21. 隣のヒットマン
ベレー帽が似合うなあ、B・ウイリス。ウイリス好きとしては久々に当たりのコメディーだったので嬉しい限り。主人公の助手の殺し屋志願の女の子がチャーミングで良かった。逆にR・アークェットは少し生理的に苦手。 8点(2001-05-28 09:17:47) |
22. ゴースト・ドッグ
ひさびさにジャームッシュ節を見せてもらった感じ。葉隠を愛読し、日本刀を自在に操る巨漢のF・ウィテカーの姿が何とも珍妙。バックに流れるヒップホップサウンドもオフビートな感じで大変良かった。 8点(2001-05-28 08:43:07) |
23. 17歳のカルテ
いやはや、とてつもない女優が出てきたもんですね、A・ジョリー。映画というものが、いかに優れた役者の存在によってその雰囲気を左右されるかということを再考させられた次第。特殊な役柄であるという点を抜きにしても、彼女のその鬼気せまる演技には度肝を抜かれた。はっきりいって映画そのものよりは、この人の演技が観れただけで私は満足してしまった。映画自体ももちろん悪くないけど。蛇足でいうなら、17歳のウィノナってのはちょいと苦しいかと。 8点(2001-05-28 03:02:55) |
24. トゥルーマン・ショー
鬼才(と私は勝手に呼んでいるが)アンドリュー・ニコルの奇想天外な脚本が斬新。できれば彼に監督も担当してもらいたかった・・・。いかにも神経質そうなディレクター役のエド・ハリスの演技が素晴らしい。しかしこの箱庭世界のエキストラの人々の実人生って一体どうなってるんでしょう?(笑い) 8点(2001-05-25 16:44:14) |
25. ブロードウェイのダニー・ロ-ズ
個人的にはアレンの中では最も好きな作品。彼のキャリアの中では割と地味で、ちょっとした小品というイメージがある作品。でも好きなのだから仕方がない。例によってアレンが喋りまくりますが、その相方のミア・ファローとのやりとりが絶妙。優しさに溢れたラストシーンもジワリと胸に迫ります。 8点(2001-05-25 03:53:26) |
26. デッドマン・ウォーキング
これ以前のショーン・ペンの演技って、もう、どうしょうもなく嫌いだったんですが、本作あたりから個人的にはマシと感じられるようになりました。死刑制度の是非をめぐるテキストとしては最良かも。 8点(2001-05-24 21:49:51) |
27. コップランド
「豪華スター競演」モノにありがちな大味さはなく、意外としっかりとした作りの映画。スタローンの「脱アクション」演技には僕は割かし好感がもてた。 8点(2001-05-24 21:37:22) |
28. スウィート ヒアアフター
何とも救いのない重い話なんですが、観たあと暗澹たる気分になる作品というわけでもなかったです。ある片田舎で起きた悲劇を美しい映像でただ淡々とたどるところは、小説におけるミニマリスム的手法に通じるものがあると感じました。原作は未読なので今度読んでみようと思います。ところで一人ユマ・サーマンにクリソツ(死語)な女優がいましたね? 7点(2001-07-30 15:03:35) |
29. 人狼 JIN-ROH
いかんせんヒロインの声がどうにもスカスカな感じで興ざめです。アニメには明るくないけど、もののけ姫もそうだったように声優さえ気にならなければ・・・という作品が多々あるように思います。この映画自体は脚本も世界設定もなかなか渋い作りで僕好みでとても良かったです。 7点(2001-07-30 06:00:02) |
30. 不法侵入
今ではすっかり有名なM・ストーが惜しげもなく脱ぎまくるのには驚いた(^^)。そのせいか全体的に随分エロティックな映画だったなという印象。それにしてもレイ・リオッタは笑っちゃうくらいに悪役がよく似合いますねー(笑)。 7点(2001-07-30 05:04:38) |
31. 幸福の黄色いハンカチ
はっきり言って私には健さんのストーリーはどうでもよく、むしろ武田鉄也と桃井かおりの初々しい演技とそのなんともほほえましい珍道中が気に入った。特にロン毛でベルボドムを着込んだダサい武田鉄也のキャラは最高に楽しかった。あくまで私はこの作品をシリアスな人情劇としてではなく、コミカルなロードムービーとして鑑賞した。 7点(2001-07-30 04:29:26)(良:1票) |
32. トリコロール/青の愛
三部作の中では一番好き。というかこの三部作って、特にコンセプトとしてあまり面白いものだとは思わないんですけど・・・。厭世観漂うヒロインを演じるJ・ビノシュの表情にこの青の画面はよく映える。 7点(2001-07-10 06:10:01) |
33. セレブリティ
近頃のアレンの豪華キャスト路線では比較的楽しめたほう。有名人に群れ集う人々の姿がおかしくも哀しい。しかし何ですな、これだけ奔放なディカプリオ(劇中とはいえ)を見せられると、一部彼のファンは引いてしまうのでは? 7点(2001-05-25 05:52:43) |
34. アルビノ・アリゲーター
密室劇としてはなかなか緊張感があったし、展開も練られていて結構楽しめた。ケビン・スペイシー、初監督作としちゃあ上等のデキだったと思う。タイトルの意味は、まあそこそこ考えてあるよね。 7点(2001-05-25 05:34:07) |
35. ペイバック
渋い!メル・ギブソンを観てそう感じたのは随分久しぶりな気がする。低予算で制作した感じはするけど、しっかりとハードボイルドな作りだったので満足。 7点(2001-05-25 04:33:00) |
36. ミラーズ・クロッシング
いかんせんストーリーがむやみに複雑で、一度観ただけではどうにもよく理解できない部分があった。ただし、映像は洗練されており、緊張感溢れるシーンがいくつもあった。特に森の中を歩くG・バーンの場面はスリリング。数あるギャング映画の中ではまずまずの隠れた佳作。 7点(2001-05-25 02:44:49) |
37. 卒業(1967)
教会にまで追ってくるD・ホフマンの行為は一歩間違えりゃ犯罪ですがな。私にはあれははっきりと奇行と映りましたが・・・。 6点(2001-08-03 07:18:36) |
38. ハスラー2
モノクロからカラーへ、ニューマンからクルーズへ。技術の進化、役者の若年化とは反対に作品は明らかな退行へ・・・。「1」のファンとしてはあえて別物と考えることにします。 6点(2001-08-03 06:55:06) |
39. ショーシャンクの空に
何かこの圧倒的支持の数々の前では、批判が許されないフンイキがありますねー。僕が公開時に一度だけ観た記憶では、ムショもの映画の中ではまあまあかなという程度の感想しか抱かなかったのですが・・・。でもM・フリーマンの演技はなかなか胸に迫るものがありましたね(特に後半)。 6点(2001-07-16 02:43:27) |
40. 私が愛したギャングスター
あまりにも名画の窃盗の手口が稚拙だったのと、主人公をめぐるメディアの加熱ぶりがリアリティを全く感じさせなかった。でもまあそんなに肩肘はらずに気楽に観れます。 6点(2001-05-25 06:15:47) |