…。と、大まかな感想はこんな感じですが、随所に見られるアクションなどはそれなりに見られたので結構面白かった。ただ、難を言えば、一部の役者の演技、というか台詞に風格を感じられなかったというか、いまいちしっくり来なかった気がする。 7点(2003-09-21 23:25:39) |