21. バンド・オブ・ブラザース<TVM>
《ネタバレ》 たった二時間では得られない経験を得ることができたように思う。 実際に戦争を経験していないのでよく分からないと言ってしまえばそれまでだが、戦争に対する恐怖というものをひしひしと感じたし、リアリティーある描写の数々に息をのんだ。 テレビドラマ化という選択だからこそ見れた重厚さだった。 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-31 00:08:56) |
22. グラン・トリノ
クリント・イーストウッドを見る映画。 私は特別彼が好きなわけでは無いが、あまりの渋さにため息が出た。 ストーリーは格別良いというクオリティでは無いかもしれない。 撮り方も巧いというわけでも無い気がする。 ただ、この世を去っていく愛すべき男の哀愁が漂う。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-08-12 12:59:47) |
23. ターミネーター2
《ネタバレ》 何回鑑賞しても感じる面白さを持ってる作品だと思います。 若干、人間に近づいた味方のターミネーターが胡散臭く感じることもありますが、それでもやっぱり面白い。 T1000は強烈な印象を与えてくれます。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-07-18 19:31:04) |
24. トイ・ストーリー3
《ネタバレ》 前二作が大好きなのでウキウキしながら3D版を鑑賞しました。 お決まりネタや、前二作を観てる人が分かるようなネタが含まれているので、そういったとこで笑わせてもらいました。 ただ、肝心の保育園脱出シーン以降の場面ではマンネリ感が否めず、いくらスペインバズなどが面白くても、若干の物足りなさを感じました。 ラストシーンは素晴しいものだったので、そこが観れただけでも良かったと思います。 あれは、子供の時分だと多分完璧には分からないだろうな。 それにおもちゃを捨てる時に何かを感じた人にはグッと来たはず。 最大の後悔としては、3D版を観なければ良かったということ。 画面が暗いと、どんな映画でもせっかくの色調が台無しになる。 蛇足だが、映画が始まる前の短編アニメが面白かった。 [映画館(吹替)] 8点(2010-07-14 02:26:22)(良:1票) |
25. レオン(1994)
ジャン・レノいい味出してるなと特に感じました。 ゲイリー・オールドマンは妙に怖いし、ナタリー・ポートマン可愛かったんだなと。 リュック・ベッソン後期を特に観ている私には、こんなクオリティーの作品を作れる時期もあったんだなあと妙に感動してしまいました。 俺も錠剤飲む時ああしようかな。 [DVD(字幕)] 8点(2010-04-22 12:26:59) |
26. 天空の城ラピュタ
壮大な世界観に幼少期から度肝を抜かれた。 地上、地下、空、宇宙と全部が舞台になってるんだから、それも無理は無いだろう。 幼少時感じた竜の巣突入時の高揚感は、今でも忘れない。 [DVD(邦画)] 8点(2010-04-16 18:50:32) |
27. ルパン三世 カリオストロの城
日本語版と英語版、併せて何回観たか分からないくらい観た。 宮崎監督と、ルパンの世界、そして素晴しい主題歌が絶妙にマッチして、飽きたと思うことがあまり無い。 時計のギミックの残酷さとが相まって、子供時代からかなり心に残っていた。 [DVD(邦画)] 8点(2010-04-16 18:35:22) |
28. 恋人たちの予感
男女どちらかの意見に偏った作りではなく、両者の本音が聞けて面白い。 両者が本音を言いつつも、嫌悪感を覚えるような内容じゃなく、上手く上質の音楽で纏めています。 たまには、男女の本質に触れてみようとする映画を観るのも良いんじゃないでしょうか。 コーヒーでも飲みながら、ゆったりと鑑賞してもらいたい作品です。 8点だと若干高い気もしますが、7点群に埋もれさせておくのももったいない作品だと思いました。 [DVD(字幕)] 8点(2010-04-16 03:40:28) |
29. 天使のくれた時間
人生において何が人にとって重要であるのか。 そんなものはこの映画を観た二時間で完全に分かるわけはない。 ただ、人が生きていく上で確実に重要なもののひとつをこの映画は教えてくれる。 この映画の様に人生は単純なものではない。 ただ、デフォルメされたものだからこそ気付くこともある。 進路で悩んでいた時期に鑑賞したので、尚更印象深かった。 [DVD(字幕)] 8点(2010-02-14 17:01:33) |
30. ゴッドファーザー
現代のシステムに組み込まれてる随分システマティックなマフィア。 それに組み込まれてることを嘆くゴットファーザーを演じるマーロンブランドの哀愁漂う表情は何とも言えません。 作りはとにかく丁寧といった印象を受けました。 アルパチーノのダークに染まってく過程は見物です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-28 18:42:45) |
31. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
今の時代に合った、洗練された007になっています。 洗練されすぎな感も否めませんが、文句なしにスタイリッシュでかっこ良い。 車の宣伝用のカットは少々苦笑いでしたが、それ以外は文句付けようが無いと思います。 とにかく新鮮味と迫力はピカイチ。 [映画館(字幕)] 8点(2009-10-18 02:21:13) |
32. ブレードランナー
《ネタバレ》 とてつもなく重厚な作り。 細部へのこだわりや、濃密な世界観が印象的で、観賞後も長く心に残るであろう作品です。 良い作りのものはやっぱり良いなと素直に思えました。 特に三体のレプリカントの死の描写は凄まじいものがあった。 美しさ、儚さ、哀愁を帯びた死であり、脳に鮮烈に焼きつく。 ただ、エンディングと語りは蛇足だったかなと。 ほんのちょっとだけだが、作品をチープにした印象を受ける。 まあ、その点はファイナルカット版が解決してくれるようですが。 私個人としては、こちらよりも先にファイナルカット版の鑑賞を薦めます。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-10-04 01:55:45) |
33. 女王陛下の007
シリーズ1,2を争う作品。 アクションシーンも上々の質だし、ロマンスはボンドに似合わず純情一直線だから見ていて面白い。 とにかくバランスが良く出来ていて、何回観ても楽しめる。 戦闘シーンの音楽もボンドのテーマばかりではなくて良かった。 今作以前へのオマージュも含まれてるのでそこも嬉しい。 きっと時代を先取りしすぎてしまった映画なのかもしれない。 スーパーマンとスパイの違いを区別出来るようになった現代だからこそ、面白いのだと感じられるに違いない。 [DVD(字幕)] 8点(2009-07-10 18:40:56)(良:1票) |
34. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
大団円への複線のオンパレード。 二作目にしてやっとでてきたマーティおなじみのセリフ。 マーティとドクの人物像を説明するには前二時間の尺では短すぎた! 2,3を観てこそ、BTTF信者は誕生する! [DVD(字幕)] 8点(2009-05-08 20:53:30) |
35. 鬼火(1963)
《ネタバレ》 始終、アランの苦悩がそこかしこに漂う。 全てが苦悩で埋め尽くされているのだが、なぜかその中に、うっとりするような哀愁が仄かに香る。 なんて香しい映画だろう。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-04-03 02:48:27) |
36. 魔法にかけられて
これは高評価せずにはいられない映画でしょう。 現実的に見ると「あり得ないだろ」と思ってしまいつつも、妙に顔が綻んで、映画の世界にあこがれている自分にはたと気付く。 何か、某夢の国にいるときの感覚に似ているような気がする。 鑑賞中はどんなことでも起こりうるように錯覚してしまうし、これぞファンタジーの持つ力なのかなと。 ドラゴンの造型さえ良ければ、もっと評価を高くしても良いくらいだ。 改めて映画における音楽の重要性を再認識した。 ヒーロー、ヒロインのどちらもが嫌味ったらしくなく好印象なのもまた良かった。 [映画館(邦画)] 8点(2009-02-13 23:58:44) |
37. バッファロー'66
《ネタバレ》 こうもツボを押さえてくるかってくらい、センスが溢れてる映画。 行動はどう見ても馬鹿で、起こる出来事もくだらないことばかりなんだけど、妙に引き込まれます。 最後のほっこりとした温かさ見たさでついつい定期的に観てしまいます。 [DVD(邦画)] 8点(2009-02-10 02:01:25) |
38. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
この映画のストーリーは、うる星やつらのキャラがあってこそ面白いと思えたのだと思う。 シュールで退廃的な世界なんだが、キャラクターが妙に朗らかにしてくれるし、楽観的に観させてくれる。 原作から大分遠いところまで離れてしまったように感じる人もいるかもしれないが、押井守とうる星やつらのコラボレーションだと思って、両者のぶつかり具合を純粋に楽しんで欲しい。 [DVD(邦画)] 8点(2009-02-10 01:47:58) |
39. グーニーズ
子供の頃のあのワクワク、ドキドキ。 この映画を観てるときは、いつでも色褪せない。 死に隣接する冒険、初恋、友情。 これだけ詰め込んであったら、心を鷲掴みされるのも当然。 それに、悪ガキ達のコミカルな動きには大分笑わせてもらいました。 しっかし、マイキー役の子は立派に成長したなあ。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-02-10 01:27:20) |
40. 時計じかけのオレンジ
人間の本能が爆発する様と、名曲の数々が何故か異様にマッチする異色作。 ベートーベンも合唱付きを作曲した当初は、こんな怪しい映画に使われると到底思って無かったろう。 人間の内に存在する暴力や、思想と暴力など、色々なテーマを描いているようだが、どうもひとつひとつの場面、選曲のセンスの高さに目が行ってしまう。 キューブリックの芸術性の高いセンスには、敬服の念を抱かずにはおれない。 こんな映画、どうやったら撮れるんだよ! [DVD(字幕)] 8点(2009-02-10 01:23:46) |