381. ザ・マジックアワー
一言で片付けるならば「大いなる茶番劇」 いや貶すわけでなく、これは誉め言葉。 茶番劇を笑いに変えてしまうパワー。 コメディに余計なツッコミは無用ですね。 ナイフのシーンには腹の底から爆笑させていただきました。 その他にも、可笑し過ぎるシーンがあちこちに。 ひさびさに映画で痛快に笑わせてもらいました。 感動作、とはいきませんが安心して観れますね。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-04-06 17:55:27) |
382. 花
ストーリーやビジュアルに派手さはなく、 地味ぃな映画ではあるが泣けるいい映画。 多少、演技やセリフにクサイ点があるのが微妙なところ。 ラストシーンまでオチに気付かなかった。 フツーは気付くもんだろうなんだが。 [DVD(吹替)] 6点(2009-04-06 15:32:22) |
383. レッドクリフ Part I
DVD版が手に入ったし、ヒマだったので観た。 肩の力抜いてヒマつぶし程度の軽~い気持ちで。 ここの評価に反し、意外とおもしろかったので驚いた。 期待を大に胸膨らませてなかったおかげかも。 とはいえ配役や演出などツッコミどころは少々。 仮にも架空の人物、甘興が目立ちすぎなのはどうでしょう。 関羽・張飛・趙雲の蜀の三大名将をさておかれたのは、 蜀好きとしては少々悲しく寂しいですね(笑) 特別出演の日本人でありながら、中村獅童の配役が美味しすぎ。 「三国志」という既成概念をもって見ると違和感アリアリかもしれませんが 凝り固まらず、三国志テイストの「レッドクリフ」と観るといいかもしれません。 あと、個人的には音楽が軽くて印象薄くて物足りない感じが。 もうちょい重厚な音楽でも良かった気がします。 べっぴんな小喬は一見の価値アリ、思わず見惚れてしまう。 評価点のうち1点は小喬に献上してもいいくらい。 続編の予告も観ましたが、早くPart2が観たくなりました。 映画館で観ておけば良かったかな?と少々後悔。 [DVD(字幕)] 7点(2009-03-14 14:14:13) |
384. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
古めかしい世界観は良かったですね。 ミュージカルテイストはとくに気になりませんでした。 ただ、個人的には喉元のシーンは痛々しくて見れません。 話も残酷というか退廃的というか、手叩いて喜んで見る内容じゃないですね。 あと娘と船乗りの話が中途半端なままなのもひっかかる。 序盤・中盤と思わせぶりにしておきながら、最後はトッド単独でお話完結。 オチなしじゃ娘も船乗りも締まらないし、全体のまとまりも無い気が。 物語の物足りなさ、残酷さとグロさで評価の点数しょっぱくしたいと思います。 ティム・バートンは好きなので、まだ甘い点数かもしれませんけど。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-03-02 14:44:17) |
385. アレックス・ライダー
街や人物など雰囲気がいかにも「英国です!」と言わんばかりの映画。 英国っぽさだけがウリで、他に特筆するべきことはない凡作。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-23 02:21:05) |
386. 交渉人 真下正義
映画としては微妙といわざるをえない。 肝心のメインとなる交渉人としての部分や話の展開もいまひとつ。 犯人の正体なども含め、減点の部分は決して少なくない・小さくない。 踊るシリーズのノリを楽しめるのは相変わらず。 ただ、親方気質の線引屋、無愛想で無骨だけど筋の通った総合指令長、 ガラ悪いけど好いやつの木島、登場する熱い男たちはたまらない。 その部分を楽しむだけの娯楽作品としてならまだ楽しめた。 [地上波(邦画)] 5点(2008-08-15 15:52:36) |
387. ザ・シューター/極大射程
《ネタバレ》 ちょろっと見るだけのつもりがついつい最後まで見てしまった。 濡れ衣を着せられての復讐劇や悪い政府が敵とかは、 悪くいえばありきたりでよくあるお約束パターン。 頼りなさそうな新米捜査官とコンビになるのは面白いけど、 世界級の狙撃手が一緒とはいえ彼レベルアップしすぎじゃないですか? 正義だなんだといった割には最後は結局ただの人殺しなところが、 終わりかたとしてなんだか腑に落ちない感じがします。 関係ないけどヒロインが美人ですね。 ムダにエロスなシーンがなかったのは評価したいです。 …しかし公開当時からずっと思ってたんですが、 サブタイトルの「極大射程」ってなんかダサくないですか [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-08-15 15:38:56)(良:1票) |
388. アーサーとミニモイの不思議な国
ストーリーがどうにも安っぽくて薄っぺらい。 お子様向けの冒険映画といったレベルでしょうか。 そのためか、説明なしの強引な展開・設定もちらほら。 かと思えば明らかに大人向けのネタが仕込まれているのは製作サイドの遊び心ですかね? 不思議な国という擬人化されている違いこそあるものの、 小さくなって庭を冒険する基本はまんまミクロキッズ。 まぁ、全然おもしろくないわけではないので、 時間つぶしや退屈しのぎに、軽い気持ちで見る程度の価値ならあるかと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-06-22 13:14:54) |
389. ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜
原作が現在進行形のため時間軸的な問題など苦い点はいくつかあるが、 チョッパー(ドラム島)編単体としての完成度は非常に高い。 アニメ映画は子供向けと油断してたため、不覚にも泣いた。号泣。 もともと原作でも人間ドラマとしてのストーリ性が高いパートなので、 泣けて当然と言えば当然なんだけど。 チョッパー(ドラム島)編の原作ファン好きならぜひオススメしたい。 惜しいのは、アニメ・映画には命となる作画の質が落ちるのと、 劇場オリジナルのプラスのストーリーが蛇足っぽいところ。 それにしても野沢雅子のDr.くれはがイメージぴったりである。 [映画館(邦画)] 8点(2008-04-30 11:26:33) |
390. 硫黄島からの手紙
うーん…。 面白いんだか、面白くないんだかよくわからんかったなぁ…。 歴史や時代背景無知なせいだろうか? 「父親たちの星条旗」も見れば印象変わるのだろうか? ひとまずこの点数で保留ということで…。 やるせない気持ちにさせられたという印象しかないなぁ。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-01-01 00:46:23) |
391. リンダ リンダ リンダ
つまらなくはないけど、展開が平坦というかテンポ悪いというか。 物語の進行に、もう少し起伏があってほしかった。 高校・文化祭などの表現は、懐かしさを感じるほどリアルに表現。 最後の不自然な盛り上がりは練りこみ不足だが、 期待通りのブルハのラストシーン&スタッフロール。個人的にはそれだけで満足。 しかし、ブルハ好きだから観ていられたと思うが、 ブルハ知らない人や好きじゃない人にとっては、正直疑問な映画。 青春モノにブルハの曲を持ってくるなんて、鬼に金棒状態。反則気味にも近い。 笑いの要素はほぼ無いので、スウィングガールズのような娯楽映画的要素は低い。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-12-11 23:05:44)(良:1票) |
392. 私の頭の中の消しゴム
ヤバい。号泣。気分は「全米が泣いた」 ラストシーン行く前にすでに涙腺オープン全開。 冗談抜きで涙が止まらない、涙で前が見えません。 ハンカチという物体が、大量の涙と鼻水でエライことになりました。 泣きすぎて疲れた。 目は真っ赤だし、鼻水ずるずるだし、泣きすぎて頭痛い。 映画館で涙と、鼻水と、泣き声を抑えるのに必死。 映画館から出るのが、恥ずかしいのなんの。 切なすぎてやばすぎる。 久しぶりに思いっきり泣いた。 泣きすぎてもうぐったり。 1回目はひとりで見て号泣し、 2人で2回目を見にってもまた号泣。 [映画館(字幕)] 8点(2007-12-02 10:59:33) |
393. ザ・グリード
パニックホラーとしてはそれなりには見れたけど、 ご都合主義の強引な展開でどうにも無理やりすぎる。 [DVD(吹替)] 5点(2007-11-25 16:37:27) |
394. デッド・フライト
獰猛でアグレッシブなゾンビは確かに怖い。 だけど、それ以上に可笑しすぎてホラーなのに笑えてしまう部分が多々。 素人目に見ても飛行機の構造に無理があるのはどうなのかと。 タイトル通り「死(ゾンビ)の飛行」はもはやギャグでしかない。 [DVD(字幕)] 4点(2007-11-25 16:31:05) |
395. 時計じかけのオレンジ
独特の世界観や発想や構成、 その辺りはさすがスタンリー・キューブリック。 簡単に他人がマネすることのできないセンスがある。 星の数ほどあるありきたりな映画とは一線を画する逸品。 そういった意味では非常に興味深い。 ただし個人的な趣味を言うなら、退廃的な内容に好感は持てない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-20 22:52:28) |
396. 太陽(2005)
テンポがひたすら平坦かつ遅く、 台詞の無いシーンの「間」がムダに多く長い。 物語の起伏や変化がほぼないため、 終始とにかく冗長で退屈、眠気を誘う。 物語そのものの内容も薄く、浅い。 途中までは天皇のユーモアと取れるシーンも、 最後のほうではもはやただのコントかコメディ。 その割には、尻切れトンボのような唐突な終幕。 肝心の神ではなく人間として苦悩する姿も、 取って付けたような中途半端ぶりでイマイチ表現不足。 題材の割にメッセージ性が曖昧で、結局何を見せたかったのかわからない。 ロシア映画は詳しくないけど、重厚な雰囲気だけを楽しむ映画なんだろうか…? わざわざ映画館まで足を運んで損をした、金返せと言いたい気分。 [映画館(字幕)] 2点(2007-05-05 21:53:26)(良:1票) |
397. サウンド・オブ・サンダー
パニックものとしてはそこそこ楽しめた感じはするけど、 いかにもなCGがかなりキツイ。 次々とトラブルが襲い掛かる仲間にも、あまりにも無関心。 さも何事もなかったように、話が進んでいくのは違和感ありすぎる。 オチもオチだけに、見終わった後なんと言っていいか言葉に困った。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-05-05 21:44:53) |
398. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 ハチャメチャぶりが面白かったけど、 逆にハチャメチャ通し越して成り行き任せすぎというか…。 最後まで自分の「ロック」を貫いての結果であれば納得いくけど、 途中で挫折して投げ出しちゃってるしなぁ…。 最後、子供に救われたのも半ば運みたいな感じだし。 前半、無理矢理な感じも否めない。 ラストのロックは純粋に楽しめたけど。 ちょっと期待しすぎた感じかなぁ…。 [DVD(字幕)] 6点(2007-05-02 00:00:47)(良:1票) |
399. レオン(1994)
最後の最後までジャン・レノが渋すぎてカッコ良い。 ゲイリー・オールドマンも悪役ながら、クレイジーっぷりと渋さ満点。 男と女としての揺れ動く感情だとか、グッとくるものがある。 直接は関係ないけど、街並みだとかの雰囲気がすごく良い。 [DVD(字幕)] 9点(2007-05-01 23:07:07) |
400. イン・ハー・シューズ
なんでもない靴をキーにするあたりがおもしろい作りだなと思う。 序盤のうちはどうしようもない妹のダメっぷり全開だけど、 中盤・後半あたりかはそれが生きてくる。 よくできたヒューマンドラマだと思う。 ひとの物語の映画がやっぱり一番面白い! 兄弟っていいよね、姉妹っていいよね、家族っていいよね。 そんな風に思わせてくれる、すっきりとした心温まる映画。 ひとりの視点だけでなく姉や妹、さらには親や祖母と多様な視点から物語が描かれる点も非常に面白い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-21 21:42:29) |