Menu
 > レビュワー
 > リーム555 さんの口コミ一覧。2ページ目
リーム555さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1700
性別 男性
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345
投稿日付順12345
変更日付順12345
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  裏窓(1954) 《ネタバレ》 
なぜカーテン等で隠さないのかという事は置いておいて、後半の展開には息を呑んだ。足の怪我は覗きを始めるきっかけであると同時に、行動を制約させるものだ。リザが危険にさらされても助けに行く事ができない、ラースが乗り込んできたときにも戦うことができない・・・ このもどかしさが観る側にも緊張感を与えていたのだと思う。俳優陣も文句なし。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-15 21:03:07)
22.  街の野獣(1950) 《ネタバレ》 
破滅へと向かう野心家の姿を印象的な脇役とともに描いた秀作。伝説のレスラー、グレゴリウス最後の戦いや、工場敷地内での緊張感溢れる逃走劇、そしてまさかのラストなどに大変な満足感が得られた。考えてみれば、主要人物の中で得をして終わった人は誰ひとりいない、勝者を作ってしまうと後味の悪さが生まれるからだろう。その点はすごく納得できるものだったし、微妙な余韻がまた味わい深いなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-09 21:46:17)
23.  イヴの総て
「イヴの総て」・・・ 一応タイトルだけは知っていたが、まさかこんなドロドロした物語だとは・・・(クリスマスイブの話かと思っていた) のし上がるために手段を選ばないイヴ、そして彼女が受ける報いとは・・・。本当に良くできた話で楽しめた。イヴがカレンを脅迫するシーンはゾクゾクしちゃったな~。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-25 17:31:47)(良:1票)
24.  東京物語
何と穏やかな老夫婦だろう、癒されるな~。熱海で温泉を満喫したけど、夜は賑やかすぎてなかなか眠れない→翌朝、海を眺める二人「帰ろうか」 かわいいとさえ思えてきます。お気に入りはとみさんが孫に語りかける場面。孫の成長を見守りたいけど、虫の知らせがあったのだろうか、その哀愁たるや尋常ではない。「あんたがのう、お医者さんになるころ、お祖母ちゃんおるかのう・・・」 泣けます。この物語に悪役はいない、みんながとてもリアル。杉村春子さんが演じた「しげ」は嫌われる役かもしれないけど、決して悪人ではないし、酔った父親とその友人を布団に寝かせるなど、優しいところもあります。椅子に寝てるんだから放っておく人もいると思いますけどね・・・ 旦那(中村伸郎さん)は二階行き。「子供より孫がかわいい」は定説だけど、それを否定した周吉、とみ二人の会話も面白かった。小津さんは孫どころか結婚もしなかったのでそんな風に思えたのかもしれません。
[DVD(邦画)] 8点(2010-09-01 22:00:52)(良:1票)
25.  人間の條件 第四部 戦雲篇
上等兵になった梶さん。相変わらず自分のやり方を貫くが、そのせいで反感を買ってしまう。いじめがやりすぎな感じがして、ストレスが溜まるし、いい大人が何やってるんだという呆れもある。しかし戦闘シーンにおいては、本作が大作であることを再認識させられた。きっと当時の外国映画と比べても何ら見劣りしないものだろうと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2010-04-29 13:12:44)
26.  人間の條件 第二部 激怒篇 《ネタバレ》 
シンドラーになりきれない梶さんの葛藤。処刑を前にして、「7人を逃がしてやる」と駆け出す梶。「あなたが殺される」と必死で止める妻の美千子。しかし少し落ち着きを取り戻すとやはりどちらも人間だ、美千子は判断を梶に委ねるし、梶は梶でやっぱり行くことができない。板ばさみになって、憲兵から拷問を受けたかと思えば、今度は中国人からも恨まれる。そんな悲劇の物語。
[DVD(邦画)] 8点(2010-04-29 13:08:14)
27.  人間の條件 第一部 純愛篇
あ~ そういう終わり方しちゃうんですか…。こりゃ責任を持って最後まで見るしかないな。またそれだけの価値がありそうだ。
[DVD(邦画)] 8点(2010-04-29 13:06:24)
28.  第十七捕虜収容所 《ネタバレ》 
楽しめました。最後の行動は、序盤の発言(逃げても太平洋戦線に送られる、等)と矛盾するはずだけど、まあ細かい事はいいか。全体の雰囲気から考えてもハッピーエンドは必然だった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-04-25 18:04:28)
29.  近松物語
素晴らしい。おさんが逃げる茂兵衛を追いかけるシーンとか本当に凄い。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-31 19:20:43)(良:1票)
30.  地上最大のショウ
心に残るシーンが多い素晴らしい映画。風船を売るセバスチャンの姿が特に好きです。
8点(2005-03-05 14:41:51)
31.  禁断の惑星
1956年にしてあのスケール感をよく出せたものだと思う。創意工夫して撮られた映像のありがたみだ。もちろん時代を感じさせる部分も多々あるが、却ってレトロ感が楽しかったりもした。この懐かしさは本作がいかに後世の作品に多大な影響を与えたかということを表しているのだろう。怪物の正体は、なるほど…。SF映画の古典的名作、お目にかかれて良かった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-10 18:45:38)(良:1票)
32.  ボディ・スナッチャー/恐怖の街 《ネタバレ》 
宇宙植物?による静かな侵略を描いた映画。乗っ取られた者が増え多数派を形成すると、少数派を危険分子として弾圧し始める…。主人公の「侵略は始まってる。次は君らの番だ!」という叫びは冷戦の真っ只中だった当時においては、とても身近なものとして感じられたことだろう。しかし、寝て起きたら乗っ取られているという設定はやや面白みに欠ける。複製がオリジナルに直接手を下すなりした方が怖いだろうし納得もいくのだが、侵略は加速度的に進むことを表し、絶望を見せるという意味では良かったのかな?。いずれにしても面白い映画ではありました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-03 20:13:50)
33.  神阪四郎の犯罪 《ネタバレ》 
現代版「羅生門」(藪の中)とも言われているらしく、さすがの面白さ、完成度だった。梅原千代の死をめぐる裁判で、証人たちは自己弁護に走り、他人はいくらでも悪く言う。だからいくつものストーリーが出来上がってしまう。もちろん神阪四郎だってそうなのだろうし、梅原千代の日記だって似たようなものだろう。法廷劇ではあるが検事や弁護士の存在感が薄いことから見ても、裁判どうこうではなく、そういった人間の性質を浮かび上がらせたドラマだ。「人間は常に真実を求め、真実を知りたがる。しかし人間は未だ嘗て真実を掴んだことは無かった」。なるほどねぇ。俳優陣も皆好演。今さらこんな事言うのもおかしな話だけど、やっぱり森繁久彌って上手いんだな~。左幸子も熱演していて良かった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-01 18:32:50)
34.  抱かれた花嫁 《ネタバレ》 
最近「好きな女優は?」と訊かれると「若い頃の有馬稲子」と答えたい衝動に駆られる。でも「誰?」ってことになるだろうし、説明したらしたで「通ぶりやがって!」と思われそうだから、とりあえず今流行りの女優を挙げてるけど、現代の女優にはなかなか出せない雰囲気を持ってるんだよなー。そんな有馬が演じる寿司屋の看板娘・和子は福田と両想いなのだが、母ふさは別の男性(若狭屋の秀人)との結婚を勧め、結果、和子の家出にまで発展する。といっても人情喜劇に分類されるように、基本的には楽しい映画だ。中でも寿司職人役・桂小金治の落語家ならではの軽妙な台詞回しは良かった。和子が家を出た後、火事に見舞われたことがきっかけで、子供たちの想いを知るふさ。古代エジプトの遺跡から「最近の若い者はなっとらん」的な言葉が見つかったらしいけど、最終的にふさの口から「今の若い人たちはしっかりしてんです」との言葉が聞けたのは微笑ましい。水郷でのほのぼのとした場面も素晴らしいんだ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-01-13 21:36:25)
35.  妖精は花の匂いがする 《ネタバレ》 
少し時代が進んだ「青い山脈」みたいな…。お金に困っている女学生・小溝田鶴子が絵画モデルのアルバイトに応募。最初は座っているだけでいいと言われたが、途中でヌードになることを求められる。田鶴子はこれに応じた上、不運にも現場を同級生に目撃されてしまう。時代が時代だけに騒動に発展。田鶴子、そして丹下はどう向き合ったか、という話で、なかなか見応えがあった。丹下を見送った駅のシーンは雰囲気が出ていて素晴らしい。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-09-07 18:30:53)
36.  夫婦善哉 《ネタバレ》 
<原作未読>柳吉は女房子供がいながら、芸者と駆け落ちするようなひどい男だけど、憎めないというか同情までしちゃうってのが森繁久彌の凄さなのかな。蝶子と縁を切れば家に戻れるし、愛娘とも一緒に暮らせるのに、なんだかんだで別れられない。商売を始めてもすぐ飽きちゃうし、養子には強く言えないし、そういうダメっぷりはあっても、蝶子のことはずっと好きでい続けた。自殺未遂後、かつての明るさはまだ戻らない蝶子。親父亡き後も家に戻れず、お金も取れなかった柳吉。そんな二人の時間がしみじみと良い。二つの椀で一人前の夫婦ぜんざいが二人の関係を見事に表していた。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-08-14 18:48:35)
37.  泉へのみち 《ネタバレ》 
出版社に勤めることになった波多野京子の成長物語。京子を甘やかすことはなく、大事なところでは叱ってくれる金沢が良い。「つらい方が当たり前なんだ、こんな時代に生きてつらくない奴があるもんか。ただ誰も『壁』とか『絶望』とか、そんな大袈裟な言葉使わないだけの話だ」「君の今までの善意なんてお嬢さんの甘いヒューマニズムかもしれない。だけど、そいつをしつこくやり抜いてさえいけば、もう誰も『甘い』なんて言う奴はいやしないよ」「ギリギリのところまで追い詰められたってことが、真剣で強いものを生むんだな」。ありがちな内容ではあるが、それなりに面白かった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-07-13 18:44:34)
38.  炎上 《ネタバレ》 
主人公溝口の心の闇、いかにして火を放つに至るのか、興味深くて面白かった。はっきりした事は分からないが、鬱積したものを吃音ゆえか外にぶつけられなかったのが一番なのかなと感じた。同時に驟閣が他人に汚されるくらいなら自分の手で終わらせたい、といったような歪んだ愛も見えた。驟閣が激しく燃える場面もいいが、遠くから見つめる火の粉、あの場面も印象深い。俳優陣ではいくつかの賞に輝いた市川雷蔵はもちろんだが、戸苅役仲代達矢も独特の存在感があって良い。新珠三千代がさして重要でない役で出演しているのは意外だった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-06-19 23:35:06)
39.  幕末太陽傳 《ネタバレ》 
<デジタル修復版>愉快、愉快。佐平次のような男は現代にもいるのだけど、こういう奴はどこに行ってもだいたい成功してしまいそうだ。無銭飲食しておいて居残るから「居残り佐平次」、ここから「お前さんにはずっと居てもらいたい」と言われるまで価値を高めていくんだから痛快だ。「墓を教えろ」とうるさい旦那が出てきてからは観てるこっちまで面倒くさくなっちゃうけど、それがあるから最後の全力疾走が気持ち良い。テキトー男が立派な訳ではないけど、人生を重く考えすぎず生きていけたら素晴らしい。「地獄も極楽もあるもんけえ、俺はまだまだ生きるんでえ」 フランキー堺はもちろん、左幸子、南田洋子の好演も光る。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-04 18:10:09)(良:1票)
40.  姉妹(1955) 《ネタバレ》 
姉妹の絆を描いた映画。あれくらいの年頃でいつも一緒にいるような姉妹は珍しいと思われ、それだけに姉の結婚で離れていく二人を見ていると思いのほか切なくなった。正しい判断かは分からないが、同僚のリストラに心を痛め、娘を修学旅行に行かせなかったお父さんなど、当時の田舎に生きる人たちの考え方が興味深い。花嫁姿の野添ひとみはうっとりするほど美しかった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-02-15 18:03:39)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS