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やすたろさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 288
性別 男性
年齢 54歳

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41.  我が家の楽園
まるで舞台劇のようだった。最初にシカモア家が紹介されるシーンでは、観る者を完全に置き去りにする程のスピード感。勿論いい意味で。次々に現れるヘンな住人たちに、一気に引き込まれずにいられない。全体を通して、一見支離滅裂でありながら緻密に計算された演出が心地よく、散りばめられた小ネタも楽しい。とにかく古さを感じさせない。大企業の社長さんが堂々とした演技を見せており、見事な人間像だった。「どんな大団円なんだろう」と先が読める展開だったにも拘らず、ラストも不満の残らない形で締めてくれたのは、監督のさすがの力量か。
8点(2004-04-15 22:49:44)
42.  道(1954) 《ネタバレ》 
ラスト20分は観ていて辛かった。ザンパノとジェルソミーナの旅道中は一体何年に及んだのだろう?“~年後”と簡単に出さず、時間経過に言及されていないため、2人の表情や言葉などから観る側が想像するしかない。これも監督は十分承知の上での演出であろう。そして、折角2人が夫婦としてやっていけそうになって来た矢先の悲劇。心を病んだジェルソミーナを見捨てたザンパノの苦悩にも同情の余地はあるが、何とも心苦しいばかりである。目覚めると一人ぼっちだった時のジェルソミーナの表情や気持ちまで観る側に委ねられているのは残酷なのか救いなのか。その後も一人で芸をして過ごしていた姿を想うと、胸が締めつけられる。ジェルソミーナの純真無垢そのものと言えるどんぐり眼(まなこ)が忘れられない。
8点(2004-04-09 00:51:49)(良:2票)
43.  L.A.コンフィデンシャル
しっかりとした構成力で展開され、一気に物語に引き込まれる。主役3人を演じた役者陣が、エド・ジャック・バドそれぞれの個性を最大限に引き出し、魅力的な登場人物として仕上げている。いわゆる、キャラが立っているというヤツ。真犯人の正体がありきたりではあるけれど、そこに至るまでは骨太の一流サスペンス。
8点(2004-03-11 23:52:42)
44.  ダイ・ハード2
ラストは、野球なら9回裏ツーアウトからの大逆転ホームランのような爽快感。炎が飛行機を追っかける結末にはシビレた。スケールの大きさでは前作を上回り、展開されるアクションの連続も十分満足できる。マクレーンがやっと滑走路に脱出できたと思ったら、着陸する飛行機のタイヤが迫って来るシーンなんて見せ方もウマイ。完成度の高い2だっただけに、蛇足のような3が惜しい。
8点(2004-03-11 22:12:27)
45.  クレイマー、クレイマー
ダスティン・ホフマンの演技の上手さに感服。突然離婚を突きつけられ、家庭でのドタバタやイライラと格闘する様は涙を誘う。親権を巡っての裁判もリアルに描くことによって、法廷の残酷さをまざまざと見せつけられ心苦しい。ひとえに役者陣の演技が素晴らしく、監督から親へのメッセージに十分な説得力を持たせている。親の立場で見たら、逃げ場を失くされる映画だけど。子役もスゴイと思ったら、やっぱりアカデミー助演男優賞にノミネートされてたんだね。納得。
8点(2004-03-05 00:49:58)(良:1票)
46.  砂の器
松本清張の原作の持つ薄暗さを損なうことなく、音楽との相乗効果もあって重厚なまでに仕上がっている。重く心に響く。そう遠くない過去(昭和の初め頃)に、現実としてあった残酷な差別をまざまざと突きつけられ、如何ともしがたい気持ちに追い詰められるのだ。社会が成熟した現在では「差別はいけない」と言うのは簡単だが、当時に置き換えて考えると果たして自分の行動に自信がなくなる。幸せの中に隠れた過去の闇を浮き彫りにさせる手法は清張の十八番だが、回想シーンに出てくる加藤嘉さんの演技で作品に凄い説得力が生まれている。
8点(2004-02-28 23:58:14)
47.  メジャーリーグ
チームメイトのキャラはいささかコミック的すぎるけれど、みんな魅力的で活き活きと映る。陳腐な感動と分かっていても雰囲気に呑まれてついつい応援してしまう。何度観てもシビレる。好きだなぁ、この映画。でも、2と3はいらなかった。
8点(2004-02-28 21:27:24)
48.  赤ひげ
三船演じる赤ひげの堂々たる姿に美しさすら覚えた。無骨な男・新出去定の生き様は尊厳に満ちている。既に山本周五郎の原作が土台として完璧なものであるので、面白くない訳がない。加山雄三の濃い顔には違和感があったが、それは不問に。娯楽性も高く、医者の在り方というテーマもしっかりと伝わる。飽きることなく一気に観れた。
8点(2004-02-08 23:27:25)
49.  エレファント・マン
観たのはもう十数年前だが、ジョン・メリック…この名前を今でもフツーに覚えているということは、自分にとってこの映画がいかにショッキングであったかを物語っている。寒々しいモノクロのトーンに漂う悲しい雰囲気は忘れられない。マクロの視点では黒煙や汚水に象徴される産業の発展の中で、人間が人間として大切なものを見失っていく時代を背景に描き、ミクロの視点ではメリックを囲む人々の優しさと残酷さをオーバーラップさせて描く。“異端のもの”を突きつけられた時を考えると、その自問自答に答えが見つからない。メリックは、「可哀想」とか「不憫」といった感情を超越した存在として、監督の真実を問う姿勢がズッシリと心に響く。ちなみに、私も(?)長い間ホラー映画と勘違いしており、主人公は殺人鬼だと思っていた…。すごく純粋な人だった…。 ゴメンナサイ。
8点(2004-02-06 22:53:23)
50.  風の谷のナウシカ
公開当時は中学生で、その頃は単純にナウシカのスーパーヒロインぶりが好きだった。島本須美のセリフまわしにはかなりシビレた覚えがある。他のキャラのセリフも物語の節々でカッコ良く効いている。BGMはどの曲も印象的で、ストーリーもさることながら音楽にもハマった。今さら言うまでもないが、自然との共存や戦争の無意味さといったテーマも分かりやすく伝えられている。
8点(2004-02-04 01:16:25)
51.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
ビトーの過去を描くことにより、確かに大河ドラマとして深みが増した。見所はロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの演技に尽きるのではないか。デ・ニーロのしゃがれ声が、マーロン・ブランドの築いたビトーのイメージとピッタリ重なり、名優の競演がビトー像を完璧なものとした。アル・パチーノの目の据わった演技は、ドンとして貫禄を備えたマイケルの凄みを十分に伝える。いつまでも小心者であるフレドとの会話は、兄さえ消し去る行末を連想させ、観ていて心苦しさを覚えた。このシリーズは、血と裏切りに彩られた日々を生きる男の緊張感が肝だと思うが、2人の演技はそれを最大限に導き出している。前作より見応えを感じた。難を言えば、チト長いことか。
8点(2004-01-29 23:29:07)
52.  激突!<TVM>
撮り方うめ~。安心と恐怖、展開の緩急の使い分けが最高。目を離さずにはいられなかった。主人公の外見がどこにでもいそうなオッチャンなのが良い。作品に入り込みやすくしている。この題材で、ここまでの高みに至ることができるとは!
8点(2004-01-18 00:23:50)
53.  セブン
7つのキーワードとその謎解きの経過、そして猟奇的な殺人現場の描写は見応え十分で、かなり質の高いサスペンス。個人的にはミイラ直前にされた男のくだりが鮮烈。マジで身の毛のよだつ思いがした。犯人が捕まってからラストまで、更に観る者を惹きつける展開は見事としか言いようがない。思いっきり、後味の悪さを監督の狙いどおり刷り込まれた。 ブラピはホントいい作品に巡り会ったと思う。 
8点(2004-01-15 00:56:07)
54.  變臉~この櫂に手をそえて~
いや~、これは良かった。純粋に。全体的に静かなトーンに包まれて物語は進行していくが、それでいて退屈せずに最後まで観れた。この映画の安定感は、何よりおじいさんと女の子の演技に裏打ちされたものである。このおじいさん、セリフが無くても間や表情で女の子への愛情が伝わってくるし、女の子がおじいさんの気を引くためにするいたずらも然も有りなんといった感じでカワイイ。おじいさんの葛藤を描き切ることがこの映画の全てであるが、2人の役者が見事にそれを成功させている。
8点(2004-01-12 19:58:57)
55.  銀河鉄道999
子どもの頃、好きだった。ただただ、好きだった。鉄郎がカッコよくなったのはズルイと思ったけど。自分が今でも実写の宇宙モノにイマイチ入り込めないのは、“999”をはじめ、“ヤマト”、“ガンダム”などのアニメを子どもの頃に刷り込まれたせいかもしれない。子ども心に、機械伯爵の愛人は好きだったなぁ。色気にドキドキしたもの。ギターを弾きながらの歌が良かった。そして勿論、ゴダイゴの主題歌は最高!
8点(2004-01-11 01:58:11)(良:1票)
56.  シザーハンズ
思っていた以上に良かった。心温まる話にホロリときた。十数年前に観た当時はハタチそこそこだったので、このテの話に感動できるギリギリの年齢だったかもしれない。自分にとって面白いと感じた最後のメルヘン映画。今となっては、もうメルヘンを素直に観れる自信がないので、この映画は大切に心に刻まれている。
8点(2004-01-08 23:23:41)
57.  風と共に去りぬ
高校生の時に初めて観た。長いので確かに途中で退屈さも感じたのだが、この映画を観た多くの大人たちの仲間入りをしたゾ、という的ハズレな達成感を覚えた記憶がある。と同時に、映画の芸術性を初めて意識したのもこの作品だった。カラー映像、音楽、俳優陣などの素晴らしさに、映画が総合芸術たる所以を知った。この映画にかけた先人達の努力は驚愕に値する。好き嫌いは別にして、敬意を表さずにはいられない。
8点(2004-01-08 00:26:57)
58.  12人の優しい日本人
もう観たのは十数年前。もちろん後になって三谷幸喜の脚本だと知ったのだが、すぐに納得したものだった。あげ足を取るセリフ、どーでもいいことにこだわるキャラなど今と一緒でホント楽しい。各登場人物に味があって、役者さんからすれば、どの役もやり甲斐があるのでは、と思う。近藤芳正がチョイ役なのは個人的にウケた。舞台劇も是非観たいなぁ。きっと役者さんのパワーに圧倒されるでしょうね。
8点(2004-01-04 17:12:53)
59.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
テンポが小気味よくストーリーも面白い!カネと裏社会と暴力と…これらの絡め方が最高に上手い。ホント、監督に才能を感じる。ところで、タイトルに邦題がつかなかったのは、産地直送の雰囲気をお楽しみくださいってことかな?「バレルズ」って何だ?と思って調べてみたら「銃身」のことだった。英語の勉強にもなるなぁ。
8点(2004-01-02 15:21:22)
60.  メリーに首ったけ
快作ラブコメディ。メリーを取り巻くキャラがみんな微笑ましく、憎めないのが嬉しい。テッドは学校一の美女にアタックするなんて、すごい勇気だ。自分も高校時代に、学校のマドンナ的存在のコが好きだったけど、結局3年間告白できず片思いのままだった。そんな境遇もあってか、好きだったコが忘れられないというテッドの心情は、痛いほど理解できる。恋の成り行きも、ついつい応援してしまった。
8点(2004-01-01 01:33:33)
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