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幻覚@蛇プニョさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 193
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/genkakuheavy
自己紹介 ◆乙女座のAB型
◆70年代オカルトブーム直撃世代にして、
 水曜&木曜スペシャルチルドレン(でもオカルト否定派)
◆マイケル・ジャクソンは永遠のスーパースター
◆桜庭・ホイス戦(PRIDE-GP)の興奮は死ぬまで忘れない
◆どんなクソ映画にも「ニヤリ」と出来る部分がある
◆レビュー内容も点数も、時々修正&変更しています

【近況】
アマプラとディズニープラスで“映画見放題”
なのに全然見れてないのはナゼ? (´·ω·`)ショボーン
そして見た映画の感想もツイッターで書いて終わってしまう!
蛇プニョ先生の映画感想が読めるのはツイッターだけ!(苦笑
そんな今日この頃でございます!(゚இωஇ゚)゚。

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41.  ドニー・ダーコ 《ネタバレ》 
久々にココロの隙間にピタッ!とハマる形のピースがきたなぁ~ってカンジです。『ビデオドローム』や『裸のランチ』のような主人公の日常に侵食してくる幻覚世界…と思って観ていると、次々と主人公の周囲に起きる不思議な符号(お告げ)が…。うん、コレは白石晃士監督の『オカルト』やシャマラン監督の『サイン』に近い手触りの映画だったのですね。そしてココロを病んでいる主人公の青年ドニーが、俺にはものすごくシンパシーを感じるキャラだったコトも嬉しい。中盤で、怪しげな自己啓発系セラピストに「アンタは偽キリストだ!」と、分かりみの深い挑発をする場面は俺も拍手喝采なワケなのです。  ちなみにこの映画は【難解系】と言われているようですが、俺はアレコレ考えなくても見たままの気持ちを味わえばイイように思うのです。理詰めで【この映画の回答】を出してしまうのも、なんだかもったいない気がするンですよね。最初から最後まで切ない顔をしていたドニーと一緒に【フワフワした不安】を感じていればヨシ。最後の最後にベッドの上で嬉しそうに微笑むドニーの笑顔に切なくなるのもまたヨシ…。ラストの【ドニーとはまだ会ってさえいない、ドニーの恋人】の切ないバイバイも、またイイですよね…。  というワケで…ずっと見たかった映画が、思っていた通りにドストライクだった喜びも含めて…点数は甘めです。
[インターネット(字幕)] 9点(2021-03-30 20:13:32)(笑:1票) (良:1票)
42.  いぬやしき 《ネタバレ》 
【あの佐藤健が悪役】ってダケでも、この映画には価値アリなのです。「俺が悪役で、ジジイがヒーローか…」ってセリフもメタ的で面白かったですね。平和な家庭の一家惨殺も、5ちゃんスレ住民皆殺しも、新宿無差別大虐殺も、忖度ナシで演じられ容赦ない描写で痺れました!あと個人的にワイドショーのシーンはミヤネさんに【御本人登場】していただきたかったンですが…、まぁそれは仕方ないですね(笑)  一方のVFXも凄く良かったですね。ビル街、繁華街を縦横無尽に飛びまわってのバトルシーンは文句ナシ。素直に「スゲー!」とワクワクしました。ビルの壁面を水平に使ってのアクションも面白かったですね。  ストーリーも犬屋敷と獅子神の【チカラの使い方】を最初から対比させて進んで、うまくまとめていたと思います。終盤ボンヤリと頭の中で「今回のレビューはこんなカンジでマトメようかなぁ」などと考えていた途端のアノ急展開には本気でビックリしました(笑)  と最初にホメてからでアレなんですが…。最初の10分間が苦痛な映画は久しぶりでした。原作を読んでストーリーを知ってるから余計にかったるかったのかも?とは思うのですが…。原作も導入部は同じく暗い雰囲気でしたが、奥先生の画力でグイグイ見せていた感があるのでコレはやっぱ映画の問題なのかな。まぁ話が動き出してからはそんなコトはなかったのですが、やっぱ「ツカミはOK」って大事ですね。  そして主役の木梨さんには、やっぱ最後まで「コレジャナイ感」がありました。木梨さんのネームバリューで勝負しようというオトナの都合はあったのでしょうが、犬屋敷さんは原作寄りの老けた渋い役者さんの方が良かったと個人的には思います。佐藤健が演じる獅子神メインのストーリー(宣伝も当然佐藤健メイン)にしていたら、ソレはソレで面白かったかもなとも思いますね(『殺し屋イチ』方式ですね)。まぁ、大量殺人犯が主演で良いかは別問題ですケド…。  あと…映画のシメは父を見つめる娘の眼差しエンドで良かったのに!せっかく涙腺が緩んだところでのエピローグのアレは蛇足!
[インターネット(邦画)] 7点(2021-03-27 17:31:35)
43.  宇宙戦争(1953) 《ネタバレ》 
昔から『ジョージパルの宇宙戦争』として、あの円盤の写真とともにお馴染みの本作。ちゃんと見るのは初めてだったのですが、いやぁ~色んな意味で【のどか】でした(笑)隕石が落ちてくるあたりの人々のノンキな言動。隕石が落ちた現場でチョロチョロ燃えてる火と消火作業。ダンスパーティも楽しそう(笑)。今まで使用したものよりも強力な核爆弾の使用を見物。ゴーグルで閃光を防げば大丈夫(マジかよ)。まぁ…時代ですね。【突如襲ってくる悪魔(的なモノ)と、それに対抗する神への信仰心】という隠し味も、この時代だなぁ、というカンジです。  ビックリしたのは、スピルバーグ版の『宇宙戦争』のいくつかのシーンが、本作の完コピだったコト。隠れている主人公に忍び寄るニョロニョロカメラとか、暴徒と化した群衆に車を奪われる場面とか。オープニングとエンディングをナレーション処理にするのも同じでしたよね。  てか、ジョージ・パルって監督じゃなかったんかい!それがいちばんビックリ!
[インターネット(字幕)] 6点(2021-03-27 02:37:57)(良:1票)
44.  スプライス 《ネタバレ》 
バイオテクノロジーや遺伝子操作のニュースを見るたびに「秘密の研究所では、きっと怪物みたいなヤバイ生物とか作ってるんだろうなぁ…」と日々妄想しているボンクラの俺なワケですが、そんな俺が【この手の映画で見たいモノ】を出し惜しみすることなくバンバンと出してくれて最高な本作。そして実はそんなキャッチーな映画の裏側には【毒親との関係性と連鎖】というシビアなテーマが見え隠れしているワケなのです。彼らがエルサの実家に行くシーンでは『フォレスト・ガンプ』でジェニーが空き家となった生家に石を投げつけ続けるシーンを連想したりしていました。  キモカワのドレンちゃんが、楽しそうにダンスを踊るシーンとか、猫を抱えてダッシュして「!?」と思わせてからの猫かわいがりとか『生まれ出づる悩み』を感じさせる切ない場面も良かったです。  それだけに、終盤にコテコテのモンスター映画的な流れになってしまったのは「うーむ…。」というカンジ。逆に言えばサービス満点だとは思いますけどね(微笑)。そしてドレンさんの最終形態は、『ジョジョ第2部』に出てきた究極生物カーズ様でしたね(笑)  それにしても、こういう映画での【研究成果の発表会】はだいたい惨劇になりますね(苦笑)
[インターネット(字幕)] 7点(2021-03-27 02:13:04)
45.  サイキックビジョン 邪願霊 ~狙われた美人キャスター~<OV> 《ネタバレ》 
未放送の取材テープでの構成(という設定)、テロップの入り方、背景への映り込み、実在の人物へのインタビューのインサート、などなど…これはJホラーの原点であり、ホラー系フェイクドキュメンタリーの原点であり、フジテレビの『放送禁止』や白石晃士監督の一連の作品の直系の始祖と言っていい作品です。プロデューサー川西氏の死にざまにリングのアレを、PV撮影中の惨劇に『着信アリ』のアレを想い出したり…と、令和の今見ると、なかなか味わい深いですね。  Jホラー黎明期の作品だけに、クライマックスでの阿鼻叫喚シーンはサービス過剰で、おそらく今なら、もっと地味な表現で霊現象を描くのではないかと思いました。同じくクライマックスでリポーターの女性が説明的なセリフを霊に語りかけてしまう部分も惜しいカンジ。脚本の小中千昭さんは、のちに【小中理論】の中で「論理的な説明はホラーには必要ない」と明言してますが、それはこの作品の反省もあったのかな?などと思いました。それと…フェイクドキュメンタリーの中に竹中直人さんが(本人ではなく作中人物として)出てきちゃうと、やっぱ「んーーー」ってなりますよね(苦笑)。  なお…作品のキーとなる楽曲『ラブ・クラフト』は、バリバリの80年代歌謡サウンドでなかなかの名曲でした!
[インターネット(邦画)] 8点(2021-03-23 00:37:16)
46.  電人ザボーガー 《ネタバレ》 
かつてヒーローものを見て育ち、今やポンコツジジイとなり、デキの良い娘と息子は立派に一人立ちしてくれた。。。そんな俺には刺さりまくりの作品でした(しみじみ)。  実は俺も井口監督とは相性があまり良くなくて(汗)ところどころ「あのさぁ~」と思う箇所はあったものの、役者陣の皆さんの好演、AKIKOと母親の会話シーンを筆頭とする涙腺崩壊要素、ザボーガーのカッコ良さ(外見はもちろんアクション、後半での空中戦も最高!)、柄本明は相変わらずこういう作品の悪役が似合う(笑)などなど結果として好印象で見終わることが出来ました。  ちなみに第一部、舞台は70年代だと思っていたのでもう少し時代感が欲しいと思いながら見ていたのですが、時間経過が25年ならばこんなもんですかね(80年代中期?)。でもミスボーグの乗っていた車だけでも意図的にもう少し時代感のある車にしてほしかったですね(個人の感想です)。  そして第二部になり、板尾さんの芝居が始まった瞬間に「うわ、きっつ!」と思ったのは事実。こんなに「いつもの板尾感」を出さなくとも、板尾さんが持っている「味」だけでこの作品に必要な「わびさび感」は出せたと思います。ラスト近くの芝居はいい感じでしたしね。せっかくの前半のテンションからのあの失速感が、ちょっともったいなかったかな。   それにしてもエンドロールでのオリジナル映像の確認で、この作品の原作リスペクトっぷりに改めて感動。アッパレ!
[インターネット(邦画)] 7点(2021-03-21 12:03:47)(良:1票)
47.  イエスタデイ(2019) 《ネタバレ》 
最後は主人公がファンに撃たれて『イマジン』が流れてエンドとかだったらどうしよう…などと想像していたのですが、杞憂でした(苦笑)。それにしても、タイムスリップモノになりそうな設定をパラレルワールドモノにしたところもグッドです。(インターネット検索の繰り返しがヨイw)  「世界からビートルズが消えている」ことを理解したジャックは絶望的な表情を浮かべました。彼が必死にビートルズの楽曲を練習したのは決してビートルズの名声を手に入れたかったからではなかったはずです。だからこそ彼は正確な歌詞を思い出すことに必死になっていたのではないでしょうか…。主人公ジャックとイエローサブマリンの二人が必死にやっていたことは「ビートルズが完全に消えることを阻止する」こと。たとえ「ブラスバンド??」と怪訝な顔をされても、ステージでの "All You Need Is Love" の演奏にわざわざブラスバンドを入れたのも「ビートルズがそうしていたから」だからです…。(ちなみに記者会見の「アレ」はイエローサブマリンの二人が自分たちをジャックに印象付けるためのもの=悪意はなかったワケだから、部屋を訪れた時に「驚かせてゴメンね」とヒトコト言ってくれた方が観客側もスッと納得できたように思います。)ラストで一瞬映った“サージェントペッパー風の衣装”を着て踊っていた2人の姿にも涙腺崩壊なのでした…(つД`)・゚・  そして…後半に登場した78歳のアノ人!!!もう反則だろアレは…(号泣)。ある意味で俺が杞憂していたコトも完全な的外れではなかったようにも思えます…。やっぱり「ビートルズと現在」を描く時には、実は避けては通れない大きなテーマなのかもですね…アノ人の存在って…。  点数は迷ったけど…“ビートルズ加算”で、10点にしちゃう!!!いいだろ?なぁ相棒(デュード)!!!  そして…リリー・ジェームスタン可愛すぎワロス(;´Д`)ハァハァ  【追記】海辺で老人をハグした時に「ビートルズが存在しない世界には別の意味もあった」ことを悟り、そこでようやくジャックはこの世界を受け入れることができたのではないでしょうか…。あの世界で今もジャックは、ビートルズの楽曲をYouTubeにアップし続けているんだと思います…。
[映画館(字幕)] 10点(2020-09-23 16:23:29)(笑:1票)
48.  ヴィデオドローム 《ネタバレ》 
俺の初レンタルビデオもコレです(笑)。夜中に見始めたンですが「ガツーン!」と脳髄の奥までキちゃってww 結局、朝までブッ続けで3回見ました。終始息が白くなるような肌寒さとか、無気味さと寂寥感が融合したような音楽とか、特殊メイクの神様リック・ベイカーの圧倒的な仕事ぶりとか…。その後のクローネンバーグの作品は、どんどんと精神性(心理性)を追求して行きましたが、俺は下世話さと哲学性のバランスが絶妙な『ヴィデオドローム』こそがクローネンバーグの最高傑作だと思います。ちなみに…バーチャルリアリティーブーム?の時に頭からかぶるアレ(わかる?)を見た時は「出たー!!」と思いました(笑)。この映画は発表以来常に「時代を先取りした!」と言われ続けてきましたが、21世紀の現在になっても、この映画の予言性は色褪せないですよね…。今なら『ヴィデオドローム』は、ネットを通じては世界中のエロ野郎の精神を侵食してゆくことでしょうね。俺も気を付けなくちゃ…(笑)  【追記】バーチャルリアリティーのアレに続いて、その後ネットカフェ難民が話題になった時も「出たー!!」と思った。そして…テレビの中では司会者の隣のモニーターの中から出演者がしゃべっている。(2020/09)
[ビデオ(字幕)] 10点(2020-09-05 10:45:53)
49.  ベルリン・天使の詩 《ネタバレ》 
当時付き合っていた彼女をリバイバル上映していたこの映画に誘った。前に映画館で見たこの映画の感動を共有したかったから。映画開始後数分で、俺の隣の席から「グースカ、ピ~」とイビキが聞こえてきた…。  それが今の嫁です。    ハッ!(思い出から我に返った音)え~、俺は前半の天使目線のモノクロパートが好きです。あの感じでズ~っと映画が終わってもいいと思うぐらい。自分がピンチの時にも、ああやって隣に天使が寄り添ってくれてればいいなぁ…なんて思ったものです。そしてコロンボ!寒さの中手をこすり合わせながら主人公の天使に語りかける場面は素晴らしいです。だもんで…俺にとっては後半部分(カラーになってから)はちょっと長かったかなぁ…。   【追記】「元」嫁になりました(2019/12)
[映画館(字幕)] 8点(2020-09-05 10:27:20)
50.  呪怨 -ザ・ファイナル- 《ネタバレ》 
前後編に分けると見事に後編は失速するというVシネ版『呪怨』の伝統を引き継いでしまった今作。 エレベーターでの“俊雄だらけ”のシーンには、リアルで「やっちまったなあ!」と声が出てしまいました(苦笑) 今回のリブートでは全ての元凶は俊雄というコトになってしまったため、伽椰子タソは完全に“使い魔”ポジションにランクダウン!まぁ今回は、伝統芸“階段降り”をキッチリ披露してくれたのでソコはヨシとしましょう。 剛雄役の緋田康人さんは前回「ありゃ~ビシバの人かぁ~ちょっとイメージ違うんだよなぁ…」とも思ったのですが、今回の俊雄に逆襲されるシーンでのヤラレ顔(逝き顔)には「ああ!これは正解かも!」とちょっと納得(笑)。  後半、おのののかとお母さんが延々とパニくる場面は少し長すぎてバランスが悪かったような気もします。「大丈夫、大丈夫よ!」「何が大丈夫なのよ!」のシーンは身もふたも無くて笑いました。しかし、身寄りのなくなった親戚の子を引き取っただけのお母さん、娘にあんなに罵倒されて可愛そう…。また、病室の女の子と俊雄の交流(?)には「まさかハートウォーミングな展開?」とも思いましたが…『悪魔っ子』(ウルトラQ)から『ヒドゥン』になったダケのハナシでしたね(笑)この辺は『グラッジ3』っぽくもありました。ちなみに平愛梨が決然と家に乗り込んで行くシーンで、脳内で『21世紀少年』のテーマが鳴り響いたのは俺だけでしょうか?  旧劇場版2作の主演女優二人はその後にウルトラスキャンダルに襲われてしまいましたが、今回のお二人は大丈夫なのかとちょっと心配だったり。いやいや、今後も御活躍を期待していますよ。アモーレ!  というワケで…Vシネ版からず~っと追いかけてきた『呪怨』シリーズも遂にファイナル…『学校の怪談G』から『ファイナル』まで、アメリカ版も含めて『呪怨レビュー』皆勤賞を達成してちょっと満足なのでありました!あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”…  あとは…『VS』だな(複雑な笑い)  (追記)アモーレ平さんに続いて、佐々木希さんも…末永くお幸せに!←えっ?なにかあったんですか?←ネット見ろッ!((C)渡部建)  2020/06/12追記  佐々木希さんにも遂に伽椰子さんの【Ju-on】が…。←えっ?なにかあったんですか?←ネット見ろッ!((C)渡部建)
[DVD(邦画)] 6点(2020-06-12 10:18:47)
51.  CUTIE HONEY キューティーハニー 《ネタバレ》 
『シン・ゴジラ』を通過してからの2020年5月の鑑賞であるだけに、画面のいたるところに「ああ、まさに庵野節だなぁ…」とサムシングを感じてしまうワケなのであります。(エレーベータ内でのコバルトクローのバトルで絶叫しつつ相手を殺すハニー、なっちゃん登場シーンでの無線の声と計器類てんこ盛り、ちょいちょい出てくる実相寺アングル…、板野サーカスで飛ぶミサイルなどなど…)そして公開当時に見た皆さんよりも、ソレを俺はポジティブに受け止めているのは間違いないと思います。  敵方の四天王は、キャラデザインもキャラ立ちも合格点のカッコ良さ!スカーレットクローの“東映特撮版ヘレナ・ボナム=カーター的存在感”も最高だし、ブラッククロー(ミッチー)が歌いだした時には、不覚にも大笑いしてしまいました!(注:ホメてます) それだけにシスタージルは俺的にはミスキャストかなぁ…せっかく忠実な執事もいたんだし、ココをイケメンで揃えても面白かったかも…と、思います。  そして、サトエリ…。なんというか…今まで見たどのサトエリよりも、この映画の彼女は輝いて見えましたねぇ…(個人の感想です)。多くのレビュアーさんが(辛口批評の方すら!)「サトエリは頑張った」と感想を書いていることからも、この映画のサトエリがスクリーン上に魅力的に映し出されていたことは間違いないのでしょう。であるならば…庵野監督は完璧な仕事をこなしたと言っても過言ではないのでは?と思ったりもして…。 そして最終バトル後、ハニーと抱き合って泣いているなっちゃんに、おじさんは思わず(*´Д`)ハァハァ  結論!市川実日子タソ可愛すぎワロスw そして…加瀬亮の可愛らしさにも大爆笑(笑)
[インターネット(邦画)] 7点(2020-05-11 21:24:24)(良:1票)
52.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
“ゾンビ映画を撮影する”映画、という情報以外は極力耳を押さえて劇場に行きました。 始まってから「ん?なにこの間?」「流れヘンじゃね?」「あれ?これ誰カメラ視点?」とモヤモヤしてました…が! (最初の)エンドロールが出たところで(ちなみにあのラストシーンもフツーにカッコ良かったです!)隣の席の男性が腕時計をチラチラ見てましたが、当然映画は終わりません(笑)  ここから先はもう、何も書かなくてもいいですよね?ってくらい素晴らしかった!  クレーンが壊れた!からの…娘が台本の最後のページ(に挟み込まれていたモノ)に目を留めた瞬間にもう最後の展開は分かっちゃって、すでにその時点で俺の涙腺は崩壊してました(笑) もうね、「良かったね!お父さん!!!!」と書いてる現在、俺は泣いてます(笑)  でわ、最後に皆さんご唱和を!!  「ポン!」   「…。すいません、取り乱してしまいました(照れ笑い)」
[映画館(邦画)] 10点(2019-10-23 20:03:57)
53.  ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 
冒頭で主人公の少女ロッキーが泥棒を繰り返す動機をじっくり見せられてしまったコチラとしては、見ている間ずっと味わっていた“絶望と安堵の繰り返しの果て”からのラストの場面で「良かった…。」と心から思うのでありました…。何度か登場するテントウムシの“赤”が色味の薄い、閉塞感で満ちているこの映画の中にあって鮮やかなイメージを見せてくれていたように感じます。  スーパー盲目爺さんも単なるサイコではなく、理路整然と話のできる人物(しかもレイプはしないという倫理観)であればこその“でも、もっと一線超えてるっしょ”という怖さが良かったです。  それにしても…こんなにスポイトが怖かった映画が今まであっただろうかッ!?(ポタ~リ)←垂れてるよ!  (追記)皆さんのレビュー見てたら「結局お金かい!」という意見多くてビックリ!『インシテミル』のラストシーン(鞄ポ~ン)に「ちょ、待てよッ!」と思った俺としては…断然、ロッキータン!(*´д`*)ハァハァ
[DVD(吹替)] 8点(2019-10-18 02:07:19)
54.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
映画冒頭は“主人公の飛翔…そして墜落”という夢のシーン。ココで俺は「もしや!この映画は宮崎駿の『81/2』となるのかッ!?」と思ってしまったワケです。何度も挿入される主人公の夢の場面が現実と区別なく表現されているコト、映画のほとんどが完全にオトナの世界なコト。とくれば…やはりラストシーン(ここも主人公のインナースペース)はやはり大切な人との再会なワケです…。嗚呼!俺の涙の蛇口は完全に壊れました…。もう1回言っちゃう!『風立ちぬ』は宮崎駿の『81/2』だと!  と…まあ長々と妄想を書きましたが(笑)やっぱり“宮崎駿引退作品”として、今までの作品の匂いがしっかりと詰まった集大成的な映画だったと俺は思います。宮さんお疲れ様でした!  ちなみに…今回の宮崎映画の美味そうだったものは…。クレソンと煙草。(吸わない俺でもタバコがうまそうに思えた映画は『ファイトクラブ』以来)
[地上波(邦画)] 8点(2018-08-22 14:11:52)
55.  イコライザー 《ネタバレ》 
以前から「面白い!」「間違いない!」と聞いていましたが、噂にたがわぬ面白さ!冒頭から丁寧に描かれる「男の独り暮らしはかくありたい…」と思わせるような、主人公の日常の「所作」がまたイイのです。そして、中盤からはノンストップで“デンゼル無双”が続くワケですが、2時間チョイの映画なのに「まだ終わらないで~!」と思わせる映画も久しぶりでした。  敵役ニコライ(テディ)は「デキる感」こそバリバリだったものの、やったコトと言えば女の子を一人絞め殺したのと、リトルジョンをボコったぐらいで、ホームセンターでの最終決戦でも何もできずに惨殺されてしまったように見えてしまって(苦笑)、ソコがちょっと不満だったかなぁ…。結局、ヒゲモジャ野郎が一番の強敵だったのか?(笑)  そして…主人公が「ほっとけないぜ!」と助ける少女を演じたクロエさんは体重を増量して撮影に挑んだとか…正直クロエっぽさ皆無(だがそれがいい!)の好演でした。 ぽっちゃりクロエタン…(*´Д`)ハァハァ
[DVD(吹替)] 9点(2018-08-21 00:51:32)
56.  スカイ・クロラ The Sky Crawlers 《ネタバレ》 
空中戦からの静寂と、宮崎駿とは明らかに違う浮遊感がキモチ良かったOPタイトル画面でツカミはOK。 見ているときに頭に浮かんでいたのは『紅の豚』『小説版ガンダム』『ブレードランナー』『バトルロワイアル』“冷戦下での五輪”など。 一部には“退屈”と言われる静かな空気感も、戦闘機やテレビ報道での戦況報告などのレトロフュチャーな味わいも、俺的にはキモチ良く、無問題でした。ただ個人的には彼ら“キルドレ”の外見はもう少し幼くても良かったのでは?と思いました。そのほうが煙草、酒、性などを通じての“生きている感”が表現できたようにも感じます…。(まぁ日テレ出資だから地上波放送できないと困るのかな)  ちょっと残念だったのは…伝説の敵機パイロット“ティーチャー”が最後まで姿を出さなかったこと。まぁ『激突!』におけるトラックの運転手みたいなものなのかなぁ…とは思うのですが…ね…。  あらすじ紹介などで基本設定は分かっていたので、説明のない展開でもまぁ「おkおk」と飲み込みながら見ていたのですが、途中で戦死した白髪の同僚(しかし別人)が現れたところで「あっ!そういうハナシなの!?」と驚きました。そしてエンドロール後のあのラストシーンで、いわば“逆『シックスセンス』”だったンだなと理解した俺は、即座に最初から見直して「うわぁ~やられたぁ~」(犬のワンワン!からして!)と深くうなずくのでありました…。そして最後の水素さんの微笑みには、俺の涙腺もホロり…。
[DVD(邦画)] 7点(2018-08-03 20:01:26)
57.  デッドプール 《ネタバレ》 
実は“アメコミ系”は苦手だったンですが“闘いながらもシニカルに軽口を叩くキャラ”が大好物だった俺としては、そんな主人公の映画とくれば、もう最高なワケです。皆さん絶賛の“第四の壁破り”についても「あッ!コレは今風になった筒井康隆世界だッ!」と思いながらニヤニヤ&ワクワクしながら楽しめました。ボケのデップーに対して周りのキャラたちのツッコミ役としての絡み具合も面白く(悪役フランシスとも、ある意味でいいコンビ漫才)まぁコロッサスとは“ダブルボケ”な気もしますが…、アレは坊主娘ちゃんがツッコミのトリオ漫才なワケですね(笑)。  そして…ウェイドとヴァネッサの会話シーンで「間違いない!ラストに絶対この曲かかるべ!」と確信した“あの曲”…予想が的中して“あの曲”が流れた始めた途端に…俺の涙腺は崩壊!(ブワッ)“結構しっかりやってるベッドシーン”が全然いやらしくカンジないのも、この映画がマジで“純愛映画”な証明だったワケなのです。  というワケで…これまで挫折と苦労を重ねてきた末に“当たり役”というレベルを超えた“分身”を手に入れた(ヒュー・ジャックマンにとってのウルヴァリン、カート・ラッセルにとってのスネーク、千葉真一にとっての柳生十兵衛のような)ライアン・レイノルズに、心から拍手なのです。  ちなみに…デップーはともかく、XMEN先輩も坊主ちゃんも、“トランクの中の人”を助ける気ゼロなのは俺的にちょっとツボでした(笑)
[DVD(吹替)] 8点(2018-06-20 00:40:39)
58.  デッドプール2 《ネタバレ》 
『トゥモロ―』で涙腺が、そして『テイクオンミー』で鼻水が大洪水…。 ちょっと今感動しすぎてレビュー書けません(笑)  そして…号泣しつつエンドロールを見ながら「デップーとケーブルとコロッサスの薄い本とか出そうだな…」なんて考えていたのは内緒です。エックスフォーーーーースッ!!!
[映画館(吹替)] 10点(2018-06-18 15:30:49)(良:1票)
59.  キャビン 《ネタバレ》 
本来であればラストに“大オチ”として持ってくるはずの裏設定をオープニングから出してしまうという豪快さにまず恐れ入る(笑)。だもんで交互に描かれる“死なないで欲しい”若者グループと“ミッション失敗しないで欲しい”管制官オジさんズのどちらに感情移入して見ればいいのか混乱してしまう…という奇妙な感覚も逆に楽しかったりしたワケです。  もうすでに多数のレビュアーの方が指摘されてますが、この映画は“ホラー映画”を総括したメタ映画ですよね。山小屋の“覗き鏡の部屋”は“見る側と見られる側”の関係の暗示だし。ソレは管制官のオヤっさんとデイナが直接対面した場面で「本来会うはずのない二人が出会っちゃったのかぁ…」と感じたコトで確信しました。間違いありません、施設が生贄を捧げていた神…犠牲者がちゃんと死なないと怒る神、エッチシーンがないと怒る神、でもまぁ処女は生き残ってもソレはヨシとする神…。俺達ですよね…。  だから最後の最後に…期待外れの結末に怒り、地面から突き出した大きな腕は…勢いよく親指を下に向けたハズなのです…。  そして…初登場シーンのクリステン・コノリーたん可愛すぎエロ杉ワロス(*´Д`)ハァハァ
[DVD(吹替)] 8点(2018-06-06 02:13:42)(良:1票)
60.  ゴーン・ガール 《ネタバレ》 
画面がゆっくりと暗転し、エンドロールが流れ始めた瞬間「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」と声が出ました。「うわぁ」じゃありません、「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」です…。生まれて初めて映画見てこんな声出ました。途中までは息が詰まるように、転換点からはドキドキして、終盤は前半の何十倍も息が詰まりながらの「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」でした(お察しください)。  マスメディアに追い詰められてゆく夫ですが、刑事と弁護士が“ハナシの分かる”人物だったのが救いでした。この二人がいなくて味方が妹だけだったら(“賢く頼れる”双子の妹はかなりの好感度キャラですが)かなり見ているのがシンドかっただろうなぁと思います。  そして…エミリー・ラタコウスキー(愛人ちゃん)可愛すぎワロスw ←こんなコトばっかり書いてたから…(お察しください)
[DVD(吹替)] 9点(2018-06-05 17:04:07)
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