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ころりさんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  リアリティ・バイツ
「ジェネレーションX」って言葉自体、もはや「死語」ですよね? 僕は、当時学生でOB訪問のあとに恵比寿ガーデンシネマで見て、冒頭のウィノナのthe answer is...I don't know..っていうのに、妙に共感した覚えがあります。「現実は痛い」っていうのがテーマの話だったはずなのに、最後は結局ラブコメ化してしまうのも、この世代というか時代を象徴してて、僕はけっこう好きです。ある時代を切り取った作品として評価してます。結局、この作品あたりを境にウィノナのキャリアが低迷しちゃったのが残念。
8点(2004-03-08 16:54:45)
22.  ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ! 《ネタバレ》 
邦題に恵まれない女優(笑)リース・ウィザースプーンの出世作にして、アレクサンダー・ペインの監督デビュー作。主人公の1人トレーシーは、日本的な意味での「優等生」というよりは、本作中にも出てくる「overachiever」という言葉がぴったり。何にでも必要以上の努力をしてしまう非人間的でちょい恐ろしげなトレーシーの人物像を、嫌みにならない程度のユーモアで包むことに成功したのは、なによりリースの好演がある。一方で、彼女に振り回されるマクリスター先生役のマシュー・ブロデリックは、中途半端に人がよさそうな感じが彼の行動への嫌悪感というか、いやーな感じを増幅させていて、これを映画として楽しめるかどうかが、映画の評価の分かれ目になりそう。個人的には、彼の行動は、いわゆる「小市民」的な人がハマってしまいそうな落とし穴の描き方が見事過ぎて、ちょっと笑えない程度に怖かった。たぶん、同じ系統の作品としては『ファーゴ』があると思うけど、仕事とか不倫とかを扱ったこっちのほうがはるかに怖い。とくに、冒頭の冷蔵庫から掃除したばかりの床に食べ物を投げ捨てるシーン。本人に悪意はないのに、ちょっとした配慮のなさが、その身の破滅をもたらすのだよ・・という恐ろしい教訓でした。ただ、この作品の面白いところは、悪夢的な終盤の展開の後、物語の結末がなぜかハッピーエンド調になっているところ。共和党の(←トレーシーらしくてちょっと笑う)代議士の秘書になっているトレーシーだけでなく、破滅したはずのマクリスターまでも、なんとNYでそれなりに楽しそうに生きているのだ。なんという懐の深さ。見てる自分もちょっとホっとして、人生というものの深みをじんわりと感じさせてくれる。単なる破滅型ブラックコメディで終わらない、アレクサンダー・ペイン作品の魅力の片鱗が味わえます。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2020-02-25 03:51:10)
23.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 
公開当時から「隠れた名作」扱いされていた記憶があった本作、やっと見ました。2月2日を永遠に繰りかえすというファンタジー的なストーリーながら、そこで描かれるのは1人の人間の人生そのもの。何が人生を豊かにするのか? うまいことやって美女と付き合うこと?お金?名声?芸術? そういうテーマを、アメリカの田舎町のちょっとした1日のなかに落とし込んだ脚本は見事。最初の1日が終わったとき、え?これでどうやって映画にするの?と思ったけど杞憂でした。大きな事件が起こるわけでもなく、淡々と、でもどこか共感できる主人公の試行錯誤ぶりはとっても味がある。まわりを幸せにすることで自分も幸せになる、そういうベタなメッセージでもこういう変化球で伝えられるとジーンとなります。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2015-02-10 08:55:45)
24.  ミセス・ダウト 《ネタバレ》 
ハリウッドらしいファミリー・コメディの佳作。所見のときはロビン・ウィリアムズの変身芸を楽しむ程度だったが、今見るときわだつのは名女優サリー・フィールドの見事なリアクション。あのサリー・フィールドが、目を見開いて驚く、怒る、あきれるというリアクションがあってこそ、明らかにやり過ぎなロビン・ウィリアムズの芸が浮かずにすみ、良質のコメディに昇華したんだと思う。そして、彼女だからこそ、ちょっとビターなラストも納得できた。007以前のピアース・ブロスナン演じる妻の恋人やテレビ会社の社長もナイスキャラ。ただ、コメディとしては「子どもバレ」を活かしきれなかったのが残念。この設定で、もっと面白い方向にもっていけたと思うのだけど、最も重要な「妻バレ」シーンを、レストラン&ステューの絡みに持っていたのも残念。そのあたりの脚本の煮込み不足がクリス・コロンバス監督作品らしいといえばそうなのだが。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2013-09-04 06:30:14)
25.  金融腐蝕列島[呪縛]
スピード感あふれる展開で、ビジネス小説の世界を見事にエンターテインメントに仕立てあげた点は評価できると思う。2時間退屈せずに見ることができた。こうゆう映画、もっと作って欲しいと思う。役所広司と椎名桔平は、ちょっと同じ世代には見えなかったけど。残念だったのは、やはりクライマックスの株主総会が、思ったよりもあっさりとまとまっちゃったこと。「呪縛」というからには、あの程度では済まないでしょ。
[地上波(字幕)] 7点(2006-01-27 02:11:11)
26.  フォーリング・ダウン
マイケル・ダグラス扮する<D-Fence>は、国防産業を失業中の<白シャツにタイ>の白人。なまりのある英語でソーダ1本の値段にも細かい韓国人店主、<ギャングランド>のメキシコ人の若者、同性愛嫌いでマスキュリンなネオナチ男、フレンドリーなくせに規則にがんじがらめなファーストフード店主。もう何から何まで、当時(暴動前夜)のLAのアメリカ白人が抱えていたいらだちやストレスを(ステレオタイプ的な誇張も含めて)象徴してるんですね。いまとなってみれば、この反動が10年後のアメリカを覆い尽くしているともいえるようにも思います。そう考えてみると、主人公の自己中心的で独善的な性格(最後の「私が悪いのか」というセリフは秀逸でした)は、いまのアメリカの姿を映し出しているようにも見えてくる。後半は一転して家族モノっぽくなってましたが、デュバルが軸となって渋くまとめてくれました。それにしても、ある意味、こんなに「政治的な」映画を、ふつうに娯楽作品として制作・公開してしまうハリウッドもよくわかんないところですなあ。
7点(2004-11-30 15:29:20)(良:1票)
27.  月光の囁き
なんというか、「良識」とか「モラル」めいたものを吹き飛ばすパワーを感じました。ほとんど予備知識なしに見たんですが、最後、スピッツの「運命の人」で、完全にやられてしまい、泣きそうになりました。ま、他人に薦められるかどうかは別問題ですが。
7点(2004-03-12 18:47:46)
28.  マトリックス
元ネタはいろいろあるんでしょうが、それが一つの世界となってるところは魅力。でも、最初、映画館で見たときには寝てしまい、あまり印象に残らなかった。あのころ、「いま現実だと思ってる世界が実は・・」的なネタはちょっと食傷気味だったんで、アクション描写以外には魅力を感じませんでした。ただ、2回目見てみたら(それもアメリカ滞在中、英語で)作り込まれた世界に引き込まれたから不思議。ただし、キアヌのカンフーはいただけない・・・。
7点(2004-03-12 18:36:48)
29.  ショーシャンクの空に
公開当時に映画館で見ましたが、普通にいい映画でした。正直いって、あんまり印象には残らなかった。どっちかっていうと、ケチつけにくいソツのなさが先行して、心を動かされるっていう感じではなかった。本サイトも含めて、10代・20代の方々が多く参加してそうな映画ランキングなんかでこの映画が、かなりの上位にあるのを見ると、なんか妙に自分の「歳」を感じてしまうという意味で悲しい映画です。
7点(2004-03-12 13:31:48)
30.  エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事
いい映画でした。あいかわらず完璧なダニエル・D・ルイスはともかく、ウィノナ・ライダーはすばらしかった。脇に回った彼女はホントに輝いてました。対照的に、ミシェル・ファイファーはやっぱりミスキャストでしょうか・・。コスチューム・プレイの役柄には似合ってなかった。「ギャング・オブ・ニューヨーク」のディカプリオもそう思ったけど、スコセッシ監督って、こういうミスキャストやらかしますよねえ。もったいない。
7点(2004-03-12 13:02:14)(笑:1票)
31.  エリザベス
まさにケイト・ブランシェットを見るための映画。どんどん美しくなっていきます。政治ドラマのほうは普通。ただ、この映画をインド系の監督が撮っているというのが、なんとも不思議な感じがします。
7点(2004-03-08 17:37:39)
32.  四月物語
リアルに懐かしい風景(ロケ地の近くに昔住んでいたたもので・・・)とノスタルジックな映像が、個人的には妙にハマった。98年の映画だけど、片思いで大学まで決めちゃうという前時代的な主人公のキャラや大学の風景に、それ以上の古くささ(80年代末~90年代はじめくらい)を感じるのも、そのノスタルジックな雰囲気ゆえなのか。ただ、ぷつりと終わってしまうラストは、東京に来てもどこか周囲と別世界を生きていた主人公が、新しい生活の世界に本当に足を踏み入れた瞬間を描いたという感じがして好きだ。あ、あとお隣さん、ふつうに怖いです。カレー食べてる姿も、どこかホラー調でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-30 09:39:07)(笑:1票)
33.  ノッティングヒルの恋人
アナの映画界的なポジションがよくわからない。どうも、大女優のわりには、いかにもトホホ系ぽいSF大作にも主演してるし・・・。いきなりのキスもなんだかよくわかんないし。とはいえ、やはりこの映画の魅力は、ヒュー・グラントと友人たちのつくりだす雰囲気。実はハチャメチャなストーリーも、この楽しい雰囲気のなかで、妙にすっきりと受け入れられてしまうのが不思議。
6点(2005-03-29 12:58:14)
34.  クリフハンガー
予告編で「下は奈落の谷底、ロープ一本で、女性の手をかろうじてつかむスタローン、ああっ、手が滑った!!さあ、どうなる!?」。そして映画館で本編を見る「そのまま落ちてしまった・・・」。この冒頭シーンは、ある意味、掟破りだったけど、当時としては衝撃でした。そのあとはダイハードばりのアクションの連続。『ロッキー』で映画に目覚め、『ランボー(の2と3)』で失望したぼくにとって、本作での「スタローン復活!」はちょっとうれしかった。しかし、この後、彼が選んだのは『デモションマン』『スペシャリスト』『ジャッジドレッド』・・・・。どうやら、幼き日のヒーローはもう帰ってこないらしい。
6点(2005-03-04 11:10:49)
35.  12人の優しい日本人
元ネタの単なる日本版というのではなく、ある種の「理想主義」を皮肉るような、ユーモアとペーソスの効いた展開は好き。稚拙ながらも実はちゃんと自己主張している登場人物たちの議論を、イライラ一歩手前で苦笑しながら楽しむことができたのには感心。元ネタがいいのはもちろん、三谷幸喜の脚色も見事だ。とはいえ、やっぱりこれは舞台劇だ・・・。セリフまわしもオーバーアクションもいかにもだった。やはり映画化というからには、もう少し「映画ならでは」の部分がないとちょっと寂しい。
6点(2005-01-13 11:17:44)
36.  レオン(1994)
完全版は見てないんですが、この頃のリュック・ベッソンってオーラありましたよねえ。キャラ設定やストーリーがなんかベタ過ぎたかな(でも今おもえば、このベタさこそベッソンの映画なんだけど)。ちょっと物語に入り込めないな~って最後まで見たあとのスティングの歌で急にググ~っときて、これは映画にやられたのか、歌にやられたのかどっちだ~なんて考えた記憶が。でも、あとで見直したら、やっぱり、映画的にはイマイチだったかな。でも、ハリウッド式とはちょっと違ったフランス流のアクションというのはキライではないです。
6点(2004-04-03 14:44:30)
37.  不滅の恋/ベートーヴェン
どうも序盤は物語も大きく展開しなくて、ゲイリー・オールドマンがドラキュラ伯爵に見えてしまってしょうがなかったんですが(見た時期がかぶってたんで・・)、耳をピアノにあてて演奏するシーンや最後の第九など、印象的なシーンも多かった。第九の演奏シーンでは、しっかりベートーベンになってました。ドラマ部分の描き込みには不満が残るけど、ちゃんと120分で押さえたのは感心。「文芸大作」気取って150分、180分とかの映画になってたら、ダレダレの駄作になってたと思います。
6点(2004-04-03 14:33:10)
38.  青いパパイヤの香り
カメラワークが心地よい映画でした。あまりの心地よさと後半ほとんどセリフがないんで寝そうになりましたが。たまにはこんな映画もいいかも。あと、ポスターのデザインは秀逸。
6点(2004-03-08 01:25:09)
39.  コップランド 《ネタバレ》 
スタローンの「枯れた」芝居は悪くない。もともとロッキーだってランボー1作目だってどこか社会になじめない不器用で寂しい男はスタローンの得意分野で、この作品でも当たっていたと思う。ただ、問題は全体の構成のちぐはぐさ。汚職警官モノにサスペンスを絡めて捜査官にデニーロと来て「これは掘り出し物かも」と盛り上がったのに、肝心のデニーロは「橋を渡ったら管轄外」といってスタローンを煽るだけ。でもスタローンは、警官の汚職もマレーが生きてることも知ってるので、もうこの時点でサスペンスの面白さは半減。あとは、スタローンがいつ爆発するかを待つだけの展開で、そしてキレて銃ぶっ放して終わり・・・。豪華キャストで「思わぬ佳作」になりかけたのに、良くも悪くも「スタローンもの」としてまとめてしまったのは残念でした。良かったシーンは、冒頭の橋の上の警官と消防隊の喧嘩、レイ・リオッタの曲者ぶり、耳が聞こえない状態でのガンファイトあたりかな。構成や脚本に明らかに難はあるけど、嫌いにはなれないタイプの映画です。
[DVD(字幕)] 5点(2016-04-22 09:51:47)
40.  マーシャル・ロー(1998)
テロの最も怖いところは市民に「恐怖」を植えつけることであることを、ちゃんと描いていることは偉い。「アラブ人刈り」の光景の恐ろしさ、そして、本来は自分たちの味方であるはずの人間をも攻撃してしまうテロ犯という不条理(とその狭間で苦悩するデンゼル)もちゃんと描かれている。でも、話を将軍の暴走というかたちでまとめてしまったのは消化不良。とくにブルース・ウィリスの「I am a law」というセリフには、がっかりした。FBI、軍、テロ犯のそれぞれの理由をちゃんと描いていれば、と思うものの、けっきょくは、デンゼルの正義漢ぶりだけが目立つ映画になってしまったのも、ズウィック監督らしい。まあ、9.11以前の、それも娯楽映画に、それは過剰な要求なんだろうけど。っていうか、いまの状況では、逆に、こんな娯楽映画は作れないか。そういう意味では貴重な作品かも。
[DVD(字幕)] 5点(2005-05-03 08:32:56)(良:1票)
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