401. 晩秋(1989)
《ネタバレ》 ○いずれ自分にも訪れる状況。目を背けたくなる場面もあった。終盤の親子の会話が被る。○父の言うように良いことも嫌なこともあるし、映し出される。○好きなJTウォルシュも出ていて嬉しい。○同じ親子を描いた同年公開の「フィールド・オブ・ドリームス」とは毛色の違う作品だが佳作。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-01 00:48:15) |
402. Z
《ネタバレ》 ○多くの登場人物と引き起こされる展開に次々と明らかになる新事実と見応えあるポリティカルサスペンス。なかなか引き寄せられる作品。○ただ、暗殺の詰めが甘かったり、供述に似たような表現が使われたりともう少し作り込んでほしいと感じた場面もあった。○しかし、ラストには驚愕させられた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-31 23:59:34) |
403. 夢売るふたり
《ネタバレ》 ○西川美和監督作品を続けてみているが、やはり人間の嫌なところを描くのがうまいなと感じる。○それを演じるキャストも良かった。「告白」でいまいちだなと思っていた松たか子も本作で見直した。○ラストについてはいろいろ調べてみてなるほどというものもあったが、いろいろと分析してみたくなる作品だった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-22 21:25:13) |
404. プリティ・プリンセス
《ネタバレ》 ○さすがゲイリー・マーシャル。この手の映画はお手の物。べたながら盛り上げ方がうまい。○この映画の一番の魅力はやはりアン・ハサウェイ。かわいいのは分かっているが、あえてダサくしてからの変身はもはやずるい。○ジュリー・アンドリュースとのやりとりも面白い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-22 20:47:27) |
405. テルマ&ルイーズ
《ネタバレ》 ○どうもリドリー・スコット作品は苦手な印象だったが、本作は面白かった。○真面目なスーザン・サランドンと明るいジーナ・デイビスの関係も良く、途中に出てくるマイケル・マドセンやブラッド・ピットが良いアクセントになっている。○女版ニューシネマといわれているが、まさに俺たちに明日はない、いや私たちに明日はない。徐々に追い込まれていくのが、乾いた田舎の果てというのも良い。○ラストもジーンとくる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-22 20:40:47) |
406. ディア・ドクター
《ネタバレ》 ○毎度西川監督映画に描かれる何かしらのエッセンス。○嘘がもたらす展開を刑事が監督の代弁者として描かれる。○主人公の心理描写がもう少しほしかった。○にしても井川遥きれいやなぁ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-08 18:40:27) |
407. 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
《ネタバレ》 ○つなぎ合わせの印象が強いストーリー展開と遅すぎるマドンナの登場が気になる作品だが、ラストがすごかった。むしろせこいわ。マドンナもいい。○タコ社長が外に出るのは貴重か!? [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-03 21:41:47) |
408. ゴッドファーザー PART Ⅱ
《ネタバレ》 ○午前10時の映画祭にて1作目に続いて観賞。○どうしても1作目と比べてしまうが、娯楽性に富んだ1作目の方が面白く感じる。ストーリーとしてはロスとのやり取りをもう少し楽しみたかった。○アル・パチーノは1作目より眼力が増してマーロン・ブランド程とまではいかないが存在感を増している。また、デ・ニーロも1作目でマーロン・ブランドが見せたしゃがれ声を完全にマスターしさすがの存在感。○1作目と比べると落とし所がいまいちかな。 [映画館(字幕)] 7点(2013-11-02 17:10:40) |
409. 蛇イチゴ
《ネタバレ》 ○「ゆれる」を観てからこちらも観賞。絶妙な間の取り方はひきつけられる。演出過剰を感じた部分もあるが。○微妙なバランスで成立していた家族が一つの出来事を機に一気に崩壊する。中盤まで正しい感覚を持った人物として描かれていた倫子が徐々にそうではない人物へと変貌していく。倫子自体は何も変わっていないのに、そういう風に思われていく流れが絶妙。兄は結局正しかったのだが、香典泥棒に違いはない。その設定も憎い。○なかなか考えさせられる内容ではあったが、あまりにも暗い内容でこの点数。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-11-02 17:00:29) |
410. ラブ・アゲイン
《ネタバレ》 ○それぞれのエピソードが終結する場面の滑稽さ。その場面のための前振りが90分くらいあると考えるとそれも馬鹿らしい。○所々心理描写を端折っている場面もあるが、テンポを良くする要因となっている。○ジュリアン・ムーアやケヴィン・ベーコンなどいかにもなキャスティングで絶妙。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-02 16:49:01) |
411. ヒドゥン・フェイス
《ネタバレ》 ○あまり縁のないスペイン/コロンビア映画だったが、おおむね楽しめた。○飲んだくれの男の話からどうなる事かと思ったが、二部構成のちょいエロありのサスペンスだった。○パイプを叩いて外へ知らせるシーンは笑ってしまった。意図してないだろうが。○中で生き残れる理由と外に出してやろうとする理由がもう少し煮詰められてたらなと思った。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-27 17:14:52) |
412. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 ○一気に高校時代に引き戻されたようなノスタルジーある作品。○こんな地味な男子いるよな~こんなウザい女子いたな~などなど観ていてにやにやしてしまった。○そんな青春時代の男女が非常にコンパクトに描かれている。○各々の上場人物が抱える問題など考えるのも楽しいし、その登場人物演じる役者たちの将来も楽しみだと感じる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-10-14 21:52:58) |
413. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 ○序盤は、前作から時間が経過しており、説明的シーンが多かったが、最後にはしっかりと盛り上げるあたりはさすが。○今作単体で観れば、ウェインがゴッサムへ戻る動機づけが少し弱い。○悪役は前作ほどではないが印象を残す。ただ、ミランダの存在が残念。犯罪への動機が弱すぎる。一方で、ブレイク刑事は良い存在感を示した。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-06 21:50:34) |
414. ファミリー・ツリー
《ネタバレ》 ○今まで何度も扱われてきたようなテーマだが、コメディとドラマのバランスが絶妙。ジョージ・クルーニーここにありという感じさえ受けた。○まるで音楽が傍観者のように何があってもけだるい音楽が流れる。ハワイという舞台も良い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-28 22:02:12) |
415. マイ・ガール
《ネタバレ》 ○トーマスの死は無理やりな気もするが、ベーダが抱く将来への不安や様々なことへの好奇心など思春期の少女が描かれている。そのベーダも活気があって魅力的。○ベーダがどんな女性に成長していくのか想像するだけでも楽しい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-28 21:33:39) |
416. ミザリー
《ネタバレ》 ○まさにスティーヴン・キングの世界。○それを体現するキャシー・ベイツの怖さ、素晴らしさ。相手役のジェームズ・カーンも良かった。○ただこの恐怖感は一度で十分かな。夢に出てきそう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-12 20:07:52) |
417. 誰かがあなたを愛してる
《ネタバレ》 ○チョウ・ユンファではアクション以外の作品は初めての観賞。ラブコメも様になるな。○爽やかな音楽も良い味を出している。切ないラストも印象的であった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-12 19:57:28) |
418. 男はつらいよ 葛飾立志篇
《ネタバレ》 ○どこかで見たことのあるような設定だが、概ね楽しめる。○キーとなる小林桂樹はじめ、桜田敦子、大滝秀治などゲスト出演も見所。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-12 19:24:52) |
419. おしゃれ泥棒
《ネタバレ》 ○軽快なコメディ。気軽に見られる。○ヘプバーンとそれを取り巻くキャラもいい。 [DVD(字幕)] 7点(2013-08-31 11:43:28) |
420. バットマン ビギンズ
《ネタバレ》 ○最近のアメコミはこういう路線なんだろうか。○クリスチャン・ベールはその路線に合ってるし、低い声も徐々になじんでくる。○1話としても十分の内容だし、続編への序章としても十分の出来。○脇を固める俳優たちも非常に豪華。個人的にはケイティ・ホームズを続投してほしかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-30 23:10:06) |