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 > なにわ君 さんの口コミ一覧。23ページ目
なにわ君さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2036
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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441.  シン・ゴジラ
今まで見たゴジラ映画の中で、一番ゴジラが怖くて不気味でかっちょよく見えてしまいました。しかも、そのゴジラが口から、放射能火炎をはくシーンで、なぜか涙目、もちろん感動とかじゃなくて、どちらかとゆーと畏怖的な感情で、スゲー・・って感じです。あんなに怖スゲーとゴジラの放射能火炎に感じたのは、このゴジラが初めてです。そして、映画中、何度も体がゾクゾクする感じになって、面白さが途切れませんでした。久しぶりに映画館で、IМAXの大画面で観て、興奮してしまったってのもあるかもしれません。いや、やっぱ映画自体も面白かったんです。とにかく、このゴジラを見てしまうと、アメリカの大迫力のゴジラですら、あれ、なんだったんだろうって思えてしまうくらい、この邦画のゴジラにワクワクしてしまいました。てゆーか、僕はこーゆう雰囲気の映画がなぜかめちゃくちゃ好きなんだと改めて実感しました。
[映画館(邦画)] 10点(2016-09-08 04:08:28)(良:2票)
442.  グランド・イリュージョン 《ネタバレ》 
続編の予告が面白そうだったんで、このパート1を観てみました。手品を扱うからには、やっぱ、こっちがあっと驚く手品的な仕掛けがあるのかなーってちょっと期待したんだけど、これを観てると、どうやら、先に、手品師たちがチームを組んでルパン的なことをして、悪い奴を追いつめるって設定が出来て、あとから、手品ネタをストーリーにそってテキトーにちりばめたようにしか思えない。だから、手品の種がよくある感じっていうーか、安直ってゆーか。催眠術が万能過ぎってゆーか、そこは残念でした。後は普通な感じかな。手品師の4人もなんか存在感にそこまで魅力が感じられなくて、テンポも可もなく不可もなく。
[DVD(字幕)] 5点(2016-09-07 00:38:46)
443.  セッション
興奮して、体が熱くなる、熱くなりすぎる、とにかく、ウォーッて叫びながら街中を走り回りたくなる。噂は聞いていましたが、予想以上に面白すぎました。退屈感など、考える余裕など全くないほど、映画の世界に、ドンドン引き込まれていきました。観終った後の余韻は、音楽の映画とゆーより、すげー迫力のあるアクションサスペンス映画を観たような感覚、しかも、なんか今まで感じたことのないような感動?みたいな余韻。特に最後の展開は、緊張感とドキドキ感で、あまりにも体が固まり過ぎて、肩がこってしまいました。観る前に想像していた映画とは、全然違いました。途中の展開も裏切られまくりでした。これはもう音楽バトルアクション映画と言ってもいいかもしんない。
[DVD(字幕)] 10点(2016-09-06 02:27:33)(良:1票)
444.  007/スペクター
ダニエル・クレイグの007シリーズになってから、それまでの007にあった、荒唐無稽でケレンミがある感じから、どちらかとゆーと硬派に、リアル路線化し、バットマンのダークナイト化と同じような感じに進化して、そして、その路線と、昔の007シリーズの路線を少し融合して、原点回帰な感じで終わった前作の後、どーなるのか楽しみにしておりましたら、ここにきてあーた、スペクターですよ。デイブじゃないスペクターですよ。007の荒唐無稽の代表みたいな、お馴染みの悪の組織登場に、なるほど、ここで、それがくるのねって感じで、僕なんかはタイトル聞いて感心してしまいました。そんな期待で観た本作、路線としては、前作の終わりを引き継いで、昔の007シリーズにだいぶ戻ってきたなーって感じで、昔のオマージュをかなりぶち込んできました。ちょっと言いかえれば、アニメを実写化して、前作の終わりあたりから、アニメに戻して、そして、今回はそのアニメをちゃんとクオリティーをあげてやるって感じかな。だから展開そのものは、昔の007に近いです。ただし、前半はスペクターをかなり不気味に描いていて、引き込まれ感は十分にあったんですけど、後半、スペクターの正体がわかってからは、なんか敵が役不足に思えて、ちょっと残念かな。面白いんですけどね。ちなみに、今作は、ダニエル・クレイグシリーズの総括的な部分もあって、前作とか前々作の話とかも出てくるので、カジノロワイヤルからしっかり見直した後に観れば、よりストーリーがわかりやすくなるかと。
[DVD(字幕)] 7点(2016-09-05 03:48:35)
445.  ナイトクローラー
サイコパス的な男がフリーの報道事件カメラマンの仕事に目覚めてのし上がっていく、痛快サクセスストーリー。見る人によっては、この痛快部分に、ついていけないかもしれないですが、ある意味、ブラックコメディー的な映画かもしれません。この映画の面白さは、もちろんジェイク・ギレンホールの怪演。人当たりもよく、努力家、能力も高いが、しかし、普通の人なら、成功するために陥るかもしれない倫理観のジレンマを、全くに気にせず、成功する方へ簡単に舵をきってしまう主役のルイスを、とても一言では言い表せない不気味な魅力で演じきっていて、ヤバすぎて、逆に目が離せない。そして、誇張はされてるが、どこかこの男に社会の成功者の一面を感じずにはいられない自分がいる。ニュースとゆうものがいかに加工されて、僕たちの前に出されるかってゆう所を細かく描いてる点も面白い。
[DVD(字幕)] 7点(2016-09-04 04:09:33)
446.  ボーダーライン(2015) 《ネタバレ》 
麻薬捜査をするFBI女性捜査官がCIA主導の作戦に参加させられ、わけのわかならいまま、麻薬カルテルの闇を垣間見ることになる映画。とにかく、緊張感がすごい。音楽も印象的だけど、映像的にも引き込まれる感があって、面白かったです。冒頭からして、次々とテンポよく展開していくストーリーに、あれよあれよと映画の世界へ。そして、メキシコの街ファレスでの、これまた緊張感あふれるやばさぶりに、ドキドキ感がとまんない。裸の死体が何体も街中で普通に吊るされてるやばさ。こんな街、絶対、すみたくないです。なのに、普通に子供が住んで、サッカーやってたりする。で、この映画、後半、前半とは全然違うドキドキ感があふれる仕掛けになっていて、映画を観終わった後には、しっかり肩がこりました。体が固まり過ぎて。出演者ではベニチオ・デル・トロが特にやばい。主人公の女性捜査官が飛行機に最初に乗る時に、初めて登場するんだけど、ここからして、すでにやばい。あんな登場の仕方あるんだ。そして、カルテルの幹部を尋問する時の立ち位置。近すぎてやばい。
[DVD(字幕)] 10点(2016-09-03 02:29:46)(良:1票)
447.  レヴェナント 蘇えりし者 《ネタバレ》 
クマが人間を襲うところを間近で、しっかり映像で見せられたのは始めてかもしれない。たとえCGだとしても。そして過酷、過酷、ずーっと過酷。雪山の映像美は素晴らしいし、迫力あるし。ただ映画体感時間がけっこう長く感じてしまった。実際長い映画やけど、なんか途中、疲れてきちゃって。息子を殺されたのも、ほんとうは悲しくてやりきれなくなっちゃって、それで映画を見る吸引力をめちゃくちゃ発生させてくれるとこだけど、なぜか、そこまでひっぱりきれずに、若干、後半、集中力がそがれる感じに。最初のインディアンの襲撃とか、生肉を食うとか、川に飲み込まれるとか、見所はいっぱいあって、圧倒的なリアリティーもあるんやけどね。復讐劇の方に、そんなにカタルシスとか怒りとか感じなかったのが原因かな。でもサバイバル感はすごかったので、楽しめたほうかな。
[DVD(字幕)] 7点(2016-09-02 19:32:02)
448.  フォックスキャッチャー
僕は幼稚な男である。だから映画も、どっちかと言えばアクションバリバリとか、ホラードキドキとかわかいやすい映画に惹かれちゃうのである。この映画は、アクションバリバリとかホラードキドキとかの映画ではもちろんない。重苦しく淡々としたトーンで、全然興味のないレスリングに関わる人間を描いた実話ベースの映画である。こんなジメジメ、ドヨンドヨンした映画、普通なら退屈に感じるはずなんだけど、なぜか、映画が始まってから、一向に退屈にならない。むしろ、のめり込んで観てしまっている自分がいる。なんでだろうと考えた。僕はどーやら変人を見ることが好きなのかもしれない。この映画では変人が二人も出てくる。残りの一人はリア充。この3人の関係性にドキドキしっぱなしなんだけど。特にデュポンのたたずまいはやばい。物事がうまくいってもテンションあがるわけじゃなく、ジーッと見てる。銃でいきなり天井撃ったり、自分を称えるビデオ撮ったり、やばい感が満載。マークのありったけの食い物を食べるシーンから、その後に、体重を90分で戻すくだりもやばすぎ。人間てあんなにすぐに体重上下できるんだ。もちろんそれだけじゃない。始終漂う緊張感、それと変人で、自分とは全く違う世界の人間なんだけど、どこか、その感じわかるわーってな箇所が作品の中にちりばめられているのも大きいかもしれない。泣いたりとか感動とか何かの感情が生まれることは一切なかった。終わったあと、心にズシーンときただけである。でも映画の世界にどっぷりつかったので、面白かったんでしょう。コンプレックスをこじらせると悲劇が生まれるのは、どこの世界でも一緒である。
[DVD(字幕)] 10点(2016-08-31 03:10:46)(良:1票)
449.  屍者の帝国 《ネタバレ》 
完成半ばで死んでしまった伊藤計劃の長編小説を友人の円城塔が引き継ぎ完成させた原作小説をもとに、ノイタミナがアニメ化した映画。舞台は19世紀末のロンドンから始まる。と言っても、現実世界とは違い、このアニメの世界は、フランケンシュタイン博士が実在し、彼の技術をもとに、死人を蘇らせロボットのように使役する屍者技術なるものが、世界中に広がってる架空のスチームパンク的な世界。しかも、登場人物が、有名小説の架空キャラや、歴史上の人物をごちゃまぜにしていて、細かいネタも小説やら歴史上のものや、都市伝説やらかひっぱってきている、まーストーリーや世界観は全然違うが「リーグオブレジェンド」っぽい設定と言えばわかりやすいかな。主人公もホームズの相方であるジョン・ワトソンだが、屍者技術を追求する研究者って設定である。で、映画の方は、アクションが多く、テンポもいい。ゾンビ爆弾とか、パンチカードで情報を蓄える死者とか、世界観も面白い。屍者の僧侶の集団が黙々とタプライターを打ってる映像など映像的にも楽しめた。ただし、肝心のストーリーがなんだかモヤモヤしていた。原作から結構、改変しているそうだが、それは長い原作を映画にするためにしょーがなかった事かもしれない。主人公とフライデーの関係は、原作者の2人を投影してるかもしれない。ただ、やっぱ説明不足感は否めず、原作を読んでよーやく理解できる感じがなんとも。特に最後のクレジット後のエピローグは元の原作を知ってるからこそわかる内容で、映画だけでは、なんで?ってなる人が多いのかもしれない。映画の中には唐突的な箇所も多かった。なんでそこで花嫁?とか、エジソンとか。一部の者が屍者を操れるのもよくわかんないし。ただ、モヤモヤ感を気にしなければ、最後まで一応、退屈せずには観れたので、こんな点数かな。
[DVD(字幕)] 7点(2016-08-30 21:22:38)
450.  ジョン・ウィック
悪が調子乗って変な奴をなめたら、逆のボコボコにされちゃう系の映画。この映画のなめちゃった相手は実はめちゃくちゃ危ない元殺し屋。それがジョンウィック。これ系の映画は好きですね。変なカタルシスがあって。もちろん面白かったです。調子乗った悪がボコボコにされるだけでなく、変な闇社会の世界観だとか、アクションの斬新なアイデアだとか、見どころも沢山ありました。車とガンを使ったアクロバチックな攻撃方法、いいです。ジョンウィックの殺人マシーン的なとこも、観てて、こっちのアドレナリンがドンドン出ちゃいます。ちなみに、ジョンウィックに同情できる余地は描かれていますが、やり過ぎ感は半端ないです。それと、無敵なようで、無鉄砲なので、結構、そこ死んでるって箇所があり、それを乗り越えちゃってる所で、主役無敵のご都合主義って思うかもしれませんが、そこは、倒して、バン、倒して、バン、のリズムで乗り越えちゃってください。
[DVD(字幕)] 10点(2016-08-30 01:56:18)
451.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
3Dの映画館で観ることに特化し、体感映画とゆう視点でも突き詰められた特殊な映画って聞いていたので、正直、家で観るには抵抗がありました。だって、家で観るってだけで、この映画本来の良さの半分は消えたも同然なんだから。多分、映画館の興奮は全く味わえないなんだろーなって感覚で観たんですけど、いやいや、すごく面白かったです。こんだけ家でも面白かったんだから、映画館なら、もっとすごいことになっていただろーなー。生涯、忘れられない映画みたいな感じくらいに。で、映画が始まって、あれよあれよとゆーうちに、すぐめちゃくちゃ危険な状態。そっからは、危機また危機で、もう、最後までこっちの体が緊張で固まったまま。心拍もずーっとドキドキ。音楽がまた効果的で、こっちのドキドキを煽るように、だんだんでかくなっていって、もうそれだけで、やべー感がドンドンあがっていく。そして無音。ザ、うちゅー。最初のカメラが外から人を撮って、ヌルッと宇宙服の中に入っていって、一気に宇宙飛行士目線になるのも新鮮。でも、この映画、そんだけじゃなかった。泣けたわ。まさか泣くとは思ってなかった。あかん。子供が死んでる背景は、あかん。ヒロインの心の中を想像してしまうと、泣かずにはおれん。そして、そこから先の重力化で生きるテーマ性みたいなもんに、なんだかわからん感動と興奮。宇宙へ行ったら、もう地球の全てが愛しい。カエルも、大地も。たとえ、そこに悲しみがあろうとも。ってな気分で、なんか生きるパワーみたいなもんもらっちゃったなー。ただ、映画館での興奮はそれ以上に相当なもんだったらしいので、正真正銘、映画館で観なきゃ、ちゃんと語れない映画だとは思う。
[DVD(字幕)] 10点(2016-08-25 02:54:40)(良:2票)
452.  メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮
よくあるジュブナイル系近未来サバイバルアクションの王道映画の前作を観て期待してたんですが、期待どおりで満足です。ほんとよくある感じで、安心して観れます。これ。荒廃した近未来ならゾンビ的な何かも出るよね。やっぱ。世界観が広がったぶん、今回は前作よりさらに金がかかってます。しかも、逃避行の経路も、砂漠の廃墟、廃墟のビルの中、地下通路など多彩になり、テンポもよくて、逃避行につぐ逃避行で、息つぐ暇もないほどで、悪役もわかりやすく典型的だし、完全に予定通りの展開ですが、最後まで全く飽きませんでした。てゆーか、世界の仕組みがわかったぶん、前作より面白く感じました。ストーリー的には特に新鮮ではないですが、この映画に関してはそこが好きなのかも。次回作に完全に続く感じですが、次回作も期待してます。
[DVD(字幕)] 10点(2016-08-24 02:47:20)(良:1票)
453.  モンスターズ/地球外生命体 《ネタバレ》 
モンスターズ2の予告が面白そうだったので、だったらパート1から観ようとこれを観ました。確かにこの映画、怪物パニック映画としてはかなり異色でした。モンスターや、パニック的な映像はかなり少ないので、途中、普通のダラダラした戦地逃避行モノを観てる感じです。ただ、普通なら、こんな映画、モンスター映画じゃないって感じで、テンションダダ下がりなんですけど、これは普通に最後まで集中して観れました。低予算のわりには、映像が綺麗だし、低予算な感じが全然しないほど、舞台のリアルさもあって、しかも、登場シーンの少ないモンスターが逆に、そのリアルさに拍車をかけ、いざ出てくると、おおって感じで集中して観てしまい、悪くない気分にさせてくれました。オチの、私達、ヤベーもん見ちゃったので、とりあえず欲情しとこ感も、なんかわかる気がします。映画の出だしの伏線が終わりに繋がってるのでもなるほどと納得。でもストーリー自体、そんなに面白いもんと感じなかったのがちょっと残念かな。
[DVD(字幕)] 5点(2016-08-22 12:50:45)(良:1票)
454.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 
この映画を観てると、自販機で飲み物買ったり、電子レンジで食べ物をチンしたりなどの、日常の単純作業行為がものすごく高度で崇高なことをしてる気分になる。あとジャガイモとか食べたくなる。なんでかわからんけど、駄菓子とかも食べたくなる。最後はドキドキできて、火星で過ごした気分も味わえて、大満足です。
[DVD(字幕)] 10点(2016-08-21 10:38:31)
455.  ヴィジット 《ネタバレ》 
コワ!めちゃコワ!ドキドキがとまんない。特に、壁ガリガリとカメラのドアップ。やべー空気にドンドン飲み込まれてる自分がいる。途中、もしやとはおもったんだけど、んなこと関係なく映画の世界にドップリでした。そして涙、なんか泣ける。あのインタビュー後の動画はいかんでしょ。ずりーなー。んで、終わりは、なんかニンマリ。なぜかテンション高めでニンマリ。ほっこりしてニンマリ。これだけ映画の中で、感情が弄ばれたんも久しぶり。しかも王道ホラーで。鏡とクソからのタックルのトラウマ克服をいかした反撃もお見事。おねーちゃんがちゃんとオメカシしてるぜ!やっほー。だもんで、もちろん大満足です。
[DVD(字幕)] 10点(2016-08-20 02:14:47)
456.  イット・フォローズ
アメリカではなにやら怖いと評判の話題のホラー。でも、ちょっと期待しすぎちゃったかな。恐らく、何も知らずに、深夜、たまたま観たら、それなりに怖かったかも。構えちゃったぶん、怖いとこも、ちょこちょこあったけど、それよりも、なんかモヤモヤしちゃって。ただみょーな不安感は常にあったかな。で、なんでモヤモヤしたかとゆーと、この映画、普通のよくあるホラーの形式とはちょっと違っていて、演出や撮り方とか、ストーリー運びとか、かなりクセがありまして。どっかキューブリック的な感じもしました。例えば、主役の女の子のオカーサンがいるはずなんだけど、後ろ姿がチラッと映っただけで、家で色んな騒ぎが起こっても、全然出てこない。大人はあえて描かないとか、おとーさんは写真だけで、どーなってるのか全く説明しないとか。あの友人グループの関係性もよくわかんないし、とにかくいらないものは映さないし説明しない。展開もサクッと時間を飛ばしたり、意味深に家族写真アップにしたり。なんかあるのか?とこっちの意識をモヤモヤさせる。ホラー部分は割とよくできていて、うつろな顔のおばちゃんが画面の向こうからゆっくり近づいてきたり、大男が友達の後ろからのそっと現れたり、なんかよくわかんないけど、怖いものが来てるって感が出ていてちょっと怖いです。ストーリー展開なんかは全然スッキリしないんだけど、アメリカでの評判が高いぶん、終わった後も、これは何か色々なメタファーとか暗示とか、そーゆうことか!的なものがあるに違いないと、なんかネット検索したくなりますが、色々読んでも大してスッキリはしません。ちなみに、監督はこれは性病のメタファーではないと言っていたそーです。観終わった後、冷静に考えると、個人的に面白さとしては普通かな。ただ絶賛してる人もいるので観る人を選ぶ映画かな。
[DVD(字幕)] 5点(2016-08-19 19:46:43)(良:2票)
457.  残穢 -住んではいけない部屋-
ホラー映画、特に邦画には一つの黄金パターンがあります。怪異が起こる→その怪異の謎を探索→根源が明らかとなり、それをもって怪異と対峙する。有名な「リング」もこのパターンであり、僕はこのパターンが結構好きであります。びっくり箱のような演出で瞬間的なドッキリも悪くはないんですけど、謎を追っていくうちに明らかになるエピソード自体が不気味であり、すぐ怖いってゆーより、観てるうちに背筋がゾゾゾとしてくる。そんな怖さにはあとを引く印象があります。この映画は、その黄金パターンである探索型のホラーであり、その怪異の謎を探索する部分に非常にウェイトがおかれております。だもんで、怪異がドカドカ起こるホラーを求める方には、若干、退屈かもしれません。怪異は、ごくわずかに抑えられてあります。しかし探索で明らかになるエピソード自体が結構不気味であり、量も多く、再現映像もいい感じな雰囲気が出ており、さらに探索自体もテンポよく、こちらの謎を知りたい興味を持続させてくれて、最後まで飽きることなく楽しめました。ある謎を調べたら、さらに奥に別の謎があり、またさらに別の謎とドンドン深みにはまっていき、しかも、伏線で別の謎と謎がつながっているなど、よくある謎解きの王道ですが、それがしっかり出来ていて、次の謎へとつながるヒントの提示の仕方も、わりとスムーズで観ていて心地よかったです。竹内結子の変にビビらない淡々としたキャラも、この映画とマッチしていて、僕は好印象です。特に奇をてらったホラーではないので、まー、よくあるホラーだけど、ちゃんとしてるってゆう程度の期待度で観れば楽しめるかもしれません。
[DVD(邦画)] 7点(2016-06-17 02:56:29)(良:1票)
458.  怪談新耳袋 殴り込み!劇場版 <魔界編 前編>
幽霊の怖さの表現って色々あると思うんですけど、この映画を観ると、本気で怖がってる人を観るのも、結構、怖いってのがよくわかった。実際にある心霊スポットへ、集められたスタッフが出向き、そこで罰当りな挑発をして、それを撮影するドキュメントシリーズの劇場版がこれ。おそらくフェイクじゃなくガチ。てゆーかガチにしか見えない。だから、あからさまに幽霊って映像や心霊現象は登場しない。だが、しかし、僕は、このドキュメント、下手なホラーよりよっぽど怖かった。挑発行為を実行するおっさん達が、マジでビビってる姿、これが一番怖いんだ。やっぱ人間の怖がる感情が直にこっちに伝わってくると、観てる方も、その怖さが伝染する。だから、なんかドキドキしてくる。あと、おっさん達のバカ行為には、なんだか少し笑ってしまった。怖さと笑いはやはり近い場所にあるのかもしれない。そして、ないわけではなく、少しは変な声が入っていたり、変な映像が映ってたり、その少しだけってのが、おっさんのビビりとちょーどマッチして、逆に、背筋がゾゾゾってしてくる。この劇場版では沖縄が舞台である。沖縄にあるいくつかの心霊スポットへ行くのだが、その中でも、前編のホテルにある穴の場所が、僕的には一番怖かった。結局、そこは怖すぎて、撮影もモザイク、挑発もしないことになるんだけど、そのスタッフに蔓延するヤバすぎ感が、手に取るようにわかって、ここで挑発なんてやったら、マジで一族全てが呪われるかもって思えた。ちなみに、僕は沖縄によく行く。後編の舞台の宮古島も何回か行ってるんだけど、怖さなんて微塵も感じず、いい場所だなーっていつも思うんだけど、これ、観たら、次行ったら、ちょっとビビってしまうかもしれない。あと、沖縄は神様に近い場所ってイメージもあるけど、あそこは本当に不思議な奇跡があると僕は個人的に思う。僕自身も自分の人生において、あそこに行って体験した奇跡があるから。だから、ここまで怖いイメージを植え付けられるには、ちょっと抵抗を感じたかな。
[DVD(邦画)] 7点(2016-03-01 22:16:38)
459.  殺人ワークショップ 《ネタバレ》 
誰かを殺したいと思ってる人を集めて目標を確実に殺すために開かれる合宿形式の実践型殺人ワークショップの開講から終了までを描いた映画。冒頭のヒロインがDVを受けるとこからして、結構リアルで、人の嫌な部分をまざまざと見せつけれます。ワークショップの内容も細かく描写され、ほんとにありそうです。講師の男は白石監督作品に度々登場する江野とゆうキャラ。大阪弁で淡々と真剣に時には激高して教えるその姿が、妙に味があって、ワークショップを観てるこっちも引き込まれていきます。受講生役のみなさんも、素人っぽく変にオーラが出てない所が逆に味があっておもしろく、誰でもいいから殺したいってゆう奴が一人いるんですが、彼のキャラは特によかったです。講師に怒られながら、自分は犬や猫は毒殺で殺してたが、本番ではうまくナイフでやるって言い訳する所なんて、ちょーリアルでした。なんてゆーのかな、例えば、料理教室で料理したことがあるっていった人が、大根切るのがちょー下手くそで、先生に、お前料理したことあるってゆーてたやんけってボロカスに怒られ、いや、目玉焼きを作ったことがあって、それはうまく出来てましたって必死に言い訳する感じに似てるかな。あと、実際に殺人しにいくとこは意外にドキドキしたし、相手役のチンピラ達もいい感じに嫌な感じでハマってました。白石監督の作品にはいつも生きることの覚悟と全力で生きるってテーマが根底に隠れているような気がするのですが、この作品にも微妙にそれは感じられたかな。ただ、題材が「殺人ワークショップ」ってゆう善も悪も道徳観も社会常識もないものなので、そのへんが面白さに影響する方には、これ、何がおもしろいの?って感じになるかもしれません。あと、ほとんどがワークショップの内容を真面目に淡々と展開させているだけなので、そのへんも好みがわかれそうです。
[DVD(邦画)] 7点(2016-02-24 09:41:50)(良:1票)
460.  戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版 《ネタバレ》 
知る人ぞ知るカルト的な人気のフェイクドキュメンタリーオリジナルビデオ作品「コワすぎ」シリーズの劇場版。コワすぎってのは、投稿者からの怪異が映ったビデオの真相をさぐるために、ディレクターの工藤とアシスタントの市川、カメラマンの田代が、現場に取材に行ったり、関係者にインタビューするってのをドキュメント風に見せた作品です。ある意味「ほんとにあった呪いのビデオ」を発展させてドラマ風味を濃く出したって感じかな。この作品の面白いところは、まず、毎回、テーマになる怪異の謎を追っていくうちに、元の怪異からは全く想像できない秘密へと展開していくところです。例えば第一回目は口裂け女がテーマですが、これがある呪術へとつながったりします。そして、この作品、作風はドキュメント的なんですが、どんどんストーリードラマ化していきます。そう、ちゃんとした物語になっていくんです。で、観てる僕らはその物語をドキュメント風に観ることで、普通とは全く違う感覚でドラマを楽しんでる感じになっちゃうんです。この感覚、不思議です。さらに面白いのが、各回はつながっていて、例えば、第一回に出てきた呪術の道具が後に役に立つアイテムになったりします。でも一番面白いのは、スタッフ達のキャラです。ディレクターの工藤は、コワモテで強引なディレクターって感じのキャラなんですけど、根もほんまに強引で暴力的な奴です。怪異を追求するためには、犯罪も犯すし、人もすぐに殴ります。こいつの動向が一番コワすぎです。でも、それが人助けにつながり、そして徹底的にやるぞってゆう精神が時に頼もしく感じちゃうんです。代わってアシスタントの市川は、工藤にいつも殴られたりするパシリみたいな女性ですが、いつも冷静で仕事ができ、メンバーの中で一番まともで、時には一番勇気を出して怪異に立ち向かいます。彼女は回が進むにつれ、魅力的になっていく所がいいです。カメラマンの田代は白石監督本人です。ほとんど撮ってるだけですが、最終章では異例の活躍をします。これらのスタッフが時には危険な目にあったりして、怪異を目の当たりにします。一例をあげると、深夜、池のほとりで河童の集団と対峙したりします。で、この映画、パート1~4、劇場版序章を経ての六作目です。今回の3人が挑むのは、謎の失踪事件が起こる「たたり村」と呼ばれる廃村です。今回もビデオシリーズように、物語は超展開していき、しかも、今までのシリーズで少しづつ提示されていた伏線が次々回収されていきます。だからシリーズをちゃんと1から観なきゃ、全然面白くもなんともありません、正直、特撮CGもしょぼいです。でも、もしも、パート1を見て、この作品、意外と面白いかもと思い、この映画まで来ると、テンション高く楽しめます。進撃の巨人やエヴァみたいな設定あり、もののけ姫に出てきそうな映像ネタ、もちろんクトゥルフっぽいものなど監督が好きなものをドンドン入れてきます。ただし、映画は完全な結末ではありません。このシリーズ、この後があります。「コワすぎ最終章」です。これが、またすごい展開で、今までのシリーズが全部つながるどころか、白石監督の他の映画作品ともつながってしまい、思わず、笑ってしまうオモシロ展開を見せます。ちょっとだけゆーと、東京の上空には巨大な巨人が浮かび、それが当たり前になってる世界で、パンツ食べます。超バカバカしいです。でも楽しい。なんでしょ、もう自分もこの作品の中にはいっちゃってるようなよくわかんない楽しさです。ここまでの展開を誰が、パート1を見た時点で想像できたでしょうか?とにかく、シリーズ全部ひっくるめて、怖いけど、バカバカしく、そして楽しいのです。シリーズ全体だと間違いなく10点つけますが、映画だけの評価だと、オチが中途とゆーことで、こんな評価かな。ちなみに、今は「超コワすぎ」とタイトルも変わり、2話まで出てますが、2話目のお話がこれまた泣けるんだ。
[DVD(邦画)] 7点(2016-02-10 23:35:02)(良:1票)
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