361. ロミオ&ジュリエット
クレアデインズがかわいいだけの映画です。まぁ結末も知っているわけだし、2人の愛もうまく描かれてなかったんで感動はしませんでした。若者がああいう風に簡単に殺人に走ると最近のニュースを見てるみたいで冷めました。そういう意味では現代版なのかもしれません。でも、作り方によったら面白くすることは出来たかもしれないですね。 [DVD(字幕)] 4点(2006-08-30 13:25:51) |
362. 身代金
《ネタバレ》 ○犯人側の動機を除けば、駆け引きの面白いサスペンスアクションであった。○当時にして、主役・悪役など配役も抜群。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-30 12:53:27) |
363. 沈黙の戦艦
《ネタバレ》 ○ライバックシリーズでは続編に軍配。これぐらいなら、「ダイ・ハード」の続編の設定にしてほしかった。○トミー・リー・ジョーンズの悪役ぶりは最悪。ラジー賞受賞でも良い位に。 [地上波(吹替)] 3点(2006-08-30 11:35:52) |
364. 暴走特急
○セガール映画、最初で最後の傑作。ストーリー展開など褒められたものこそないが、彼らしさが存分に溢れている。○セガールが列車に乗っていることに敵が気付いた時のびびり方が半端なく面白い。その時点で結末は見えているのに立ち向かう雑魚どもが最高。○敵のボスキャラがあまりにも脆弱すぎる。どれだけ強そうでも負けるのは目に見えているが、せめてもう少し強面を起用してほしかった。 [DVD(字幕)] 8点(2006-08-30 11:31:39) |
365. 海の上のピアニスト
《ネタバレ》 ○船上で生まれ育った「1900」の設定はこちらの想像力を膨らませてくれる。ラストは悲しい結末だが、寓話としてみればなかなか面白い。○エンニオ・モリコーネの音楽は相変わらず素晴らしい。日本のサントラ盤にはピアノ対決シーンの音楽が収録されてないのが残念。 [DVD(字幕)] 8点(2006-08-30 11:17:30) |
366. リバー・ランズ・スルー・イット
《ネタバレ》 ○退屈そうな雰囲気だが、そんなに退屈でもなく、どのエピソードも悪くはなかった。○分かっていても仕方のないこととして解釈すべきなのだが、ラストはあまり納得いくものではない。○釣りのシーンなど撮影は良い仕事をしている。○ブラッド・ピットは若々しく、大人と言うより青年である。そういう意味では以後の彼とは全く違った俳優である。 [DVD(字幕)] 6点(2006-08-30 11:07:55) |
367. アメリカン・ビューティー
《ネタバレ》 ○崩壊へ向かうストーリーをブラックユーモアたっぷりに描くのはなかなか。うまくいきすぎかもしれないが、錯覚が錯覚を呼ぶ、悪くないと思う。○やはりケヴィン・スペイシーにはこういう変人役がよく似合う。娘の同級生に惚れて、裸で筋トレするシーンは爆笑もの。脇のクリス・クーパー、アネット・ベニングも程よい存在感を出している。 [DVD(字幕)] 9点(2006-08-30 11:01:26) |
368. あなたに降る夢
《ネタバレ》 ○2015年2月7日再鑑賞。○実話を基に大きな脚色をしたらしいが、主演二人の行動に隙がありすぎる。○特に主人公は金銭感覚含め常軌を逸した感覚の持ち主。話の似ている名作のジェームズ・スチュワートとは全く違うな。○主人公の奥さんがことごとく嫌な女として描かれかなり不快になったのに、それを払拭するエンディングにまったくなっていないのが残念すぎる。そこまでするならスカッとさせてもらわないと。字幕で済ますなんて。それも含めオチがほとんど字幕。ここまでいろいろ前振りしておいてこのオチはない。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2006-08-30 10:55:14) |
369. リービング・ラスベガス
《ネタバレ》 すごく切なくなった。お互いが認め合っていて、この先のことは予測できても止めようとしない。でもお互いは求め合う。なんて切ないんだろうと思った。あと、オープニングとエンディングで流れる曲や、夜のべガス、役者の演技もあって、この切なさはかなりレベルが高くなってます。ダメダメ男役のニコラスケイジはこの映画でアカデミー賞主演男優賞を取りましたが、こんだけはまっていたら当然だろうと勝手に思いました。エリザベスシューもニコラスケイジに消されないだけの存在感はあったので良かったと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-30 10:50:05) |
370. 交渉人(1998)
《ネタバレ》 ○こういう警察裏モノが好きなので楽しめた。○途中までの出来は完璧だったが、黒幕の登場は伏線なしとは残念な限り。小ネタがラストへの伏線として効いていたのは良かったが。○サミュエル・L・ジャクソンとケヴィン・スペイシーの掛け合いは見もの。ケヴィン・スペイシーのファーストシーンで奥さんは手なずけられないというのは面白かった。脇のデヴィッド・モース、J・T・ウォルシュも良い味出してる。ウォルシュは遺作とは残念な限り。 [DVD(字幕)] 9点(2006-08-30 10:28:40) |
371. ザ・エージェント
《ネタバレ》 ○結局ザ・トム・クルーズ映画でそれが故に、ロマンス要素が本題のストーリーを邪魔している感がある。とは言え、どちらの要素も捨てがたい気もするのは事実だが。でも、予定調和と言えばそうだった。○キューバ・グッディング・Jrとレネー・ゼルウィガーが光っていた。やはりトム・クルーズはアゲマンなのだろうかと思った。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-30 10:12:45) |
372. フォレスト・ガンプ/一期一会
《ネタバレ》 ○アメリカの歴史のハイライトの中に生きるフォレスト・ガンプ。見せ方がなかなか斬新で面白かった。フォレストとジェニーの対比も印象的だった。それぞれのエピソードが極端に目立つことなく淡々と描かれているのが良い。○当時の楽曲を交えながらも、アラン・シルベストリのスコアは存在感を示した。○泣くこともないが、じわじわ感動を与えてくれる作品。何年かに1度は観たいと思う作品。 [DVD(字幕)] 9点(2006-08-29 21:57:41) |
373. スピード(1994)
《ネタバレ》 ○テレビでやってるとつい観てしまうような作品。突っ込み所こそたくさんあるが、アクションにロマンスと娯楽要素が満載。○ヤン・デ・ボンはこの作品を作るに当たって奇跡を起こしたのだろう。 [DVD(字幕)] 9点(2006-08-29 21:40:35) |
374. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 ○極左の映画。クレジットカードの会社(のビル)を潰していくんだからそりゃもう凄い。その他の細かいエピソードも魅力的で面白い。○話の中に多重人格の要素を入れたのも、話に深みが出る要因となっている。○エドワード・ノートンというのは本当に凄い俳優。どの映画に出ても、どんなに難しい役を演じても自分が出せる稀有な存在。彼なくして本作の成功(興行的には大失敗だが)はない。ブラッド・ピットもやはり脇なら際立つ。今作では持ち前のカリスマ性を発揮。ヘレナ・ボナム=カーターもらしさを出した。○観る度に発見があり、何度も観たいと思わせてくれる傑作。 [DVD(字幕)] 10点(2006-08-29 21:32:20) |
375. 逃亡者(1993)
《ネタバレ》 ○主演の二人と言えばこれが出てくるくらいの作品。○追う側、追われる側がバランスよく描かれており、事件の全容が徐々に分かってくる気持ち良さもある。○ラストの車中の会話もニヤリとさせられる。 [DVD(字幕)] 9点(2006-08-29 21:27:36) |
376. セブン
《ネタバレ》 ○映画とはラスト良ければ全て良しではない、そんなメッセージとも取れるこの上ない残酷なエンディング。それに全力で立ち向かった製作者たちに拍手を送りたい。○ブラッド・ピットは脇が一番だと思うが、主演ならこういう役もありかと思う。モーガン・フリーマンとのセットは合いそうにないが、案外合っている。ケヴィン・スペイシーは他の代表作でもそうだが、変人役がよく似合う。○前後半での映像的対比は気持ちいいくらいに決まっている。○後で知ったことだが、カイル・クーパーの担当したあのクレジットが元祖とは貴重な作品である。作風に見事にマッチしている。 [DVD(字幕)] 10点(2006-08-29 21:18:31) |
377. シザーハンズ
《ネタバレ》 ○世界の縮図ともいうべき、ファンタジー村。最初は変わったものにみんな飛びつくが、ちょっとしとこで一気に敬遠してしまう。こちらの想像力をかきたててくれる作品。○僕はジョニー・デップと言えば青年役が一番だと思うが、こういう役がよく引き合いに出されるだけの存在感は示している。 [DVD(字幕)] 8点(2006-08-29 21:11:27) |
378. 羊たちの沈黙
《ネタバレ》 ○ストーリー展開もさることながら、レクターとクラリスの掛け合いが面白い。○サスペンスとしては、特にラストが読めているため、クラリスとそれ以外の捜査官のシーンの交錯は無駄だと思う。○僕の中で、アンソニー・ホプキンスはこのレクター役を超えるものはないと思う。インパクトがあまりにも強すぎる。 [DVD(字幕)] 8点(2006-08-29 21:04:53) |
379. スモーク(1995)
《ネタバレ》 ○シネフィルセレクションにて鑑賞。○役者の力をまざまざと見せつけられた作品。役者達から様々なストーリーが語られるが、聞き入ってしまう(その意味で、ラストの再現シーンは不要だった。直前のハーヴェイ・カイテルの語りで十分)。○地味ながらコメディ要素も秀逸。お礼を断っておきながら、次のシーンでレモネード空のグラスが3杯も並んでいたり、親に子が告白するシーンで応援に来た2人があっさりやられたりと。○そもそも高級葉巻を水気のある洗面所の下なんかに置くかね(笑) [映画館(字幕)] 9点(2006-08-29 20:48:44) |
380. ブレイブハート
《ネタバレ》 ○メル・ギブソンの自己陶酔映画ではあるが、歴史スペクタクルとしての完成度はかなり高い。○スケール、臨場感共に素晴らしいアクションシーンがやはり一番評価できる。肉弾戦の迫力を感じたのは今作が初めて。○多少は曲げられているだろうが、メル・ギブソンという俳優がこの役を演じたことに意味があると思う。○スケールを大きく感じさせる撮影の仕事は素晴らしい。○スコットランド伝統のバグパイプを活かしたジェームズ・ホーナーらしいスコアもなかなか。 [DVD(字幕)] 9点(2006-08-29 20:43:11) |