501. キッド(2000)
「なんで子供時代の俺が目の前にいるんだ!」というブルースウィルスのパニックシーンが長すぎる! これはデズニー映画なんだから現実離れの出来事にたいして、いちいち驚くウィルスにイライラ。 前置きはいいから話を前に進めろ!と言いたくなる。 4点(2004-05-04 21:52:11) |
502. シッピング・ニュース
ニューファンドランド島は素晴らしい港町。 どんな人間にも必ず逆境は訪れる。それは人生のターニングポイント。しかしそれはピンチではなくてむしろ自分を変えるためのチャンスなのではないかと思うことがよくある。 「環境」とは他人の影響によって形成されるものではなくて、自分自身の心が作り上げるもの─。 悪い人間に出会うことも良い人間に出会うことも、それは運命なのではなくて、自分の心に似たものが吸い寄せられてくる必然的なことだと考える。 類は友を呼ぶ─。 環境をつくるのはやはり自分の心しだいということ。 ニューファンドランド島は、美しい町であると同時に、「良い環境・良い人間が集まる場所」の比喩として描かれている気がしてならない。 9点(2004-05-04 15:00:53) |
503. 耳に残るは君の歌声
クリスティーナや父親が歌っている歌を聴いていると元気が無くなってくる。 耳に残ったのは、ジョン・タトゥーロの歌声だった・・ 5点(2004-05-04 14:57:42) |
504. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
《ネタバレ》 あの犬の鳴き声を真似るところは、しつこすぎる。 女性の裸を見るために屋根から落ちて血だらけになってもニヤニヤ笑っている姿はただのエロガキ。 子供とは可愛くて無垢な生き物であるだけではなくて未完成な生き物なんだね。 親だから子供を愛せないと非人間、と思うのはいつも身内ではない第3者の言い分やね。 それに人間が「愛する」ことができる時は、健康なときなんだと思う。頭痛で頭が割れそうなときに好きな人を思い浮かべたりしないだろう、お腹が減って死にそうなときも、好きな人の事を考えない。足を骨折してのた打ち回っているときに息子が側にやってきて愛してくれという態度を示してきても構っていられないはずだ。 なぜなら痛いから。 愛とは高尚なものだ、しかし肉体的な苦痛の前には、愛すること、悩むこと、考えることすらもできない。 8点(2004-05-04 14:49:32)(良:1票) |
505. ゴースト/ニューヨークの幻
デミムーアも、この当時は可愛かったのだな。この女性がGIジェーンで「俺のチン○を食いやがれ」と言うのだから、人間は変わるものだな。 7点(2004-05-03 14:15:31) |
506. マーキュリー・ライジング
子供がうるさかった。 3点(2004-05-03 14:07:51) |
507. シェルブールの雨傘
セリフが全部歌になっているのだけど違和感がなく観られる。 内容があるとはとても言えないけど、始まり方がすっごくお洒落なんです。 こういう映画をいっぱい観て感性を磨いていきたいですね。これぞフランス映画の真髄! CGなんて使わなくても~ワイヤーなんて使わな~くても~・・これだけ~面白い~♪♪ 9点(2004-05-03 13:39:49)(笑:1票) |
508. トーク・トゥ・ハー
できれば蘇った女性と男が会話を交わす場面が欲しかったな。 そのとき男は現実の厳しさを知るやろうね。 男は一生あの女性が植物人間であれば良かったと思うかもしれない。 そのほうが男にとって好都合だし。 夢の中にいたのは植物人間の彼女のほうではなくて、男のほうだった。 愛はそんなに簡単じゃない。 しかし人を愛したことがない人間の哀しさは伝わってきた。 7点(2004-05-02 17:20:03) |
509. ピアニスト
「8人の女たち」の中でユペールがとても存在感があったので、この映画を観た。 主人公の異常性癖ばかりが目に付くが、実際に同じような状況に立たされたら誰だってユペールのようになる可能性はあると思わんかな? 性を知らないで歳をとるということが生んだ悲劇やね。男性だって一度も女性と付き合ったことが無くて、セックスもしたことが無い状態で、AVビデオばかり見て欲求を解消していたとしたら、「性」に対してひどく偏見を持ってしまってもおかしくないやろ。 今まで抑圧されてきた欲望が一気に爆発したということやね。 彼女は性欲が異常だったというよりは、好奇心がとても豊富やったんだと思う。 久しぶりに目を背けたくなるような痛々しい映画でした。 7点(2004-05-01 21:50:46) |
510. 小さな中国のお針子
水の中に沈みゆく村の中で3人が本を読んだりバイオリンを弾いている幻想的な場面は、フランス映画みたいだ、と思っていたらやっぱりフランス映画だった。 だからバルザックやスタンダールが出てくるのか、と今頃気づいた始末。 とぼけた村長がいい味を出していた。 モーツァルトは毛沢東を崇拝していたと言ってしまうところや、歯の治療はかなり笑える。 恋愛映画としてはB級だと思う。 それと文革に関することも浅くそれに触れているだけでそんなに掘り下げて追及していない。 文革や恋愛を期待している人はあまりお勧めできない、 とにかくこれはフランス映画だということだ、視覚的にはさすがだと唸らせるものはあることだけは確か。 7点(2004-04-25 02:14:34) |
511. 電話で抱きしめて
最後が面白くない。人間の葛藤が描かれていない。もう少し母親が全面的に出てきても良かった。主人公の母親に対する思いが曖昧なままで終っている。 メグライアン以外の2人の主演女優は、まったく存在感なし。 4点(2004-04-01 22:19:33) |
512. イル・ポスティーノ
透き通るような青色の海とペンキで塗られたような真っ青の空に挟まれた孤島で、牛のように穏やかに暮らす人々の物語です。 私の地元は常に鉛色の空で覆われている場所ですから羨ましく思いながら見ていました。 そうです、この映画を見れば誰もが詩人になれます(笑) 特にマンハッタンが舞台の騒がしくて刺激があり、混沌とした映画を見慣れている私には、まるで睡眠薬を飲まされたようにスリープしてしまいそうな映画でした。 景色と人間が理想的に描かれている癒し系の映画だと思います。 ただし、リアリティがあるかといえばNOです。 人間の葛藤がない映画は、ちょっと味気ない食べ物みたい。 毎回こういう映画を見ていたら、たまらないと思う。 こういう映画は心の中を掃除するつもりで時々見るときが一番楽しい。 7点(2004-03-14 14:04:20) |
513. テルマ&ルイーズ
2人が死のドライブをしているときのまわりの景色が綺麗だった。 6点(2004-02-21 20:42:29) |
514. 8 Mile
エミネムファンなら憤慨するかもしれない。「本物のエミネムはもっと悪い」と言いそうだ(笑) ただしラップ好きや、エミネムファンはエミネムを忘れて一人のラッパーの物語として この映画を観れば充分に楽しめるはずだ。この映画には母親が出てきたが、本当のエミネムは、母親を中傷する歌をたくさん作っているので母親から訴えられたことは有名。(10億円訴訟) 彼は母親だけじゃなくてゲイやレズを中傷する歌詞が多いので人権団体からも非難が多かった。 とにかく問題は多いが、凄い奴である。ラップの歌手はよく殺されることが多いが、エミネムのような過激なラッパー(しかも白人)が現在も生きているだけでも凄い。 8点(2004-02-15 01:18:26)(良:1票) |
515. 愛してる、愛してない...(2002)
アメリと似たようなキャラでした。 愛された医師は悲惨だと思う。奥さんからも疑われ、子供も流産させられ、男からは殴られ、警察からは逮捕され、マスコミからは追及され、挙句の果てに病院送り。 だから彼女に背後を見せたら駄目だって。 8点(2004-02-08 15:03:55) |
516. エボリューション
歌を歌ったらエイリアンがやってくるところは、あまりの馬鹿ばかしさに軽いめまいを覚えた。 そういえば、この監督は笑わせようとして、シルベスタ・スタローンにおむつ姿をさせて失敗させた人だった。 ムーアもXファイル男も、お笑いに向いていないと言う事が分かった映画である。 1点(2004-01-14 10:47:19) |
517. プリティ・ウーマン
最高の映画だ。こういう映画に求めるものは、夢と幸福のみだ。人間は時には理想を想像し、イメージできなければいけないと思う。 9点(2004-01-14 10:41:51)(良:1票) |
518. シカゴ(2002)
私としてはムーラン・ルージュと比べると断然シカゴの方が良かった。 しかしこの「シカゴ」の舞台がまさか刑務所の中と法廷の中とは思わなかった。 恋愛の要素はまったく無いに等しいが刑務所の中の殺人を犯した6人の女性の「自業自得」の踊りは、すごい迫力で圧巻された。 8点(2004-01-07 11:07:10) |
519. 海の上のピアニスト
豪華客船の生活に生活臭がまったくなくて、その美しさだけが目に付く。一生船での生活はさすがに遠慮するけど、映画で見る分には、ちょうど楽しめてよかったと思う。 ティムロスの端正で屈折した面影、ピアノ対決、恋、失望、アッメェーリィカー!と叫ぶ人々、すべて詩を感じさせる─。 9点(2004-01-07 09:48:13) |
520. めぐりあう時間たち
「ダロウェイ婦人」が3つの時代を華麗に交錯する様子が美しいと思った。 「生きる」ということと、「食べる」ということが当たり前の世の中であるからこそ、人間は「生」や「食」に対する執着を失っていく─。 彼女達は満たされすぎていた。ある意味で彼女達は、貧乏な暮らしをして必死で働いていたほうが「生きる」という実感を持てたのではないだろうか。 DVD版では3人の主演女優が映画を通して自分の演技について説明してくれる 9点(2004-01-04 16:37:19)(良:1票) |