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まかださんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 327
性別 男性
自己紹介 評価の基準は、自分が何回も見たいと思うことと、他の人にぜひ見てほしいと思うことです。8点以上は、ほぼ全部2回以上見ています。画像の豪華さは評価にあまり関係なく、脚本重視。アニメとコメディに若干甘いかも。それと、昔見た作品を記憶でレビューすることはしていません。原田知世版の時をかける少女は、当時の評価なら10点ですが、今の若い人に見てほしいとは思わないので、レビューしていません。
漫画レビュー始めました。映画と違って、つまらない作品は途中で投げ出すので、基本、面白い作品しかレビューしません。そのため、レビューの平均点は高くなります。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  桐島、部活やめるってよ
自分はもうイイトシだから、現代の青春映画を見た場合、微笑ましく見るのが普通。 「若いっていいな~、がんばれ~」みたいな。 しかし、この映画は、あっという間に自分を30年以上前の高校生に戻してしまう。 そしてセリフ一つ一つが、いちいち痛々しく感じられる。 自分が一番感情移入して見てしまったのは、バレー部補欠君と、その彼に恋心を寄せるバド部さんだったけど、それはこの映画の主題から少し外れてしまったようだ。 どうも、この映画の描くいわゆる「スクールカースト」には納得いかなかった。 だって、帰宅部と部活命は、特に男子の場合、自分から見たら、明らかに後者が上だから。 卒業後の成功率だって全然違う。 彼女がいるいないは、全くと言っていいほど関係ない。 自分はイイトシだから、経験の蓄積からこう断言するわけだけど、今の高校生だって、「部活動がこれだけ推奨されるってのは、何か意味あるな」って感じてるだろうに。 まあもっとも、自分が彼女なし運動部だったのはやっぱり関係あるかなw  高校当時は、確かに文化部を下に見ていたしね。 ただ、この映画の登場人物の個性の書き分けと物語への引きずり込み方は、もう圧倒的と言っていいほどうまい。 でも、ラストはちょっと物足りず、「あれ?なんだ、これで終わり?」って思った。 ただ、その後すぐ「まあいいか。もう一回見ればいいし。」と思った。 それって、もう充分に秀作ってこと。
[DVD(邦画)] 8点(2013-06-30 14:43:19)
22.  アルゴ
結末がわかってるサスペンスなのに、緊張感が素晴らしい。 しかも、むごたらしい殺人シーンなんかもないにも関わらずだ。 そしてこの映画の裏テーマは、「アメリカ人が大事にしているもの」だろう。 個々人の勇気、正義感、機転、信頼......そして映画。 日本人の自分でも、これらを嫌味なく受け入れることができた。 これならアカデミー作品賞も納得の出来。 個人的には、いかにも1979年にいそうなデブとハゲのアメリカ映画人2人がツボだった。 「アルゴくそくらえ!」って、もう最高。 
[DVD(吹替)] 8点(2013-06-02 13:45:50)
23.  おおかみこどもの雨と雪
「全国381スクリーンで夏休み初日公開、在京キーTV局の全面バックアップ付き」ときたら、どんな超大作かと思ってしまうが、かなり地味な内容だった。 題材も地味だが、展開も地味だし、クライマックスさえも地味。 自分が一番気に入ったのは、メインキャラじゃなくて、娘の同級生の男の子だったし。 じゃあ、つまんない映画だったかというと、そんなことはなくて、見終わった後からジワジワくる。 見終わった直後は「パンフも買わなくていいかな~」なんて思ったけど、5時間たった今、パンフ買って良かったと思うし、もう1回映画館で見たいなと思ってるし。 ただ、今回の公開規模から、この映画の細田監督をポストジプリのように言う向きもあるけど、それはさすがに違うなと思った。 ジプリは「大人も見られる子供向け」を作り続けてきたけど、細田監督は「大人向け」ばかり作っている。 だから、今作なんか特にそうだけど、映画作品としては優秀でも、TV放送にはジプリ作品ほど向いていないから。 でも、「時をかける少女」「サマーウォーズ」そして今作と、毎回「前向きに生きる勇気」をもらうたび、毎回「細田監督、次はいつなの?」と思わざるをえない。
[映画館(邦画)] 8点(2012-07-22 23:31:19)(良:1票)
24.  八日目の蝉
最初に「他人の子供を誘拐しておいて、何の反省もない女」って、じっくり説明しているわけですよ。 だから犯人に、何の同情も思い入れも感じない。 ところが、見終わった後は、最初の場面に納得して涙してしまう。 つまり、最初の印象を2時間半でひっくり返してる。 これはもちろん狙ってやってるわけだけど、凄いことだ。 当然、脚本は素晴らしいけど、出演者では小池栄子が良かったな~。 あのうさんくささ、最高。 さて、見終わって数時間たった今、よくよく考えると「井上真央はこの後本当に幸せになれんの?」とか「井上真央の父親は結構ひどすぎない?」とか思わないわけでもない。 でも、見ている途中はそれを感じさせなかった。 力強い、映画らしい映画という印象。
[DVD(邦画)] 8点(2012-01-08 14:46:39)(良:3票)
25.  キック・アス
やっと見れた。 いつものビデオ屋の新作コーナーを毎週チェックして、「出てないなあ」なんて思ってたら、コレ、ツ○ヤ限定のレンタルなんだ。ようやく気付いた。 そんなことがあると思わないとか、ネットで調べようとか思わないって、もうトシかなあ。 ついでにビデオ屋って言葉も、もうジジくさい死語かな。これからなんて言おう。 それはさておき、映画の話。 前半は結構退屈だった。 R15らしく悪趣味なんだけど、なんかみんなヘタレだし。 しょうがないから、主人公が思いを寄せる女の子を一緒になって好きになっちゃったり。 でも彼女、こっちが勝手に清純派(これも死語?)と思ってたら、こっちの理想と違う言動取り始めるから、映画にのりきれない。 でも、クライマックス、映画史に残る見事なアクション! グロいくせに爽快って初めて見た。 最後の最後でヒットガール大好きになった。 彼女、なんかマスクしてるときの方がキュートに見えた。 ってことは、結局、この映画にうまくハマれたってことだ。 だけど、この映画は、テレビ地上波放送不可能な、映画好きだけのための秀作だなあ。  だってグロいし、前半退屈だし、マイナーだし、そもそもヒットガールの設定自体がちとヤバいし。
[DVD(字幕)] 8点(2011-04-29 14:05:18)(良:1票)
26.  トイ・ストーリー3
いやあ、素晴らしいなあ。  自分は「1」も「2」も昔見てるけど、ピクサーらしいひねりの無いストーリーで、小学生までならいいんじゃない?という程度の感想を持っていた。 それから、ピクサーの絵柄もあまり好きじゃない。「できるだけ写実的に、実写に近く」っていうなら、だったら実写でやったほうが早いじゃんと思うし。 つまり、自分はどっちかというとアンチ・ピクサーに近いんだけど、それでもこの映画の完成度の高さには唸らざるを得ない。 自販機の中を駆け上がるというシーンは、見たことのない映像だったし、悪役らしい悪役、予測できないラスト、自分でさえ知っている著名人形の小ネタの数々... 最後には思わず涙。  それにしても、「1」から「2」、「3」へと段々と完成度が上がっているのはどういうことだろう? 段々と対象年齢を上げていく作りをしているんだろうか? いやあ、そんなことで単純に完成度が上がるわけないよなあ。  どっちにしても、ピクサー、やるなあ。
[DVD(吹替)] 8点(2010-12-04 23:56:25)
27.  キングダム(2019)
この原作漫画のファンなので、かえってこの映画を見ることを避けてきた。 だって、これを実写化しても、邦画じゃスケール感を出せるはずないし、濃すぎるキャラもいるし、どう頑張ったっていい映画になりそうもないから。 しかし、友人の勧めもあって、今回見てみることに。  実際見てみた感想は、「なるほど、これは楽しい!」。 後半のアクションシーンの迫力が特にいい。ハラハラドキドキがちゃんとできてる。 キャラが濃すぎて実写化不可能と思っていた王騎も、よく頑張ってる。 漫画での王騎は、この漫画の救世主と言えるくらい、個性的で魅力あるキャラなだけに、相当難しいと思ってたけど、大沢たかおは漫画とは微妙にセリフ回しも変えて、ちゃんと王騎をやってる。拍手。 その他、政、成驕、可了貂あたりも、漫画と同じ表情が時折見えて楽しい。 その分、主人公の信の魅力が薄いけど、まあこれは漫画の序盤の話だし、しょうがないところ。  とにかく、漫画の熱さをうまく抽出できているのは、大したもんだと思う。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2023-08-27 02:25:32)
28.  空飛ぶタイヤ
タイトル見て、「天空の城ラピュタみたいだな」なんて思って、何も知らずに借りた。 パッケージ写真から「子供向けじゃなさそうだ」とは思ったんだけどね。  さて、冒頭のシーン見て、思わず「これか...」と声に出てしまった。 自分、この事件現場の近くに住んでいたことがあり、また車好きということもあって、この事件のことはよく覚えているから。 映画と違って、車好きはみんな最初からメーカーを疑っていたと思う。 タイヤがホイールごと外れて転がっていくなんて、運転ミスや整備不良じゃまず聞いたことなかったから。 ただその後に出てきた話は、映画以上に本当にひどくて、「潰れてしまえ」と思ったなあ。 このメーカーは、真っ黒な排気ガスを出す乗用車を、「環境エンジン」という真逆の名前で売っていたことがあり(しかも四つ葉のクローバーのステッカー付き!)、自分は以前から嫌いだったし。  さて、映画の方は、エピソードがテンポ良く出てきて飽きずに見られる。 ただその分、深みというか盛り上がりに少し欠けるかな。 でもクライマックスでちゃんと泣けたし、エピローグはちょっと意外な感じが楽しい。 でも、もう1回見たいかというと、どうかなあ。 この実話は本当にひどくて、車好きとしてはもうあまり思い出したくないんだよね。
[DVD(邦画)] 7点(2021-02-12 01:22:05)
29.  若おかみは小学生!
良作の噂を聞いて、前知識ゼロでの鑑賞。 能天気なタイトル、絵柄、音楽から微笑ましく見始めると、いきなり超ハードな展開に度肝を抜かれる。 ただ好き嫌いでいえば、はっきり言って嫌い。 そりゃあいきなり人が死ぬとこ見せれば、客は集中するけど、楽しくはならない。 それを子供向けアニメでやるってどうなの?って思うし。 それから主人公、小学生のくせに、働くことに真面目過ぎだし、疑問なさすぎ。 子供らしくない。 この辺、おそらく小学生女子なら抵抗ないだろうが、小学生男子はまったく共感できないだろうなあ。 男子はバカだから、男子が主人公じゃないと共感できないし、冒険話がないと集中力続かないし。 それでも、数々の暖かいキャラがうまいこと話を進めて、まとめて、確かにまずまずの良作。 数あるキャラの中でも、自分は断然ピンフリが好き。 暗くなりがちな物語の中で、彼女には何度も笑わせてもらった。 救われたと言っていい。
[DVD(邦画)] 7点(2020-07-13 21:29:25)
30.  天気の子
つまらなくはない。 途中、ちょっと泣けたし。 ただねえ、印象は「君の名は。の縮小再生産だなあ」。 特に、「君の名は。」同様、エピローグが結構長いんだけど、そこで結構マイナス点。 この終わり方は、あまりいい気分じゃない。 主人公の最後のセリフに、自分は「そうかなあ?」と思ってしまった。
[映画館(邦画)] 7点(2019-07-19 22:39:55)(良:1票)
31.  ベイマックス
主人公のキャラ、設定が傑作「ヒックとドラゴン」に似ているから、つい出来を比べてしまうけど、これはこれで楽しい。 ただ、後半はあまりにご都合な展開にちょっと引いてしまったなあ。 でも、新橋とか道頓堀っぽい街並みとかメカが楽しく、気持ち良く終わるから、好感度高いです。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-02-18 00:19:36)
32.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 
この映画の「全員悪人」というキャッチコピーは覚えていた。 で、見終わった後は、「”全員悪人”じゃなくて”全員短気”じゃんか」と思った。 だって最初は60万円ですよ?60万円。 そりゃあ高いですけど、命のやりとりする金額じゃあない。 それに、警察署の前でタバコのポイ捨てするシーンに象徴されるように、意味なく相手に反感持たせてるし。 これじゃヤクザじゃなくて頭の悪いチンピラだし。  でもねえ、見終わって数時間すると、やっぱり「面白かった!」って感情が上回る。 テンポいいし、暴力とお笑いを両立させてるし。 このセンスはたけしならではだなあ。 やっぱり「全員悪人」ってキャッチは正しいな。 みんなカッコつけて悪ぶった後、カッコ悪く死ぬ。 それを一言で言うなら「全員悪人」しかないと思うから。 大人の男しかわからん映画だと思うけど、それでいいのだ。 もっと早くみれば良かった。
[DVD(邦画)] 7点(2019-02-10 20:50:25)
33.  ボヘミアン・ラプソディ
高評価に釣られて、遅ればせながらの鑑賞。 自分にとってクイーンは「知っている曲がいくつかある」程度。 「Don't stop me now」を使った浅田真央の動画でいたく感動したことがある、そんな程度。  さて映画。 ストーリーは意外に凡庸。 実在の天才を扱った映画を過去にいくつかは見ており、そこから想像できる物を超えはしない。 印象的なエピソードを短くどんどん出してくるから、飽きはしないけど。 「日本がらみのエピソードが出てこないなあ」なんて思いながら見てた。 それでも、クライマックスシーンには心動かされた。 クイーンの曲の歌詞に意味があるなんて、今日まで思ってもみなかったけど、ジンときた。 初めてのIMAX鑑賞だったけど、その価値はあった。見て良かった。
[映画館(字幕)] 7点(2019-01-14 09:30:02)(良:1票)
34.  シェイプ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 
ものすごーく簡単に結論から言うと、大人版ETってとこですか。 いろんなマイノリティが、ひょんなことから協力しあうってところがいいな~。 アメリカ人だったら、きっともっと刺さるんだろうな。 逆に、ダンスのシーンにはさすがにちょっと引いた。映像としてキワモノすぎる。 ラストの方は、ちょっとベタベタだけど、物語としての収束としては納得。 「ああ、いい映画見たなあ」とは思える。音楽もいいね。
[DVD(吹替)] 7点(2018-11-19 22:17:11)
35.  グレイテスト・ショーマン
楽しい! ミュージカルはこうでなくちゃ。 歌とダンスはもちろん、ド派手な衣装もお約束ですな。 特にダンスの3次元攻撃にやられた。 フリークスや階級社会といったナーバスな話も出てくるけど、昔の話だもん、いろいろあったろうけど楽しきゃOK! てなノリだから、アカデミー賞とは無縁だけど、自分的にはラ・ラ・ランドなんかより全然好きですね。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2018-10-20 21:50:39)
36.  アウトレイジ 最終章
ビートたけしは、自分にとって神のような存在。 しかし、それはお笑いの世界に限っての話だ。  映画人「北野武」は俳優なら「一流」程度、監督なら「芸能人出身にしては結果を残している人」くらいの評価でしかない。 それで、たけし監督作品は、初期の1,2作を見ただけで、ほかは見ていない。 今回は、なんとなく暇潰しに借りて見ただけなんだけど、意外に面白かった。 ストーリーを冷静に追えば、たけしと周りのヤクザの行動は論理的ではないのかもしれない。 でもそれを上回る緊張感、闘争本能、死の匂いなんかが、うまーく映画に集中させてくれる。 この出来なら、ちゃんとシリーズ当初から順に見ればよかった。  それにしても、たけしは主演しかできない人だね。 たけしが出てこないシーンがしばらく続いたあと、たけしが出てくると、何を言うのか、何をするのか、ものすごく期待してしまう。 主演しかできない人を、俳優として一流と言っていいのか? 映画としてそれで面白いんだから、それでいいのだ。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-08-17 12:09:34)
37.  チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜
どこにでもある、ベタベタ展開のスポーツ青春邦画。 それから、クライマックス前と後のお話は、ベタつき過ぎでちょっとうっとうしい。 でも、クライマックスのダンスでは気持ちよく泣けたんで、ヤボは言いっこなし! クール・ランニングをもじった解説も楽しかったし。  ところで、今年は高校生のバブリーダンスも流行って、女子高生ダンスの当たり年だった。 たださあ、荻野目洋子のダンシングヒーローは1985年で、バブルだった1990年頃よりも前の時代の歌なんだよね。 だからあのダンス映像を見るたびに、「荻野目ちゃんはバブルなんかじゃない!」って複雑な気分になるのは自分だけ? ダンスそのものはよくできてるだけに、余計そう思う。 あ、こういうこと書くのがヤボってもんか。ごめんなさい。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2017-12-29 19:58:05)
38.  この世界の片隅に(2016)
「火垂るの墓」を0点にした自分。 この映画の評価が高いことは公開当初から知ってたけど、似たような映画だろうと思って映画館鑑賞は見送った。  それで今回初めてDVDで見たわけだけど、序盤はやっぱり拒否感強かった。 だって当時の呉っていったら、世界有数の軍事都市ですよ? 兵隊さん、軍事産業無しじゃ街ができていないような場所。 そんなことに仮に無知無関心だったとしても、嫁いで暮らし始めたら、誰だって瞬時に理解できるはず。 ところが主人公、全然戦争とは無関係な顔してるから、「なんだか製作者側の作為を感じるなあ」と思った。 それから、最後のエピソードも腑に落ちない。なんであんなの入れたのかな。 あんなことする金の余裕も心の余裕も、当時は誰も持っていなかったはず。 というか、今現在でもまずありえない。  ただそれでも、若い夫婦が次第に絆を深めていく描写の積み重ねが丁寧で、次第にグイグイ引き込まれた。 ただそれだけに、「火垂るの墓」の代わりにはならないだろうな、とも思った。 この淡々とした積み重ねは、子供にはまったく理解不能だろうから。 見ててつらい絵もかなり続くしね。
[DVD(邦画)] 7点(2017-12-17 00:33:25)(良:1票)
39.  シン・ゴジラ
楽しかった! 最後の方はさすがにちょっとダレたけど、前半の頑張りに拍手。 しかし、日本って平和な国だなあ。 逆説的にそんなことを考えてしまった。 自国の首都が徹底的に破壊されるなんて映画は、夜道の一人歩きが危険な国じゃ、まず撮れないと思う。 自国の首都が徹底的に破壊されるかもしれない、なら外国映画でもいくらでもあるけどね。  今日は夕飯食べてからレイトショー見に行ったのに、映画見終わったらなんだかまた腹減って、もう1回夕飯食べてしまった。 映画が楽しくなきゃ、こうはならない。 映画って、こうじゃなくちゃね。
[映画館(邦画)] 7点(2016-09-02 00:50:20)
40.  ちはやふる 下の句
上の句があまりに傑作だったので、期待しすぎて見に行ってしまった。ちょっと残念。 それでも、「部活青春もの」として水準以上の楽しい作品ではあるんだけどね。  自分は原作ファンなので、「この話をどうやって映画にまとめるんだろう?」という心配をしていたが、やはりそこは心配通りになってしまった。 ただし、最後の最後のシーンでサプライズ! これには唸らされたし、泣かされた。 やっぱり原作、キャスト、スタッフの情熱がうまく結末に結びついたんだろうなって思った。  ところで、公開初日の本日、続編の制作が発表された。 思わず「コナンかよ!」ってツッコんでしまった。 あ、いいことだとは思ってますよ。
[映画館(邦画)] 7点(2016-04-29 22:44:37)
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