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黒猫クロマティさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 497
性別 女性
ホームページ http://kuroneco.livedoor.biz/
年齢 59歳

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21.  ベン・ハー(1959)
この映画を初めて見たのはもう30年近く前、TVででした。当時はVTRなど無いワケですから「良かったから何度も見る」というのは不可能で、一所懸命心の中に焼き付けておくのが常でした(カセットデッキが登場してからはカセットに録音して、音を聞きながら場面を想像したもんです)。この作品はそんな私の心に強烈に焼き付けられた映画で、今見てもあの頃の興奮を思い出します。子供の頃見た時には冒険物語としてワクワクしましたが、大人になってからはベン・ハーの自分の人生は自分で切り開いて行く意思の強さや常に自分を裏切らない姿勢に心打たれました。「少年少女文学全集」的なモノを読んで育ったロマンチストには堪えられない映画と言う気がします。
10点(2003-07-08 18:17:13)(良:2票)
22.  汚れなき悪戯
子供の頃TVで見て以来、常に私の好きな映画ランキングのトップに位置する作品。一体何度繰り返しこの映画を見ただろうか。見る度に心が洗われる気がします。ラストのシーンはいつ見ても号泣してしまうのですが、神父達の悲しみに共感すると同時にマルセリーノには「憧憬」のようなものを感じます。この辺には多分に自分の中の宗教的な見解が影響しているのかもしれません。エリック・サティの音楽と古いモノクロ作品特有の光と影が、なにやら夢で見た世界のように思え心にしみます。
10点(2003-06-18 12:44:43)(良:1票)
23.  スター・ウォーズ
何度見てもあきない。ルーカスが語る通りこの映画の素晴らしさはテクノロジーではなく、そのストーリーと想像力にあるのです。理力がともにあらんことを!
10点(2003-06-17 15:09:25)
24.  24アワー・パーティ・ピープル
80年代から90年代初めにかけて音楽業界を席巻し、現在のクラブ・シーンにも多大な影響を及ぼす「マンチェスター・ムーヴメント」の盛衰を、ジョイ・ディヴィジョン→ニューオーダーやハッピーマンデーズを擁するファクトリー・レコードのオーナーであった、トニー・ウィルソンを語り部に描いた作品。この辺の音楽に詳しい人は勿論のこと、詳しくない人もマイケル・ウィンターボトムのイギリス人らしいユーモアと、「ブエナビスタ」のロビー・ミューラーの映像を楽しめるのではないだろうか。まさに「パーティ」と言う言葉が相応しいやけくそのバカ騒ぎは、最初から終わることをずっと意識し続けているかのような空しさがつきまとう。この時代に思い入れたっぷりの私には、懐かしくもあり切なくもある作品でした。でもこの映画で語られている「マンチェ・ムーブメント」はほんの一部なのよね。 <追記>何度観てもやっぱり好きで好きでたまらないので、思い切って10点だ!もってけドロボー!
[映画館(字幕)] 10点(2003-05-01 17:13:44)
25.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
シンプルで夢や希望があった時代に、「家族」を守る為に力をつけていった若かかりし頃のビト・コルレオーネと、力も金も組織もあるが、自分の妻や子供さえも守れない複雑な時代に生きるマイケルの孤独と苦悩が対照的。Part1と同じ位傑作です。因みにDVD BOXにはPart1のスクリーンテストを受けに来たデ・ニーロがソニー役を演じているシーンが入っています。デ・ニーロがソニーやってたら、どうなっていたでしょうね。
10点(2002-11-27 16:41:04)
26.  ゴッドファーザー
マイケルがレストランで初めてファミリーの為に人を殺すシーンは、何度見てもパチーノに感情移入してドキドキしてしまいます。あの目の動きは凄い。メイキングによればこのシーンを境にパチーノのマイケル役に批判的だった面々が彼を認めたとのこと。マフィアに否定的だったマイケルが徐々に力も持って行き、遂に名実ともにゴットファーザーとしてファミリーのドンに君臨するラストシーンは圧巻です。
10点(2002-11-27 16:23:44)(良:1票)
27.  雨に唄えば
テンポが良くてユーモアもあり華やか。見ているとハッピーな気持ちになれる映画です。ジーン・ケリーのダンスも最高!他の方も言ってますが、どうして今のハリウッドはこう言う洒落た映画をつくれなくなっちゃんたんでしょうね。
10点(2002-11-27 15:53:05)
28.  勝手にしやがれ
ホントに「映画らしい映画」だと思う。脚本も映像もキャスティングも全て完璧。映画全体の疾走する感じがサイコーに格好良い。パンクです。退屈だと言う意見のあるベッドでのシーンですが、あれがまたフランス映画の醍醐味なワケで私はたまらなく好きです。
10点(2002-10-30 16:15:50)(良:1票)
29.  ベルリン・天使の詩
ヴェンダースの世界の見方がよく表現されている、詩のような絵画のような映画。多くのシーンにベルリンの壁があり、閉じられた世界の雰囲気がまたヴェンダースの心の中を覗いているような気にさせられます。しかし退屈な人にはたまらなく退屈な映画でしょう。公開当時大人気で映画館は連日満員、通路まで人が座っている状況でしたが、居眠りしている人も結構目につきました。
10点(2002-08-30 15:40:13)
30.  太陽がいっぱい
兎に角何もかもが切なく美しい、映画を見る喜びを感じる作品。アラン・ドロンの飢えたように凶暴で、せっぱ詰まったようなあの目がたまらん!あの目でみつめられる為ならなんでもするだろうなー。
10点(2002-08-29 12:01:15)
31.  追憶(1973)
何度見ても泣いてしまう映画。いくら愛し合っていても、一緒に生活していくとなるとまた別物なのよね。ラストでばったり出会ったレッドフォードとバーバラ・ストライサンドがお互いを愛おしそうにしばし見つめ合うが、またそれぞれの道に戻って行く。そして流れるエンディングの「The Way We Were」。あぁ、思い出しただけでも泣きそうだ。
10点(2002-08-23 16:43:44)(良:1票)
32.  アニー・ホール
TVでやっていたので久しぶりに見たけど、やっぱりイイ!この頃のウディ・アレンは冴えてるなぁとホント、楽しくなりました。ダイアン・キートンも若くてかわいいし、映像も音楽も美しい。分かっていても繰り返してしまう男と女の微妙な関係もよく描かれていると思います。ウディ・アレンの作品の中ではやり過ぎてなくて、かなりまとまっている、見易い作品だと思いますが、嫌いな人にはこれでも我慢ならないのかも。
10点(2002-06-27 14:22:44)
33.  わが谷は緑なりき
私の好きな映画ベスト3に入る作品。ウェールズの炭坑町に生きる人々を描いたジョン・フォードの傑作。この映画を見ていると「生きる」ことの素晴らしさを素直に感じる。古いモノクロ作品であるにも関わらず、全編叙情的な美しさにあふれていて映像的にも素晴らしい!
10点(2002-03-26 17:39:58)(良:1票)
34.  アワーミュージック
この作品は3つのパートに別れていて最初の[王国1 地獄]では戦争映像のモンタージュが流れる。「人間たちはお互いを夢中で殺し合う」。第二部の[王国2 煉獄]ではゴダールが本人として登場、サラエボに出向き学生相手に講義を行う。このパートの冒頭で実は眠気に襲われたんだけど、ゴーダルによる「切り返しショット」についての講義で不意に頭の中の霞が晴れて、それ以降の展開は凄くスリリングだった。世界と個人、国家と思想、他者と自分、そんなひとつの事柄が抱える二つのヴィジョンが映像と音によって照らし出され行く(時々行われる「音」のスウィッチも面白い。対象の入れ替えを現している?)。あらゆるモノが同時に存在するという思想は日本人にとってはわりと受け入れ易いんじゃないかな。けど、西洋人はその宗教からも感じるように唯一無二である事を求めがちなのかも。その呪いを解く事によってゴダールは世界を救おうとしているのか?最後のパートは[王国3 天国]。そこにあるがままの美しい音と光の中で第二部に自爆テロと間違われて殺されたオルガは自由になる。ゴダールは言う「想像の確実さ、現実的な不確実さ。映画の原理とは、光に向かい、その光で私たちの闇を照らす事だ」と。
[映画館(字幕)] 9点(2005-11-06 11:37:16)(良:1票)
35.  浮雲(1955)
高峰秀子と森雅之が一緒に歩くシーンが何度も出てくるんですけど、その際、高峰秀子が言う「私たち何処にも行くところがないのよね。」ってのが2人の関係を象徴しているように思いました。2人一緒の未来ってのをお互い想像できないんですよね。終戦と同時に終わってしまったと、2人共分かっているのに新たな人生のビジョンを描けない。恋愛だけでなく敗戦で人生全てに於いて抜け殻になってしまった2人と言うのを感じました。↓【大河内伝次郎ノ介】様ご指摘のように森こそが人生の目的と思い定めてしまっている高峰が哀れで・・。今なら女が一人で生きて行く、或いはシングルマザーと言う選択肢も十分アリなのになぁって。なんで子供堕胎するよー?私なら大喜びで絶対産む。そんで男なんか捨てる!一方で私もこれくらい一途に全身を投げ出すべきだったのか?とか自らを反省してみたり。まぁとにかく映画に凄く引き込まれちゃって、2人と一緒にこっちも悩だりで、その濃密さに映画が終わっても暫くはボーゼンでした。ホント、スゴイ映画です。
9点(2005-03-08 12:14:03)(良:2票)
36.  チャイナタウン 《ネタバレ》 
ハードボイルド小説が好きです。私がハードボイルドの何に一番反応するかと言えばスタイルに対するこだわりと男の哀愁。この作品はまさにそれを見せてくれる、好きな人には堪えられない映画ス。隅々までに感じるこだわり、この気怠さ、退廃、そして疲れ。あぁ、たまりません。評価が別れるラストですがポランスキーは「彼らが逃げ切れたら観客は『ああ良かった』と安心してそれ以上考える事をやめてしまう。あのラストにしたのは怒りを残す事によって、考えて欲しいからだ」みたいな事を言っていました。そう言うやり方が正しいか間違ってるかは分からないけど、私は共感します。
9点(2005-02-28 13:12:08)(良:1票)
37.  椿三十郎(1962)
痛快コメディ時代劇として見ました。映画全体の流れるような静と動の表現が素晴らしかったです。有名な対決シーン。にらみ合う二人に見ている方も思わず息を止めてしまいます。ムッ・・・・・・。あのタイミング!血しぶき噴射担当者は「その時が来たらGOだ」との指示しか受けていなかったそうですが、バッチリ合ってます。「気が満ちる」ってそう言う事なんでしょうね。室戸半兵衛の最期に自分の行く末を見ながらも、生き方を変えることはできない。去って行く三十郎の後ろ姿が切ないです。
9点(2005-01-05 11:51:57)(良:1票)
38.  奇跡の人(1962)
ヘレン・ケラーの話は伝記も「ガラスの仮面」も読んだし子供の頃から良く知ってる。学校のイベントで舞台も見た。けどこの映画を見て初めて、例の「ウォーター」から始まりモノには名前があるのだとヘレンが知るシーンに衝撃を受け、何かが分かった気がした。人間と動物の違いと言うか、人間が人間たる所以と言うか。そうか、モノに名前があることによって世界があり、また名前と言う呪いによって我々は世界に縛り付けられているのかと。まだ見てない方は古典だからと敬遠するなかれ。正座して見てしまうような、緊張感と迫力がある素晴らしい映画です。
9点(2004-08-11 15:00:28)
39.  レッズ
劇場で見たけど途中で休憩が入った位だから確かに長い。その頃私はまだ高校生で時代背景は全然知らなかったけどえらく感動した。知らないのが逆に良かったのかも。今見ると頭で理解しようとするからちょっと頭痛がしたりもする。ジャーナリストなら革命と戦争は一度は取り組みたいテーマなんじゃないかなぁ。その渦中で興奮を経験し、傑作を書いて世間に認められたリードが、今度は自らの手で自国で革命よ再び!と思うのはごく自然な流れだろう。しかし彼はジャーナリストであって政治家ではなかった。両者は相反するものだし、思想だけでは社会を維持してゆくことはできない。乗った電車があらぬ方向に走って行くのに降りることもできない彼の苦悩がよく伝わってきた。しかしこの映画で私が最も心惹かれたのはダイアン・キートンだ。同じ女性として「あんな風に生きれたら・・」と憧れる。「危険の中を生きた女性は一番贅沢だ」って表現があったけどそうなんだろうなぁ。ジャック・ニコルソンが言ったように「中産階級の彼女らの結局は自己満足」という批判もあるだろうけど、そんな理屈を吹っ飛ばすような行動力。船底に隠れ、弾丸の下をくぐり、雪の平原を歩いて命がけでリードに会いに行く彼女の姿は凛として美しい。そしてリードの最後の言葉「家に帰りたい」にはただただ涙だった。力作!
9点(2004-06-22 11:22:49)(良:1票)
40.  さすらい(1976)
この作品は映し出すべき風景のみを事前に綿密に検討し、脚本は撮影しながら順次書き足して作られたものだそうで【STING大好き】様がおっしゃる通り、見ながらまるで自分が旅しているかのような、写真集の中に紛れ込んでその世界を疑似体験しているかのような究極のロードムービーだ。東西ドイツの国境地帯を移動する彼らのバックに流れる音楽はロバート・ジョンソンの「むなしき愛」をはじめ、ボブ・ディランや60年代アメリカのカントリーやフォークソング等のオールディーズ(しかもリュドガー・フォーグラーはシングルレコードをプレイヤーでかける!素晴らしい!)。映画全体が醸し出す空気は、アメリカの音楽や映画などのカルチャーに焦がれながらも、どこまでもドイツらしい映画を撮る、ヴェンダースの根源を感じる。見ながら途中で眠くなる方もおられるだろうけど、それでもいいのではないだろうか。眠くなったら寝る。そして起きたらまた続きを見る。部屋を暗くして、お酒でも飲みながら、映画に身を任せてゆるく見るのもまた良いと思う。
9点(2004-05-26 14:27:26)(良:2票)
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