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カワウソの聞耳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 416
性別 男性
年齢 41歳
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21.  トレイン・ミッション
もう一捻り欲しかった。パトリック・ウィルソン、サム・ニール、ベラ・ファーミガの3人はゲスト出演程度で残念。
[インターネット(字幕)] 5点(2019-12-06 11:38:28)
22.  最後の追跡 《ネタバレ》 
日本では劇場公開のなかったのが残念な良作。生活のために銀行強盗を繰り返す兄弟と、2人を追うテキサス・レンジャー2人の攻防を追う。テキサスのさびれた情景が印象的に映されている。ラスト、クリス・パインとジェフ・ブリッジスが対峙する場面がせつない余韻を残す。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-11-27 09:05:41)
23.  アイリッシュマン 《ネタバレ》 
東京国際映画祭にて鑑賞。3つのエピソードが並行して描かれる。主人公フランク・シーランがマフィアに気に入られ、仕事を次々とこなしてのし上がる半生。年老いて、施設で過去を振り返る晩年。そして、ボスであるラッセル・ブファリーノらと知人の結婚式に向かう旅。この旅がどの時点なのかは、映画の終盤に明かされる。映画が始まってからは、フランクがラッセルに気に入られて、裏仕事を請け負う様子が描かれる。テンポはいいが、予定調和でもあり、この時点では全部で3時間半という上映時間に気後れした。しかし、ジミー・ホッファが登場してからは、一気に緊張が走り、物語に惹き込まれる。デ・ニーロ、パチーノ、ペシの三角関係が動き出すのだ。友人となったパチーノの“動”と、ボスであるペシの“静”の間で挟まれる複雑な心境を演じるデ・ニーロはさすが。家族との関係は、末娘との関係にだけ絞って描かれており、この関係が晩年シーンの締めくくりに重要な意味を持つ。全体として、満足のいく作品だった。「スコセッシ、デ・ニーロ、パチーノ、ペシの映画だ」と聞いて少しでも心が躍った人は、劇場で楽しめる作品だと思う。それにハーヴェイ・カイテルも出ていると知って手を叩いた人は尚更だ。難をいえば、俳優陣の年齢もあったと思うが、体の動きが少なく、会話劇になっている。そのため、笑いを散りばめるなど脚本に工夫されているものの、なんとなく観た人にとっては退屈な映画で終わってしまう可能性があるだろう。ネット配信前に、限定での劇場公開が決まったばかり。公開拡大は、昨年の「ROMA ローマ」の例を考慮すると、賞レースの行方次第だろうか。
[映画館(字幕)] 8点(2019-11-09 22:22:17)
24.  ジョーカー 《ネタバレ》 
ジョーカーというキャラクター構築を深堀りして、そこに貧困社会の闇が生む狂気を結びつけた展開はおもしろいです。全体のストーリー展開はゴールありきなので意外性には乏しく、映画全体としては物足りない印象です。ホアキン・フェニックスの演技と画づくりがしっかりしているので、飽きることはないですが。ジョーカーというアイコンがあってこそ成り立つ映画なので、バットマンを知らなかったり、思い入れがないと、近寄れない作品です。
[映画館(字幕)] 6点(2019-11-05 08:41:29)
25.  モリーズ・ゲーム 《ネタバレ》 
ケガで五輪出場という目標を諦めざるをえなくなった一人の女性が主人公。実話で有名らしいけど、日本人には馴染みうすいかもしれません。持ち前の知性と負けん気を活かして、金持ち向けのポーカー会場運営でのし上がる。その栄光と挫折が、裁判に向けた弁護士とのエピソードと交互に描かれる。主演のジェシカ・チャスティンの畳みかけるようで滑らかなしゃべりが映画のテンポをよくしている。父親とのエピソードは唐突な部分もあるけども、見応えのあるよく出来た作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-05 08:19:13)
26.  アド・アストラ 《ネタバレ》 
テレンス・マリック風の哲学的展開に、「ブレードランナー2049」的な重厚で冷たいSF要素が混じるものの、全体としてはB級感が漂う。不思議で独特の雰囲気があった。CGに頼らない画作りもいい。その一方で、娯楽要素を加えようとした中途半端さが足かせになり、映画の雰囲気に陶酔できない部分もある。この要素を排除できれば、「惑星ソラリス」や「ストーカー」のようなタルコフスキーの名作にも近づけた……かもしれない。
[映画館(字幕)] 7点(2019-10-04 08:47:28)(良:1票)
27.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 
タランティーノ作品にしては、個々のキャラクター設定が薄い感じ。見ていて飽きないのだが、見終わったあと、印象に残る登場人物や場面がない。私の中では、タランティーノ復活とはなりませんでした。
[映画館(字幕)] 5点(2019-10-04 08:35:40)
28.  アンロック 陰謀のコード 《ネタバレ》 
豪華な俳優が揃っている割には凡庸な仕上がり。ストーリーを複雑にしすぎて、説明が不十分なまま進むので置いてけぼりをくう。ノオミ・ラパスも頑張ってはいるが、もっと華のある女優さんの方が適役だったのでは。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-09-16 10:12:51)
29.  オンリー・ザ・ブレイブ 《ネタバレ》 
アメリカの森林火災を取り巻く現状が丁寧に描かれている。専門の消化隊と消化方法、そして、火災の頻度の高さに驚かされた。マイルズ・テラー演じる消化隊に入ってヤク中から立ち直ろうとする若い隊員と、ジョシュ・ブローリン演じる消化隊のリーダーが物語の中心。ジェフ・ブリッジス、ジェニファー・コネリー、テイラー・キッチュなど、まわりの俳優陣も豪華。最後は、知ってはいたけど呆然と涙。エンドロールで実年齢が流れますが、彼らがあまりに若いのでさらに驚きました。亡くなった隊員たちへの敬意も含めて、手堅い演出でした。
[DVD(字幕)] 7点(2019-07-16 09:02:08)
30.  クワイエット・プレイス 《ネタバレ》 
ホラーというよりはSFサスペンス。家族の絆が軸になっている。音を出してはいけないため、悲鳴を出せないのが緊張感を増す。異星人の弱点って、「マーズ・アタック!」見てればすぐに分かったのに。
[インターネット(字幕)] 6点(2019-07-16 08:51:11)
31.  ホテル・エルロワイヤル 《ネタバレ》 
マジックミラーで客室が覗ける怪しいホテルが舞台。そのホテルに居合わせた、ワケありの客たちのあるひと晩が描かれる。ベトナム戦争が泥沼化したニクソン政権時代が背景にあるのがミソなのだろうけど、捜査官の男性があっさり殺されてしまい、盗撮云々のくだりは伏線がうまく回収できていないような。登場人物一人ひとりの背景を過去に遡る展開も、意外性に乏しい。人物紹介が後半まで続くことで物語のメリハリがなくなってしまい、冗長な印象になる。後半に期待したドンデン返しはなく、配役がいいだけに少しもったいない仕上がりの作品。
[インターネット(字幕)] 6点(2019-07-16 08:45:48)
32.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
往年のゴジラファンには物足りない出来でした。官邸の人間模様を中心にしたのは新しいですが、肝心のゴジラが全く動かないのではどうにも興奮のしようがない。人間ドラマの見せ方も、セリフの応酬とカット割りのスピードで勢いをつけてみせてるようで中身が薄く、感情移入できない。時代の流れとともに、さまざまな作品に進化してきたゴジラですが、次世代のゴジラに期待です。個人的には、CGより着ぐるみの方が本物に見えてしまうのがゴジラです。
[インターネット(字幕)] 3点(2019-05-08 20:44:00)(良:1票)
33.  ブラック・クランズマン 《ネタバレ》 
評価が良かったので期待したが、他のスパイク・リー作品同様、ストーリーがうまく語られておらずぎこちない出来。主人公が警察に入ろうとした背景は全く不明でドラマとして消化不良な面が多く、笑いも肩透かし。導入とラストに過去の名作と実映像をそれぞれ流す尾ひれがついているが、ムリヤリ引用したような違和感がある。ドキュメンタリー映画ではないのだから、人種問題を皮肉たっぷりの描くコメディに徹した方が、映画作品としては良かったのではないか。
[映画館(字幕)] 5点(2019-04-07 18:59:46)
34.  ROMA/ローマ 《ネタバレ》 
家が主な舞台。そこに、祖母、両親、子供たちの3世代で住む一家と、住み込みで働く家政婦の日常が淡々と描かれる。その家政婦の一人が主役で、妊娠と死産を経験しながら、家族にとってかけがえのない存在である様子が語られるのだけど。。。さすがに、最後の海で溺れかけるシーンは感動するが、そのラストに辿り着くまでが冗長で途中は中だるみした。モノクロの映像は美しいのだけど、物語の起伏がなさすぎて、色があっても良かったのでは。夫に出て行かれる奥さん役の女優さんの巧さが勝って、主役の家政婦に感情移入できる魅力が途中まで見つからなかったのも残念。とりあえず、この映画に出てくるメキシコの男どもは最低です。
[映画館(字幕)] 6点(2019-03-22 08:49:09)
35.  ファントム・スレッド 《ネタバレ》 
映像、衣装、演技、演出のすべてが整っている。キノコで男を操る歪んだ愛はなかなかおもしろくはあるけれど、もう少し物語に捻りや意外性があっても、というところ。完成度の高い作品を送り出すPTAだが、「マグノリア」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のような、強引さをものともしない、圧倒的な力強さのある作品をまだまだ期待してしまう。
[映画館(字幕)] 7点(2019-03-17 20:37:43)
36.  グリーンブック 《ネタバレ》 
ハリウッドが何度も描いてきた定番のバディロードムービー。人種も育ちも異なる二人がお互いを知り、自分を見直していく過程を笑いを巧く交えて描く。目新しさはないが、嫌みのない誰でも楽しめる作品。過去のアカデミー作品賞作を並べた中で特筆すべき作品には全くならないだろうが、保守的で王道を好むアカデミー賞的作品だなぁと思う。
[映画館(字幕)] 6点(2019-03-17 20:26:52)
37.  海底47m 《ネタバレ》 
B級テイスト満載なのだが、リアルなサメやマシュー・モディーンの出演もあり、案外しっかりした作り。減圧症を経験した者としては、潜水病の恐さが盛り込まれているのも、ダイビングの恐怖を実感させる。ボロボロな檻の割に、高価であろう無線通話可能なマスクやデジタルの水圧ゲージを使っている点など、演出上の違和感は感じる。それでも海底に落ちてからは、どう脱出するかに徹した演出で楽しめた。
[インターネット(字幕)] 6点(2019-03-14 08:59:39)
38.  女神の見えざる手 《ネタバレ》 
強引にも感じるストーリー展開だが、ジェシカ・チャスティンの巧さにひたすら魅了されて圧倒される快作。政治絡みの内容が膨大なセリフとともに語られるが、馴れれば苦にならない。銃規制が焦点の映画かと思いきや、ロビー活動のネタになっているだけなのが、少し残念。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-14 08:46:29)
39.  ファースト・マン 《ネタバレ》 
体感する映画。狭い窓とヘルメットにより極度に視界が制限された閉塞感が、しっかりと伝わってくる。一方で、聴覚は敏感となり、金属の軋みとエンジンの轟音によって不安感は極度に高まる。主人公のアップの多様と手ブレの烈しさは集中力を欠く部分にもつながるが、主人公の世界を体感させる意図だろう。次々と命を落としていく仲間たちの姿を背に、テスト飛行に挑み続ける過酷さとともに、家庭には素直に寄り添えない主人公の内面も描かれている。
[映画館(字幕)] 7点(2019-03-01 15:23:26)
40.  女王陛下のお気に入り 《ネタバレ》 
描く空間を極度に制限したコスチューム劇。宮廷の外を描くことは完全に排し、宮廷内の豪華絢爛な佇まいとシンメトリーな構図をひたすらに意識し、独特で狭い空間に囚われ固執する人物たちをじっくり、ねっとりと見つめる。「バリー・リンドン」や「英国式庭園殺人事件」が手本であろうか。ロウソクの灯りを頼りに物事が展開するシーンは、計算された演出が憎いくらいに、登場人物たちの心の闇を映し出すことに見事にマッチしている。主演3人が完璧なのは言うまでもない。特に、レイチェル・ワイズは嫌味と気品をうまく体現して、最終的には見る者の同情を得ることに成功している。
[映画館(字幕)] 8点(2019-02-19 22:41:20)
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