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とっすぃさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 602
性別 男性
自己紹介 お気楽映画小僧です。 (って、いいトシですが(笑)
原作なんてほとんど読まないですし、
役者や監督がどういう人でどんな作品を作ったかなんて知識も大してありません。
なので、それならば、その映画単体で観て、できるだけ素直にレビューしようと思います。
時に思いっ切りラジカルなことも書きますが、

「『創造すること』は『批評すること』なんぞ比べようもないほど偉大である」

ということは大前提。
どうぞ、大きな心で笑ってやってくださいm(_ _)m

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21.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
わっはっは やっぱマイケル=ベイだねぇ(^^; 深みも何にもない。 いや、確かにCGは超絶物凄いんだけどさ。 ちょっとやりすぎだし、くどいよ(^^; んで、もう何がどう動いてるのか分からないゾーンにまで映像をいじりまくってどうする(笑) そりゃね、「正義のロボット軍団と友達になって悪のロボット軍団と戦う」なんてのは、文句なしに男の子の夢なわけで、ワクワクドキドキが止まらないわけですけどね。ここまでクドクド戦闘シーンを見せなくていいわ(笑) いくらちゃっちぃプロットだとしても、ストーリーそのものにもちゃんと時間を割けよ、と(笑)  まあ、ツマラナイとは絶対に言わないけど、もうちょっと全体のバランスを考えようね。 ツッコミどころは満載だけど、そういうのを全部無視して楽しむべき作品なんだな、これわ。 なーんも考えなければ、うおー!うおー!と何度も叫べます(笑) そんだけだけど(笑) 
[DVD(字幕)] 6点(2008-02-03 02:49:21)(良:1票)
22.  東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007) 《ネタバレ》 
だから何なのよ?って感じ。 いっぱしの大人なら、みんな「かあちゃん、ごめんな」って痛みを抱えて生きてる。 その「誰だって持ってる痛み」を、手を変え品を変え無理矢理呼び起こそうって意図があまりにもミエミエでちょっと気持ち悪かった。 「母親」ってものは誰にとっても特別な存在だ。でも、ここまで神格化されちゃうとちょっと違うんだよなー。 「穏やかに優しい気持ちで泣いてください」ってことなんだろうけど、「物語」としては別に面白くもないし、「ありふれた日常を切り取って」というにはあざとすぎる。 物凄く中途半端なポジションの映画になっちゃったね。 これじゃ泣けないよ。 少なくとも、俺が抱えてる「かあちゃん、ごめんな」は、こんなのじゃない。
[DVD(邦画)] 4点(2008-01-26 03:41:41)(良:3票)
23.  DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 
どうなんだろーなー、デスノートがあっさり2冊も登場しちゃった時点で、ちょっとなー。。。  主人公と敵役が常に鼻面つき合わせてるってのも。。。(^^; 2冊のノートを使ってプロットを組み立てていくわけだけど、緻密にやろうとしすぎて、ちょっと散漫になっちゃったなぁ。 破綻スレスレのところだよね。 ラストも結構アッサリだったし。。。 もうちょっと救いがあってもよさそうなんだけどなぁ(^^; 「一年後」とか、いらないじゃん(笑) 俺的には前編の方が「主題」が絞られてた分、シンプルに観られてよかった。 まあ、前編後編続けて観て、とりあえずギリギリ中だるみせずに観られたから、いいんじゃないかとは思う。
[DVD(邦画)] 5点(2008-01-25 03:09:32)
24.  DEATH NOTE デスノート(2006) 《ネタバレ》 
登場人物の名前や捜査の強引さ、無理矢理な展開や演出の拙さには正直萎えるし安っぽさも感じるけど、ライトとエルの知力戦そのものは緊迫感があったと思う。 現実とファンタジーの「すり合わせ」って難しいよね。 そういう意味では、まあ及第点ってところじゃないかなぁ。 で、続けて後編も観たわけだけど、前編だけで完結させちゃえば良かったのに、って思ったなぁ。
[DVD(邦画)] 6点(2008-01-25 02:57:16)
25.  HERO(2007) 《ネタバレ》 
うーん。。。どうでしょう テレビ以上映画未満ってとこかなぁ。 裁判の本筋が弱いなぁってのと、蒲生の敏腕っぷりってのはもうちょっと見せ方があるだろうなぁって思う。 ただまあ、テレビシリーズが(テレビとしては)よく出来ていたから期待しすぎちゃったってことにして目をつぶることにする(笑)。 久利生と雨宮の間に6年もの空白があるってのも、ちょっとしんどかったかなぁ。 思い切って2年くらいに設定しちゃえば、説得力もあっただろうになぁ。 あと、韓国は全然必要ない。 ビョンホンをわざわざチョイ役に使うってのは、あまりにもどっちらけ(笑) つーか、せっかく二人で海外に行ってるんだし、もっとワクワクな展開は描けなかったんだろうか。。。 一番美味しいところを妙に駆け足で走り抜けたくせに、全体的には間延びしちゃった印象。 惜しいねぇ。  ただ、久利生と蒲生の戦いを実刑8年(しかも不服として控訴)としたのはなかなかいい落としどころだなぁと思うし、仲間達のノリは相変わらず楽しい。 まあ、(俺も含めて)ファンならそれなりに楽しめるんじゃないですかね。 大甘で7点(笑)   あー、あと、超個人的に「モンラッシェ」がモーレツにウケた(笑) 誰か気付いた人いるかなぁ? ここが一番嬉しかった俺って、ちょっと変かなー(笑)
[映画館(邦画)] 7点(2007-09-10 22:20:23)
26.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
いやぁ、正直疲れましたわ(^^; もうちょっと緩急使い分けて欲しいなぁ さすがにやりすぎ  まあ、面白かったから別にいいけど、やっぱり「1」には遠く及ばない  映画館の会員優待券で1000円で観たから、十分オツリが来ますけどねー 
[映画館(字幕)] 6点(2007-07-19 18:39:22)
27.  ユナイテッド93 《ネタバレ》 
本当によくできたドキュメンタリー。 凄まじい迫力だ。 まさに、事実は小説よりも奇なり。 つまりは人々の想像を超えた大事件だったわけだ。 膨大な資料や記録を丹念に拾い集め、目一杯想像力を膨らませて作られた映画なのであろう。 おそらく実際の機内は、もっと阿鼻叫喚の世界だっただろうとは思うが、国家の策謀や正義や悪や、そういったものを極力排除し、できるかぎり客観的に描いて、「9.11テロ事件」の一幕を見事に切り出している。 「ワールドトレードセンター」とは格段の違い。
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-01 19:41:23)
28.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
ふむ。 思いのほか楽しめました。 アン=ハサウェイは文句ナシにキュートだし、メリル=ストリープはやっぱり凄いなぁと。 「働く女性」の葛藤や喜怒哀楽も上手に表現できてたと思うしね。 ただなー、ストーリーとしてはどうだろう? 非常に散漫な印象。 最大のカタルシスをどこに持っていきたいのか、焦点がボケちゃってる感じ。 「アンディをどうさせたいのか」が希薄なんだよね。 主人公の「立ち位置」が定まっていない。 ファッションセンスを磨いて業界人としてノシ上がっていくとか、あるいは断固として「自分流」を貫いてみせるとか、(映画としての)一貫性を持たせて欲しい。 どっちつかずなんだなー。 彼氏のこともそう。 あそこまでバリバリのキャリアウーマンになったアンディが、「自分の誕生パーティに間に合わないくらいのことでスネるようなショボい男」の元に戻りたいと思うかな? 友達もさ、友情が大切なのはわかるけど、それならば逆にビジネスマンとして成功しつつある友人をもっと応援しません? なんだか「貴方は成功なんかせずに、私達と一緒に『烏合の衆』でいましょう」って足を引っ張ってるみたい。 「変化していくこと」が悪いようなね。 別に人として悪い方に変わっていってるわけでもないのに、これじゃ「いつまでもウダツの上がらない人間」でいる方がいいみたいに見えちゃう。 そこら辺は、恋人や友達との絡みをどう見せるかで随分印象が違うと思うんだけどな。 それと、アンディがあまりにもラッキー過ぎる。 ハリーポッターの新作なんかが簡単に手に入っちゃうのは、なんだかなぁ。。。だし、いきなりナイジェルという素晴らしい才能の持ち主が味方になってくれたのはどうしてなのか。。。。 イヤミだと思ってた先輩も、実は普通に優しかったりするしね(笑) もっと取っ組み合って「戦えよ」って感じ。 なんかラブコメものにありそうな展開で苦笑い(^^;  これって結局そっち方向の映画なんでしょうかね? 「色々あったけど、いい経験をたくさん積みましたねー」ってことでまとまっちゃった(笑)  なので、きっとコレ、ワンクールくらいの連続ドラマにしたら面白いんだろうな、と思うのでありました(笑)  まぁ、面白かったので、大負けに負けて、6点。  しかしさ、10年後に観たら、このファッションってきっと大笑いなんだろうなぁ(笑)
[映画館(字幕)] 6点(2006-11-27 23:14:20)(良:4票)
29.  シンデレラマン 《ネタバレ》 
実話を元にってことなので、ザックリと胸をえぐられるようなカタルシスはない。 無料配給に頼らなければならないほどの貧困層の男がチャンピオンになるまでの話。 言ってしまえば、お約束の範疇である。 もっと言えば、貧しい国のボクサー達はこれくらいの貧しさを乗り越えてノシ上がってくるわけで。 そういう意味では、「だから、どうなのよ?」と言われかねないストーリーなのかもしれない。 でも、愛する妻と子供を守ること、恐慌で疲弊し切った人心への灯火となること、そういうものを背負って立つ男の姿は、やはり文句なくカッコイイと思う。 どんなに貧しくとも、人道をまっとうに守りながら不運と格闘し頂点へ上り詰めて行く姿は、応援せずにはいられない。 ジョーが最高に良かったですね。 家具のない部屋を見た瞬間、涙が出ました。 「ボクシング」という題材でありながら非常に淡々と描かれているけれど、いい映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2006-11-25 03:05:39)(良:1票)
30.  白いカラス 《ネタバレ》 
テーマは深いし、俳優陣も超豪華、基本設定も非常に面白い。 なのに、あまりにもバランスが悪い。 コールマンとフォーニアの情事なんかに時間使ってないで、もっとズドンと骨太に描いて欲しい。 このテーマの映画で「心の傷が癒されていく過程」って、そんなに重要かなぁ? だいたい2人の出会い自体もお手軽すぎません? こんなのでいいの? こんな恋愛劇を描くなら、もっと他に見せるべきものがあるんじゃないの? ストーリーテリングの流れもえらく中途半端でしょう。 最大のテーマが明かされる衝撃的(であるはずの)瞬間、「へぇ、そうなんだぁ」ってなリアクションしか出ない。 これって問題じゃない? エド=ハリスとゲイリー=シニーズをこの程度の役に使うなんて、あまりに勿体ないと思うし。 うむー。。。です。 ただ、コールマンの妹の一言が痛烈に響きました。 「人間がどんどんバカになって独善的になっている」と。 ここを実感できている監督(もしくは脚本家)なんだったら、もっと見せ方があっただろうに、と思う。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-12 23:02:44)
31.  ミュンヘン 《ネタバレ》 
正義とは客観論ではないのだなぁと今更ながら思い知らされた。 「国家の正義」の為に邁進し、傷付き、苦悩してきた実働員自身が吐き出す、「こんなことの先に平和はない」という切実かつ重厚な言葉でさえ、あっさり黙殺されてしまう世界。 ノーテンキに「世界に平和を」なんて、言えない。
[DVD(字幕)] 7点(2006-10-31 01:54:25)
32.  ソウ 《ネタバレ》 
うーーーーーん。。。 ラストのどんでん返しは確かに面白いと思うけどねぇ。。。 動機ってあれ? 「幸福に感謝しない奴は許せない」っての??? よわっ!!! あまりに弱すぎねぇ??? そんなのであんなに何人もやっちゃえるの? そんなので8時間もガマン(笑)できちゃうの? そんな体で、すげぇ行動力というか忍耐力というか。。。(^^; 被害者をターゲットにした基準が分からない(*_*) どうやって計画を実行できたのか分からない(*_*) なんであんなシチュエーションにしなきゃならないのか分からない(*_*)  違和感のあるプロローグから少しずつ全容を紐解いていくって仕様なのかもしれないけど、これじゃ御都合主義と紙一重ですぜ? 「そんな新事実、後から言われてもなぁ」って印象ばっか。 おまけに被害者達(3人とも)の行動心理にも乗り切れない。 あの状況だとほんとにそんなふうになるのか??? 感情移入もしにくいなぁ。 斬る前に「シャツを使え、シャツを!!!!」だしさ(笑) リアリティ云々っていう以前の部分で、かなり無理がある映画だなぁと。。。(^^; なんだかどんどこシリーズ化されてるみたいけど、なんか騙されてるような気がしませんかぁ? こんなので大儲けさせちゃって。。。 いいんですかね??? (^^;
[ビデオ(吹替)] 4点(2006-10-24 22:27:36)
33.  おばあちゃんの家 《ネタバレ》 
いやぁ、まいった。 涙がぽろぽろぽろぽろこぼれます。 ケレン味のない、淡々と、ただ淡々とした映画。 こういう経験をしていない人にはつまらないのかもしれない。 けれど、人が生きていくうえで、もっとも小さい単位のコミュニティーの中で育まれる、とても大切な「心の動き」。 それを大切に描いている。 押し付けがましくもなく。 孫は孫のまま、おばあちゃんはおばあちゃんのまま。 そうだよねーって。 「孝行をしたい時には親はナシ」じゃないけど、今ならじいちゃんばあちゃんをもっと大切にできるのになぁって想いがこみ上げてくる。 「琴線に触れる」という言葉がぴったりの、素晴らしい映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-10-23 21:53:11)
34.  フラガール 《ネタバレ》 
噂に違わぬ素晴らしい映画でした。 全てのピースが偶然のように揃って、無駄なく隙間なくピッタリ噛み合った、奇跡のような作品。 公開終了までに劇場で観られて良かった。 個人的に本年度ナンバーワンです。 しかし、なんでこんなにマイナーなんだろう。 もっとプロモーションをかけて、もっと多くの人に観てもらいたい作品。 言ってしまえば、ストーリーは「お約束」の範疇なのかもしれない。 けれど、後半の1時間ボロボロに泣ける。 で、なおその上にラスト。 いわゆる「超3Kの現場」との対比からフラダンスショーに場面転換して、そこから一気にクライマックスまで、滝のように涙が流れて止まらない。 サブリミナル効果でも仕込んであるのかと思うくらい(笑)  爽快さのカタルシスで「嗚咽が漏れる」なんて、なかなかないですよね。 フラダンスの色彩美や迫力など、是非是非映画館で観てほしい。
[映画館(邦画)] 9点(2006-10-23 19:32:49)(良:1票)
35.  チーム★アメリカ ワールドポリス 《ネタバレ》 
♪パールハーバーは糞だ~ パールハーバーは糞だ~♪ (笑)  いやいやぁ、モーレツな殺傷力を持った映画だな(笑) チームアメリカ隊員や俳優協会に見る「超自己陶酔&勘違い民族アメリカ」の描き方が秀逸(笑) 風刺があって、パロディがあって、皮肉があって。。。そのくせモロ直撃弾という(笑) ここまでやっていいんかい作品(笑) こりゃ凄い(笑)  それぞれのネタひとつひとつがどれだけ笑えるか(もしくは元ネタを理解できてるか)で、好き嫌いが分かれるんでしょうなー(笑) エログロがちょいとばかり行き過ぎなんで減点しとくけど、こんなのを当のアメリカ人が作ってしまったってのが悔しい。 爆笑&嘲笑しながら「それでもやっぱり『アメリカの掲げる正義』を否定するってできねぇんだよなぁ」ってモドカシサも感じてみてください(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2006-10-20 19:30:58)
36.  ワールド・トレード・センター
まず、こんなんで「本年度アカデミー賞最有力」とか宣言しちゃうその神経を疑います(そして、もし万が一受賞でもしてしまおうものなら、アカデミー賞に対する信頼なんぞ全て放棄です)。 いや、勿論、911テロ事件で犠牲になった方々や命をかけて救助活動を行った人、その家族、友人達。。。そういう人達への思いは俺も同じです。 でもね、その「鑑賞する我々が持つ、当事者達への痛切な思い」に甘え切っている点で、「映画として」全くの三流だと思う。 ハッキリ言って「世界仰天なんとか」とか「九死に一生なんとか」ってなテレビ番組の15分くらいの生還エピソードの方がよっぽど胸に突き刺さる。 なぜ、これほどまでの事件を(しかも2時間も使って)ここまでミクロな視点でしか捉えないのか? 「2人の救出劇を軸に」ではない。 「2人の救出劇しか」描かれていない(それも極めてありきたりな見せ方で)。 たとえば20年後、こんな映画一本でかほど重大な事件の全容を伝えられると思いますか? 政治的な云々ではない、某かの陰謀がどうこうではない。そういうことを伝えろと言うのではないんです。ただ「旅客機を高層ビルに体当たりさせて罪もない多くの人々を殺めた凄惨なテロ行為」という「基本的な状況説明」ですら観る側に頼り切っている。 「旅客機の激突シーンやビルの崩壊シーンなどの衝撃的な(もしくは事件の全体像を把握できる)シーンは、貴方がニュース番組で観た(相当数の)映像を観客の側それぞれで補完して、自分で完成させてください」というスタンス。 こんな手抜き、許されるのだろうか??? たとえば「これが阪神大震災の現場です」って言っても区別がつかないだろう。 記録映画としては使い物にならない。 ヒューマンドラマとしては深みがない。 パニック映画とも呼べない。 「タイムリーであること」転じて「みんなが知ってる流行り物」みたいな扱いだ。 こんなので何が伝わるのだろう。 オリバー=ストーンともあろう監督が、なんという駄作を。。。 もっともっと「渾身の力を込めて」制作すべき題材ではないのか? そういう意味で、あの壮絶な現場で苦しんだ多くの人々に対する冒涜にすら値するのではないかと思えてくる。 2点。
[映画館(字幕)] 2点(2006-10-18 23:18:18)
37.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
プロット自体はよくできてるんだけど、詰め込み過ぎて後半すこーしガチャガチャしちゃったのが惜しい。もう少しスッキリ見せて欲しいとは思うんですが。 でも、いわゆる人生の中で一番キラキラ輝いてる「思春期」という季節を、キラキラしたまんま上手に描いてあって、非常に好感が持てます。 「友情だとか恋心だとかを共有するという大切な時間」を丁寧に表現してあったと思う。 大人だからって斜に構えたりせずに観られたら、しっかり泣けます。 心地いい空気感を持った、いい映画でした^^
[DVD(邦画)] 7点(2006-09-20 01:14:21)
38.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
バタフライ・エフェクトってタイトルはあまりにも大袈裟すぎるし、ちょっと違うんじゃないの?とも思うけど(笑)、でも、しっかり面白かったからヨシです。 ただね、俺はDVDに収録されてたハッピーエンディングで全然いいと思ったし、どっちのエンディングにするか、きっと監督は相当悩んだだろうなぁって思ってたんだけど、なんと解説でアッサリ「これは有り得ない(整合性が取れない)のでヤンぺにした」んだそうで。。。(^^; うそ~ん。。。そんなに緻密な整合性なんて気にして撮った映画かぁ?ってツッコミ入れたくなった(笑) ていうかね、逆にそういう視点で見ちゃうと、ストーリーの破綻してる部分が気になっちゃう。 そうじゃなくて、「後悔先に立たず」的な"wisdom"?、貴方の一言一句一挙手一投足が未来に与える重大さを考えよっていうような"訓戒"? そういうものは劇中でしっかり語れているんだから、そんな「ファンタジーとしての整合性」なんてのをエンディングでチマチマ気にしなくていいんじゃないの?と思えるんだよね。 過酷な経験もしたし、こんなにも哀しい決断をしたんだから、もう主人公は許してあげようよっていう(笑)  勿論この「やりきれなさ」が映画の印象を深いものにしてるのは分かりますけど、いっそ「ケイリーの幸福の為に」ってのをストーリーのメインに据えない方がよかったんじゃないかと思えたりもします(笑)  あと、「過去に戻る能力がある」と知ったんなら、もうちょっと計画的に動きましょう(笑)  とかグジグジ言いながら、作品そのものはアイデアも展開も面白いしスピード感もあるので、グイグイ惹き込まれたんですけど(笑)  大丈夫。 観る価値は十分にあり(笑)  8点献上しときます。
[DVD(字幕)] 8点(2006-09-17 02:22:36)(良:1票)
39.  CODE46 《ネタバレ》 
何を言いたいのかは理解できる。 アーティスティックな映像表現も(こんなの大嫌いだけど)否定はしない。 でもね、こんなテキトーな映画でいいわけがないだろう。 パペルやらクローンやらなんたらウィルスやら記憶消去やら、やたら近未来感漂う設定が出てくるにも関わらず、その社会的重要度(もしくは社会への浸透度や位置付け)が全く説明されてない上に、登場もあまりに唐突。 いきなり「こういう社会システムの中で生きてるんだと理解すると同時に、それに抗う主人公達に感情移入しなさい」なんて、そんなこと言われても無理。 遺伝子学上「生殖」禁止ってのはわかるけど、「性交」まで禁止なのか??? どうやって? 「共鳴ウィルス」や「抵抗ウィルス」はあるくせに、「予防ウィルス」はないんでしょ? (笑) 不倫だぞ? つか、不倫でいきなり妊娠って。。。そんな無茶苦茶な(笑) こんな見境のない馬鹿カップル、応援なんてできますかっての(笑) だいたいさ、ヒロインに全く魅力を感じない上に、恋に落ちる過程も全然理解できない。 なんだ? 母の面影に惹かれたのか? ただの肉欲か? ちゃんと説明しなさい。 平穏な人生を投げ打つほどの絆なんていつ結ばれたんだ? 主人公の心情をもっともっと丁寧に描くべき。 何もかもがテキトー。 統一感なさすぎ。 ラストの一言で泣かせるためだけに、設定を「でっち上げた」映画(に見える)。 こんなので泣けない。
[DVD(字幕)] 2点(2006-09-05 01:22:10)
40.  機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛 《ネタバレ》 
なんだ、こりゃ。。。 もはやなにがなんだかちんぷんかんぷん。 これを「新訳だ」と表現することにも憤懣やるかたなしだが、それよりも、人物、戦場、戦闘、ストーリー、それら全ての描き方にまったく感情移入できない。 御都合主義の権化。 こんな映画、いったい誰が喜ぶのだろう。 一見さんもコアファンも俺みたいに中途半端な挫折復帰組も、誰が観ても納得できないであろう。 誰も彼も、なんでそんなにベラベラベラベラ喋るんだ? いきなり愛を囁いたり、いきなり不機嫌になったり、いきなり想いが通じたり、いきなり戦闘になったり、いきなり良い人になったり、いきなり寝返ったり、いきなり登場したり、いきなり強くなったり、いきなり。。。いきなり。。。 もう何もかもが変で、最初から最後までイライラしっぱなし。 よくも、こんなつまらん三部作を制覇したもんだと自分を褒めてやりたい。 こんな映画いらない。
[DVD(邦画)] 2点(2006-09-01 04:28:27)(良:1票)
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