41. ブロークバック・マウンテン
《ネタバレ》 映像の美しさと二人のなんとも言えぬ切ない思いが合わさって、これまたなんとも言えぬ切ない気持ちになった。「こんなこともあるんだろうな」と映画であることを忘れていた。だから、最後ジャックが死んでしまったときはなんだか「アレ?」となった。映画を観ているという現実に戻った。あの終わり方はずるくて、逃げているように思えた。ああいう結末しかなかったのかなあ。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-03 15:02:36) |
42. インサイド・マン
銀行強盗という意外性のないテーマの中に頑張って凝ってつくりましたねとは思ったけど、これが豪華キャストじゃなかったらどうなっていたんだろう。結局はキャストだけで売っているように感じる。すぐ忘れそうな映画。 [DVD(字幕)] 3点(2007-01-01 17:44:55) |
43. キッド(1921)
時間の長さ、単純なストーリーにスッと入っていける観やすさ、そして温かさ。すべてバランスがいい。楽しい。面白い。ラストはちょっと軽い感じがした。もうちょっと切なく終わってもよかったかも。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-12-30 23:48:49) |
44. コールド マウンテン
愛っていいなぁ。 [地上波(字幕)] 6点(2006-12-30 23:40:52) |
45. ザ・ハリケーン(1999)
《ネタバレ》 なぜそこまで黒人を嫌うのか、いまいち説明されていないところがモヤモヤする。だからちょっと善悪をはっきりさせすぎていたように感じる。こういう映画を観ると世間は理不尽だらけなんだなと大いに実感させられる。これはハッピーエンドだけど、頑張っても頑張ってもハッピーでは終わらないこともたくさんあるわけだし。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-17 17:40:08) |
46. ライムライト
どこか黒澤監督の「生きる」と似ていた。でもこっちの方が温かさがあった。チャップリン自身の人生と重ねているような作品だ。冒頭の説教には多くの心残る台詞があった。その中でも、「一人一人が良くても、集団になれば頭のない怪物だ」これにはまだ人生を知らない自分でも、とても共感できる。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-12-17 17:07:12) |
47. ザ・ロック
音楽、テンポ、迫力ともにグット。カーチェイスは思わず笑ってしまうほどだった。しかし、エド・ハリス演ずる「悪い奴」の目的の動機があまりにも幼稚で矛盾している。それについていく隊員達が誰一人反対せずにいるのだからなおさら。そこにこの作品の薄っぺらさを感じる。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-11 16:55:15) |
48. ブラックホーク・ダウン
わかりづらかったという意見が結構いたので安心した。あー自分はバカなんだ。だからわかんないんだなと思って納得していたし。ほとんど戦闘シーンで飽きずに観れた。でもこれは戦争映画としての感想となんかずれてる気がする。「戦闘シーンがすごかった」だから何?その後心に響いたものは?戦闘シーンに迫力があった。それだけを印象づけて終わってしまう戦争映画は金かければできそうなことだし、たいした作品ではない。 [DVD(字幕)] 5点(2006-12-07 23:51:23) |
49. 居酒屋(1956)
もう、とことん絶望。この監督は何を伝えたいわけでもなく、ただ救いのない映画を撮りたいだけなのかなと思ったりもする。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-06 15:07:37) |
50. 隠し剣 鬼の爪
相変わらずほのぼのしていて観終えたあと心が温かくなるけど、この監督にしてはドキュメンタリータッチなリアリティがなかった。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-06 15:05:35) |
51. チャップリンの殺人狂時代
幅広いジャンル、内容がつまった作品を撮り続けていたチャップリン。何も恐れず、ただ心に残るメッセージをストレートに伝えている。この映画を観てさらにこの人の才能、偉大さを頭に焼き付けさせられる。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-06 15:02:13) |
52. サーカス(1928)
ライオンのシーンが一番笑った。ラストも切なくてグット。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-28 01:23:12) |
53. 犬の生活
パンを盗み食いするところが印象的で面白かった。それ以外は後に残らない。サイレント映画で出てくる字幕が少ないのに、ほとんど映像だけでストーリーがわかる。そこが凄い。字幕が邪魔になったほどだ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-20 02:27:44) |
54. チャップリンの黄金狂時代
まさに「元祖」て感じ。バカ殿やドリフを観て笑っていた自分が悔しい。先にチャップリンを観ておけばよかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-20 02:15:36) |
55. チャップリンの独裁者
いつピークが来るのかなあ…と思って観ていたら、やっぱりラストだった。一気に感情が溢れ出る迫力。何度も観直したくなるシーンだ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-17 14:58:04) |
56. モダン・タイムス
いやぁ笑った。最後の踊りながら歌うシーン…印象に残る。チャップリンは歌も上手なんだね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-17 14:43:39) |
57. 突撃(1957)
キューブリックらしく、異質な雰囲気が漂っていた。ラストのみんなで歌を歌うシーンは、この作品のすべてを物語っていて胸に染みる。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-15 16:33:10) |
58. 街の灯(1931)
初のチャップリン作品を鑑賞。よくもこんなにたくさんのアイディアが出てくるなあと思った。派手すぎず、地味しぎず、でも胸がほんわか暖かくなる絶妙なラストシーンだった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-15 16:23:04) |
59. 許されざる者(1992)
ラストで一気に盛り上がり、「ここで終わればベスト!」ってとこで終わってくれた。とてもいいラストだった。決して善人ではない。だけど、渋くてカッコイイ。そこがまたいい! [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-10-29 02:21:35) |
60. わが谷は緑なりき
回想形式でひとつの家族を中心に時代背景が映し出されていてとてもよかった。それだけではなく、時代の流れで変わっていく街、変わっていく人々、家族の愛・・・とても幅広い。それでいて説教臭くないというか、押し付けがましくなく、静かに描かれていた。 [DVD(字幕)] 6点(2006-10-28 03:23:53) |